ぶりしゃぶのだしの作り方を紹介!市販のだしの素を使ってもいい?

脂がのってとってもおいしいぶり。旬は冬場でお刺身や焼き魚などによく食べられますが、なんといっても美味しいのがぶりしゃぶです。ぶりしゃぶにするとぶりの脂が適度に抜けて、ヘルシーになるのもポイントです。そんなぶりしゃぶのおいしさの決め手はだし。しかし、おいしいだしは中々難しいもの。そこで、家庭でもおいしいぶりしゃぶを味わえる市販だしを使った作り方やタレを紹介します。

ぶりしゃぶのだしの作り方を紹介!市販のだしの素を使ってもいい?のイメージ

目次

  1. 1ぶりしゃぶのだしの美味しい作り方を知りたい!
  2. 2ぶりしゃぶのだしの作り方紹介!
  3. 3ぶりしゃぶのだしのレシピ!市販のだしでの作り方も紹介
  4. 4ぶりしゃぶを美味しく食べるつけダレを紹介
  5. 5ぶりしゃぶを自宅で簡単に楽しもう!

ぶりしゃぶのだしの美味しい作り方を知りたい!

冬場はぶりのシーズン。おいしいぶりしゃぶを家でも楽しみたいものですが、どうしても気になるのはぶりの臭みです。そして、決め手はだしです。おいしいぶりしゃぶの作り方を知れば、家庭でもお店の様なぶりしゃぶを楽しむことができます。

ぶりしゃぶのだしの作り方紹介!

ぶりしゃぶの決め手のだしですが、シンプルな昆布だしをはじめ、だしにアレンジを加えることで、さまざまな味付けを楽しむことができます。家庭で手軽にできるぶりしゃぶの基本だしからアレンジだしまでを紹介していきます。

ぶりしゃぶのだしの基本は昆布

ぶりしゃぶでだしを作るとき、だしの基本となるのが「昆布」です。だしの味を決める昆布ですから、できれば利尻昆布など良いものをつかいましょう。しっかりとしただしをとることができます。

しかし、昆布を1枚そのままいれるわけではありません。鍋の大きさにもよりますが、大体5~10cmほどに切った昆布を鍋にはった水に30分ほど置き、その後沸騰させるのが基本だしの作り方です。その後、しょうゆ、みりん、酒、塩で味付けすれば出来上がりです。さっぱり食べたいなら塩のみでもおいしくいただけます。

ぶりしゃぶのだしは市販のだしの素でも作れる

家で昆布だしから作るとなると、どうしても時間がかかってしまいます。しかし、忙しく時間が無いときは市販だしを使いましょう。最近の市販だしは、シンプルな昆布だしからしっかりした味付けのものまであります。だしの素を上手に使えば時短も出来ますし、おいしいぶりしゃぶを味わえます。

臭みを消す方法とは?

臭いに敏感な人だとどうしても気になってしまうのが、ぶりの臭いです。この臭いはほんの一手間かけるだけで消すことができます。

ぶりしゃぶは表面が白くなる程度だしにくぐらせるだけで食べるので、生臭さが残ってしまうことがあります。臭いを消すのに一番簡単な方法が、ぶりに日本酒を少量振りかけて5分ほど置き、その後、キッチンペーパーなどでふき取ってしまうやり方です。日本酒は、魚のトリメチルアニンを中和してくれるのです。ただし、ワインなどはNG。生臭さが際立ってしまいます。

だしに日本酒を入れても臭い消し効果が

ぶりに直接日本酒を振りかけて臭いを消すやり方のほかに、だしに直接日本酒を入れて臭いを消す方法もあります。

作り方は簡単で、だしとほぼ同量に近い日本酒を入れるだけです。たとえば200mlのだしに対し日本酒も200mlということです。熱すればアルコールは飛んでしまいますし、ほんのり日本酒が香るおいしいぶりしゃぶになります。ただし、だしに日本酒をいれる作り方で、日本酒の量がほんの少しだと、締めの雑炊などを作るときに生臭さが残ってしまうので、日本酒は惜しまず入れましょう。

市販だしを使うときはだしに日本酒は入れないで

市販だしを使ってぶりしゃぶを作るときは、だしに日本酒を入れるのはやめたほうがいいでしょう。市販だしはそれだけで味のバランスを考えられているものだからです。市販だしを使ったぶりしゃぶを食べるときは、ぶりに日本酒をふりかけて、ふき取るやり方をおすすめします。

シメにはうどんや雑炊で最後まで美味しい!

ぶりのだしや、野菜からでた旨味がたっぷり詰まっただしは、〆の雑炊にしたり、うどんを入れてもおいしくいただけるので、ぶりしゃぶを食べ終わっても決して捨てないでください。最近はラーメンやそばを入れてもおいしいと評判です。ぶりしゃぶはだしまで捨てるところがありません。最後までおいしさを味わうことができるのは嬉しいポイントです。

ぶりしゃぶのだしのレシピ!市販のだしでの作り方も紹介

ぶりしゃぶは昆布だしのイメージが一般的ですが、市販だしのだしの素を使うことで、洋風なものから、女性に人気の味付け、エスニック調のものまで、様々な楽しみ方ができます。ここからは、だしの素を使ったぶりしゃぶのおいしい作り方を紹介していきます。

究極の簡単さ!市販の白だしを使ったぶりしゃぶ

水に昆布を漬けて待つのは時間がかかるもの。そこでとにかく簡単なのが市販の白だしを使ったぶりしゃぶです。白だしとは鰹節や昆布、しょうゆ、砂糖、みりんなどが加わっているもので、水に市販の白だしを加えるだけでおいしいだしができあがります。割合はだし1に対し水4程度を目安にしてください。料亭のような黄金色のだしができあがります。

昆布だしも市販のだしの素を使って「塩昆布だしのぶりしゃぶ」

昆布だしは水から時間をかけて作るものと思っている人が多いでしょうが、最近は市販の出しの素でも昆布だしは販売されています。この昆布だしに一手間加えれば、塩昆布だしのおいしいぶりしゃぶを作ることができます。

作り方は簡単です。市販の塩昆布のだしの素を鍋に入れた湯に入れます。ひと煮立ちしたら塩を小さじ1加えてください。だしはこれで出来上がりです。塩を少量加えることで、だしのうまみが増します。また、塩を加えるので昆布だしは通常のだしを作るときよりもだしの素を少し多めに入れたほうが味が引き立ちます。塩がぶりの旨みを引き立て、ポン酢のつけダレであっさりとたべられるぶりしゃぶの出来上がりです。

めんつゆを使ったおいしいぶりしゃぶ

市販のめんつゆと昆布だしの素を使えばおいしいぶりしゃぶのだしができあがります。めんつゆがしっかりした味付けなので、タレなしでもおいしくいただけます。作り方も簡単。水とめんつゆを6:1の割合で鍋に入れ、さらに昆布だしの素を入れひと煮立ちさせます。あとは好みの野菜をいれ、ぶりをしゃぶしゃぶするだけです。このだしは豚しゃぶなどでも流用できます。つけダレは好みで。

女子大好き!市販のだしの素で「豆乳ぶりしゃぶ」

ヘルシーで大人気の豆乳鍋も市販のだしの素を使えば、簡単にぶりしゃぶを味わうことができます。特に女子に人気の豆乳鍋ですから、これはぜひとも作ってみたいものです。

湯を張った鍋に市販の昆布だしの素を入れ、ひと煮立ちしたら豆乳300ccを入れて野菜を加えてください。だしがあたたまったらぶりをしゃぶしゃぶしましょう。豆乳は甘みの強い調整豆乳より、無調整のほうがおすすめです。しっかりとした豆乳だしがぶりに絡むと濃厚な豆乳の旨みとぶりの旨みを味わうことができます。なにより豆乳は女性にとって美容効果があるといわれているので、特に女性におすすめのぶりしゃぶです。

豆乳のぶりしゃぶにすりゴマを加えればゴマ風味のぶりしゃぶに

豆乳のぶりしゃぶにすりゴマを加えるとごま風味のぶりしゃぶになります。また、ラー油を加えればタンタンメン風のぶりしゃぶができあがります。豆乳風味のぶりしゃぶに飽きたら、この作り方でアレンジするのもいいですね。

海の旨み満載「あおさだし」でぶりしゃぶ

粉末にすると青海苔のようなあおさですが、これは藻の一種です。乾燥あおさや生のあおさは海草のような海の旨みがたっぷり、薫り高いのが特徴です。このあおさをつかったぶりしゃぶで、海のおいしさを満喫できます。

湯をはった鍋に市販の昆布だしの素としょうゆ、みりんを各大さじ1程度を入れひと煮立ちさせてください。その後あおさを5~10g程度好みの量を入れてください。乾燥でも生でも大丈夫です。あおさのにおいなどが気になる場合は、千切りしたしょうが1カケを加えてください。しょうがが加わることで気になるにおいが消えます。海藻の香りとぶりの濃厚な旨さをダブルで味わえるぶりしゃぶの出来上がりです。

冬の定番みぞれ鍋をぶりしゃぶで

みぞれ鍋というと煮込むイメージですが、しっかりとした味付けされたみぞれ鍋なら、タレ無しでぶりしゃぶを楽しむことができます。

作り方は通常のぶりしゃぶと同じです。昆布だしの素を入れた湯に皮をむいてすった大根4分の1をいれ、千切りしたしょうが1カケ、しょうゆ、みりん、酒を各大さじ1入れれば出来上がりです。ぶりのコクや甘さはそのままなのに、みぞれの効果でさっぱりと食べられます。だしに味付けしているので、タレなしでそのまま食べてください。

お茶の旨みとさっぱり感がたまらない「お茶風味ぶりしゃぶ」

ほうじ茶をだしにした鍋などがありますが、ぶりしゃぶは緑茶がおすすめ。緑茶がぶりをさっぱりとたべさせてくれます。緑茶を作るのが面倒な場合は、市販されているペットボトルのお茶を使ってもOKなのでとっても簡単です。

お茶風味のぶりしゃぶは甘みと苦味のある玉露がおすすめ。ペットボトルの玉露入り緑茶に昆布だしの素、料理酒大さじ2と千切りしょうが1カケをいれひと煮立ちさせてください。あとは好みの野菜をいれ、ぶりをしゃぶしゃぶするだけ。お茶風味のぶりしゃぶはタレもあっさりポン酢がおすすめです。

エスニックなピーナッツ風味のぶりしゃぶだし

作るのはちょっとひと手間かかりますが、一風変わったぶりしゃぶを楽しむのにぴったりなのが、ピーナッツ風味のぶりしゃぶです。鷹の爪を使ってピリ辛に仕上げます。

ピーナッツ50gをミキサーなどで砕いて下さい。クローブ大さじ1、鷹の爪 5~8本 、粒黒コショウ 小さじ1を混ぜ合わせます。水を張った鍋に昆布だしの素、豆乳50㏄、米酢100㏄、薄口醤油100㏄を煮立てたら混ぜ合わせた材料を入れてください。これで出来上がりです。味がしっかりついているのでタレ要らず、ほかにはないエスニックなぶりしゃぶができあがります。

ぶりしゃぶを美味しく食べるつけダレを紹介

シンプルな昆布だしのぶりしゃぶのタレはポン酢などが一般的ですが、ちょっとアレンジをするだけで、味の幅が広がり、おいしく食べることができます。シンプルなつけダレからアレンジしたタレまで紹介していきます。

簡単シンプルなポン酢めんつゆ

市販されているポン酢にめんつゆを加えるだけの簡単つけダレです。ポン酢とめんつゆの割合は1:1。好みで小口切りしたねぎを加えてください。さっぱりしたポン酢にめんつゆの旨みが加わり、ぶりの濃厚さを味わえるつけダレです。

ゆず胡椒タレであっさりと

日本酒とも相性のよいゆず胡椒タレは大人の味です。作り方はとっても簡単です。水大さじ2、みりん大さじ1、しょうゆ大さじ1/2、ゆずこしょう小さじ1/2を混ぜ合わせるだけ。柑橘系のさわやかな香りとピリッとした辛さがくせになるおいしさです。このタレはタラなどあっさり系の魚のタレにも合うので、使い勝手抜群です。

わさびダレで大人風味

つけダレでわさびを使うのは意外かもしれませんが、もともとわさびは寿司にも使われているもの。当然、つけダレに応用してもおいしくできあがります。だだし、ここで使うのはポン酢やしょうゆではなく、ごま油。ごま油大さじ1にわさびを適量、塩を小さじ1程度加えるだけです。ごま油の濃厚さにわさびのきりっとした辛さと香りが加わり、ぶりしゃぶをさらにおいしくします。

用途満載!梅肉ダレ

梅肉を使ったタレはぶりしゃぶはもちろん、サラダのドレッシング代わりなどにもなるので、様々な用途で使うことができます。梅は家でするのは大変なので、市販の梅肉でOKです。めんつゆ大さじ1に梅干1個程度の梅肉、酢小さじ1を加えて混ぜあわせるだけでできあがりです。白だしを使ってもおいしくできるので、その場合は白だしに梅肉を加えるだけで大丈夫です。

女子好き!レモンしょうゆダレ

レモンの酸味がたまらないと女子人気が高いのがレモンしょうゆダレ。レモンの美容効果もあって女子ウケ抜群です。レモン半分を絞ったものに対し、しょうゆは大さじ5、昆布茶と酒を大さじ2、砂糖ひとつまみを混ぜ合わせればできあがりです。昆布茶と砂糖を加えることでタレの味わいに深みを出しています。レモンのさっぱり感がぶりにあうおいしさです。好みで七味唐辛子を加えてもおいしくできあがります。

究極のあっさり!みぞれダレ

大根の辛味とさっぱり感にすだちやかぼすなどの柑橘系を加えただけのあっさりダレです。しょうゆやポン酢などは加えずこの2食材だけで作ります。大根おろしとずだちの量は好みで作ってください。大根の辛味がぶりの甘さを、すだちの酸味がぶりの濃厚さを引き立てるので、普通のタレにあきたときにおすすめのあっさりダレです。

中華風ピリ辛タレもぶりしゃぶに合う

魚自体が濃厚なぶりには中華風のピリ辛タレもマッチします。酒大さじ1は一度暖めてアルコールを飛ばしてください。これに水大さじ1、テンメンジャン小さじ1、豆板醬小さじ1/2、砂糖小さじ1/4、ごま油少々を混ぜ合わせます。これで甘辛な中華風のタレのできあがりです。ぶりしゃぶというと和風タレが定番ですが、中華風も意外なおいしさがあります。

ラー油を使ってもおいしいタレができあがる

中華風のタレを作るのが面倒くさいという人にぴったりなのが、市販のポン酢やラー油を使ったピリ辛タレです。ポン酢に市販の摩り下ろしにんにくを適量、すりごまを適量、ラー油を適量加えて混ぜ合わせます。ずべて市販のものを使うので簡単に出来上がりますし、中華風のピリ辛な味わいになります。このタレはぶたしゃぶなどでもおいしくいただけます。

ぶりしゃぶを自宅で簡単に楽しもう!

しゃぶしゃぶ系はどうしても丁寧なだしをとらないとおいしくならないというイメージがありますが、市販のだしの素を使うことで時短にもなり、おいしくできることがわかりました。また。市販だしを使って様々なアレンジのぶりしゃぶを楽しむことができます。ぶりしゃぶ=昆布だしだけでなく、上手に市販だしを使っていろいろなぶりしゃぶを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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