ハートチップルは全国区じゃない?販売店地域やにんにく味の歴史を調査

ハート形の可愛らしい見た目に、ガツンとしたにんにくの味が効いたスナック菓子「ハートチップル」を知っていますか?東日本では知名度が高いハートチップルですが、関西では「分からない」「知らない」という声が聞こえてきます。実はハートチップルは東日本エリア限定のスナック菓子なのだそうです。今回はハートチップルの歴史と販売地域、また入手方法について、徹底リサーチしました。

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目次

  1. 1ハートチップルとは?
  2. 2ハートチップルはどこで作られている?
  3. 3ハートチップルのにんにく味の歴史
  4. 4ハートチップルには種類があった!
  5. 5ハートチップル:焼肉焙煎にんにく味
  6. 6ハートチップル:納豆チップル
  7. 7ハートチップルは地域限定のスナック菓子だった!
  8. 8ハートチップル販売店:ベイシア
  9. 9ハートチップル販売店:クリエイト
  10. 10ハートチップル販売店:ドン・キホーテ
  11. 11ハートチップル販売店:マツモトキヨシ
  12. 12ハートチップルは駄菓子屋居酒屋でも食べられる!
  13. 13ハートチップルを確実に手に入れるには通販がおすすめ!
  14. 14ハートチップルはにんにくの効いたおいしいスナック菓子

ハートチップルとは?

ハートチップルは、にんにく味の効いた軽いスナック菓子で、長年愛されている駄菓子です。赤いレトロなパッケージと、大袋ながら一つ100円前後とリーズナブルです。そんなハートチップルは大人から子どもまで愛されているスナック菓子ですが、実は販売地域が限られたローカル菓子だということを知っていますか?スーパーや駄菓子屋さんで見かけるにんにくスナックのハートチップルですが、地域よっては知名度0のお菓子でした。

実は、ハートチップルは東日本限定で販売されているスナック菓子なのだそうです。実際に関西地方の人にはなじみがあまりなく、ハートチップルの名前を聞いてもピンとこない人も多くいるそうです。関東に住んでいる人には当たり前のように存在するハートチップルですが、西日本の人にとっては関東のローカル菓子の位置づけになっています。今回はそんなハートチップルの種類や販売店について徹底調査してみました。

ハートチップルはどこで作られている?

地域限定で販売店限られているハートチップルですが、それでは、ハートチップルはどこのメーカーで製造されているのでしょうか?製造メーカーについて調査したところ、ハートチップルは茨城県の常総市にあるお菓子メーカーが製造していることが分かりました。そのため、ハートチップルは茨城周辺の東日本地域周辺のスーパーやドラッグストアを中心に販売されているそうです。

長年多くの人に愛されているにんにく味のお菓子ハートチップルを製造している会社とは、一体どのような会社で、どこにあるのでしょうか?ハートチップルの誕生について調べてみると、なんと、ハートチップルは有名な駄菓子の会社で作られていることが分かりました。それではハートチップルをこの世に送り出した駄菓子で有名なとある会社について紹介していきましょう。

ハートチップルを作っているのはあのお菓子の企業だった!

ハートチップルを製造しているのは、リスカ株式会社というメーカーです。このリスカ株式会社は、なんと「うまい棒」や「スーパービックチョコ」を作っているお菓子メーカーです。ハートチップルはリスカ株式会社の主力商品で、創業から間もない1973年から製造販売されており、うまい棒よりも以前に市場に登場している歴史ある商品です。現在もリスカ株式会社の主力商品として多くの人から支持をされているお菓子です。

リスカ株式会社はうまい棒やスーパービッグチョコ以外にも、様々な駄菓子を作っています。中でもスナック菓子が有名で、濃厚なコーンポタージュ味がおいしいスナック菓子「コーンポタージュ」や、うまい棒を存分に味わうことのできるスナック菓子「うまい輪シリーズ」が人気です。また、サクサクのラスク風のスナックにチョコレートを染み込ませた「しっとりチョコシリーズ」も美味しいと幅広い年齢層の人から支持されています。

ハートチップルのにんにく味の歴史

このハートチップルは、お菓子メーカー・リスカ株式会社の最初の主力商品として、1973年に開発・製造されました。ハート型の可愛らしい薄いせんべいの見た目ながら、ガツンとしたにんにく味がクセになるスナック菓子として、発売されるや否やリスカ株式会社の看板商品になりました。原材料はうるち米が使われており、軽い食感のハートチップルは子どもだけでなく、大人もハマる味で今でも根強い人気を誇っています。

ハートチップルはハート形の薄型せんべいという、可愛らしい見た目ながらパンチの効いたにんにく味が特徴です。そのため、一度袋を開けると周囲ににんにくの香りが充満してしまうほどです。味も、にんにく独特のスパイシーな味わいが全面に出ているので、小さい子どもが食べると少し辛いと感じるかもしれません。しかし、サクサクの食感と、豊かなにんにくの味わいは、一口たべると止まらない美味しさです。

一方、にんにくの味はかなりしっかり目なので食べた後はお口の臭いが気になる場合もあります。特に人に合うときや、デートなどの前には食べるのは極力控えたいと思うほどにしっかりとしたにんにくの味と臭いが口の中に残ります。しかし、ハートチップルの美味しい誘惑に負けて、うっかり食べてしまった!ということが起こらないとは言い切れません。しかし、急ににんにくのにおいを消す方法はあるのでしょうか?

にんにくの臭いが気になる人はこれを試そう!

にんにくのパンチが効いた味がおいしいハートチップルですが、気になるのはにんにくの臭いです。ハートチップルは袋を開けた瞬間から強烈なにんにくの臭いがします。また。食べた後も、かなり強いにんにくの臭いが口の中に残るため、「ハートチップルを食べたあとは口の臭いが気になって人に会えない」という意見もある程です。ハートチップルを食べた後の口の臭いが気になる人は、こんな方法を試してみてかいかがでしょうか?

食べてしまったにんにくの臭いを抑えるためには、食べている最中と、食べた直後が大事です。今回はハートチップルを食べるときに一緒に飲みたいドリンクを紹介していきます。まずはハートチップルなどのにんにくの臭いがする食べ物を食べているときは、緑茶か牛乳を飲むようにしましょう。この2つの飲み物は、にんにくの臭いの元であるアリシンという成分の働きを抑える効果があります。

ハートチップルには、このアリシンが含まれるニンニクパウダーがふんだんに使われているため、にんにくを食べるときと同様に緑茶か牛乳を飲みながら食べてみてください。また、にんにくの臭いがするものを食べた後は、生のリンゴを食べるといいそうです。こちらもアリシンを分解し、にんにくの臭いを抑えます。ハートチップルを食べた後でも口の臭いは生のリンゴが有効なので、ぜひ試してみてください。

ハートチップルには種類があった!

ハートチップルのパッケージをよく見ると、「スーパーハートチップル」と書かれています。しかし、リスカ株式会社のホームページには「ハートチップル」と記載されています。また、通販などのサイトでも、ハートチップルとなっていたり、スーパーハートチップルとなっていたりと名称に関しては非常にあいまいになっていますが、一般的には「ハートチップル」の名称で親しまれています。

ハートチップルのパッケージの裏側を見ると、「うるち米に元気味、ガーリックをプラス」と記載されています。ハートチップルはにんにく味のスナック菓子で、ガツンとパンチのあるスパイシーな味わいが人気です。スナック菓子ながら容赦ないにんにくの臭いがするため、女性などからは敬遠されることもあるそうです。一度食べると、軽い食感とにんにくの味わいがクセになるロングセラースナック菓子がハートチップルです。

過去には、ハートチップルコチュジャン味やハートチップルチーズ味といったバラエティに富んだ種類もありました。どちらもにんにくと相性がいいので、長年のハートチップルファンの間では復活を望む声が多いそうです。現在販売されている種類はにんにく味と焙煎にんにく味の2種類と姉妹品のご当地スナックのみです。

リスカ株式会社はうまい棒をはじめ、常に様々な味のスナック菓子を開発している駄菓子界のエース的な存在です。そのためハートチップルのニーズが高まれば、今後、新しい味のハートチップルの種類が発売されるかもしれません。そんなこれからの展開に期待するべく、ぜひこまめに店頭やHPなどをチェックしてみてください。

ハートチップル:焼肉焙煎にんにく味

ハートチップルのもう一つの種類は、焙煎にんにく味です。通常商品がにんにく味ですが、こちらは焙煎にんにく味という名称なので購入するときには注意しましょう。パッケージも通常のにんにく味とそっくりのパッケージですが、焙煎にんにく味は網の上で焼肉と一緒に焼かれているにんにくのイラストが目印です。味わいはパッケージの通り、焙煎された香ばしいにんにくの味わいがします。

豊かなにんにくの香りと、香ばしい焙煎風味がおいしいハートチップルです。そのまま食べても美味しいですが、大人の人は、ビールやハイボールなどの炭酸系のお酒と合わせても美味しくいただけるスナック菓子です。にんにく味と焙煎にんにく味という差別化がなかなか難しいラインナップのため、販売店などでなかなか見かけないので、見つけたらぜひ購入してみてください!

ハートチップル:納豆チップル

ハートチップルの製造メーカーがある場所は茨城県です。茨城県の特産物と言えば、「納豆」が思い浮かぶと思いますが、ハートチップルの姉妹商品として「納豆チップル」という商品があります。スナック菓子部分はハートチップルと同じうるち米を使った軽い食感のスナック菓子になっています。形はハート型ではなく、楕円形で、形以外はほぼハートチップルと同じ見た目です。

臭いは納豆そのもので、人によっては「臭いがきつい」と感じる人が多いかもしれません。一口食べると、なんと納豆のネバネバ感を感じることが出来ます。これは原材料の納豆パウダーの効果で、納豆ならではの風味も感じることが出来るのは、納豆が特産の茨城県ならではです。味わいも納豆に少しスパイスが加わったような味付けで、クセになる美味しさが人気を集めています。

この納豆チップルは現在は茨城県を中心に地域限定で販売されています。茨城県内だと、サービスエリアやお土産物店、スーパーなどで手に入るそうです。また、納豆チップル、ハートチップルを製造しているリスカ株式会社はうまい棒も作っており、うまい棒の納豆味も本格的な味わいだと多くのファンがいます。茨城県のメーカーの納豆味のスナックは、味わいも本場さながらです。

ハートチップルは地域限定のスナック菓子だった!

ハートチップルは東日本限定?

前述にもある通り、ハートチップルの販売店は現在のところ東日本地域限定なのだそうです。どうして東日本地域以外では販売していないのか、その根拠はいまだにあきらかにされてはいません。公式ではハートチップルの販売店は全国のベイシアとクリエイトにて販売しているという情報があります。

ベイシアは関東、中部、甲信越を中心に展開するスーパーマーケットで、クリエイトは山梨、栃木除く関東と、東海地域に展開しているドラッグストアで、これら2つのお店は、関西地方へはまだ出店がされていないため、現状では東日本限定となっているそうです。ハートチップルの販路拡大には、ベイシアなどの店舗の展開が大きく関わっていると言えます。

西日本ではハートチップルを知らないという声も

東日本の人にとってハートチップルは、当たり前のようにある駄菓子ですが、関西や東日本以外の地域の人にとってはなじみの薄いのだそうです。現に、関西などの人はハートチップルは関東などの地域限定のご当地お菓子という認識があり、関東方面に行った際のお土産として知っている人が多いそうです。

関東や東日本地域の人にとっては当たり前のように販売店に並んでいるハートチップルですが、なじみのない地域の人にとっては珍しいお菓子です。独特のにんにく味はちょっぴり臭いが気になりますが、万人受けする味付けなので、西日本に住んでいる友人に会いに行くときは、ぜひ話のタネにハートチップルをお土産にしてみてください。

ハートチップル販売店:ベイシア

ベイシアは群馬県前橋市に本社を置くベイシア株式会社が運営するスーパーマーケットです。北海道を除く東日本で広く展開し、2018年2月の時点では、全国に138店舗ほどあります。関東一帯を中心に、群馬県、栃木県、千葉県、埼玉県、長野県に多くの店舗があります。東は福島県から西は滋賀県まであります。

ハートチップルは公式にはベイシア全店で販売されているとされているため、今後の店舗展開によっては全国で販売されるかもしれません。ちなみにベイシアは独自のネットショップがあるのですが、2018年現在までにネットショップでのハートチップルの取り扱いはありませんでした。

ハートチップル販売店:クリエイト

リスカ株式会社が公式にハートチップル販売店だとしているクリエイトとは、株式会社クリエイトSDホールディングスが運営するドラッグストアです。近年はドラッグストアも薬だけでなく、日用品や食品も充実しています。ハートチップルはこちらのクリエイトのお菓子コーナーに陳列されています。ちなみに社名のSDは、SuperDrugstoreの略だそうです。

クリエイトは本社は神奈川県にあり、2015年の時点で、栃木県を除く関東地域と、静岡県、愛知県に店舗があります。店舗数はおよそ450店舗あり、ドラッグストアだけあって調剤を行っている店舗も多数あります。クリエイトも自社で運営するネットショップがありましたが、こちらでのハートチップルの販売は2018年の時点ではありませんでした。

ハートチップル販売店:ドン・キホーテ

公式ではありませんが、ハートチップルを取り扱っているお店を紹介していきます。まずは、驚安の殿堂ドン・キホーテでもハートチップルの取り扱いがあります。バラエティショップという名がふさわしいほどに様々なものを販売しているドン・キホーテですが、なかでも駄菓子の取り扱いは数ある販売店の中でもなかなかの品ぞろえなのではないでしょうか?

ドン・キホーテは現在、高知県と徳島県以外の都道府県に展開されています。ハートチップルも大型店の駄菓子コーナーで見かけるという口コミなどもありますが、ドン・キホーテ自体、各地域の特色を活かした商品ラインナップを展開しているため、ハートチップルの販売店を断言することができません。どうしても気になる人は、各地域のドン・キホーテで問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?

ハートチップル販売店:マツモトキヨシ

マツキヨの愛称で知られるマツモトキヨシですが、こちらの店舗でもハートチップルを販売しています。マツモトキヨシは、高知県と佐賀県を除くすべての都道府県に店舗があります。しかし、運営会社が各地域ごとに分かれているため、関東地方以外ではハートチップルを取り扱っていない店舗があるそうです。こちらもドン・キホーテと同様に、ハートチップルの取り扱いがあるかを問い合わせするのがおすすめです。

マツモトキヨシも独自のネットショップを持っており、こちらのネットショップではなんとハートチップルを販売しています。残念ながら店舗受け取りはできませんが、1回の注文につき24個までハートチップルの大袋を販売しています。ちなみに駄菓子サイズの小袋の取り扱いはありません。しかし、通販で確実に手に入るので、販売地域以外の人はマツモトキヨシの通販を利用してぜひ購入してみてください。

ハートチップルは駄菓子屋居酒屋でも食べられる!

東日本地域以外でハートチップルを食べる方法は、なにも販売店で購入するだけではありません。近年、繁華街を中心に増えつつある、駄菓子をおつまみに飲める店、駄菓子屋居酒屋や駄菓子屋バーなどでハートチップルを食べることが出来ます。この駄菓子屋居酒屋とは、駄菓子をつまみにお酒を飲む居酒屋のことです。チャージ料金を支払えば駄菓子が食べ放題とあって、子ども時代を懐かしむ大人の癒しのスポットなっています。

ハートチップルも、こうした駄菓子屋居酒屋に置かれることが多く、また、ガツンとにんにくが効いているのでお酒のおつまみとして特に人気があるのだそうです。こうしたお店の駄菓子は店舗が各自で行っている場合がほとんどなので、お店によっては東日本地域以外でもハートチップルを仕入れているかもしれません。駄菓子屋居酒屋に行った際には、ぜひハートチップルを探してみてください。お酒に合うこと間違いなしの駄菓子です。

ハートチップルを確実に手に入れるには通販がおすすめ!

東日本地域以外ではなかなかお目にかかることのできないにんにくスナック菓子ハートチップルですが、楽天やアマゾンなどの通販サイトを利用すると確実に手に入ります。近年は駄菓子販売に特化したネットショップも数多くあり、店頭では見かけることの少ないレアな駄菓子も通販では手に入ります。駄菓子の販売店が減ってしまった昨今ですが、ネット通販での駄菓子の人気は衰えていません。ぜひネット通販を使用してみましょう!

ちなみにアマゾンでは、リスカ株式会社の商品が販売されているショップがあります。おそらくリスカ株式会社が運営しているショップなのですが公式HPなどには記載されていませんので定かではありません。しかしながら、ハートチップルや納豆チップルなども確実に手に入るので、どうしてもハートチップルが食べたいという人はぜひとも利用してみてください。

駄菓子のネット通販サイトには、もちろんハートチップルの取り扱いがあります。お徳用の大袋から、ちょい食べ用の小袋まで、さまざまなバリエーションのハートチップルがあります。また、ネット通販サイトによっては販売店でもなかなか見かけない焙煎にんにく味のハートチップルや納豆チップルを取り扱っているサイトもあります。ハートチップルが入手困難な関西の人だけでなく、駄菓子好きの人も通販は要チェックです。

ハートチップルはにんにくの効いたおいしいスナック菓子

リスカ株式会社の製造するにんにく味のお菓子、ハートチップルについて調査してきました。東京や関東・東海地方など、東日本の人にとっては、ハートチップルは駄菓子屋やスーパーに必ずある商品というイメージがありました。一方、関西や九州の人にとっては、なかなかなじみのない東日本の地域限定のにんにく味のお菓子という認識であるなど、地域によって大きな認知度の差があることが分かりました。

ハートチップルは、子ども向けのお菓子とは思えないほどに本格的なにんにくの味わいが効いていて、子どもから大人までファンのいるロングセラーお菓子です。サイズも小袋から大袋まであるので、さまざまなシチュエーションで楽しむことが出来ます。歴史あるハートチップルのがツンと効いたにんにく味は一度食べると病みつきになるおいしさです。

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