無水カレーのレシピと作り方を詳しく解説!普通の鍋でも作れる?

無水カレーという絶品カレーを知っていますか?現在、普通のカレーよりも簡単調理ができ、またうまみがダイレクトに伝わってくる無水カレーが人気を博しています。今回は、無水カレーのレシピや作り方を紹介していきます。また、専用調理器具がなくても無水カレーが調理できるのかを調査したいと思います。無水料理が専門のストウブをはじめ、普通の鍋や圧力鍋などで作る無水カレーの調理方法も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

無水カレーのレシピと作り方を詳しく解説!普通の鍋でも作れる?のイメージ

目次

  1. 1無水カレーは野菜の旨味がたっぷりで美味!
  2. 2無水カレーのレシピと作り方を詳しく解説!
  3. 3無水カレーは普通の鍋でも作れる?
  4. 4無水カレーを作って濃厚な味を楽しもう!

無水カレーは野菜の旨味がたっぷりで美味!

無水カレーという料理を知っている方はどれくらいいるのでしょうか?無水カレーは、その名の通り水を一切使わず調理する料理のことです。普段、カレーを作る場合は必ず水を入れて調理するという方が大半かと思いますが、この無水カレーの良さを知ってしまったらカレーを作る際に、お水を使用するのがもったいないと感じるかもしれません。今回は、密かに人気を上げているこの無水カレーについて紹介していきたいと思います。

無水カレーのレシピと作り方を詳しく解説!

無水カレーとは?

無水カレーは、その名の通りお水を使用しないで作るカレーのことを指します。無水カレーは、素材から出される水分のみで作り出しているので、素材そのもののうまみを感じるカレーを作り出すことができます。野菜、肉といったカレーに必要な食材の良さを引き立ててそれぞれの素材の味のうまみを向上させることで、これまでのカレーとは大きく違った味わいを楽しむことができ、口コミでも高評価を得ているカレーです。

無水カレーを作るのには、専用の高い鍋などが必要なのでは?と思う方もいることと思いますが、実は、手元にある普通の鍋や、圧力鍋などでもこの無水カレーを作ることができるのです。普通の鍋でしたら、1つは家にあるという方も多いのではないでしょうか?また、作り方には特に難しいコツなどもいらないので、一人暮らしで料理をそこまでしたことのないという方でも、簡単に美味しい無水カレーを作ることが可能です。

無水カレーの材料は?

では、ここからは無水カレーに必要な材料を紹介していきます。無水カレーに合わせるお肉は、牛肉、豚肉、鶏肉のどれを入れても大丈夫です。無水カレーに一番適していて人気の高いのは、鶏もも肉と言われています。じっくり火を通すことによって、うまみが出ることから人気の高い食材です。ですが、お肉には指定はありませんので自身の好みのお肉を入れて無水カレーを作ってみましょう。

次に、野菜です。野菜は、無水カレーの重要な役割を果たす材料になるので普通のカレーよりも少し多めの野菜、また水分の出やすい野菜に注目してそろえてみましょう。野菜の中でも、必ず無水カレーに入れていただきたい食材が玉ねぎです。玉ねぎは水分も多く含み、無水カレーにとって必需品ともいわれています。また、甘みも多く含んでいるので、無水カレーには必ず玉ねぎを入れるようにしましょう。

玉ねぎ以外にも、水分を出しやすい食材として無水カレーに多く使用されているのがトマトです。トマトは、水分そのもののような見た目をしているので、もちろん水分を出す役割を果たしてくれることはお分かりでしょう。そのうえ、トマトには多くのリコピンが入っているため水で薄めない無水カレーでは、トマトの栄養素をそのまま体内に取り入れることができるのです。トマトの酸味でカレーにコクが生まれることでも重要です。

玉ねぎ、トマトと紹介してきましたが、そのほかにも無水カレーにおすすめの野菜はたくさんあります。セロリを入れることで、少しアクセントの効いたカレーになります。その他にも、夏場であれば、体力の回復には夏野菜のナスやズッキーニ、ピーマンなどを入れた野菜たくさんのカレーで暑さを乗り越える食事ができます。逆に冬場であれば、キノコ類のしめじやしいたけを入れて栄養を蓄えるのも効果的です。

カレーの味を左右するカレーのルーも、市販のカレーのルーが使用できます。お子様のいる家庭は、甘口一択かもしれませんが、大人だけが食べるのであれば、普段よりも少し辛いカレーのルーがおすすめです。無水カレーは、水を入れないで素材そのものの水分を出すため、素材の甘味がとても強いです。そのため、普段通りのカレーのルーを使用しても、辛みが普段よりも少ないと感じる方は少なくありません。

これらの、材料が揃えばあとは鍋で煮詰めていくだけです。今回は、さまざまな鍋に合わせた調理方法を紹介していきたいと思います。まずは、人気の鍋メーカーであるストウブを使用した調理方法をもとに紹介します。

無水カレーをストウブで作ってみよう

ストウブは、ホーロー鍋として日本での販売開始後から人気を集めている鍋メーカーのひとつです。ストウブでは、今回紹介している無水カレーのような無水調理に適している鍋のナンバーワンとしてもおすすめされています。ストウブは、普通の鍋に比べると少し高価な鍋になっていますので、手入れを怠らないようにしましょう。まず、ストウブを購入したらシーズニングは必ず行うようにしましょう。このひと手間で持ちが違います。

ストウブで無水カレーを作る場合の基本的な無水カレーのレシピを紹介します。材料は、玉ねぎ2個、鶏もも肉300g、じゃがいも2個、人参1本、トマトまたはトマト缶適量、油またはオリーブオイル適量、しょうが少々、にんにく少々です。

ストウブを使用して無水カレーを作る際は、玉ねぎに注目しましょう。玉ねぎは、1玉の半分をみじん切りにし、もう半分は通常通りのカットを行います。そうすることで、玉ねぎのみじん切りにしたほうからは、水分に加えうまみもたくさん出てきます。また、みじん切りにした玉ねぎは、溶けてなくなってしまうのでカレーそのものの味の中に玉ねぎを感じることができます。

少し、味にアクセントを効かせたい方は、しょうがやニンニクのみじん切りもストウブに入れましょう。まずはじめに、ストウブに油やオリーブオイルを入れてお肉の表面に火を通すイメージで炒めます。表面全てに火が通ったら一度お肉を取り出してそこにバターを入れます。バターが程よく溶け始めたら玉ねぎのみじん切りを炒めましょう。程よくきつね色になったのを確認したら通常カットの玉ねぎを入れます。

玉ねぎにある程度火が通ったのを確認したら、火の通りにくい野菜から順番にストウブの中に入れていき、最後にお肉を乗せましょう。その後は、ストウブのふたをして15分ほど弱火で加熱します。15分ほどするとすでに野菜の底には水分が出始めているのが確認できます。水分が出ているのを確認できたら、そこへトマト、もしくは缶のカットトマトを入れましょう。缶のものは水分が多めに出るので無水カレーにおすすめです。

そこから、鍋の中を時折確認しながら水分が出てくるのを待ち煮込みます。野菜だけで、ここまでの水分が出てくるものなの?と思うくらい水分が出てくるのを確認できるので、水分が出てくるところも楽しめることでしょう。十分に水分が出てきたのを確認したら、カレーのルーを入れて再度煮込みましょう。とろとろになってきたら無水カレーの出来上がりです。辛めのルーを使用しても、コクのある甘みを実感できることでしょう。

ストウブは、蓋も重いのでしっかりと無水調理を行えると言われています。無水カレーに限らず、無水鍋など無水調理はさまざまあるので、ストウブを買っても使いこなせない、またストウブを買うメリットがわからないという方にもおすすめしたい鍋のひとつになっています。では、この無水カレーですが、ストウブ以外の鍋でも調理は可能なのでしょうか?ここからは、他の鍋での無水カレーの調理方法を紹介していきたいと思います。

無水カレーは普通の鍋でも作れる?

無水カレーは普通の鍋や圧力鍋でも作れる

ストウブでの蒸しカレーの作り方を紹介してきましたが、実は普通の鍋であっても、圧力鍋でも無水カレーは作れるといいます。わざわざ、高価なストウブを買わずとも普通の鍋などで調理できたら嬉しいのではないでしょうか?ここからは、普通の鍋や圧力鍋を使用した簡単な無水カレーのレシピを紹介していきたいと思います。自宅にある調理器具でも、無水カレーを調理することが可能なので、ぜひ挑戦してみてください。

普通の鍋で作る無水カレー

普通の鍋で作る無水カレーレシピとして紹介するのは、「なすとトマトカレー」です。夏場におすすめのカレーになっており、簡単に自宅にある普通の鍋で調理が可能なのが嬉しいポイントです。材料は、豚小間200g、ナス4本、トマト2個、ピーマンまたはパプリカ2個、にんにく2かけ、オリーブオイル大さじ1/2、塩コショウひとつまみ、酒大さじ1、砂糖少々、だし少々です。なすをもっと食べたい方は、1本増やしても問題ありません。

豚小間を食べやすい大きさにカットします。なすとトマトは比較的同じ大きさになるよう一口大を目安にカットしましょう。ピーマンまたはパプリカは、存在感を抑えるため少し小さめにカットするのがポイントです。オリーブオイルを熱してなすをさっと炒めて豚小間も入れて軽く火が通るまで炒めます。ピーマンも加え、なすが柔らかくなってきたらトマトとにんにくを入れましょう。調味料を入れて水分が十分に出るまで煮込みます。

水分が出てきたらカレーのルーを味が整う量を入れます。その後、再度煮込みとろみが出てきたら普通の鍋で作る無水カレーの出来上がりです。このレシピでは、玉ねぎを入れていないですが玉ねぎを入れるともう少し水分が出てうまみも増しますのでお試しください。

圧力鍋で作る無水カレー

圧力鍋で紹介するレシピは、「野菜だけの無水カレー」です。お肉を入れないので、ヘルシーかつ野菜のうまみをじかに感じるカレーが出来上がります。野菜のみなので、他のレシピよりも少し野菜を多めに入れるのがコツです。圧力鍋のメリットは放置している時間が長いことにありますので、ぜひ活用してみましょう。材料は、玉ねぎ、人参、レタス、セロリ、パプリカ、なす、トマトなど自分の好みの野菜をそろえましょう。

野菜のみの無水カレーでは、リンゴを1個入れてみましょう。コクが出るのでおすすめです。野菜は、自分の好みの量で圧力鍋の半分ほどになる量を使用します。全て圧力鍋に入れて圧力をかけていきますが、下ごしらえとして、玉ねぎを先に少しフライパンで炒めておくと玉ねぎの甘みやコクがより一層引き立つので、面倒でなければ下ごしらえを行っておきましょう。この時、ブイヨンを適量入れておくのがおすすめです。

圧力鍋の圧力がかかって15分ほどしたら、圧力鍋の圧力が下がるのを待ちましょう。圧力鍋の圧力が下がってふたを開けることができたら、カレーのルーを適量入れてさらにとろみが出るまで圧力鍋で煮込みます。

甘みを増したいという方は、カレーのルーを入れたのちに玉ねぎやりんごのすりおろしを加えてひと煮たちさせると、甘みが増すのでおすすめです。野菜嫌いの子供がいる家庭では、野菜を少し小さめにカットすると食べやすくなるでしょう。

フライパンで作る無水カレー

鍋を使用せず、フライパンで無水カレーを作りたい!と思う方におすすめのレシピは、「キーマカレー」のレシピがおすすめです。他のレシピに比べると、簡単に調理することができ、また短時間で調理が可能なレシピです。フライパンでは、なかなか煮込み料理は難しいですが、キーマカレーであればフライパンでも簡単に作ることができるのでおすすめです。

材料は至ってシンプルに、玉ねぎ2個、ひき肉200g、カットトマト1缶、カレーのルーです。玉ねぎを粗目のみじん切りにします。フライパンで、玉ねぎとひき肉を炒めて火を通しましょう。そこへトマト缶を入れて少し水分が出てきたらカレーのルーを投入します。フライパンで調理を行うキーマカレーは、そこまで水分が必要ではないので簡単に調理でき、また待ち時間も必要なく美味しいカレーを味わうことができます。

バーミキュラで作る無水カレー

バーミキュラで作る無水カレーのレシピでは、「さつまいもカレー」のレシピを紹介したいと思います。材料は、鶏もも肉300g、カットトマト1缶、玉ねぎ2個、人参1本、さつまいも2本、カレーのルー4皿分です。まず、鶏もも肉は一口カットしましょう、玉ねぎは1個はみじん切りにしもう1個は薄切りにします。他の野菜は一口大にカットしましょう。バーミキュラで無水カレーを作る場合は、鍋いっぱいに食材が入るようにします。

鍋には、トマト、玉ねぎ、にんじん、さつまいも、鶏もも肉の順番で入れます。煮込み時間は、大体1時間ほどを目安に弱火で煮込みましょう。その後、カレーのルーを入れて再度とろみがつくまで煮込みます。とろみが出てきたら出来上がりです。さつまいもの甘味を感じる無水カレーなので、子供からも人気のメニューになることでしょう。

無水カレーを作って濃厚な味を楽しもう!

今回は、人気レシピの無水カレーについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?難しいと思われている無水カレーですが、実は普通のカレーよりも分量などを気にする必要がないので簡単に調理が可能なのです。また、特別な調理器具も必要としないので材料が整えば、自宅で簡単に調理することができます。一度食べたらやみつきになる無水カレーをぜひ自宅で簡単に調理してみましょう。

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