ブルドッグってどんなカクテル?名前の由来は犬?ソルティドッグも解説

ブルドッグとはカクテルの名前です。今回ご紹介するブルドッグはソルティドッグと似たような名前のカクテルですが、名前の由来や意味は知っていますか?ブルドッグはソルティドッグと同じウォッカを使ったカクテルなので似たような作り方でアルコール度数は割と高めです。犬という名前の由来やグレープフルーツと塩を使うソルティドッグと違って、なぜブルドッグは塩をわないのかの理由も解説しています。

ブルドッグってどんなカクテル?名前の由来は犬?ソルティドッグも解説のイメージ

目次

  1. 1ブルドッグは犬からネーミングされた洒落たカクテル
  2. 2ブルドッグとはどんなカクテル?
  3. 3ブルドッグのアルコール度数
  4. 4ブルドッグの名前の由来
  5. 5ブルドッグのカクテルの作り方
  6. 6ブルドッグをアレンジしたカクテルレシピ
  7. 7ブルドッグに似ているソルティドッグとは?
  8. 8ブルドッグは自宅でも手軽に楽しめるカクテル

ブルドッグは犬からネーミングされた洒落たカクテル

ブルドッグの名前の由来はソルティドッグから来ています。そもそもソルティドッグは海兵が塩まみれになっているのをイメージして作られました。

そしてカクテルのブルドッグは別名テールレスドッグと呼ばれていました。もともと犬のブルドッグはテールレスドッグと呼ばれていたので、いつしかカクテルのテールレスドッグがブルドッグと呼ばれるようになったのです。ブルドッグ自体はウォッカをグレープフルーツで割っただけの簡単なカクテルです。

ブルドッグとはどんなカクテル?

カクテルのブルドッグとはテールレスドッグやグレイハウンドとも呼ばれていますが、最もバーで認知されている呼び方がブルドッグです。

ブルドッグは簡単なカクテルなので家でも作れるところから認知度が高くなったカクテルの一つです。さっぱりとした味わいは夏も人気ですが、強めのアルコールが冬にもあう季節を問わずに楽しめる万能なカクテルの一つです。

ウォッカをグレープフルーツで割ったカクテル

ブルドッグのカクテルレシピはウォッカをグレープフルーツで割っただけの簡単なレシピでソルティドッグの塩を抜いたバージョンです。

日本で認知されているのは単なるソルティドッグの塩抜きバージョンと考えられていますが、国によっては様々なレシピが存在します。

基本的にウォッカを使っているのでアルコール度数は高めで、アルコール度数の高いカクテルを飲みたい人に好まれるカクテルです。

いろいろな種類がある

日本のブルドッグはソルティドッグの塩抜きですが、アメリカの方ではレシピ自体が違うショートカクテルになります。

ヨーロッパでのブルドッグはブルドッグハイボールになりロングカクテルになります。アメリカの場合はウォッカではなくラムにチェリーブランデーとライムジュースを使います。

さらにヨーロッパではジンにオレンジジュースとジンジャエールを加えるロングカクテルなので日本でのブルドッグとはベースのお酒もレシピもアルコール度数も全く違います。

カクテル言葉

世の中には色々なカクテルが存在しますが、カクテルには花言葉のようにカクテル言葉というものが存在します。

その中でもブルドッグのカクテル言葉は「守りたい」です。犬のブルドッグ自体が可愛くて守りたくなる存在だったからかブルドッグが家を守ってくれていたからかは分かりません。

プロポーズをするときにも使われますし、結婚した後にパートナーと飲むのも人気のカクテルです。

ブルドッグのアルコール度数

ブルドッグのアルコール度数日本とアメリカやヨーロッパではレシピが違うので当然、アルコール度数も変わってきます。

日本のブルドッグはウォッカとグレープフルーツを1:2で割ったカクテルなのでアルコール度数は13度くらいになります。

日本のブルドッグはグレープフルーツの量はお好みとも書いているのでのアルコール度数は一定ではありませんが、基本的にアルコール度数は13度くらいです。

ロングとショートの度数の違い

アメリカでのブルドッグの作り方はホワイトラムとチェリーブランデーを使うので少しアルコール度数が高めのカクテルになります。ベースとなるお酒が2種類あると少し強めのカクテルにはなりますが味わいが深くなるのでお酒が好きな人から特に人気です。

また、ヨーロッパでのブルドッグの作り方はジンをベースにオレンジジュースとジンジャエールを使うのでアルコール度数は低めのカクテルになります。お酒が弱い人でも気楽に飲めるのがロングカクテルの魅力です。

基本的にショートカクテルはアルコール度数が高めで、ロングカクテルはアルコール度数が低めになります。締めのお酒にはショートカクテルが人気ですが、一軒目からバーを選んだ時にはロングカクテルから始めたほうが酔い過ぎないのでおすすめです。

アルコール度数

ブルドッグのアルコール度数はアメリカのショートカクテルのブルドッグは25度くらいと強めのカクテルに分類されます。25度というと焼酎などのアルコール度数になるのでお酒が弱い人なら一杯で酔っ払ってしまいます。

対して、ヨーロッパでのブルドッグのアルコール度数はロングカクテルなので9度くらいと軽めのカクテルになります。お酒の弱い人でも安心して飲めるアルコール度数ですが、軽く飲めるので飲み過ぎには注意が必要です。

バーでのカクテルの楽しみ方は始めはアルコール度数が軽めのロングカクテルで、二杯目からは強めのアルコール度数のショートカクテルを楽しむのもおすすめです。

ブルドッグの名前の由来

ブルドッグの名前の由来には意味があります。犬のブルドッグとも関係があって、塩がないのがブルドッグで尻尾がない犬もブルドッグと少しジョークも混ざっています。

その尻尾がないという意味からもカクテルのブルドッグはテールレスドッグや尻尾を挟んで走る犬のグレイハウンドと呼ばれることもあります。

ブルドッグに限らずカクテルには様々な意味が含まれているのでバーに行ったらバーテンダーさんにカクテルの意味を聞いてみるのもおすすめです。

ソルティドッグの塩を抜いたもの

ブルドッグのレシピはソルティドッグの塩抜きと説明するのが一般的で、犬のブルドッグが尻尾がないので、尻尾のない犬を説明するのもブルドッグが代表になります。塩がないと尻尾がないという言葉をかけたジョークから来ているというのが一般的なブルドッグの由来とされています。

もちろん、アメリカのショートカクテルのブルドッグやヨーロッパのロングカクテルのブルドッグにも塩はついていません。ブルドッグに限らずですがカクテルの中には地域や時代によってレシピが少しずつ変わっていくものもあります。

塩をつけたスタイルをスノーバースタイルと呼ぶこともあり、スノースタイルのカクテルとしてソルティドッグは有名です。他にもスノースタイルのカクテルはたくさんあるので興味があったらバーで頼んでみるのもおすすめです。

「テールレスドッグ」にブルドッグの由来があった

カクテルのブルドッグの意味は、犬のブルドッグがテールレスドッグと呼ばれていることから由来しています。レスという言葉が無いという意味になります。

テールレスの意味は尻尾がないという意味なのでブルドッグをイメージします。カクテルのブルドッグがもともとテールレスドッグと呼ばれていたことからブルドッグになりました。

そのためブルドッグのカクテルの由来はテールレスドッグの意味から来ています。対してソルティドッグはしょっぱい犬という意味なので塩を抜いたらテールレスドッグになったということです。

ブルドッグのカクテルの作り方

日本のブルドッグを作るのであれば作り方は簡単です。基本的にウォッカとグレープフルーツジュースを混ぜるシンプルなレシピだからです。カクテルというと何種類かのお酒を混ぜるイメージがあるかもしれませんが、ブルドッグのようなシンプルなレシピもあります。

塩を足せばソルティドッグになりますし、ウォッカもグレープフルーツジュースも他のカクテルにも使いまわせるので常にあると便利です。

自宅でも気軽に作れるカクテルとして人気なのはシェーカーを使わずに直接グラスに注ぐ作り方のカクテルだからです。

用意するもの

用意するもの基本的にはウォッカとグレープフルーツジュースです。ですがウォッカには様々な種類がありグレープフルーツにも種類があります。

ウォッカは容量の違いがあるので、普段からウォッカをベースにしたカクテルを作る人は大容量のウォッカがおすすめです。

また、グレープフルーツジュースはルビーグレープフルーツジュースのような酸味の中に少し甘みがあるグレープフルーツジュースも人気です。

作り方

日本のブルドッグの作り方は混ぜたあとにステアするだけです。極めて簡単な作り方のカクテルなので自宅で作るのも人気のカクテルの一つです。

グラスに氷を入れてウォッカを30~45ml入れて、グラス一杯にグレープフルーツジュースを注ぎます。グレープフルーツジュースの量でアルコール度数を調節するのでお好みで注ぎます。

最後に軽くステアすると味ムラが無くなり適度な温度のブルドッグが楽しめます。

さらに美味しくするには?

さらに美味しいブルドッグを目指すならグレープフルーツをジュースでなく生搾りするのもおすすめです。基本的にはウォッカで工夫するというよりもグレープフルーツジュースで工夫します。

同じグレープフルーツジュースでも100%のグレープフルーツジュースにこだわった方がしっかりとした味がするのでおすすめです。

さらにこだわりたい人はグレープフルーツを買ってきて生絞りする調理器具で絞った果汁をウォッカに注ぐと一段と深みのあるブルドッグが楽しめます。

ブルドッグをアレンジしたカクテルレシピ

日本でお馴染みのブルドッグはウォッカにグレープフルーツジュースを混ぜるだけのレシピですが、海外ではブルドッグの名前で違ったアレンジレシピも存在します。

アメリカでお馴染みのブルドッグは少しきつめのショートカクテルです。また、ヨーロッパでのブルドッグは少し軽めのロングカクテルです。

どちらもベースがウォッカではなく、グレープフルーツジュースも使わないのでかなりイメージは違います。

ショートカクテルのブルドッグ

  • チェリーブランデー 30ml
  • ホワイトラム 20ml
  • ライムジュース 10ml

アメリカのブルドッグは少しきつめのショートカクテルでチェリーブランデーにホワイトラムとライムジュースを使うので、イメージは違いますが爽やかな味のカクテルです。

ブルドッグ・ハイボール

  • ジン 45ml
  • オレンジジュース 30ml
  • ジンジャエール お好み

ヨーロッパでのブルドッグジンがベースとなっておりオレンジジュースとジンジャエールを使います。そのため軽めの炭酸が効いた軽めのカクテルです。

ジンジャエールは最後に入れて炭酸の量を調節します。爽やかに飲みたいときにはジンジャエールの量を多めにするのがおすすめです。

ブルドッグに似ているソルティドッグとは?

ソルティドッグはブルドッグに塩を加えたカクテルです。グラスの淵に塩を付けた状態をスノーバージョンと呼び、ソルティドッグはブルドッグのスノーバージョンです。

元々はソルティドッグが先にありそこから塩を抜いたバージョンのカクテルをブルドッグと呼ぶようになりました。

ブルドッグの名前で様々なバージョンがあるのは、ソルティドッグの名前が由来でブルドッグは後から作られたカクテルだからです。

カクテルの意味が「しょっぱい犬」なのはなぜ?

ソルティドッグに限らずですが数多くあるカクテルは全て何かを意味して作られています。そのためバーなどにいくとバーテンダーさんがイメージを伝えるだけで意味のあるカクテルを作ってくれます。

ソルティドッグは夏の暑い時期に船の甲板で働く水夫が犬のようで潮まみれになっているのイメージして作られています。

そのためソルティドッグの意味の由来は水夫さんですが、もともとが犬のようなイメージが由来で作られた意味のカクテルだったのです。

もともとはジンベースのカクテルだった

オールドスタイルのソルティドッグはベースとなるお酒がウォッカではなくジンになります。オールドスタイル以外にもクラシックソルティドッグとも呼ばれます。

現在のソルティドッグとは違ってグラスにウォッカとグレープフルーツジュースを注ぐのではなく、シェーカーに塩とジンにグレープフルーツジュースを注ぎます。

適度に冷えて塩とグレープフルーツジュースの相性が良いので、ウォッカとはまた違った美味しさのあるソルティドッグになります。

ソルティドッグのアルコール度数

ソルティドッグのアルコール度数はウォッカに対するグレープフルーツジュースの量で変わりますが、基本のレシピではウォッカとグレープフルーツジュースとの割合が1:2なのでアルコール度数は13度くらいになります。

アルコール度数が13度くらいというとワインや日本酒と同じくらいなので特別きついアルコール度数ではありません。

缶などのソルティドッグでは炭酸が入っているのでもっと薄いアルコールになります。

ソルティドッグの作り方

基本のソルティドッグの作り方はグラスの縁をレモンで濡らして塩をつけます。先にウォッカを注いでしまうと塩がつけにくいので注意が必要です。

作り方としては極めて簡単なカクテルの一つですが、きれいなスノースタイルにしようと思えばお皿に塩を出して縁をレモンで濡らしたグラスを当てたほうが均一に塩をつけられます。

塩をつけてからウォッカとグレープフルーツジュースを入れればソルティドッグの完成です。

ブルドッグは自宅でも手軽に楽しめるカクテル

ブルドッグはレシピと作り方が簡単なので自宅で気軽に楽しめるカクテルです。普段からウォッカベースのカクテルを作っている人には一押しのカクテルです。

大勢でパーティーをするときにも一人で晩酌を楽しむときにも活躍するカクテルなので普段からウォッカは買っておくと便利です。

さらに塩をつけてソルティドッグにしたりジンをベースにしてオールドスタイルを作ったりするのも手軽に気分が変えられて楽しめます。

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