おかひじきの食べ方と茹で方のコツ!選び方や保存方法も!

最近健康志向の方たちのあいだで人気が高まっている「おかひじき」は、ミネラルを豊富に含む効能食材として注目されています。おかひじきは「ひじき」という名前がついているので、海藻の一種ではないかと思ってしまいますが、じつはれっきとした野菜です。野菜でありながらシャキシャキした食感が美味しい栄養満点の野菜なので、色々なレシピや食べ方で大活躍です。おかひじきは選び方がポイントで、下ごしらえの茹で方にもポイントがあります。また、保存方法や食べ方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

おかひじきの食べ方と茹で方のコツ!選び方や保存方法も!のイメージ

目次

  1. 1おかひじきは海藻ではない!
  2. 2おかひじきの食べ方と茹で方を覚えよう
  3. 3おかひじきの選び方と保存方法
  4. 4おかひじきのおすすめレシピ
  5. 5おかひじきの食べ方を学んで美味しく食べよう

おかひじきは海藻ではない!

おかひじきとは?

おかひじきは、ヘルシーな食材に敏感な方たちの間で人気野菜です。新鮮なおかひじきは、シャキッとした歯ざわりや、くせのない味わいが楽しめる野菜で、いろいろな料理に使うことができます。なぜ「ひじき」という名前がついているのかというと、葉の様子が海草のひじきに似ていることから、丘に生えるひじきとして「おかひじき」と名付けられています。

「おかひじき」は、漢字では「岡鹿尾菜」や「岡羊栖菜」などと書きます。ひじきという名前なので、海藻の一種なのではないかと思ってしまいますが、アカザ科の1年草で、日当たりの良い海岸の砂地や乾燥地に自生するものです。おかひじきの食用の旬は、花が咲く前の初夏頃となっています。ちなみに、花は7月〜10月頃に開花し、薄い緑色の花びらをつけます。

おかひじきの栄養と効能

おかひじきは、「陸のひじき」といわれるだけあって、栄養は豊富です。おかひじきはミネラル、カロテン、ビタミンCなどの栄養素を豊富に含むので、非常に栄養価の高い野菜です。栄養もばっちりで味にくせがないため、おひたしや和え物によく使われます。ただし、アクが強いので茹で方がポイントです。シャキシャキとした食感がもち味のため、加熱のしすぎには注意です。

おかひじきには、カルシウムをはじめ、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラル分も豊富に含まれています。おかひじきに含まれる栄養素は、どれも骨を生成する上で欠かせない成分です。したがって、おかひじきは骨を丈夫にし、健康を維持するのに効能があり、とても役立つ野菜と言えます。食べ方や茹で方をマスターして、毎日食べてみましょう。

おかひじきの旬は?

天然物や路地栽培のおかひじきは春が旬です。厳密に言うと、4月中旬から5月にかけてが栄養が豊富で旬ですが、最近では栽培技術が進んでおり、パック詰めされたものが通年流通しています。ぜひ、保存方法などをマスターして、一年中美味しいおかひじきの効能を得られるようにしましょう。

おかひじきは、日本の各地で栽培されています。伝統野菜として栽培出荷されている山形県では4月から10月頃にかけて、半年ほどかけて数回に分けて収穫されています。また、九州の福岡県古賀市では、おかひじきの収穫は9月頃から始まり、翌3月頃まで収穫されています。旬のおかひじきは栄養の効能もばっちりです。

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おかひじきの食べ方と茹で方を覚えよう

おかひじきの美味しい食べ方

健康への効能ばっちりなおかひじきは、どのような料理にも意外と使えます。下ごしらえして茹でたものを酢の物やおひたしなどにすると、シャキシャキした食感が楽しめて美味しいです。ぜひ、新鮮なおかひじきの選び方を守って、おいしい料理を作りましょう。

おかひじきは、鮮やかな緑の色合いとシャキシャキッとした歯ざわりが特徴の野菜です。食べ方は、生のまま使うサラダにしたり、下ごしらえして茹したものを使う料理とがあります。生のままの場合は、よく水にさらしておいたオカヒジキを適当な長さに切り、他の野菜と共に混ぜてサラダにするのが美味しい食べ方でおすすめです。

おかひじきをサラダにする場合は、細切りのハムなどと合わせてマヨネーズやドレッシングをからめるのが美味しい食べ方です。下ごしらえは多少面倒ですが、旬のおかひじきは健康への効能もばっちりです。食べ方に工夫して、ぜひいろいろな料理でおかひじきを楽しんでみましょう。

おかひじきの茹で方のコツ

おかひじきはそのままで食べる食べ方ではなく、茹でて食べる食べ方がおすすめです。おかひじきは本来少しアクがあるため、下茹でして灰汁を取ったものを調理する場合が多い野菜です。茹で方は、沸騰させている湯に、約2%程の塩(水1Lに対し大さじたっぷり1杯)を加え、よく溶かしこんでからオカヒジキを投入します。

茹で方にはポイントがあり、茹で過ぎるとせっかくのシャキシャキ感が損なわれてしまうので、下ごしらえには注意してください。おかひじきの茹で時間は1分から1分半程度(天然の物は1分から3分くらい)で、茹であがったらすぐに冷水に上げます。おかひじきが冷めたらすぐに水気をよく切って、タッパーなどの保存容器に入れて冷蔵しておきましょう。

おかひじきを生で食べるときの下ごしらえ

おかひじきを生で食べるときの下ごしらえには、ポイントがあります。おかひじきをサラダや天ぷらなど、生のまま使う場合は、あらかじめ氷水に浸け、シャキッとさせておきましょう。氷水につけて下ごしらえをすれば、シャキシャキした食感を活かすことができます。おかひじきは茹で方の下ごしらえ次第で食感が変わりますので、ぜひ注意して下ごしらえしましょう。

おかひじきの選び方と保存方法

おかひじきの選び方

美味しいおかひじきの選び方には、コツがあります。葉先にツヤがあり、やわらかく、緑色の濃いものが良いおかひじきです。特に、おかひじきは若い芽の部分がおいしく、育ちすぎると固くなります。そのため、全体に大きく成長しすぎていないものが選び方のポイントです。

また、おかひじきの選び方としては、茎の切り口が茶色に変色していたり、全体に黄色味を帯びているものは鮮度が落ちているので避けるようにしましょう。以前は野生のおかひじきも多かったのですが、最近では海岸の開発によって自生地がどんどん失われており、秋田県や沖縄県などでは「絶滅危惧種」として保護の動きが出ています。ぜひ選び方をマスターしておきましょう。

おかひじきの保存方法

おかひじきのおすすめの保存方法としては、乾燥しないようにラップに包むか、ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に保存する保存方法がおすすめです。おかひじきは保存方法を守らないとすぐに乾燥してしまいます。乾燥しないようラップに包むか、ビニールやポリなどの袋に入れ、冷蔵庫の野菜庫に入れておけば、日持ちします。

おかひじきは、保存方法を守れば長い期間日持ちさせることができます。それでも、できれば鮮度が良いうちになるべく早めに使いきるようにしましょう。新鮮なおかひじきの方が、健康への効能も高いので、フレッシュなうちにいただきましょう。

おかひじきのおすすめレシピ

簡単にできて便利な「おかひじきのおひたし」

「おかひじきのおひたし」は、簡単にできて便利なおかひじきの食べ方です。こちらで紹介する食べ方は2人前の分量です。健康への効能もばっちりのおかひじきなので、ぜひ作ってみましょう。

  • おかひじき120g
  • かつお節適量
  • しょう油適量
  • 塩(ゆでる用)小さじ

  1. 1リットルの水に塩を入れ沸かし、沸騰したらゆでる。(おかひじき投入後1分)
  2. 冷水で冷やす。
  3. 水気を絞って、かつお節をかけて完成。

シャキシャキの食感を残すため、ゆで時間は短めにする食べ方がおすすめです。新鮮なおかひじきは栄養もたっぷりで、健康への効能もばっちりです。ぜひ作ってみてください。

シャキシャキ食感でご飯がすすむ「おかひじきのナムル」

「おかひじきのナムル」は、シャキシャキ食感でご飯がすすむレシピです。ごま油の香りがおすすめの食べ方なので、おかひじきを手に入れたらぜひ作ってみてください。こちらで紹介する食べ方は、おかひじき1袋を使います。作り置きしておいても大丈夫なので、食べ方に工夫して楽しみましょう。

  • おかひじき1袋(60g)
  • お湯鍋8分目位
  • ごま油小さじ2
  • 塩2つまみ
  • 鶏ガラスープ(顆粒)ひとつまみ
  • ガーリックパウダー2振り
  • いりごまお好みで

  1. おかひじきを3~4センチ幅に切ります。
  2. 鍋にお湯を沸かし、沸騰させおかひじきを20秒程茹でます。
  3. ザルにあげ冷水に付け、水気を切っておきます。
  4. 後は調味料を入れれば出来上がりです。

おかひじきを茹ですぎると、おかひじき特有のシャキシャキ間が半減してしまうので、美味しい食べ方にするためには、茹で時間に気を付けましょう。

ツナの風味が合う「おかひじきツナ和え」

「おかひじきツナ和え」は、ツナ缶を使うので、味付けが簡単でおすすめのレシピです。時間のないときにも作りやすいレシピなので、ぜひ作り置きしておきましょう。こちらで紹介する分量は、2人前です。

  • おかひじき2パック
  • 白だし適量
  • マヨネーズお好み
  • 酢お好み
  • ツナ缶1
  • 塩小さじ1

  1. おかひじきの茎の下側を切り捨てて塩茹で1分。
  2. 冷水にとって色止めして水気をしっかり絞る。
  3. 白だし、マヨネーズ、酢、ツナ缶と和えて出来上がり。

おかひじきの食べ方を学んで美味しく食べよう

ここまで、おかひじきの美味しい食べ方や、旬の時期などについて紹介してきました。レシピも簡単なものが多いので、食べ方に工夫して、いろいろなレシピを身に付けましょう。

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