「日本三大まんじゅう」とは?誰が決めた?決め方・由来も

日本三大まんじゅうについて解説します。日本三大まんじゅうの由来や、なぜ日本三大まんじゅうに選ばれたのか?誰が決めたのか?など、日本三大まんじゅうに関するあらゆる情報をリサーチしました。お土産選びやまんじゅうを買う際の参考にしてください。

「日本三大まんじゅう」とは?誰が決めた?決め方・由来ものイメージ

目次

  1. 1日本三大まんじゅうを分かりやすく紹介!
  2. 2日本三大まんじゅうの詳細
  3. 3まんじゅうの歴史
  4. 4日本三大まんじゅうの種類と味
  5. 5日本三大まんじゅうまとめ

日本三大まんじゅうを分かりやすく紹介!

和菓子を代表するお菓子といえば「まんじゅう」ではないでしょうか?まんじゅうは全国でさまざまな種類があり、中には銘菓を呼ばれるものも少なくありません。実はその中に日本三大まんじゅうと呼ばれるまんじゅうがあるのを知っていますか?

日本三大まんじゅうとは、どういうまんじゅうなのか、なぜ日本三大まんじゅうに選ばれたのかなど、一度は食べておきたい日本三大まんじゅうについて紹介します。

日本三大まんじゅうの詳細

まずは日本三大まんじゅうが、なぜにそう呼ばれるようになったのか?誰が日本三大まんじゅうを決めたのかなど、まんじゅうに関する「なぜ?」について説明していきましょう。

日本三大まんじゅうは誰が決めた?

まずは、日本三大まんじゅうがなぜ決まったのかを説明していきます。日本三大まんじゅうは、2007年に三笠書房から発売された「日本の三大なんでも事典」に明記されたことがきっかけです。この本の中で、人気の高さをはじめとした総合的なランキングで明確にしたのが日本三大まんじゅうでです。

この本に掲載されたことがきっかけとなり日本三大まんじゅうが知られるようになりました。日本三大まんじゅうは、あくまでも出版社のランキングによって選ばれたもののため、公的なものではありません。そのため、他のまんじゅうを推す声もありますが、選ばれた日本三大まんじゅうは、もともと人気があった商品ばかりです。

サミットも開催されている

日本三大まんじゅうは、事典に掲載されただけではありません。日本三大まんじゅうに決まった会社を代表パネラーにした「日本三大まんじゅうサミット」も開催されています。三大まんじゅう3つの会社の代表をパネラーとし、2016年には、福島県と東京で2回開催の「日本三大まんじゅうサミット」が開催されています。

初回は2016年で福島県と東京都で開催、翌年は岡山県で開催されています。この時は、日本三大まんじゅうカフェも併設され、3種類のまんじゅうを一度に味わうことができました。

まんじゅうの歴史

続いてはまんじゅうの歴史について知っていきましょう。まんじゅうの由来をはじめ、まんじゅうはなぜ丸いのか?なぜ小豆餡なのか?など、まんじゅうの基本について説明します。

まんじゅうの由来

まんじゅうは、1349年(室町時代)に宋から渡来した林浄因か奈良で作った奈良まんじゅうが発祥とされています。中国では饅頭(マントウ)と呼ばれており、肉まんの様に、餃子に似た餡が入った蒸しパンのようなものを指します。マントウがまんじゅうと呼ばれるようになったのは、漢字の読み方が転じたためです。

饅頭の頭を「ず」と読むことからまんずと呼ばれるようになり、それが転じてまんじゅうと呼ばれるようになったといわれています。
 

小豆の餡を使う理由

鎌倉時代に伝わったまんじゅうは、主に寺院の僧侶の間で広まったとされています。僧侶は肉を食べることができません。そのため、肉の餡の代わりに小豆を煮て入れることになり、お菓子代わりや軽食として食べられるようになったのです。その後、小豆餡入りのまんじゅうが精進料理として広まり、現在の一般的なまんじゅうの形となりました。

丸いまんじゅうが多いのはなぜ?

丸い形のものが多いまんじゅう。それはなぜでしょうか?諸説ありますが、ひとつは何ごとも丸く収まるようにという思いがあるという説。もうひとつは日本人が丸いものを「たま」と呼ぶためという説です。たまは魂を連想させる言葉であり、仏様への供物は自分の魂の代わりであるため、捧げるまんじゅうが丸いといわれています。

日本三大まんじゅうの種類と味

それでは、日本三大まんじゅうの種類と味について説明していきましょう。日本三大まんじゅうの店は東京・福島・岡山にあります。発祥地や時代は異なるものの、日本三大まんじゅうに選ばれるだけの理由があるまんじゅうばかりです。

塩瀬総本家の志ほせ(しほせ)饅頭

日本三大まんじゅうのひとつめは、「塩瀬総本家 志ほせ饅頭」です。600年以上の歴史を持つまんじゅうで、店舗は東京都中央区明石町を本店に持ち、全部で9店舗を展開しています。塩瀬総本家はようかんや最中で有名な店でもあります。

志ほせ饅頭は一口サイズで、白くでふわりとしたまんじゅうの中央に志ほせの焼き印が押され、とても上品な見た目をしています。志ほせ饅頭を作る塩瀬総本家の歴史は古く、鎌倉時代に中国の僧がまんじゅうを広めるため奈良県で開業、関ヶ原の戦いの後、分家となったのが塩瀬総本家です。この志ほせ饅頭は時の将軍などにも愛されていました。

当時の作り方を現在も守り続け、職人の手によって一つ一つ丁寧に作られているのが東京にある塩瀬総本家の志ほせ饅頭です。

味の特徴

志ほせ饅頭は薯蕷饅頭の一種で大和芋と上新粉を合わせて練り上げた皮の、ふんわり柔らかな食感が特徴です。こしあんも甘すぎず上品な甘さですが、皮に負けない主張もあります。また、餡のずっしり感もあるので小さいながらも食べ応えがあります。

柏屋の薄皮饅頭

続いて紹介する日本三大まんじゅうは福島県にある柏屋の「薄皮まんじゅう」です。薄皮まんじゅうは、温泉まんじゅうとも呼ばれていて、江戸時代末期の1852年に福島県郡山市で初代が始めた「薄皮茶屋」で生み出されました。

皮が茶色いのは、小麦粉に黒砂糖を練りこんでいるためで、薄い皮に小豆餡をたっぷり包み込んだ製法も福島県が発祥といわれています。薄皮まんじゅうが温泉まんじゅうと呼ばれているのは、福島県郡山市に江戸時代当時、奥州街道が通っていて温泉宿に宿泊する旅人が多かったためとみられています。

現在、薄皮まんじゅうは全国どこでも作られていますが、元祖薄皮まんじゅうといえば、柏屋の薄皮まんじゅうを指しているといっても過言ではないでしょう。
 

味の特徴

薄皮まんじゅうにはこしあんとつぶあんの2種類があります。餡に使われているのは北海道・十勝産の小豆です。ともに柔らかくてコクのある薄皮の中にぎっしりと小豆餡が入っています。こしあんは舌ざわりなめらかで、上品な甘さが特徴です。つぶあんは小豆の風味とツブツブ感が楽しめるまんじゅうです。シンプルですが、飽きの来ない味わいです。

大手饅頭伊部屋の大手まんぢゅう

最後に紹介する日本三大まんじゅうは岡山県の「大手まんぢゅう」です。大手まんぢゅうは、大手饅頭伊部屋で作られていて、1837年から現在に至るまで製法を受け継いでいます。大手まんぢゅうは、酒まんじゅうの元祖を言われていて、小麦粉に甘酒をたっぷり入れて作られているのが特徴です。

甘酒がたっぷり入った生地が薄く包み込むのが、特製の白双糖で練り上げたこしあんです。これを蒸しあげ、大手まんぢゅうは出来上がります。大手まんぢゅうの名前の由来は、岡山城大手門の附近にあったため、当時の備前藩主池田侯が名付けたとされています。

池田侯がこよなく愛したまんじゅうで、お茶会の席では必ず大手まんぢゅうが出されていたということです。

味の特徴

大手まんじゅうは、皮の部分に甘酒が仕込まれているので透明感があり、柔らかくしっとりとした風合いが持ち味です。保存料なども使っていないため常にフレッシュなのですが、一方、腐りやすい甘酒を使っているため日持ちしません。

味は、なめらかで優しい甘さのこしあんと、皮に混ぜられた甘酒がふんわりと香り、素晴らしい調和を生み出しています。小ぶりで見た目も上品、しつこい甘さが無く満足感が得られるまんじゅうです。

日本三大まんじゅうまとめ

和菓子の王様ともいえるまんじゅうの中でも、人気の高い日本三大まんじゅう。日本三大まんじゅうの決め方や、まんじゅうの由来など意外と知らなかったこともあったのではないでしょうか?日本三大まんじゅうの店舗は東京・福島・岡山とばらばらですが、オンラインショップやデパートでも購入が可能です。

また、日本三大まんじゅうサミットの様に、3品を一度に味わえるカフェの開催などイベントにでかけて食べ比べるのもいいでしょう。発祥地も時代もバラバラの日本三大まんじゅうですが、現在も全国の人々の間で愛されています。ぜひ一度食べてみてください。

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