ローストビーフはアルミホイルで包むと簡単に作れる！包む時間は？

ローストビーフと言えばデパ地下で購入する人が多いのではないでしょうか？確かに自分で作ろうとすると焼き加減も難しそうだし、時間も手間もかかりそう。それでもいざ自分で作ろうとかたまり肉を買ってきてもなかなかコツが掴めずに諦めてしまう人も。さらに家庭にある調理器具では作れないのではと思っている方も多いので今回はオーブンいらずでローストビーフをきれいに仕上げる方法としてアルミホイルを使う方法を紹介します。

また焼き加減に失敗してしまったなんてこともローストビーフを作ることを諦める原因の一つになってしまいます。そこで今回は肉の焼き時間やアルミホイルで包む時間など一つ一つ解説していきます。これからの時期イベントごとが多くなったりホームパーティーが増えてくるのでスーパーなどでかたまり肉を見かける機会が増えてきます。この記事を読めば上手くコツを掴んで美味しいローストビーフを作ることが出来るようになります。

おもてなしの席などでローストビーフは食卓を豪華にしてくれる肉料理、さらにヘルシーなのでたくさん食べても罪悪感もありません。ところが、自分で作ろうとすると生焼けになったりと時間とタイミングが難しい料理とも言えます。しかしアルミホイルを使う事で簡単に誰でもきれいに仕上げる事が出来ます。早速アルミホイルを使ってレストランやデパ地下に負けないくらいの我が家の定番と言わしめるローストビーフを作りましょう！

今回紹介するローストビーフの作り方はフライパンを使ってお肉を焼いていきます。オーブンだと時間もかかるし掃除も大変ですが、フライパンなら後片付けも簡単なので覚えておくととても便利です。しっかりと下味をつけたお肉をじっくりと返しながら焼いていき仕上げはアルミホイルで包むと中までしっかり火を通す事が出来て意外にもオーブンより美味しかったりします。では早速材料や焼き時間などのコツを紹介していきます。

まずローストビーフの材料を用意しましょう。牛もものかたまり肉を300グラム、直径が6㎝から8㎝ほどのお肉を選びましょう。塩コショウは適量用意します。そしてにんにくを1かけとオリーブオイルを大さじ1を用意します。あとローズマリーがあればハーブが効いて味のアクセントになります。お肉は国産だとかなり高価なのですがオージービーフやアメリカ産など比較的安いお肉でもコツさえ掴めば美味しく出来上がります。

フライパンで簡単に美味しいローストビーフを作るコツとしてお肉を常温に戻しておくことはとても重要なポイントです。冷蔵庫で冷やしたものはお肉の中までしっかりと冷えてしまっているので火が通りにくくなります。もう一つ中までしっかり焼けず生焼けになってしまうので必ず常温に戻しておきましょう。時間は1時間ほど、冬のように寒い時期は朝冷蔵庫から取り出して夕方料理するくらいでちょうどいいとされています。

次にポイントとなるのはお肉にしっかりと下味をすり込んでおくことです。もも肉は基本たんぱくな味なのでしっかりと下味をつけて味のアクセントにしましょう。さらに下味は時間と共になじんでいくので塩コショウはお肉の表面がやや黒くなったサラッとした触感くらいまでちょっと多いかな？と思うくらいで大丈夫です。スパイスをふりかけ手を使ってしっかりとすり込んでいきましょう。そしてそのまま30分ほど放置しておきます。

そして、お肉を焼いていきます。まずにんにくは芽を取り除き包丁の腹を使って押しつぶしておきます。フライパンにオリーブオイルとにんにくをいれコンロに火を付け中火にします。そしてにんにくがきつね色になったらお肉を入れるタイミングなのでお肉を入れて蒸し焼きます。そしてお肉を入れたら最初2分は触らない事が大切です。1面をじっくり2分次の面をまた2分というようにお肉の全部の面を2分ずつ蒸し焼きしていきます。

フライパンでお肉を焼く時の目安の時間としていちばん分かりやすいのは、肉の厚さ1㎝に対して焼き時間は1分を目安にします。4㎝なら焼き時間は片面2分の合計4分が目安となります。キッチンタイマーなどを使って時間を正確に測りながら焦らずゆっくりとお肉の全面を焼いていきましょう。だんだんと見るからに美味しそうな焼き色が付いてきたら上手く焼けている証拠です。焼き過ぎはお肉がパサつく原因になるので注意しましょう。

そして最大のポイントとなるのが、焼きあがったお肉をアルミホイルで包むということです。包む時は熱が逃げないように素早く包むようにしましょう。包み方は、お肉の全ての面を焼いたら2重にしたアルミホイルの上にお肉を乗せ包みます。アルミホイルで包むことにより保温効果を高め余熱で中まで火を通し、もう一つは余分な粗熱をとりお肉を落ち着かせる為です。アルミホイルを2重にするのは破れて汚れないようにする為です。

例えアルミホイルを2重にしてお肉を包んでも肉汁がこぼれてしまうこともあったり、特に気温が低く寒い日は熱を逃がさないように使わなくなった古いバスタオルでさらに巻いていくというやり方もあります。バスタオルを巻くことでさらに保温効果が増すのでより中までじっくり火を通す事が出来ます。その為焼き加減がちょっと不安な時などはバスタオルも使うという事を覚えておけば美味しいローストビーフを作るのに役立ちます。

ローストビーフを美味しく仕上げるにはとにかく待つことが大切です。フライパンでしっかりとお肉を焼いてしまうとお肉の水分が抜けてしまってパサパサになったりお肉が縮んで固くなったりと食感が悪くなってしまいます。先程紹介したようにお肉の全面を焼く時も触らずに2分ずつじっくりと焼き、今度はお肉をアルミホイルで包み30分以上放置します。このように時間をかけることで失敗しないローストビーフが出来上がります。

なぜアルミホイルで包むとローストビーフが美味しくなるのか？これは肉汁を逃さない為。実は、お肉は焼いている間に表面の水分が温められ肉汁となり肉の中に押し込められ圧力がかかっています。焼いてすぐ切ってしまうとこの旨味の素でもある肉汁が全部外へ流れてしまうので、アルミホイルで包むことにより保温しながらじっくり火を通しお肉の圧力を下げます。こうすると肉汁を逃すことなく美味しく食べる事が出来るのです。

ローストビーフなどの厚めのお肉を料理する時には、このアルミホイルで包むという作業がとても大切です。アルミホイルで包む事により中まで火を通しながら肉を休ませることでさらに美味しく仕上がります。サラダと一緒に盛り付けて冷めた状態で食べてもいいし、ローストビーフ丼などの温かい料理で食べる時は再加熱すればいいので、せっかく作ったからにはしっかりとお肉を休ませてジューシーなローストビーフを食べましょう！

では、どれくらいの時間アルミホイルで包んでおけば良いのでしょうか？焼き上がったお肉をアルミホイルで包む時間の目安は、温かいキッチンなどではその場で30分以上放置します。時間になったらお肉を触ってみてぶよぶよした感触がなければ出来上がりです。また寒い日や気温が低い時には保冷バッグなどを利用して1時間以上放置します。こちらも時間になってお肉を触ってぶよぶよしていなければ出来上がりです。

お店でステーキを食べる時よく聞かれると思うのですが、レア、ミディアム、ウェルダンなど人にはそれぞれお肉の焼き加減の好みがあります。ローストビーフも一緒で仕上がり加減の好みでフライパンで焼き色を付ける時に、レア風に仕上げたいなら1分ずつ焼き時間を減らしたり、ウェルダン風なら放置時間を1時間以上長めにするなどなど自分好みにアレンジしてみましょう。ただくれぐれも焼き過ぎには注意しましょう！

最近、トースターの中でくるくると棒が回りながらローストビーフを焼いているCMを見かけます。しかしわざわざ買わなくても今あるトースターでローストビーフを作る画期的な方法を紹介します。今から紹介するトースターを使ったレシピもとても簡単。フライパンで作るローストビーフとトースターで作るローストビーフどちらが好みか作り比べてみるのもおすすめです。好みに合わせてレシピはたくさん知っておいた方が役立ちます。

ここでは得する人損する人というテレビ番組で話題になったローストビーフの簡単レシピを紹介します。その方法はフライパンで焼くのではなく、トースターとアルミホイルを使った方法で本格的なローストビーフで美味しいとみなさん大絶賛していたので味はお墨付き。もちろんオーブンもフライパンも使わずとても簡単なレシピです。早速テレビで話題のレシピで作ったローストビーフを食卓に出してその味を確かめてみましょう！

まず材料を用意します。トースターで作るローストビーフの材料は牛もも肉400グラム、厚さが4㎝程のお肉が最適です。次に玉ねぎ8/1個、おろしにんにく小さじ1程。塩コショウは適量、酒と醤油をそれぞれ大さじ1づつ準備します。牛もも肉は国産だと少々値段が高いので、比較的安いオージービーフでもアメリカ産でもどちらでも大丈夫です。もしスーパーなどで牛もも肉が見当たらない時はネット通販を利用すると手に入りやすいです。

では作り方の手順を説明します。まずフライパンでローストビーフを作る時と同じように、焼きムラをおこさない為にお肉を調理開始から逆算して1時間前に冷蔵庫から取り出して必ず常温に戻しておきます！夏など気温が高い時は置き過ぎに注意します。次に常温に戻ったお肉に下味をつけます。牛もも肉に塩コショウをふりかけてからおろしにんにく小さじ1をお肉全体にすり込むように塗っていきます。

にんにくは刻みたくなりますが、刻んだものよりチューブのおろしにんにくを使った方がムラなくお肉全体にまんべんなく塗ることが出来ます！

次に玉ねぎの芯を取り除き、やや厚めかお好みの厚さにスライスします。そしてアルミホイルの上に玉ねぎ半分ほどをまんべんなく敷き詰めます。そしてその上に先程塩コショウとにんにくを塗ったお肉を置き、さらに上から先程残しておいた玉ねぎをかぶせます。玉ねぎをを使う事でお肉の焦げ防止と甘みがプラスされます。そしてお肉をアルミホイルで包むのですが、この時にフライパンで焼く時と違ってちょっとしたコツがあります。

トースターでローストビーフを作る時、お肉をアルミホイルで包むちょっとしたコツは火の通りにムラが出ないようにする為、2重3重とアルミホイルで包まない事です。さらにお肉にアルミホイルが密着するようにピタッと包みます。アルミホイルがお肉に密着していることで蒸気が逃げるのを防ぎ、ジューシーに焼き上がります。その為お肉をアルミホイルで包む時はシワにならないようお肉に密着させるように包んでいきましょう！

アルミホイルはあらかじめ、長さ35センチに切っておき隙間が出来ないように肉の形密着させるようにぴちぴちに包んでいきます。

次にトースターを使って焼く方法ですが、先程アルミホイルで包んだお肉をトースターの天板に乗せ1000wで15分焼きます。そして15分後焼き上がってもトースターからお肉は出さずにそのままトースターの庫内で約10分ほど放置します。15分の加熱ではまだ中まで火が通っていないので庫内の余熱を使ってじっくりと火を通していきます。ローストビーフは冷めていく過程で火が通りジューシーで柔らかく美味しく仕上がります。

トースターを使ってお肉を焼く時に注意したい点があります。それは必ず天板を使うという事です！天板がないままお肉を乗せてしまうとお肉の脂が熱源に落ちてしまい引火して発火する可能性があってとても危険です。かならず天板がついたトースターを使うようにしましょう！

そしてお肉をアルミホイルから取り出す時にもったいないのがホイルに残った肉汁です。せっかくなのでこの残った肉汁を使ってソースを作っていきます。とても簡単。肉汁が残ったアルミホイルの中に酒と醤油それぞれ大さじ1を入れ再度トースターで3分加熱します。最後にローストビーフをカットしてソースをかけ、好みの野菜などを盛り付けたら出来上がりです。トースターで作る方法もとても簡単なのでぜひ挑戦してみてください。

ローストビーフを自分で作ろうとすると焼きムラがでたり、逆に焼き過ぎて固くなってしまったりして難しいなと諦めてしまいがち。そこで今回は、アルミホイルを使って簡単にローストビーフが作れるレシピを紹介しています。このレシピを覚えておくと誰でも簡単にしかもきれいにローストビーフを仕上げる事が出来ます。早速このレシピに挑戦してデパ地下にも負けないローストビーフを作ってみんなを驚かせてみましょう！

特別な道具やオーブンがなくても自宅にあるものを使って簡単に美味しいローストビーフを作ることが出来ます。用意する道具はフライパンとアルミホイル、新聞紙だけです。それでは早速レシピを紹介していきます。まず材料を準備します。牛ももかたまり肉を400グラム、塩と砂糖を小さじ1から1.5杯ほど、味の素、オニオンパウダー、おろしにんにく、粗挽き胡椒をお好みの量使っていきます。油は大さじ2/1を準備します。
 

そしてアルミホイルは2枚から3枚、新聞紙は3枚から4枚ほど準備しておきましょう。そして調理開始1時間前に買ってきたお肉を冷蔵庫から取り出し、焼きムラを防ぐ為に常温に戻しておきます。夕方の5時から調理開始するなら4時にはお肉を取り出ておきますが気温が高い日は置き過ぎに注意しましょう！次に常温に戻しておいたお肉に下味をつけます。調味料は先程紹介した順番からお肉に手ですり込むようにして味をつけていきます。

下味をつけたら15分程放置して味をなじませます。そしてフライパンに油をひき、なじませたお肉を入れ中火で焼いていきます。最初の2分はお肉に触らずにじっくり焼きます。そして次に新しい面に返しまた2分触らずに焼きます。この工程でお肉の全部の面を焼いていき全部の面に美味しそうな焼き色がついたら火を弱火にして、蓋をして蒸し焼きにします。時々お肉を転がしながら7分ほど蒸し焼きにします。

焼き終わったら、2重にして広げておいたアルミホイルの上にお肉を移し包みます。肉汁がこぼれないようにと余熱で中までしっかりと火を通す為にさらに新聞紙で包みます。それから約15分以上放置します。ミディアムが好みなら30分以上放置します。そしてお肉を触ってぶよぶよした感触がなければ出来上がりです。最後はお肉を好みの厚さにカットして盛り付けたら出来上がりです。ローストビーフ丼など好みの食べ方でいただきます。

ローストビーフのソースは醤油やわさびをつけていただくのも美味しいですがソースが変われば一味違ったローストビーフを楽しめます！ここで紹介するのは玉ねぎを使ったタレ風ソースです。子供も喜ぶ白いご飯にもピッタリなレシピを紹介します。もちろんお肉はアルミホイルを使って余熱仕上げです。さらにタレも一緒にフライパン一つで出来るとても簡単なレシピなので是非作ってみてください。

簡単ローストビーフ玉ねぎタレを作るのに必要な材料は牛ももかたまり肉400グラムと玉ねぎすりおろしまたは薄くスライスしたものを玉ねぎ1個分用意します。調味料は、塩と黒コショウは適量、にんにくすりおろしソース分も含めて小さじ2杯用意します。次に醤油とみりんをそれぞれ大さじ4杯、赤ワインまたは日本酒を大さじ3杯用意します。そしてローズマリーなどのお好みのハーブがあれば用意します。

作り方は、調理開始1時間前には冷蔵庫から牛もも肉を取り出しておき、常温に戻しておきます。夏や気温が高い時は置き時間に注意しましょう。そして常温に戻しておいたお肉に塩コショウを振りかけにんにくとローズマリーと一緒に手でよくすり込んで下味をつけます。調味料は少し多いかな？と思うくらいでちょうどいいです。下味をつけたら15分程なじませておきます。次にフライパンにお肉を移し中火でお肉の各面を焼きます。

焼き時間はお肉の各面2分づつで、お肉を返す時以外焼いてる間は触らずにゆっくり焼いていきます。全ての面に美味しそうな焼き色が付いたら蓋をして弱火でさらに6分ほど蒸し焼きにします。途中焦げないように返しながら焼きましょう。そして蒸し焼きが終わったら2重に広げておいたアルミホイルにお肉を移し包んで30分以上放置します。そしてフライパンに残った肉汁の中ににんにくと玉ねぎを加え炒めます。

炒めたら醤油と酒、みりんを加え煮詰めたらタレの出来上がり。アルミホイルに包んで放置しておいたお肉がぶよぶよした感触が無ければ出来上がりなので好みの厚さにカットしてお皿に盛り付けたらその上から先程の玉ねぎタレをかけて完成です。玉ねぎの甘さと肉汁のコクが美味しいローストビーフです。

アルミホイルを使ってローストビーフを美味しく仕上げる方法を紹介してきました。意外にもローストビーフを作るのは簡単でしたが焼きムラなどせずにきれいに仕上げる為に大切なポイントは、待つということでした。ポイントさえ押さえて作ればローストビーフはサラダやローストビーフ丼のように様々なアレンジも出来る料理なのでとても便利です。またソースを変えると違った味わいを楽しめます。是非挑戦してみてください。