ダッチベイビーとはどんなパンケーキ?人気のレシピなど紹介!

最近よく聞く人気のダッチベイビーとは何でしょう?見た目はパンケーキのようでもあり、しかし少し違ったものにも見えるダッチベイビーです。ダッチベイビーとは、パンケーキの一種のようですが、どんなパンケーキなのか?またダッチベイビーとは、どうやって作るのか?ダッチベイビーとは、何処が発祥の地なのか?ダッチベイビーとは、どのような由来で名付けられたのか?など、ダッチベイビーについて、人気のレシピと共に詳しく紹介をしたいと思います。

ダッチベイビーとはどんなパンケーキ?人気のレシピなど紹介!のイメージ

目次

  1. 1ダッチベイビーとはどんなパンケーキなのかを解説
  2. 2ダッチベイビーの基本の作り方を紹介!
  3. 3ダッチベイビーのおすすめ人気のレシピを紹介
  4. 4ダッチベイビーの甘くないお食事系レシピ
  5. 5ダッチベイビーをスキレット以外で作るレシピ
  6. 6ダッチベイビーをホットケーキミックスで作るレシピ
  7. 7ダッチベイビーとは色々な楽しみ方ができるドイツ風パンケーキ

ダッチベイビーとはどんなパンケーキなのかを解説

ダッチベイビーとは?

ダッチベイビーとは、外がカリカリとしていて、中はクレープのようにもちもちとした食感の、オーブンでじっくりゆっくりと焼き上げられた、ドイツ風パンケーキです。トッピングでアレンジが自由にできるので、スイーツにも食事にもなるのがダッチベイビーです。基本は小麦粉・卵・牛乳・砂糖を材料にして作られるダッチベイビーですが、鋳鉄製のフライパンに生地を入れてオーブンで焼かれます。

ダッチベイビーとは、1900年代前半のワシントン州シアトルのManca's Cafeというレストランで、作られていたパンケーキです。ドイツのパンケーキを元に作られたダッチベイビーは、別名ジャーマン・パンケーキや、ビスマルク・パンケーキ、ダッチ・パフなどとも呼ばれています。シアトルManaca’s Cafeを経営していた家族は、ドイツ人移民だったそうです。

いつの間にか日本でも、有名になってきたダッチベイビーですが、いつごろ日本に上陸したのでしょう?実はダッチベイビーは、2013年に、アメリカのポートランド発祥のパンケーキ専門店である、オリジナルパンケーキハウスが上陸した時に一緒に入ってきました。見た目のインパクトや、華やかさがSNSで広がって、日本のお店でもダッチベイビーをメニューに取り入れるようになったようです。

ダッチベイビーの名前の由来

Manca's Cafe(マナカズ・カフェ)の娘がダッチベイビーというパンケーキを考案し、ドイツを意味するDeutsch(ドイッチュ)という発音をこの娘が出来きずに、訛ってダッチと発音したことからダッチベイビー・パンケーキという名前が付けられたようです。マナカズ・カフェはその後、ダッチ・ベイビー・パンケーキという商標の取得をして、当時のコロンビア通で営業していました。

ダッチベイビーのトッピングにはベーコンやソーセージなどがあり、ダッチベイビーが90セント、トッピングのベーコンが1ドル、ソーセージが1ドル10セントで販売されていたそうです。そしてマナカズ・カフェは1950年代の中ごろに閉店したとされています。

ダッチベイビーと普通のパンケーキとの違い

ダッチベイビーとは、マナカズ・カフェのオリジナルレシピであり、マナカズ家の秘伝として現在はレシピが残っていません。多くの料理研究家により、オリジナルレシピの試みが行われているようです。基本的にダッチベイビーとは、ドイツ料理のリンゴを使ったパンケーキである、アプエルパンクーヘンを基に作られたと考えられており、ヨークシャープディングにも似ていると言われています。

ベーシックなダッチベイビー・パンケーキは同量の小麦粉・卵・牛乳に砂糖が加えられ、ナツメグ・シナモン・バニラなどの香辛料などで香りづけがされ、熱したフライパンでバターを溶かし、そこへ生地を流し込み焼かれた後に、オーブンで均一に火を通して焼き上げられたものを言うそうです。仕上げには粉糖がかけられており、レモンを絞り、シロップとバターが添えられています。

また、果物を添えたり、果物と一緒に焼くタイプのダッチベイビーもあったり、甘みを控えて、目玉焼きやベーコンを添えた、食事系のダッチベイビー・パンケーキなどもあるようです。ダッチベイビー・パンケーキの黄金律の配合によって、オーブンでじっくりとゆっくり火を通すと、パンケーキのきじは水分が多くつるんとしていて、フライパンに面している部分の生地はカリっとした食感になります。

また卵の比率が多いので、卵焼きに近い食感にもなるようです。ダッチベイビー・パンケーキの生地には、厚焼きのものダッチベイビーから薄焼きのダッチベイビーまで、様々なものがあります。通常のダッチベイビーは、フライパンの縁に生地が沿って周りが盛り上がっている形状となっていますが、厚焼きのダッチベイビーは、周りが盛り上がっていないスタイルとなっているようです。

また、1919年版のホテル・セント・フランシス・クックブックに掲載されている、ジャーマン・パンケーキのレシピを元に考案されたと言われている、ディビッド・エアーズ・パンケーキは、小型のダッチベイビー・パンケーキで、作家であるディビッド・W・エアーが考案したことから、名付けられたダッチベイビーです。

一方、普通のパンケーキとは、英語でPan cakeと言い、Panはフライパンなどのような、取っ手の付いた平な鍋を意味しており、そのような鍋で焼いたcake(ケーキ)のことを指します。パンケーキの歴史を遡ると、遥か古代エジプトの時代にまでたどり着きます。そのころのパンケーキとは、人々の幸せや健康を祈る際に、神に捧げられるものでした。

現代のパンケーキはスイーツとして、小麦粉・牛乳・卵・砂糖・ベーキングパウダーを材料として作られています。英語圏でのパンケーキは、厚みの薄いものが主流で、古くから灰の水曜日の前日である、脂の火曜日にパンケーキを焼いて食べる習慣があり、パンケーキの火曜日(Shrove Tuesday)と呼ばれているそうです。

フィンランドでは、キリスト教での断食前日の木曜日にパンケーキと豆のスープを食べる習慣があったり、ロシアでは火曜日にブリヌイを焼いて食べるなど、早春のヨーロッパではパンケーキが関係している行事が多いようです。各国のパンケーキ状のものを例に挙げると、フランスのクレープとガレット、ハンガリーとオーストリアのパラチンタ、オランダのポッフェルチェなどがあります。

アメリカやカナダのパンケーキは、厚さ約1センチほどで、焼き色は明るくメープルシロップやバター、果物、ピーナッツバターに果物などを添えて、朝食として食べられています。そもそも、材料も作り方もシンプルなダッチベイビーとは、様々なトッピングやアレンジがしやすいフードでもあります。そんなダッチベイビーの特性を生かして、様々なレシピが誕生しつづけています。

タッチベイビーの基本の食べ方

ダッチベイビーとは、パンケーキのようでもあり、クレープのようでもあり、プディングのようでもあります。ダッチベイビーとはシンプルですので、食べ方もシンプルです。基本的な食べ方としては、ホイップバターをダッチベイビー全体に塗り、粉砂糖を振り、レモンを絞って食べるシンプルな食べ方が、一番生地の美味しさが味わえる食べ方と言えるでしょう。

ダッチベイビは高カロリー!食べすぎには注意しよう

ダッチベイビーの材料が小麦粉・卵・牛乳を同量使うという点で、卵のカロリーがかなり高いのが分かるかと思います。生地には更に砂糖が沢山入っており、更に焼くときにバターを使って、食べる際にもパターを塗り粉砂糖を振りかけてから食べるという、明らかにカロリーが高いフードです。お店にもよりますが、ホールで1000kcalを超えるものもあります。ピースで食べても400kcal超えです。

女性の場合、ダッチベイビーだけで一食分のカロリーを軽く超えてしまうことがありますので、食べすぎには注意しましょう。

ダッチベイビーの基本の作り方を紹介!

ダッチベイビーの材料を揃えよう

ダッチベイビーの材料は前述したように、いたってシンプルです。基本のダッチベイビーに必要な材料は、薄力粉・卵・牛乳・バター・レモン・粉砂糖です。スイーツ系のダッチベイビーにするか、食事系のダッチベイビーにするかでトッピングを揃えればいいでしょう。スイーツ系であればフルーツやナッツ類、ジャム、アイスクリーム、メープルシロップなどを用意するといいでしょう。

また食事系のダッチベイビーであれば、ハムやソーセージ、野菜、チーズなどを揃えるといいでしょう。また味付けには、お好みのドレッシングをかければいいので、具材や気分に合わせてドレッシングを変えてみるといいでしょう。

ダッチベイビーにはスキレットがおすすめ!

ダッチベイビーを作る際には、スキレットを使って作ることをおすすめします。スキレットとは鋳鉄製のフライパンのことで、鍋の厚さがあり蓄熱性が高いため、素材の美味しさを逃さずに調理することができるフライパンです。熱効率もいいので、分厚いダッチベイビーでも、薄いダッチベイビーでもふっくらと仕上げることが出来、冷めにくいため熱々のまま食卓に出すこともできます。

また鋳物ですので、そのままオーブンにも入れられますし、テーブルに出した時にも大変お洒落な演出も出来ます。調理から器としても使えるスキレットで、ダッチベイビーを作れば、片付けも少なくて済むのもメリットの一つと言えるでしょう。キャンパーや料理好きの人なら既に一つはスキレットを持っておられることでしょう。

スキレットをまだ持っていないという人の為に、スキレットの他の使い道や、おすすめのスキレットも少しだけ紹介しておきます。まず、スキレットの特徴を利用して調理すると、違いが分かりやすいのがステーキやハンバーグです。普段よりもふっくらとして、ジューシーに焼きあがります。肉の表面を中火で焼き色がつくくらいにカリっと焼いて、弱火にしてじっくりと火を通すだけで美味しく焼けます。

また、スキレットには蓋も付いているので、スキレットの蓋の重さを利用して、無水鍋や圧力鍋、無油鍋としても使うことが出来、食材にじわっと熱を通してくれますので、パンケーキやフォカッチャ、シュウマイなどの蒸し料理でさえも、旨味と栄養を閉じ込めたまま加熱することが可能です。

ではおすすめのスキレットですが、まずはスキレットの代表的な存在である、LODGE(ロッジ)のスキレットです。シーズニング済みですので、初心者でも扱いやすく人気です。サイズも豊富で、IHにも対応していますので、一つあると便利でおすすめです。次におすすめのスキレットは、CAPUTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のスキレットです。

かなりリーズナブルな価格で購入できますので、人気のスキレットの一つですが、購入してから使用前に、自身でシーズニングの作業が必要ですので、初心者の人には少しハードルが高いかもしれませんが、シーズニングの仕方さえ分かればかなり、コスパのいいスキレットです。そして次に紹介するのが、日本人には馴染のあるニトリのスキレットです。

お値段以上ニトリという、キャッチフレーズでお馴染のニトリですが、スキレットも462円からと驚きの低価格で、更にIH対応でオーブンでの使用も可能です。最初のスキレットとしてはニトリのモノを試してみるのもいいでしょう。この価格なら家族の人数分のスキレットが購入できるのも人気の秘密でしょう。

ステーキやハンバーグだけでなく、餃子もパリッと焼けますし、人気のスペイン料理のアヒージョも、スキレットなら簡単に作れます。また、ピザやパエリアと一つあれば、かなりのレシピを試せる万能のフライパンと言っても過言ではないでしょう。キャンプに持っていっても大変活躍してくれます。

基本のダッチベイビーの作り方

基本のダッチベイビーの作り方を紹介したいと思います。材料は二人分を紹介しますので、スキレットのサイズは16.5センチ(6.5インチ)のものを使います。オーブンの天板にスキレットを乗せて、230度で予熱しておきます。卵1個は室温に戻し、牛乳50mlは50度くらいに温めておきましょう。次に、薄力粉35g、塩少々、シナモンパウダー少々を混ぜて振っておきます。

別の乾いたボウルに卵を割り入れて菜箸で混ぜます。この時卵は泡立てないようにするのがコツです。白身がほぐれてコシがきれたら、温めておいた牛乳を少しずつ混ぜながら菜箸で混ぜ合わせます。振っておいた粉に、卵液を3回に分けて加えます。泡だて器で泡が立たないように、そっと滑らかになるまで混ぜましょう。

スキレットに無塩バター10gを入れて溶かします。そこへ生地を流し入れて、オーブンに戻します。オーブンの温度を220度に設定し、15分ほど焼いたら粉糖を適量振りかけます。レモンを絞り、好みでメープルシロップをかけると、一層美味しくいただけます。生地を混ぜる時に、決して泡立てないことがポイントです。

ダッチベイビーのおすすめ人気のレシピを紹介

甘いものが大好きな人に「オレオ&マシュマロのダッチベイビー」

ダッチベイビー、スイーツ系で人気のレシピをいくつか紹介したいともいます。まずはオレオとマシュマロを使った人気で簡単なダッチベイビーのレシピです。ボウルに薄力粉40gと牛乳50ccを入れて泡だてないよに良く混ぜます。オーブンは200度で予熱をしておきます。この時スキレットもオーブンの中に入れて一緒に予熱をしておきましょう。

熱々に予熱されたスキレットにバター6gを入れて溶かします。それから生地を流し入れて、予熱しておいたオーブンに入れ、200度で15分ほど焼きます。そのまま5分待ってからオーブンを開けます。こうすることで、膨らんだ生地がしぼみにくくなります。オレオ4個とマシュマロを好きな数だけトッピングし、粉砂糖を振ります。仕上げにチョコレートソースをかけたら完成です。

旬の時期に作りたい「ダッチベイビーの苺ソース」

次に紹介するスイーツ系で人気のダッチベイビーのレシピは、苺が旬の時期におすすめのダッチベイビーレシピです。苺50gとグラニュー糖15g、レモン汁小さじ半分を鍋に入れて、木べら軽く潰してから弱火で焦げないよに5分くらい煮詰めます。スキレットを乗せた天板をオーブンに入れて、210度で予熱をしておきましょう。薄力粉30gと塩少々を一緒に振っておきます。

ボウルに卵1個を割り入れて、菜箸などで泡立てないように気を付けながら良く混ぜます。そこへ牛乳40ccを加えて混ぜてから、更に振っておいた小麦粉を入れて滑らかになるまで、そっと混ぜ合わせます。予熱しておいたスキレットにバター5gを入れて溶かしてから生地を流し入れます。210度のオーブンで15分焼いたら、苺ソースを飾り粉砂糖を振りかけて仕上げます。好みで生クリームも添えましょう。

たまごたっぷりでふわふわサクサクのダッチベイビー

次は更に卵をたっぷりと使ってダッチベイビーを作る人気のレシピを紹介します。牛乳100mlはレンジで30秒ほど温めておきます。スキレットを乗せた天板と一緒にオーブンを220度に予熱しておきます。ボウルに薄力粉80gを入れて、泡だて器でダマがなくなるようくるくると混ぜておきましょう。他のボウルに卵3個を割り入れて、泡立たないようにそっとしっかり混ぜます。

卵の入ったボウルに温めた牛乳を少しずつ入れながらよく混ぜ合わせます。薄力粉の入ったボウルへ、卵液を3回に分けて加え、滑らかになるまで泡立たないように混ぜ合わせます。スキレットをオーブンから取り出して、バター大さじ2を入れて溶かし、生地を流し入れたら素早くオーブンに戻します。220度で20分ほど焼いたら完成です。リンゴソテーや生クリームなど好みでトッピングをしましょう。

リンゴのコンポートのダッチベイビー

リンゴを使ったダッチベイビーは、人気がありポピュラーです。そんな人気のアップルダッチベイビーを、リンゴのコンポートにしたレシピを紹介します。まず、リンゴのコンポートのレシピですが、リンゴ半分は、薄切りにして鍋に砂糖20gと水50mlと一緒に入れて、弱火で15分煮込めば完成です。大人味にしたければ、少しブランデーを入れて煮るのもおすすめです。スキレットはオーブンで予熱します。

ボウルに小麦粉60g、卵二個、牛乳100ml、砂糖小さじ2を入れて混ぜ合わせます。泡立てないように気を付けて混ぜましょう。スキレットをオーブンから取り出し、バター5gを入れて溶かします。生地を流し入れ、200度のオーブンで5分ほど焼き、中央にりんごのコンポートを乗せて、粉砂糖を振りかけます。両面グリルで4分焼き、アルミホイルを乗せて更に2分焼き、そのまま5分ほど余熱で加熱します。

春に作りたい桜づくしのダッチベイビー

季節に合わせて具材を選んでダッチベイビーをトッピングしてみるのも、テーブルで季節を彩ることが出来て、ワンランク上のおもてなしにも重宝します。春は桜を使ったトッピングでダッチベイビーを彩ってみましょう。通常通りの分量でダッチベイビーのきじを作り、スキレットで焼き上げます。

生クリーム150g、ヨーグルト50g、牛乳50g、卵白3個分、砂糖70g、食紅少々、桜リキュール小さじ2で、桜アイスを作ります。ミキサーに生クリームと食紅を入れて8分立ての固さに攪拌します。そこへヨーグルト、牛乳、桜リキュールを加えて軽く混ぜます。卵白は軽く泡立ててから砂糖を加えて、メレンゲ状になるまで泡立てます。ミキサーの中身と卵白を切るようにして混ぜ、冷凍庫で冷やし固めます。

焼きあがったダッチベイビーの中央に桜アイスクリームを乗せて、塩漬けの桜の花びらを塩抜きしたものや、苺ソーなどで飾ったら完成です。

安定の人気の和スイーツ「抹茶とあんこのダッチベイビー」

抹茶とあんこの和スイーツは、訪日外国人だけでなく、日本人の間でも安定の人気があります。そんな和スイーツをダッチベイビーでも試してみましょう。ダッチベイビーの材料を混ぜ合わせる時に、小さじ1の抹茶を加えて生地を焼きます。焼きあがったらダッチベイビーの中央につぶあんをスプーンなどで丸く盛り付け、苺や冷凍のベリーを飾ります。最後に練乳を垂らしたら完成です。

そのほかにも、この抹茶生地のダッチベイビーに、あんこと抹茶アイスを盛り付けて、黒蜜を垂らしたり、あんこと白玉を飾り生クリームを添えたりと、和の素材をトッピングするといいでしょう。わらび餅なども相性がいいでしょう。

ダッチベイビーの甘くないお食事系レシピ

ナンの代わりに「お食事ダッチベイビーのドライカレー」

ダッチベイビーとは、材料や見た目からスイーツのようなイメージが強いのですが、しっかりと食事としても楽しむことが出来ます。ダッチベイビーがナンに見えたという発想から、ドライカレーと合わせたレシピがありますので、紹介します。ドライカレーは甘口にするとお子さんでも食べられますので、休日の家族揃ってのランチやブランチにもなります。

スキレットをオーブンに入れて180度で予熱をしておきます。ボウルに薄力粉40gを振いながら入れ、卵1個と塩一つまみ、牛乳40g、砂糖ひとつまみを入れて混ぜ合わせます。泡立たないよに気を付けながら混ぜ、全体の粉っぽさが無くなるまで混ぜます。スキレットを取り出しバター15gを入れて溶かし、生地を流し入れ、180度のオーブンで15分焼きます。

生地が大きく膨らみ、綺麗な焼き色が着いたら焼き上がりのサインです。オーブンから取り出して、サダトドライカレーをダッチベイビーの中央に盛り付けましょう。スキレットに入れたままテーブルに出せ、スキレットの高い蓄熱性で、最後まで熱々のままダッチベイビーを食べることが出来ます。

ランチメニューにも「ダッチベイビーピザ」

人気のダッチベイビーをピザにアレンジしたレシピの紹介をします。まずはたっぷりのチーズとコーンを使った、ダッチベイビーピザです。スキレットをオーブンに入れて一緒に220度で予熱をしておきます。ボウルに茹でたコーン30gと、ピザ用チーズ40g、塩少々を入れて混ぜます。別のボウルに卵一個と、牛乳50mlを入れて泡立たないように良く混ぜ合わせます。

更に小麦粉30gを加えて、滑らかになるまで泡立たないように混ぜ合わせます。スキレットをオーブンから取り出し、バター15gを溶かして生地を流し入れ、素早くオーブンへ戻します。220度で12分ほど焼いたら、もう一度スキレットをオーブンから取り出し、混ぜておいた具材を中央に乗せオーブンへ戻し、7分ほど焼きパセリを散らしたら完成です。

ダッチベイビーピザでおすすめのレシピは、他にもたっぷりの完熟ミニトマトとシメジを使った野菜だけの具材を乗せて、仕上げに粉チーズを振るものも、カロリーの多いダッチベイビーにはぴったりかと思います。

海老とスモークサーモンとアボカドのお食事系ダッチベイビー

パンケーキ専門店の人気メニューにもなっているダッチベイビーのレシピですが、たっぷりの具材が入って、栄養価もよさそうな食事系ダッチベイビーです。レタスやベビーリーフなど好みの生野菜サラダをダッチベイビーの中央に盛り付けて、更にその上にボイルした海老、スモークサーモン、アボカドを乗せ、好みのドレッシングをかけていただきましょう。

おつまみにも最適!「ソラマメとベーコンのダッチベイビー」

食事系としても食べられ、おつまみにもなるダッチベイビーのレシピを紹介します。通常のダッチベイビーの材料の牛乳をアーモンドミルクに置き換えて生地を作ります。そこへ好みのハーブを練りこみ、あらかじめ予熱しておいたスキレットにバターを溶かして、生地を流し入れ200度のオーブンで焼きます。

ソラマメは素揚げにし、ベーコンはカリカリになるまで焼きます。チャイブの花はみじん切りにしておきます。焼きあがったダッチベイビーに具材をトッピングしたら完成です。ちょっとお洒落なおつまみですので、おもてなし料理にも使えます。

ダッチベイビーをスキレット以外で作るレシピ

オーブンで使えるお皿を活用「グラタン皿で!簡単ダッチベイビー」

ダッチベイビーとは、スキレットが無ければできないものではありません。オーブンで使える容器であれば、作ることが出来ます。どこの家庭にもありそうなグラタン皿を使って、ダッチベイビーを作ってみましょう。オーブンの天板にオリーブオイルを大さじ1ほど入れたグラタン皿を置いて、一緒に210度で予熱をしておきます。ボウルに小麦粉40gと砂糖大さじ1、塩少々を混ぜ合わせます。

別のボウルに、卵1個を割り入れて、牛乳50ccと混ぜ合わせます。この時、泡立たないように気をつけましょう。粉が入っている方のボウルに卵液を3回に分けて入れながら、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。この際にも泡立てないよにしましょう。温めて置いたグラタン皿をオーブンから取り出し、生地を流し入れます。すぐにオーブンに戻して210度で20分ほど焼いたら完成です。

ケーキ型を利用「簡単!材料3つダッチベイビー」

次は人気のダッチベイビーを、材料たったの3つでケーキ型を使ったレシピを紹介します。ケーキ型は15cmのモノを使用した際のレシピです。まず、ケーキ型にオーブンシートを敷いておきます。オーブンの天板にケーキ型を乗せて一緒に200度で予熱をしておきます。ボウルに小麦粉大さじ5を入れ、卵1個と牛乳を入れて滑らかになるまで、泡立てないようにして混ぜ合わせます。

温めておいたケーキ型を取り出し、生地を流し入れたらすぐに型をオーブンに戻し、200度で20分ほど焼きます。バターを使わない分、カロリーがかなり抑えられたダッチベイビーになります。スモークサーモンや生ハムと生野菜を乗せれば、食事系のダッチベイビーになります。甘い系が食べたいならば、フルーツや生クリームにチョコレートソース、メープルシロップなどでトッピングしましょう。

ダッチベイビーをホットケーキミックスで作るレシピ

お好きなフルーツを使っても「HMでWベリーのダッチベイビー」

ダッチベイビーとは、小麦粉を使って作るシンプルなフードで、材料もシンプルですので、大変簡単に作れますが、ホットケーキミックスを使っても簡単に作れるレシピがあるので、紹介しておきます。スキレットとオーブンは200度で予熱します。ボウルにホットケーキミックス35gと塩少々を入れて混ぜ合わせます。別のボウルに卵1個と牛乳50mlを、3回に分けて泡立たないように気を付けながら混ぜ合わせます。

予熱しておいたスキレットをオーブンから取り出し、バター10gを入れて溶かします。そこへ生地を流し入れ、スキレットの側面に生地がつくように回します。オーブンにスキレットを戻して、200度で15分ほど焼いたら、あとは好みのトッピングをして完成です。通常のダッチベイビーよりも、もちもちとしたダッチベイビーに仕上がります。

生地もアレンジ「カフェオレ風味のダッチベイビー」

トッピングのアレンジだけでなく、ダッチベイビーとは生地もシンプルですので、アレンジが自在です。そこで、人気のカフェオレ風味にアレンジしたレシピを紹介します。オーブンにスキレットも一緒に入れて210度で予熱をしておきます。ボウルにホットケーキミックス40gを入れます。他のボウルで牛乳50ccとブレンディ(冷たい牛乳にも溶ける)2gを入れて混ぜます。

ホットケーキミックスの入ったボウルに、牛乳とブレンディを混ぜたものと、卵1個を入れて泡立たないようにして、良く混ぜ合わせます。滑らかになったら、スキレットをオーブンから取り出して、バター5gを入れて溶かします。生地を流し入れて210度で15分ほど焼いたら完成です。バニラアイスをトッピングして、ブレンディを茶こしを使って振ると更に美味しくなります。

グルテンフリー「米粉のダッチベイビー」

近年は小麦粉アレルギーの人だけでなく、世界的にグルテンフリーの食事を心がけている人が増えています。そこで、米粉を使ったダッチベイビーを作ってみましょう。材料は、卵二個・米粉40g、キビ砂糖5g、塩一つまみ、牛乳80cc、バニラビーンズ少々、無塩バター10g、粉糖です。

作り方は、基本のダッチベイビーの作り方と同じように作ります。焼きあがったら、好みの果物や水切りヨーグルト、メープルシロップなどでトッピングをします。

ダッチベイビーとは色々な楽しみ方ができるドイツ風パンケーキ

パンケーキとよく似た材料で作られているダッチベイビーですが、シンプルで様々なアレンジが自在なダッチベイビーの魅力が良くわかりました。甘い系に食事系と幅広くアレンジできる、ドイツ風パンケーキのダッチベイビーのアレンジを、他にも色々と試してみましょう。

おつまみに、デザート、ピザ、食事系とアイデア次第で色々なシーンでおもてなし料理に使ったりできますし、飾りつけがしやすいので見栄えも良く仕上がります。テーブルが華やかになりますので、どんどんダッチベイビーを作って活用してみましょう!

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