手こね寿司のレシピは?伊勢志摩で人気郷土料理のおすすめ店も紹介

手こね寿司という料理が最近話題を呼んでいるようですが、果たしてどんなものなのでしょうか?手こね寿司は伊勢志摩の郷土料理として知られていますが、最近では伊勢以外の地域でも自分で作って楽しむ人も増えているようです。そんな手こね寿司の名前の由来とはどんなものであり、美味しく作るレシピはどうなっているでしょうか?今回はそんな気になる手こね寿司について名前の由来から簡単なおすすめレシピ、そして本場の味を楽しめる伊勢おすすめ店まで紹介します。

手こね寿司のレシピは?伊勢志摩で人気郷土料理のおすすめ店も紹介のイメージ

目次

  1. 1手こね寿司は伊勢志摩で親しまれている郷土料理
  2. 2手こね寿司について由来やレシピを紹介
  3. 3手こね寿司おすすめのアレンジレシピ
  4. 4手こね寿司の伊勢志摩で人気のおすすめ店を紹介
  5. 5手こね寿司で伊勢志摩伝統の味を楽しんでみよう!

手こね寿司は伊勢志摩で親しまれている郷土料理

日本各地にはそれぞれ特徴的な郷土料理があり、漁師の町ではやはり海鮮の郷土料理というのが特に伝統的に作られていることが多いです。そんな中で伊勢志摩の地域の郷土料理として親しまれているのが手こね寿司であり、最近では三重県を中心に他の地域でも知名度が上がっているようです。そんな手こね寿司とはどんな料理なのでしょうか?

手こね寿司は漁師の町ならではの美味しさだとして話題になっており、伊勢観光をした際に絶品手こね寿司を現地のお店で楽しむという人も増えているようです。今回はそんな手こね寿司についてレシピからおすすめのお店などを掘り下げていきます。気になる名前の由来とともに、ぜひ手こね寿司のレシピと人気店をしっかりチェックしてください。

手こね寿司について由来やレシピを紹介

手こね寿司という料理は伊勢志摩に古くから伝わる郷土料理の一種ですが、最近ではその名を全国にも轟かせています。そんな手こね寿司を一度でも食べてみたいという人は多いと思いますが、果たして手こね寿司という名前の由来は何でありそもそもどんな料理でしょうか?手こね寿司の概要についてを、まずはチェックしていきましょう。

手こね寿司とはどんな料理?

最近本場伊勢以外の地域でもかなり反響となっている手こね寿司ですが、そもそもどのような料理なのでしょうか?手こね寿司とは端的にいうとちらし寿司あるいは海鮮丼に分類されることもある海鮮料理の一種となります。そんな手こね寿司は、三重県の南東地方である伊勢地方・志摩地方に伝わる郷土料理のひとつとして親しまれています。

三重県の伊勢志摩といえば全国的にも有数の漁場スポットとして知られており、海鮮が美味しい地域としてかなり有名な地域となっています。そんな漁場であり漁師の町である伊勢志摩だからこそ誕生した郷土料理が手こね寿司なのです。そんな伊勢志摩の手こね寿司は、一般的なちらし寿司とは微妙に異なる魅力をもつ海鮮料理となっているのです。

そして現在では、農林水産省が定める農山漁村の郷土料理百選にも選定されており、伊勢たくわんやあおさ汁、海女の火場焼などとともに三重県の農山漁村の郷土料理百選としてその認知度は徐々に高まりつつあるようです。そんな手こね寿司は、手早く調理できる上に腐りにくいという特徴のあるちらし寿司であり、新鮮な魚の旨味を楽しめます。

そんな手こね寿司は三重県の伊勢志摩地方の中でも地域によって微妙な違いなどがあるものですが、その中でも王道となるレシピ・作り方を知っておけば、そこから自分でアレンジレシピなども工夫して楽しむことができるでしょう。カツオやマグロなどの赤身の魚の旨味が閉じ込められている海のファストフードをぜひ堪能したいものです。

手こね寿司の名前の由来

手こね寿司は伊勢志摩に伝わる海鮮郷土料理であり、三重県を代表する郷土料理であるとともに全国的にも有名になりつつある料理と言われています。そんな手こね寿司はその名前にどのような由来があるのかも気になるものです。手こね寿司は素早く食べられるように手でこねて食べたことが由来であり、そこから手こね寿司と名付けられました。

手でこねていたことが由来となっている手こね寿司は、そもそも漁師が漁の合間に食べていた料理であったようです。だからこそ調理時間があまりかからず、かつ腐りにくいものをということで考案されたものであり、寿司飯を持参してそこに獲れたてのカツオをさばいて醤油を豪快にぶっかけて手でこねて素早く食べていたという背景があります。

また、伊勢志摩は海女の町としても知られており、女性も海で働く町となっています。そのために夫のご飯は簡単なものでよいとする精神が共通認識としてあり、だからこそ今日のような形で郷土料理として定着したとも言われています。このように手こね寿司の由来には漁師・海女の町である伊勢志摩ならではのストーリーがあったようです。

そんな手こね寿司は時代とともに徐々に変遷を遂げており、昭和20年代までは単にすし飯の上にカツオなどの魚をのせるだけの簡単な料理ではあったもののそれが徐々に進化してきたようです。昭和30年代に入ると手こね寿司は海苔を振りかけるような形に進化し、さらに昭和40年代以降は地域により根付き名物となってきた背景があります。

それに伴って色々なバリエーションが誕生していき、現在では伊勢うどんと並んで伊勢志摩を代表する郷土料理にまで成長を遂げました。そして既述のように農山漁村の郷土料理百選に選定されているだけでなく、ふるさとおにぎり百選にも選定されるなど、手でこねていたその由来も含め手早く楽しめるご飯ものとしての側面も評価されています。

手こね寿司の材料は?

現在ではさまざまなバリエーションのある手こね寿司ですが、そんな手こね寿司の材料とはどうなっているのでしょうか?手こね寿司は現在色々なレシピで親しまれており、詳しく後述するように色々なタイプのアレンジレシピがある他に名店と呼ばれるお店もお店ごとに特色があり、それぞれ特徴的な手こね寿司に根強いファンがついているようです。

そんな手こね寿司は由来の通りはじめはかなり簡単に作られる料理でした。はじめはカツオとすし飯、醤油などだけでシンプルに作られていたものであり、現在広く親しまれている手こね寿司に関してもこれらの食材はマストで使用されるものとなっています。しかしカツオだけでなくマグロであることも多く、基本的には赤身魚を使用します。

そして味付けは基本的に醤油であり、この醤油の種類によっても味わいというのはかなり変わると言えるでしょう。特に名店と呼ばれるお店ではこの醤油にもこだわりをもっており、その上でとにかくフレッシュな状態の魚を用意しているので絶品の手こね寿司に仕上がっているのです。そして現在では、薬味を加えることも増えてきているようです。

薬味としては海苔などは特に定番となっていますが、最近では生姜や大葉など一般的な海鮮丼に使用されることも多い薬味が使われている手こね寿司も増えてきました。つまりカツオやマグロなどの赤身魚にすし飯、そして醤油と薬味という海鮮丼を楽しむ際に通常用意するような身近な食材のみで使えるのが、伊勢に伝わる手こね寿司なのです。

手こね寿司の基本の作り方レシピ

シンプルな具材の組み合わせで楽しめるのも魅力的な手こね寿司はぜひおすすめのアレンジレシピやおすすめの人気店でも楽しみたいものですが、まずは基本となる簡単なレシピをマスターしておきたいものです。この基本レシピをしっかり理解してからアレンジなどに移るというのがおすすめであり、まずはその王道をしっかり頭に入れましょう。

シンプルな具材の組み合わせだからこそ奥が深いとも言える手こね寿司ですが、その作り方としては主に魚を切って醤油に漬け込み、酢飯と薬味を混ぜ込んでその上に魚をのせ、上から薬味をトッピングするという流れになります。このようにかなり単純な流れで作ることができるからこそ、本当に質のよい鮮魚を使用するということも重要でしょう。

用意する魚はカツオやマグロなどの赤身魚を基本とし、一般家庭で作る場合にはこれらのサクなどを購入してそぎ切りにしていきます。大体一食分でひとかたまりのサクを使用するとよいでしょう。これらを通常刺身で楽しむような厚さのそぎ切りにした上で、醤油に漬け込んでいきます。醤油だけでなく砂糖やめんつゆを加えることもあるようです。

その上でご飯と酢を合わせてすし飯を作っていきます。一般家庭で作る場合には通常の酢でも市販されている寿司酢などを使用して簡単に作るのがおすすめとなります。そうしてすし飯を作った上では、それをそのまま使用する場合もあればこの段階で薬味などを混ぜ込む場合もあります。刻んだ大葉や白ごまなどを混ぜ込むことも多いようです。

その上で混ぜ込んだすし飯をどんぶりに盛ったら、その上にカツオを綺麗に並べていくことになります。本来の由来では手早く作り手早くて食べていた手こね寿司ですが、綺麗に写真を撮りたいならしっかり並べるのがポイントです。最後に海苔やネギなどを細かく刻んでカツオの上から振りかければ、王道のシンプルな手こね寿司レシピは完了です。

手こね寿司おすすめのアレンジレシピ

ここまでまずは気になる手こね寿司とはどのような料理であるかという概要とその名前の由来についてみてきました。手こね寿司の由来にはもともと手でこねて食べていたという背景があるようですが、現在でも伊勢で親しまれている料理なのです。そんな手こね寿司を自分でも美味しく食べるためのアレンジレシピを、チェックしていきましょう。

見た目も美しい色あい「マグロ漬けとアボカドの手こね寿司」

数ある手こね寿司のアレンジレシピの中でも、シンプルなレシピながらも色鮮やかでカリフォルニアロールの影響もある美味しい組み合わせが、マグロ漬けとアボカドの手こね寿司です。アボカドとマグロの組み合わせは間違いないですが、マグロの漬け丼などが好きな人も手早くできる手こね寿司レシピとしてアボカドと組み合わせてみてください。

めばちマグロなどのマグロのサクを一つ使用し、それに対してアボカドは小さめのものであれば丸々一個分、大きめのものであれば半個分使用します。まずは醤油とみりん、酢を3:2:1の割合でブレンドしておき、そこにそぎ切りにしたマグロを漬け込んでおきます。マグロの厚さは、いつも刺身や海鮮丼で食べている程度でよいでしょう。

漬け込む時間は15〜20分程度でよく、常温での漬け込みで十分です。それからアボカドは3cm程度のブロックにカットしておきます。そして生姜・きゅうり・大葉などの薬味が揃って入れば、これらも粗めのみじん切りにしておきましょう。それからネギを1cm幅の輪切りにしたらそれをフライパンで素焼きにして、醤油などを絡めておきます。

その上でボウルに炊いたご飯を入れてそこに寿司酢を入れて酢飯を作っていきます。大体1合程度のご飯に対して大さじ1〜2杯分の寿司酢を入れて酢めしを作りましょう。この辺りの量は自分の好みに合わせて色々なレシピを試すうちに自分のレシピを確立していくとよいです。酢めしを作ったら刻んでおいた大葉やきゅうりなどの薬味とよく混ぜます。

それから酢めしを丼に盛ってその上にアボカド・マグロ・ねぎをトッピングして白ごまをかけたら完成となります。あるいは、アボカドやねぎとともに半分ほどのマグロは角切りにしてご飯と混ぜるようにどんぶりに盛ってから残り半分のマグロのそぎ切りをトップに置くのもアリです。また、白ごまだけでなく刻み海苔を加えるレシピもアリです。

甘みも感じる味!「梅風味の手こね寿司」

マグロとアボカドを合わせた手こね寿司は彩りも豊かなので見栄えもよいためにかなりおすすめ度は高く、家族皆で食べるときにはかなり重宝するレシピとなるのではないでしょうか?そんなアボカドとマグロのアレンジレシピ以外におすすめとなる手こね寿司以外では、梅風味の手こね寿司もさっぱりとした味わいだとして話題になっています。

手こね寿司は新鮮な魚の旨味を醤油でしっかりと引き出した上で、薬味や酢めしなどのさっぱり感も味わえるのが嬉しいものですが、中でも梅風味に仕上げるとより風味が豊かな上にほどよい酸味もあるので好きだという人は多いレシピとなっています。しかしその中でほんのりと感じる優しい甘みが光るのが梅風味の手こね寿司の特徴です。

そんな梅風味の手こね寿司の基本的な作り方としては他の手こね寿司と一緒ですが、梅干しのタネを取り除いて醤油などと混ぜ合わせて置くことからレシピは始まります。また、使用する魚が赤身だけでなく白身魚でもかなり楽しめるという点も魅力的です。特にしめさばなどすでにしめてあり酸味のあるものは、特に梅との相性もよいはずです。

梅干しは2個程度を用意して種を取り除き包丁でたたいておきます。細かくたたいたら砂糖・塩・醤油・酢と混ぜ合わせておきます。そしてこれらを炊いたご飯と混ぜ合わせていきましょう。酢めしを作ると同時にそこにも梅の風味を加えていく形となります。そして生姜・ねぎをみじん切りにしておき、白ごまなども小さじ一杯程度用意しておきます。

そして肝心の魚はシメサバなどを使用する場合にはそのままに、赤身魚を使用する場合には醤油と砂糖に漬けておいてご飯の上にのせ、最後に生姜・ねぎ・ゴマをトッピングすれば完成です。ご飯の中に梅肉が入っているものの砂糖も加えているので優しい甘みを感じられる手こね寿司となっており、酸味と甘みのバランスが素晴らしいレシピとなります。

お手軽レシピ「青じそドレでサーモン手こね寿司」

手こね寿司はサーモンなどの魚を活用してもかなり美味しく作ることができますが、その中でも青じそドレでサーモン手こね寿司は、身近な存在である青じそドレッシングを使用した珍しいタイプの手こね寿司となっています。最近では独創性のある手こね寿司アレンジレシピも増えていますが、青じそドレでサーモン手こね寿司はその一つです。

手こね寿司はその由来でもお伝えした通りに海のファストフードとも呼ばれ、とにかく手早く作れて手早く食べられるというのメリットのひとつともなっていました。そんな手こね寿司ですから、やはりアレンジレシピに関しても気軽に作れるものはおすすめとなります。この青じそドレでサーモン手こね寿司は初心者にもおすすめのアレンジレシピです。

青じそドレでサーモン手こね寿司は、寿司酢の代わりに青じそドレッシングを使うことになる手こね寿司のレシピとなります。青じそドレッシングの他に青じそも別で用意して置くと、よりシソの風味が豊かな海鮮丼に仕上がります。酢めしはドレッシング・青じそを5〜10枚程度細く刻んだもの・白ごまを加えて混ぜ込んで作ることになります。

それからサーモンは1サクを30分程度たれに漬け込んでおくのがよいでしょう。めんつゆ・わさびに加えここでも青じそドレッシングをブレンドしたたれを作ってサーモンを漬け込んでおくと、バランスのよい味に仕上がるのでおすすめです。青じそドレッシング2に対してめんつゆを1、そこに好みでわさびを加えて混ぜ、サーモンを漬け込みます。

その上で混ぜ込んでおいたご飯の上に30分程度漬け込んだサーモンを綺麗にのせていけば、青じそドレでサーモン手こね寿司の完成となります。上に刻みのりや余っていた刻み青じそ、あるいは白ごまやアボカドの角切りなどを自由にトッピングしても美味しいでしょう。アボカドを入れるときには、カットしてレモン汁をかけるとおすすめです。

カツオと違った美味しさ「漬けメジナの手こね寿司」

青じそドレッシングなど身近な調味料を使って作れる手こね寿司というのは実に魅力的ですが、それ以外にもさまざまなアレンジレシピのおすすめが存在するものです。続いて紹介する手こね寿司のアレンジおすすめレシピは漬けメジナの手こね寿司が挙げられます。カツオではなくあえてメジナで作ることで、また違った味わいを楽しめます。

そんな漬けメジナの手こね寿司の作り方としてはまず、青じそを千切りに、生姜はみじん切りに、ミョウガは小口切りにと薬味類をそれぞれ異なる切り方で細かく刻んでいくことになります。そしてご飯をやや固めに炊き上げた上で2合に対して寿司酢を大さじ2〜3杯程度加えて酢めしを作り、そこに白ごまも加えて切るように混ぜ合わせます。

そしてメインとなるメジナは1cmほどにカットした上で漬けていきます。醤油・みりん・砂糖・酒を3:2:1:2ほどでブレンドして、そこに漬け込んで冷蔵庫で保存しておきます。そして酢めしの粗熱がとれたころにこのメジナを取り出して刻んでおいた薬味類と一緒にご飯に混ぜ込んだら完成です。上に数枚メジナをトッピングするのもアリです。

そんなおすすめレシピである漬けメジナの手こね寿司は、最後に海苔巻きにして食べても美味しいとして評判になっています。丼のままかきこむのも海のファストフードらしいですが、由来として手でこねていたという背景のある手こね寿司を、海苔で巻いて手で食べるのもまた趣が有ります。ぜひ漬けメジナの手こね寿司の海苔巻きも試してみましょう。

高級魚で手こね寿司「真鯛と生姜の手こね寿司」

メジナは普段あまり食べないという人も多いかもしれませんが、食べたことがないという人や苦手だという人でも漬けにして楽しめる漬けメジナの手こね寿司であれば、かなり美味しく楽しむことができそうです。また、カツオやマグロ以外で変わり種のアレンジ手こね寿司としておすすめしたいのが、真鯛を使った手こね寿司のレシピとなります。

真鯛は鯛めしや茶漬けなどの形でご飯と合わせて食べることも多いかもしれませんが、この手こね寿司に関してもアレンジを加えて美味しく楽しむことができます。たんぱくながらも旨味が強いのが特徴の真鯛を、生姜で引き締めて手こね寿司にすれば間違いのない美味しさを楽しむことができそうです。まずは真鯛を薄切りにしていきましょう。

厚さはだいたい5mm程度の薄切りにしておくとよいでしょう。そして醤油とみりんを1:1でブレンドしたたれに漬け込んでいきます。このシンプルなたれだからこそ、上品な味わいの真鯛の旨味が活きるので、漬けだれを余計に小細工するのはあまりおすすめではありません。20分程度漬け込んだら取り出して、余計な水分を切っておきましょう。

そしてお米は1合を180ccほどの水で炊いて、炊けたらできるだけ温かいうちに大さじ2杯の寿司酢と混ぜ合わせておきます。それから漬け込んでおいた真鯛の半分ほどの量をこの酢めしの粗熱がとれ次第、混ぜていきます。それから、ねぎ・大葉・生姜をそれぞれできるだけ細かく刻んで白ごまとともにご飯の上にトッピングしていきましょう。

そして最後に残りの真鯛とガリをトッピングしたら完成となります。ガリは甘酢と生姜で自家製のものを作りトッピングしてもよいですし、お寿司などを買った残りなどを活用するのもアリです。このガリと真鯛の組み合わせがえも言われぬ美味しさだとして話題になっているので、ぜひ変わり種手こね寿司として楽しんでみてはいかがでしょうか?

手こね寿司の伊勢志摩で人気のおすすめ店を紹介

手こね寿司の由来と基本レシピに加えて、色々な楽しみ方があるアレンジレシピについてもみてきましたが、ぜひそんなアレンジレシピを実践して自分だけの手こね寿司を楽しみたいものです。そんな手こね寿司は自分で作るだけでなくやはり名店と呼ばれるお店でも楽しみたいものですが、人気店でも特におすすめとなるお店はどこでしょうか?

レトロな雰囲気のお店で頂ける「すし久」

伊勢には手こね寿司を楽しめる名店というのが軒を連ねており、伊勢志摩に観光に行った際にはそんな手こね寿司のはしごをするなんていうのもよいかもしれません。そんな手こね寿司のはしごをする際にもまず確実に訪れておきたいという名店中の名店がすし久です。すし久は古民家風の雰囲気が特徴的であり、レトロな雰囲気を楽しめるお店です。

そんなすし久は、伊勢随一のグルメスポットであるおかげ横丁というところにあり、伊勢を訪れたらまず行くべきだというエリアにあるのが嬉しいものです。そんなおかげ横丁へは宇治山田駅または伊勢市駅が最寄りの駅となっています。そしてそこからのアクセスは三重交通内宮行くのバスで神宮会館前で降りると徒歩1分でたどり着けます。

そんなすし久はひときわ古いただずまいであり、古民家風のレトロな雰囲気が味わい深いと話題になっている建物のお店となっています。そんなすし久は渓流沿いにあることから自然も楽しめるお店となっており、春は桜を秋には紅葉を楽しめるなど季節ごとに違う楽しみ方ができるのも嬉しいものです。そして創業は江戸時代と歴史も深いです。

そしてすし久では手こね寿司を色々な形で楽しめることが人気となっており、定番の竹手こね寿司は1860円という値段で手こね寿司に揚げ物・小鉢・そうめん・赤出しまでつく豪勢な定食スタイルとなっています。これを2330円の松にすると鶏肉のごまだれ仕立てや魚貝の南蛮漬け、貝焼きなどまでつくなどより豪勢なスタイルとなるようです。

そのカツオなどの手こね寿司定番の具材を使用したその味わいは、程よく甘く程よく塩気があるという王道のバランス感が実に美味しいとして話題になっています。また、他にも人気メニューが多く存在し、中でも手こね寿司を含めて伊勢郷土料理をとことん楽しみたいというときには2640円という値段でとろろ汁もつく伊勢路膳もおすすめです。

さらにすし久はひつまぶしが人気のお店としても名を馳せています。また、6月は鮎、秋はきのこなど旬の食材を使った雑炊を朝食時間に楽しめるのも魅力となっています。そんなすし久の営業時間は10:30〜19:30までとなっています。伊勢に来たら必ず行きたいと言われているおかげ横丁の名店で、ぜひ王道の味わいに舌鼓を打ってみてください。

古い蔵を利用した店舗が素敵「虎丸」

古い蔵を利用した店舗が素敵だとして話題になっているお店が、虎丸です。虎丸は新鮮な魚を使ったさまざまなタイプの料理が人気を博しているお店であり、蔵を改装した独特の雰囲気の中で絶品料理の数々を楽しむことができます。居酒屋なのでお酒を楽しみながら伊勢料理を楽しめる上に、伊勢海老やあわびなどの食材も提供しています。

そんな虎丸は、とにかく海鮮のフレッシュさに定評のあるお店となっています。そして4000円程度でも絶品のコースを楽しめるのが実に魅力的であり、刺身からご飯もの、そしてあさりのバター蒸しなどの一品料理ものも含めて贅沢に海鮮を楽しめる人気店となっています。さらに杏仁豆腐などのデザート類までとことんこだわっているようです。

雰囲気のよい居酒屋と言ってしまうと都内などでも楽しめるお店のように感じてしまいますが、やはりその独特の雰囲気に加えて伊勢郷土料理を伊勢新鮮な食材を活用して作っているという点が実に魅力的だと言えるでしょう。真鯛や太刀魚などの魚はもちろんのこと、アワビや伊勢海老、牡蠣などを使用した料理もぜひ味わいたいものです。

そんな虎丸は、伊勢市駅から600mほどの距離にあり、徒歩またはタクシーなどで訪れる人が多いようです。徒歩であれば15分程度、タクシーであれば数分でつくでしょう。そして営業時間は17〜24時までとなっていますが、コース料理などを食べたい場合や土日などであれば予約をして席を確保しておけば、安心して絶品料理を楽しめます。

本格派の伊勢郷土料理・漁師飯「海老丸」

本格派の伊勢郷土料理を楽しめるおすすめの手こね寿司スポットとしては、海老丸も挙げられます。海老丸は1400円という安い価格で手こね寿司を含めた定食を楽しめる人気のお店となっており、味噌汁・漬物・小鉢つきでこの価格というのは非常にお得感が強いのではないでしょうか?そして海老丸では、旬魚を使った手こね寿司が人気です。

もちろんマグロやカツオなどを使った手こね寿司も人気となっていますが、例えば冬であればブリなどの手こね寿司を楽しめるなど、そのときどきで最も旬の盛を使った手こね寿司を楽しめるのが実に嬉しいものです。醤油ダレはやや甘めの味わいとなっており、魚の旨味がしっかりと引き出されていてさっぱりめの酢めしとの相性も抜群です。

また、やや価格が高めにはなるものの伊勢海老をあしらった手こね寿司も3500円という価格で提供しています。伊勢海老を丸ごと一尾使用した手こね寿司は大人気となっていますが、せっかく伊勢に来たのであれば伊勢海老を食べたいという人にはかなりおすすめです。さらに手こね寿司以外にもさんまの押し寿司などの名物料理があります。

そんな人気の海老丸は、すし久と同じくおかげ横丁にあるお店であり、すし久と同じく宇治山田駅からバスで訪れることができます。営業時間は11〜17時半までとなっておりそこまで長くはありませんが、無休で営業しているのも嬉しいものです。高級食材を使用したなかなか食べる機会の少ない手こね寿司を、ぜひ海老丸で堪能してみましょう。

手こね寿司で伊勢志摩伝統の味を楽しんでみよう!

今回は伊勢志摩伝統の手こね寿司についてその由来からアレンジレシピ、おすすめ店まで詳しくみてきました。伊勢志摩に古くから伝わる手こね寿司は王道のレシピでまずは楽しみたいものですが、その名前の由来は漁師が手でこねて食べていたことにあるようです。そして現在では色々なアレンジレシピで手こね寿司が食べられているようです。

今回紹介した手こね寿司の由来や基本レシピ・アレンジレシピなどを参考に、その由来や伝統にも思いを馳せながらぜひ自分で手こね寿司を作って食べてみてはいかがでしょうか?また、本場の味も楽しむべく今回紹介したおすすめ店で手こね寿司を味わってみてください。その滋味深い味わいに病みつきになってしまう人は、少なくないでしょう。

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