ウニの旬の時期っていつ?ウニの産地別に食べ頃が知りたい!

ウニの旬の時期がいつか知っていますか?実はウニの旬はウニの種類や産地によって違いがあります。ウニの旬の食べ頃の時期を知っていれば、濃厚なウニをさらに美味しく絶品の状態で食べることができます。ウニの旬の味を知ってしまえば旬以外のウニは食べられなくなるかもしれません。旬のウニの美味しい食べ方や旬のウニを選ぶ際に気をつけるポイントなどもまとめました。ウニの旬を知って美味しくウニを食べましょう。

ウニの旬の時期っていつ?ウニの産地別に食べ頃が知りたい!のイメージ

目次

  1. 1ウニの旬の時期はいつ頃?
  2. 2ウニの旬の時期を種類別に
  3. 3ウニの産地別の食べ頃
  4. 4美味しいウニを見分けるポイント
  5. 5旬のウニの美味しい食べ方
  6. 6ウニの旬を知って美味しく食べよう!

ウニの旬の時期はいつ頃?

ウニの旬の時期はいつ頃か知っていますか?生うに、焼きウニ、ウニご飯、うに丼、ウニパスタと濃厚で日本人を魅了してやまないウニですが、旬の食べ頃を知っていないと損をしているかもしれません。

旬のウニの時期を知っていれば旅行をしたときや住んでいる地域で旬の美味しい時期のウニを逃さず食べることができます。ウニの旬の時期を産地別、種類別などでまとめました。

また、旬のウニの美味しい食べ方、注目するポイントなども紹介しています。美味しくウニを食べましょう。
 

ウニの旬の時期を種類別に

ウニにはなんと100種類以上の種類がいるといわれています。100種類以上のウニの中には食用でないものも存在しています。ウニは分類としては全身に棘のある棘皮動物に分類されており、200年以上も生きる長寿の生き物です。

日本でよく聞くウニの名前はバフンウニやエゾバフンウニ、ムラサキウニといった種類のウニでしょう。それらの代表的なウニに加えて日本で一般的に食べられているウニの種類についても種類別、産地別にウニの食べ頃を紹介していきます。

ウニの旬の時期を知っていれば、ウニの美味しい時期を逃さずに美味しくウニを食べることができます。

バフンウニ

バフンウニは産地を北海道南端以南から本州、九州と全国に幅広く生息しているウニの種類です。収穫数が少ないウニで希少感があり、濃厚なうまみと甘みがあるのが特徴となっています。主な産地は利尻、礼文島があります。

ウニは産卵前が旬の最もおいしい食べ頃の時期といわれています。そのため、産卵期の1か月前を旬の時期とします。バフンウニの産卵期は1~4月です。そのため、バフンウニの旬の食べ頃の時期は12月~3月頃となります。

ちなみに殻に入っているところが馬糞ににている、ということからバフンウニと名付けられました。オレンジ色が強いことから赤ウニと呼ばれることもありますがあとで紹介するアカウニではありません。

キタムラサキウニ

キタムラサキウニは太平洋側には相模湾以北、日本海側には本州西端以北にを産地としているウニです。キタムラサキウニの特徴としては棘が長く、棘の表面に光沢がなくてざらざらしています。

外見はムラサキウニに似ていますが、キタムラサキウニは大きさが少し大きく緑色ががかっているのが特徴です。身は淡い黄色で白ウニと呼ばれることもあります。

粒も比較的に大きくてボリュームがあり、身崩れしないので寿司のネタとして使われることが多いウニの種類です。風味がよく、口の中でとろけるのがキタムラサキウニの特徴となっています。

キタムラサキウニの産卵期は7~10月となっているので、旬の食べごろ6~9月となっています。東京でも目にかかりやすい種類のウニです。
 

エゾバフンウニ

エゾバウフンウニは北海道の冷涼な場所にのみ生息しているウニです。バフンウニよりも少し大きく、10cm程の大きさに成長することで知られており、短い棘が特徴です。身は鮮やかなオレンジ色で苦みがなく、うまみが濃厚なのが特徴となっています。

エゾバフンウニの旬は産地によって若干異なります。北海道の日本海側の産卵期が9月~10月なので、旬が8月~9月が目安です。

北海道の太平洋側が産卵期が6~10月なので旬が5月~9月太平洋沿岸の地域が産卵期が5~7月と8~10月なので旬が4~6月、7~9月となっています。

ムラサキウニ

ムラサキウニは産地としては青森県以南の日本海側から茨城県以南の太平洋側に生息している人気のあるウニです。主な産地には奥尻島などがあります。長めの棘と紫がかった黒い殻をもっています。

身は白い色に近い黄色で淡白ですが上品な甘みがあるのが特徴です。磯の風味をほんのりともっています。身が白いのでキタムラサキウニ同様白ウニと呼ばれることもあります。ムラサキウニの産卵期は3~8月です。そのため旬の食べ頃は4~7月となっています。

アカウニ

アカウニは主に西日本で食べることができるウニです。産地としては日本海側は津軽海峡、太平洋側は銚子までの北の地域でも取ることができます。主に長崎屋佐賀県などの西九州を産地としているウニです。

殻が少し赤味を帯びているのが特徴で、濃厚で甘みの強い味わいとなっています。アカウニは旬が9~10月となっています。食通の中ではアカウニが最もおいしいといわれており、高値で取引されるウニです。

産卵後は身に苦みが出てしまうのが特徴で風味が落ちてしまいます。そのため翌年まで休漁してしまうので、夏の短い期間しか味わえません

シラヒゲウニ

シラヒゲウニは熱帯海域に生息しているウニで、産地としては沖縄をはじめとした日本の南の海でとることができます。沖縄でたべることができるウニの種類です。

直径は10センチ前後に成長し、名前のとおり棘(ヒゲ)が白く短いのが特徴です。夏の7月~9月末頃が旬の食べ頃となっています。明るめの黄色で大きいのが特徴です。ほどよいコクと濃厚さを感じられ、上品な味わいが人気のウニです。

沖縄の名物ウニとして有名でしたが、近年では生息数が減少しており、希少価値の高いウニとされています。

ウニの産地別の食べ頃

ウニの種類別に旬の時期を見てきました。ここからはウニの産地別に食べ頃の時期を紹介してきます。北海道、東北、北陸、瀬戸内、九州、沖縄と日本全国で食べることができるウニですが、産地によって食べ頃の旬の時期は異なっています。

ウニを目当てに旅行などに行くのであれば産地別の食べ頃の時期を把握し、参考にして食べに行きましょう。

北海道

全国で食べられているウニは、その50%を北海道で水揚げされているといわれています。ウニの産卵期が禁漁期と重なっているため、禁漁期前のものが北海道のウニの旬となります。

太平洋に面した襟裳近郊が1~3月、オホーツク海に面した地方では羅臼が2~5月、雄武が4~6月、枝幸が5~7月、日本海に面している礼文島や小樽が6~8月と地域によってウニの旬の食べ頃が大きく異なります。

東北

三陸地方で食べられるキタムラサキウニの旬が6月中旬~8月初旬青森でとれるキタムラサキウニやエゾバフンウニが4~6月が旬の食べ頃となっています。東北地方は太平洋側と日本海側でウニの旬の時期が異なるので注意して下さい。

東北のウニは鮮度が高くとても人気があります。キタムラサキウニはエゾバフンウニよりも身が黄色く上品な味わいで人気のウニです。夏の解禁のころには生ウニ丼やウニののった海鮮丼が食べられる店がたくさんあり、中には海女さんの素潜り実演が楽しめるスポットもあります。その場でとれたてのウニが食べられるので絶品です。

北陸

北陸のウニは5~6月が旬といわれています。福井の越前海岸のバフンウニ漁は7月20日から2週間限定で行われます。このウニは新鮮なウニを塩で押して塩漬けにした越前ウニと呼ばれているウニです。

生うにではないですが、福井県では、冬から初夏にとれたウニを塩漬けして加工保存されたこの塩蔵ウニが名物となっています。100gの越前ウニをつくるためには100個以上の新鮮なバフンウニが必要で、とても貴重な名産品として知られています。

瀬戸内周辺

山口県のウニの収穫量が多い瀬戸内周辺ですが、旬は8月となっています。ムラサキウニ、バフンウニ、アカウニなどが収穫されます。

山口県の北浦の海でとれるアカウニの中でも北浦うにと呼ばれる品種のウニは地元にしか出回らないウニで小粒で味が濃いのが特徴です。地元しか味わえないウニとして希少価値の高いウニとなっています。

瀬戸内でとれるアカウニは口の中で溶けやすく、甘くうまみがあるのが特徴です。海藻を主食としているため産地によって味が少しずつ違うのも楽しめるポイントとなっています。

九州・沖縄

九州ではムラサキウニの旬が4月上旬~7月中旬です。アカウニが9月~10月初旬が旬となっています。アカウニは東日本にはあまり出回らず、西日本で食べられることが多いウニです。

また、熊本の天草地方では3月上旬にムラサキウニ漁が解禁されます。九州の中でも早い時期にウニが食べられる地域なので、3月上旬に天草に行く際はぜひチェックしてみましょう。

沖縄では九州同様ムラサキウニの旬が4月上旬~7月中旬です。アカウニも九州同様に9月~10月初旬が旬となっています。先ほども紹介した希少価値が高いレアなシラヒゲウニは主に沖縄地方で食べられるウニです。

夏の7月~9月末頃が旬の食べ頃となっています。7月~8月までの短い場合もあるので注意が必要です。

美味しいウニを見分けるポイント

せっかく旬の美味しいウニを食べたいと思っていても美味しいウニを見分けるポイントを知っておかないとより美味しいウニを食べることができません。ここでは美味しいウニを見分けるポイントを紹介します。

注目するポイント

まず美味しいウニを見分けるのに注目したいポイントは1.身の塊がしっかりしていることです。また、2.粒がきれいであること3.身にツヤがあることも重要なポイントになってきます。

これらのポイントに注目してからウニを選ぶようにしましょう。旬の食べ頃のウニがさらに美味しく食べられ、絶品の味を味わうことができます。

ウニの身の色にも気を付ける

ムラサキウニの身の色は白い色に近い黄色、エゾバフンウニは鮮やかなオレンジ色とウニの種類によって色は違いがあります。ただ、茶色くなっているウニは鮮度が落ちているウニです。色が茶色のウニを食べるのはやめておきましょう。

色は濃くてツヤがあり、変色していないもの
を選べば、栄養価の高いウニを食べることができます。

旬のウニの美味しい食べ方

続いては旬のウニの美味しい食べ方について紹介します。生ウニ、焼きウニ、ウニご飯、ウニパスタなどウニにはたくさんの食べ方がありますが、旬のウニはどのように食べれば美味しくいただけるのでしょうか。

美味しい食べ方を知っていればさらにウニを美味しくいただくことができます。ウニの食べ方のおすすめについてみていきます。

生のウニの食べ方

旬の食べ頃の時期にウニを食べるならやはり生で食べるのがおすすめです。通販でもおいしいウニを注文することができます。通販のウニにも種類があり、塩水ウニと板ウニがあります。

塩水ウニは海水の濃度の塩水に浸したもの、板ウニは板の上に並んだウニです。板ウニにはミョウバンという保存料が使われており、これがウニの味を変えてしまう原因となります。旬のウニを楽しみたい場合は塩水ウニを選ぶようにしましょう。

塩水ウニの食べ方は、まずは塩水を捨てて水気を切り、そのまま食べてみるのがおすすめです。食べ頃のウニの味が口いっぱいに広がります。ちなみに賞味期限は2~3日ととても短いのが特徴です。

焼きウニ

旬のウニの食べ方としては旬の食べ頃のウニを贅沢に加工してある焼きウニもおすすめです。通販でも販売されています。旬の時期のウニを水揚げして加工しており、焼きウニとして長期保存ができるようにしたものがあります。

旬の時期以外でも新鮮なウニの味を味わえるのが魅力の食べ方です。こちらもミョウバンなどの保存料が使われていないものを選ぶのがおすすめです。

食べ方は商品にもよりますが、電子レンジで温めてそのままいただけます。その他、卵焼きにいれてウニ入り卵焼きにしたりどんぶりにのせて食べたりする食べ方、ウニパスタにして食べる食べ方があります。

ウニご飯

  • 新鮮な生うに適量
  • ダシ汁180cc
  • うすくち醤油大さじ1
  • お酒大さじ1
  • 昆布1片
  • お米1合
 
  1. 炊飯器にお米を入れて、その上からだし汁、うすくちしょうゆ、酒、昆布を入れて混ぜ合わせます。
  2. 生うにを形が崩れないように炊飯器に入れて炊飯器のスイッチをオンにします。
  3. 炊けたら出来上がりです。

旬のウニをウニご飯にして楽しむ食べ方もあります。ごはん1合分の作り方です。ウニご飯にすれば、うにの風味をたくさんの人で楽しむことができます。炊飯器で簡単につくれるウニご飯の食べ方です。土鍋でつくるのもさらに美味しく炊きあがるのでおすすめです。

ウニの旬を知って美味しく食べよう!

今回はウニの旬の時期について紹介しました。ウニには100種類以上の種類がおり、日本で食べられているウニにもたくさんの種類があります。濃厚で美味しい旬の時期のウニはまさに絶品です。

それぞれのウニの良さがあるので、食べられるのであれば種類別に食べ比べするのもおすすめです。北海道から沖縄まで通販を利用すれば日本中いつでも食べられるのも魅力です。

栄養もたっぷり豊富なので、家族みんなで食べたい食べ物です。ウニの旬の時期をしっかり把握して旬のウニを美味しく食べましょう。

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