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電子レンジの掃除は重曹で!頑固な汚れや焦げに臭い取りの方法も!

目次

  1. 1家庭の必需電化製品電子レンジの掃除方法の紹介
  2. 2電子レンジは家庭でも使われる頻度が高い
  3. 3電子レンジの汚れとは?なぜ汚れる?
  4. 4電子レンジの汚れとは?
  5. 5電子レンジの汚れを放置した時の影響
  6. 6電子レンジの掃除方法
  7. 7電子レンジの掃除におすすめな重曹とは
  8. 8重曹を使っての電子レンジの掃除
  9. 9電子レンジ本体以外の掃除
  10. 10重曹がなかった時に代用できるものとは?
  11. 11重曹と並んで人気?「セスキ」とは?
  12. 12セスキが出来ること出来ないこととは?
  13. 13電子レンジは普段からのこまめな掃除が必要

家庭の必需電化製品電子レンジの掃除方法の紹介

普段料理をする際に使用することの多い電子レンジは、使い続けると汚れや焦げ、臭いが気になってきます。掃除をしても、汚れや臭い取りがとれなかった経験がある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は、電子レンジに効果的な、重曹やいろいろな物を使った掃除の仕方を紹介します。

電子レンジは家庭でも使われる頻度が高い

電子レンジは1人暮らしの方でも家庭にも、必ずあると言っていいほど使用頻度が高い電化製品です。それは冷凍食品が多く開発されていることや、コンビニのお弁当の温め、最近では料理の下ごしらえや、電子レンジだけで作れる料理が増えてきていることがあげられます。

年々増えてきていることから使う機会が多くなった電子レンジは、使う度に汚れがすぐに増えてしまいます。使う度に掃除するというのも難しいことから、汚れを放置してしまう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?では、実際に電子レンジにはどのような汚れがあるのでしょうか?

電子レンジの汚れとは?なぜ汚れる?

電子レンジは食品を温めたり、調理過程で食材の下ごしらえの時短で使用したりと、普段使う機会が多い電化製品です。温める際には、ラップをしても食品の油が飛び散ったり、電子レンジ内に水滴が付いたりと汚れてしまう原因がたくさんあります。

汚れのほかにも、焦げや食品の臭いがついてしまったりと、見た目の汚れ以外にも電子レンジにはたくさんの汚れがあります。汚れや臭い取りは放置してしまうとこびりついてしまい、掃除しても落ちにくくなります。このことから、電子レンジは定期的な掃除が必要ということが分かります。

電子レンジの汚れとは?

電子レンジの汚れの正体とは?

電子レンジを掃除するには、汚れの正体を知ることが重要です。電子レンジ内側の最も多く見られる、黒くこびりついた汚れの正体は、食品を加熱した際に飛び散る、油やたんぱく質です。油は酸性、たんぱく質はアルカリ性の性質を持っています

焦げの正体とは?臭いの原因は?

電子レンジの焦げの正体は、水垢と油です。原因としては、水蒸気がついたり、食品の吹きこぼれにあります。実は焦げに見えている汚れは、調味料や吹きこぼれたものが変色したことによって、焦げに見えているのです。その上に油が張るので頑固な汚れになります。これは臭いの原因にもなるので、臭い取りが必要です。

電子レンジの汚れを放置した時の影響

電子レンジの汚れの放置は故障や発火の危険

電子レンジの汚れは掃除をしてもすぐに汚れてしまうことから、ついつい掃除を放置しがちです。しかし、長年の放置は大変危険です!掃除を放置することで、電子レンジの壁に付着した焦げやカスの影響から、電磁波の働きが悪くなり、食べ物の温めが出来なくなってしまうほか、故障や発火の原因にも繋がります。

もし発火ということになれば、ひどい場合は生活にも影響がでるかもしれません。実際に電子レンジ火災は、最近増加傾向にあり、年々増えています。被害を抑えるためにも、電子レンジの掃除はこまめに行うことが大事です!では、実際に掃除方法を紹介します。

電子レンジの掃除方法

汚れが軽い場合の掃除方法

電子レンジは普段からこまめな掃除が大事です。買ったばかりや、汚れがそんなに付いていない場合の電子レンジは、固く絞った布や、柔らかいスポンジで汚れを拭き取ります。ターンテーブルなど取り外せるものは、取り外してから拭き取ります。

頑固な汚れの掃除方法

電子レンジ内に飛び散った油や、こびりついた頑固な汚れの場合は、重曹を使って落としていきます。こちらは人体に害がないものなので、誰でも使用が可能です。内側は特に臭いの原因になるので、重曹を使った掃除で臭い取りもしましょう。ここからは掃除に重要な重曹について紹介します。

電子レンジの掃除におすすめな重曹とは

電化製品には重曹を使った掃除

スーパーなどでも見かける重曹は、別の名を炭酸水素ナトリウムといいます。原料である食塩水に、二酸化炭素を加えることで作られます。元々人体にある物質なので、危険性はなく安全に使用でき、入浴剤や胃薬、料理のふくらし粉としても使われます。安全性が高い洗剤で有名です。

重曹の特徴

重曹は、使い方さえ覚えれば電子レンジの他にも、洗濯やキッチン、浴室の掃除にも使用することができます。そんな便利な重曹には、「弱アルカリ性」、「粒子が細かくて水に溶けにくい」、「発泡性」という汚れを落とすのに効果的な3つの特徴があります。ではこれらを効果別に紹介します。

弱アルカリ性の効果

弱アルカリ性とは、水溶液が弱いアルカリ性を示します。程よく洗浄力が高い性質です。弱アルカリ性の効果は、酸性の油汚れを中和して落とすことができます。また、酸性の臭いを中和することで、臭い取りを行うことができます。

粒子が細かく水に溶けにくい性質の効果

粉状のまま汚れに付けてこすると、細かい粒子が金属などの表面に付着した汚れを物理的に削り取るので、クレンザーの役割を果たしてくれます。落としにくい焦げつきやサビなどの、不溶性の汚れを落とすことができます。

発泡性の効果

重曹は炭酸水素ナトリウムと呼ばれているので、温めると二酸化炭素が発生し、シュワシュワとした炭酸が発生します。この炭酸を利用して、電子レンジの汚れや焦げつきなどを浮かせることで剥がしとり、キレイに落とすことができます。

重曹を使っての電子レンジの掃除

重曹がどんなものであるかや特徴を知ったところで、実際に電子レンジの掃除をしていきましょう。電子レンジを重曹を使って掃除するには、いくつか準備しなければいけない物があります。その準備物とは、「重曹」「水」「電子レンジ対応容器」「布」の4つです。重曹を買えば、どれも家に普段からあるものなので、簡単に準備できます!

電子レンジの掃除をする際の準備物

「重曹」は、汚れ落としや臭い取りなどの洗剤のような役割、「電子レンジ対応容器」は水を張る役割、「布」は汚れを拭き取る役割です。これらの準備物がそろったら、さっそく電子レンジの掃除を始めましょう

重曹を実際に使った電子レンジの掃除

ここから実際に重曹を使った掃除の手順を紹介します。まず始めに、重曹大さじ1と水コップ1杯を合わせた重曹水を作ります。重曹水が出来たら電子レンジ対応容器に全て移し、電子レンジで3分から5分加熱します。温まってくると水の沸騰とともに水蒸気が発生し、汚れを浮かしてくれます。

加熱が終わったら扉を開けずに20分から30分放置します。放置することで電子レンジの中が蒸し状態になり、汚れがふやけるとともに、浮き上がる効果があります。20分から30分経ったら容器を取り出します。

取り出したら、準備した布を濡らした状態で汚れを拭き取ります。濡らすのは水ではなく、先ほど使用した重曹水を冷ましたものを布に含ませるとさらに効果的です!内側だけでなく、外側やまわりも拭けばさらにキレイに保てます。拭き終わったら、乾いた布でもう1度拭きましょう。水分を残らないようにすると、カビも防げます。

重曹を使った掃除はこれで終了です。準備物も掃除の仕方も簡単なので、汚れが気になった際は試してみましょう。しかし、長年に渡って付着した汚れは、1度では落ちないという場合もあるかもしれません。そういった頑固な汚れの電子レンジには、時間をかけて汚れを浮かしてとる方法があります。

さらに落ちない頑固な汚れの掃除

重曹水を使った掃除をしても、短い時間では落ちないという電子レンジもあると思います。そんな頑固な汚れには、「食器用中性洗剤」、「キッチンペーパー」を使った掃除方法があります。

時間をかけてゆっくり汚れを落とす方法

まず、掃除を始める前に、水を電子レンジで温め、電子レンジ内の温度を高くしましょう。次に、キッチンペーパーに食器用中性洗剤を染み込ませ、出来た物を電子レンジの汚れがひどい部分に貼り付けていきます。

貼り付けた状態で長い時間放置し、時間が経ったら、濡れた布と乾いた布で汚れを拭き取りましょう。これを繰り返し行うことで、汚れが少しづつですがキレイになっていきます。決して汚れが取れないからといって、力任せの掃除は傷つけるだけなので、しないようにしましょう。

電子レンジ本体以外の掃除

電子レンジの使用を続けていると、本体だけでなく、食品を乗せるターンテーブルや、ターンテーブルを回す役割を持つ回転網も汚れてきます。せっかく掃除するなら、この2つもキレイにしたいと思う方も多いと思います。そこでそれぞれの掃除方法を紹介します。

ターンテーブルの掃除方法

ターンテーブルとは、電子レンジで食品や食材の温めを行う際に乗せるお皿です。温める際に、調味料や食品が飛び散ることが多いので、油汚れがとても付きやすいです。しかし、掃除する際は中性洗剤で簡単に汚れが落ちるので、最もお手入れがしやすく便利です。外し方も簡単なので、汚れが付いたらすぐに洗うことができます。

回転網の掃除方法

ターンテーブルの掃除をする方は多いとは思いますが、回転網となると、なかなか手が出ないです。しかし回転網もかなり汚れやすいので、掃除方法を知っておくと役立つかもしれません。回転網の外し方ですが、以外と外し方は簡単で、左右に揺らしながら上に引っ張ると外れます

回転網を外したら、電子レンジ内の掃除でも使用した、重曹水にしばらく浸けておきます。時間が経ったら布で拭き取り、細かい部分は歯ブラシなどで掃除をしましょう。回転網も1度では汚れが落ちない場合が多いので、繰り返しの掃除をおすすめします。

重曹水にしばらく浸けたら濡れた布、乾いた布で拭き取ります。完璧に乾いたら電子レンジに戻しましょう。乾ききってないと、電子レンジ内に臭いが広がってしまったりするので、気をつけたいポイントです。

重曹がなかった時に代用できるものとは?

電子レンジ以外にも掃除に役立つ重曹は、使う機会が多く、気づけばなくなっていたということもあるかもしれません。そんな時に便利な、重曹の代わりになるものを紹介します。

電子レンジを温めたお酢で簡単キレイに

重曹がない時に1番早く代用できる物が「お酢」です。お酢は汚れを浮かせる他にも、消臭効果があり、電子レンジの臭い取りにはぴったりです。そんなお酢で掃除する方法は、お酢1に対して、水を4の割合で混ぜ、耐熱容器に入れます。ラップをせずに電子レンジで2分30秒温めます。蓋を開けずに45分間放置すると汚れが少しづつ落ちるので布で拭き取ります。

時間を伸ばしたり、繰り返し行うことで、汚れがだんだんと落ちていきます。こちらも辛抱強く掃除しましょう。また消臭効果が強く、掃除する前は電子レンジが臭っていても、掃除後にはまるで臭いがなかったかのように無臭になります。

電子レンジの掃除はレモンでも出来る?

レモンといえば、スーパーで売られていて手に入れやすく、そのまま食べたり、料理やお菓子に使ったりすると思います。そんなレモンは、実は電子レンジの汚れ落としや臭い取りにも使用できます。

レモンで掃除をするには、まずレモン1個分を電子レンジ対応容器に搾ります。搾り終わったレモンも一緒に電子レンジ対応容器に入れるので、レモンが入る大きさの容器を準備します。レモンを搾ったら水を100ml入れます。電子レンジに入れ、3分温めてから5分蒸らすことで汚れが浮くので、布で拭き取りましょう。

それでも落ちない時は、さらにレモンだけをターンテーブルに乗せて電子レンジで1分温め、直接壁に擦ると汚れが落ちてきます。乾いた布で拭き取りながら行いましょう。掃除をしながらレモンの香りがレンジ内に広がるので、臭い取りもでき、一石二鳥です。

重曹と並んで人気?「セスキ」とは?

電子レンジの掃除に使用するもので、重曹と並んで人気と言われているのが、「セスキ」です。セスキとは、セスキ炭酸ソーダとも呼ばれるアルカリウォッシュという名称でも使われます。そんなセスキの特徴は、弱アルカリ性、水に溶けやすい、さらさらした結晶状であることです。そこでセスキが出来ることや出来ないことを紹介します。

セスキが出来ること出来ないこととは?

セスキが得意なことや苦手なこと

セスキが得意としていることは2つあります。1つ目は、油脂をある程度乳化することができること。2つ目は、タンパク質をある程度分解することができることです。これらは電子レンジ内のひどい油汚れの下処理に向いています。

一方でセスキが苦手としていることは、消臭力です。電子レンジの臭い取りをする場合は、セスキでの掃除後にレモンやお酢を使った掃除が必要です。では重曹とセスキはどのように使い分けたらいいのでしょうか?

重曹とセスキの使い分け

重曹とセスキにはそれぞれの特徴があるので、どちらがいいとは言えません。それぞれが得意としていることに使用していきましょう。重曹は焦げや、研磨力、消臭力が優れているので、電子レンジの掃除には向いています。ただ1度では落ちないことも多いので、繰り返しの掃除が必要です。

セスキは水への溶けやすさが抜群なので、スプレーボトルで吹きかけるという簡単な方法で掃除が出来ます。また油汚れに強いので、重曹では落ちない部分のカバーで、セスキを使用するという使い方もできます。漬けて放置するとさらに汚れ落ちに効果的です。

電子レンジは普段からのこまめな掃除が必要

電子レンジの掃除をここまで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?電子レンジは使用する機会が多い電化製品で、使用する度に掃除をするのは大変です。ですが、汚れを放置すると、加熱ができなくなったり、電磁波の働きが悪くなったり、故障や発火の恐れがあります。もちろん他の電化製品も同じです。

重曹を使った掃除ならば、汚れも臭い取りも簡単に出来るので、電子レンジを掃除する際はぜひ活用してみてください。重曹と一緒に、お酢やレモン、セスキを使うのもおすすめです!また、ひどい汚れを防ぐためにも日頃から電化製品のこまめな掃除を心がけましょう。

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