福神漬けレシピを詳しく解説!簡単な作り方や人気のアレンジも!

今回は、添え物としてお馴染みの福神漬けについてご紹介します。みなさんは、福神漬けについてどれくらいご存知でしょうか?まず福神漬けと聞いてカレーやチャーハンを連想する方が多いのではないのでしょうか?実はカレーやチャーハンのお供だけではなく色々な福神漬けレシピがあるんです。今回は福神漬けとは、そもそもどういったものなのかというところから、アレンジした福神漬けレシピ、自家製の福神漬けの作り方まで、たっぷりとご紹介しちゃいます。

福神漬けレシピを詳しく解説!簡単な作り方や人気のアレンジも!のイメージ

目次

  1. 1福神漬けを手作りしてみよう!
  2. 2福神漬けレシピを詳しく解説!簡単な作り方を紹介
  3. 3福神漬けはカレー以外にも!アレンジレシピを紹介
  4. 4福神漬けを手作りして美味しく食べてみよう!

福神漬けを手作りしてみよう!

今回は手作りの福神漬けの方法についても詳しくレシピを紹介します。福神漬けって自分で作れるの?と思われる方もいるのではないでしょうか。実は意外と簡単に作れてしまうんです。普通はスーパーマーケットなどで手軽に買えてしまう物ですが、手作りの福神漬けを食べてみたくはないですか?今回紹介するレシピを参考にして、是非手作りの福神漬けに挑戦してみて下さい。市販のものとは一味違った福神漬けが楽しめるはずです。

福神漬けレシピを詳しく解説!簡単な作り方を紹介

福神漬けは、意外とみなさんの身近にある食べ物です。カレーやチャーハンをお店で食べる際には、ほとんどの場合に添えてあると思います。なお、手軽な料理の為ご自宅で作られる方も多いのではないのでしょうか?そんな時に添える福神漬けも手作りのものを添えてはいかがでしょうか?今回ご紹介する福神漬けのレシピはとても簡単な内容になっています。下ごしらえから味付けまで、それぞれの工程ごとに詳しく解説していきます。

福神漬けの由来は?

せっかくなので、この機会に福神漬けの由来についても調べてみました。そもそも福神漬けは縁起のいい食べ物なんです。福神漬けのはじまりは明治時代初頭である1885年頃になります。漬け物屋の主人である野田清右衛門氏が考案したと言われています。もともとは大根、なす、れんこん、かぶ、瓜、なた豆、しその7つの材料を漬けることから、当時の流行作家の梅亭金鵞氏が七福神になぞらえて「福神漬け」と命名しました。

当時の漬け物といえば塩漬けかぬか漬けのみだったため、福神漬けはかなり目立つ存在だったのだそうです。その後、明治時代には、日本郵船の客船で福神漬けがカレーに添えられていたことが話題を呼び全国に普及しました。こうしてカレーの付け合わせとして定着したと言われています。普段何気なく食べていた「福神漬け」は、実は縁起がよいものなんですね。福神漬けは、そんな歴史ある食べ物だったんです。

福神漬け開発秘話

先述した福神漬けを考案した漬け物屋の主人である野田清右衛門氏は表彰までされるほどだったのですが、何が素晴らしかったのでしょうか。その秘密は当時画期的だった醤油漬けであった事です。明治時代の漬物は塩漬け漬物が圧倒的主流でした。野田清右衛門は、なんとか醤油を使った漬物を作るために日夜研究し10年以上の時間をかけて福神漬けを開発しました。現在に至っても全国区で有名な醤油漬けの漬物はあまりありません。

カレーの付け合せ定番になった由来

今でこそ福神漬けと言えばカレーとの付け合せが人気です。しかし、いつ頃どこで始まったのでしょうか?それは明治35年頃に日本郵船ではヨーロッパに向けて船を出していました。その時に一等船室でカレーとの付け合せに出されたことが始まりと言われています。これはカレーの付け合せであるチャツネに似ていたことから添えてみてはどうだろうと言う事がきっかけのようです。ちなみに、二等室や三等室ではたくあんだったようです。

福神漬けの市販品の原料について

一般的に市販されている福神漬けは、そもそもどういった物から出来ているのかという事から説明していきたいと思います。市販品の福神漬けには主に、大根、なす、きゅうり、なた豆、れんこん、しそ、生姜が原料となっています。他にも色素などの着色系のものや漬け原材料もありますが、そこは省略します。メーカーや商品によって多少異なり、椎茸や人参が入っていたりしますが、大根、なす、しそあたりが主流のようです。

福神漬けはもともと入っている野菜の種類が多いことから、絶対にこの野菜は入れる必要があるというようなものはないようです。農産物漬物の日本農林規格でも農産物しょうゆ漬け類のうち、大根、なす、うり、きゅうり、しょうが、なた豆、れんこん、しそ、竹の子、椎茸、若しくは唐辛子を細刻したもの又はしその実若しくは胡麻のうち5種類以上の原材料を主原料とし漬けたものをいうとなっています。

市販品の原料の定番なた豆とは

市販品の福神漬けには、なた豆が定番のように使われています。聞き慣れない材料なので簡単に説明したいと思います。なた豆はマメ亜科の蔓性の一年草で夏に白またはピンク色の蝶形の花を咲かせます。アジアかアフリカの熱帯原産とされ食用や薬用として栽培されています。日本には江戸時代初頭に清から伝わりました。福神漬けの中の万年筆のペン先のような形をしているようなものが、なた豆です。

福神漬けの他にも健康茶のなた豆茶として使われたり、民間薬にも使われています。なた豆は、鉈豆や刀豆とも書き、そのサヤが刃物の鉈に似ていることからその名前がつけられました。福神漬けに使われているなた豆は、だいたい若いサヤを輪切りに切ったものです。成長がはやく、サヤが大きいなた豆はジャックと豆の木という童話のモデルになったとも言われています。

自宅で作る場合の材料は?

ご自宅で作るにあたって、まずは必要な材料からです。なお、材料は少し多めでの分量で記載しています。多すぎると思う方は適宜調整をして下さい。用意するものは大根400グラム、なす1本(100グラム)、れんこん100グラム、生姜2かけ(約20グラム)、昆布2から3センチ四方、塩10グラム、醬油大さじ6、砂糖を大さじ6、酢を大さじ1と2分の1です。塩10グラムは自然塩なら小さじ2、精製塩なら小さじ2弱が目安になります。

福神漬けの調味料を作ろう

次に調味料を作ります。調味料の分量は醬油を大さじ6、砂糖を大さじ6、酢を大さじ1と2分の1となります。それらをよく混ぜ合わせるだけです。手作り福神漬けの調味料が簡単に完成します。調味料は最後の味付けの際には、鍋に火をかけ一度軽く沸騰させて、すぐ火を止めておきます。

材料を下ごしらえしよう

次に下ごしらえです。カレーに添えられている大きさをイメージして食べやすく切って下漬けします。まずは大根の切り方からです。ポイントは歯ごたえを出すために、大根の皮も一緒に皮ごと切って漬けるということです。大根は皮をよく洗い繊維にそって1センチ幅に平たく切ります。まな板の上に並べ縦に4等分に切ります。そうすると約1センチ四方の棒状になります。向きを90度変えて、端から4から5ミリ幅に切っていきます。

続いてなすと生姜です。生姜は皮をむいてからみじん切りにするだけですが、なすも必ず皮をむいてから切ります。皮が後々仕上がりの色を悪くするためです。大根と同じような大きさを目安として、同じように縦に棒状になるように切ってから、端から刻んでいきます。切ったものは水にさらします。なすは塩が入れば柔らかくなるので、大根よりも少し厚めに切るくらいで大丈夫です。水にさらす時間は3分くらいで十分です。


ボウルに切った大根、生姜を入れ、なすの水気を切ってから加えます。塩10グラムを加えて全体を混ぜ合わせ下漬けをして15分待ちます。 れんこんだけは下漬けはせずに別で塩ゆでしておきます。れんこんは大根と同じように縦に棒状に切り、端から5センチほどの幅に切り鍋に湯を沸かしてゆでます。ティースプーン山盛り1杯の塩を加えてから、2分ほどゆでるのが目安です。ゆで上がればざる上げして、そのまま粗熱を取ります。

福神漬けを味付けしよう

最後に味付けです。 下漬けが終われば、ジップロックなどの袋を用意しておき、両手で水気をぎゅっときつくしぼってから、野菜を袋の中に移していきます。下漬けした野菜がすべて入れば、ゆでておいたれんこんも加えます。その袋に粗熱の取れた調味料をそそぎ入れます。昆布も少量、ここで加えます。袋の空気を抜くようにして封をして、冷蔵庫で保存します。翌日から美味しく食べることができます。

手づくり福神漬けの保存方法と賞味期限は?

自宅で作る、手作り福神漬けのレシピはいかがだったでしょうか。簡単に作れるレシピ内容になっていると思います。 保存方法や賞味期限ですが、作って冷蔵庫で2から3週間ほどは保存可能です。食べきれないものは冷凍保存も可能なので、早めに冷凍することをお勧めします。野菜はキャベツやシイタケなどを使っても美味しく仕上がるので、冷蔵庫の残り野菜もぜひ使ってみて下さい。

福神漬けはカレー以外にも!アレンジレシピを紹介

手作りの福神漬けが作れたら、そのまま食べたりカレーやチャーハンに添えるのもいいですが料理に使うのも人気でお勧めです。ここからは、そんな福神漬けを使った人気のアレンジ料理のレシピを紹介します。今回ご紹介するレシピは、ほんの一部です。他にも人気のメニューはたくさんあるので、これを参考に色々なアレンジレシピを考えるのも楽しいかも知れません。福神漬けを使う事で一味違った料理が楽しめます。

アレンジレシピ1:決め手は福神漬け簡単チャーハン

一品目は定番で人気のチャーハンの簡単アレンジレシピです。材料はご飯3膳分、オクラ3本、シメジ3分の1パック、玉子1個、福神漬け30グラム、ニンニク 1片、ごま油 大さじ1、塩コショウ少々、ほんだし小さじ1、醤油大さじ1、仕上げ用ごま油小さじ2です。なお材料は2人前になります。ニンニクは粗くみじん切り。オクラは輪切り。シメジは適当にぶつ切りにします。

フライパンにごま油をひきニンニクを炒めます。よく溶いた玉子を入れたらご飯を加え混ぜながら炒めます。オクラ、シメジ、ほんだし、塩コショウを加え、大きくかき混ぜながら炒めます。福神漬けを加え混ぜながら炒めます。仕上げに醤油を加え、仕上げのごま油を加えたら出来上がりです。福神漬けの分量はお好みで加減して下さい。具材は冷蔵庫の残り物を上手く使ってもいいでしょう。

アレンジレシピ2:福神漬とチーズ入りのカレー卵焼き

次は子供から人気の卵焼きをアレンジしたレシピです。材料は卵2個、福神漬け大さじ2程度、カレーパウダー3から4振り、スライスチーズ1枚です。2人前の材料になります。まず溶いた卵に福神漬け、カレーパウダーを加えて混ぜます。フライパンに油を熱し、カレーパウダーを混ぜた溶いた卵の半量を流し込みます。卵液を広げ半熟のうちにスライスチーズ2分の1枚をちぎりながらのせ、卵焼きを焼く要領で巻いていきます。

残りの卵液も流し込み、残りのスライスチーズものせて、同じように巻けば完成です。卵焼きがベースの料理なので、簡単で人気のあるレシピです。彩りにパセリを加えても良いと思います。福神漬けを入れるという意外なアレンジで卵焼きも、より美味しくなります。手軽で簡単なので是非お試し下さい。

アレンジレシピ3:洋風料理もおすすめ簡単福神漬けタルタル

タルタルソースを簡単にアレンジした人気レシピです。材料はゆで卵4個、Lなら3個で大丈夫です。福神漬け100グラム、マヨネーズはお好みの量を用意、塩胡椒を少々です。まず、福神漬けを細かく切ります。福神漬けの汁は捨てずに一緒に入れて下さい。あとは材料を全て入れて混ぜるだけの簡単な工程です。マヨネーズは少しづつ加えていき、自分の好きなとろみを見つけてください。お好みでパセリを入れると彩りが良くなります。

アレンジレシピ4:福神漬けとスライスオニオンのトースト

次にご紹介するのはトーストのレシピです。工程がシンプルなだけに、ちょっとしたおやつ感覚であったり朝ごはんとして人気です。材料はパン1枚、粒マスタード、福神漬け、マヨネーズ、たまねぎ8分の1個です。最初にパンに粒マスタードを塗り、スライスオニオンと福神漬けをのせてマヨネーズをかけます。あとは、こんがり焼けば出来上がりです。スライスオニオンは加熱するとかさが減るので、たっぷり乗せるのがコツです。

アレンジレシピ5:福神漬けオムカレー

最後は福神漬けを添えるのに定番のカレーをアレンジしたレシピです。定番のカレーなだけに人気のメニューです。まず材料は人参2分の1本、にんにく2片、玉ねぎ2分の1個、牛肉300グラム、水500cc、カレールー4皿分、福神漬け適量、とろけるチーズ適量、卵1人につき3個、ハチミツ大さじ1.5、醤油大さじ1、薄口醤油 大さじ1、ライス用ケチャップ大さじ5、ライス用しょうゆ大さじ1です。4人分の材料となっています。

たまねぎとにんにくを、みじん切りにして牛肉、にんじん、にんにく、たまねぎを塩こしょうで炒める。しょう油、薄口しょうゆ、ハチミツを加え沸騰したお湯で煮込む。ルーを刻んで入れケチャップと醤油でご飯を炒める。ボールに卵を割り入れ溶いたら福神漬けも入れ混ぜたらチーズをトッピングしてオムレツを作る。ケチャップとしょう油で味つけたご飯の上にオムレツをかぶせカレーをかけて出来上がりです。

福神漬けを手作りして美味しく食べてみよう!

今回、簡単な手作りの福神漬けのレシピから福神漬けを使ったアレンジ料理のレシピまでたくさんご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?ご紹介したレシピはどれも人気のメニューで簡単に作れるので試してみて下さい。野菜を変えたりアレンジする事で色々な福神漬けが作れます。ご自身だけの手作り福神漬けのレシピを考えてみてもいいかも知れません。様々な野菜を使って是非、手作りの福神漬けを楽しんで下さい。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ