とろろ昆布の栄養と効能を紹介!健康・美容に効果的な成分やダイエットは?

とろろ昆布は昆布からできているので、旨味成分や栄養がそのまま入っています。そのまま食べても美味しいとろろ昆布ですが、実は栄養が豊富なので健康面でも効能があるとされています。それにダイエットにも向いているそうで、注目されている食材です。そんなとろろ昆布の健康面でも効能とその効果、美容面やダイエットでも効能や効果と食べ過ぎなどの注意点など紹介します。美味しくて手軽に食べられるとろろ昆布ですが適量食べることで健康面でも美容面でも効果が得られます。ぜひ参考にしてみましょう。

とろろ昆布の栄養と効能を紹介!健康・美容に効果的な成分やダイエットは?のイメージ

目次

  1. 1とろろ昆布の栄養と効果効能【健康編】
  2. 2とろろ昆布の栄養と効果効能【美容/ダイエット編】
  3. 3とろろ昆布ダイエットのやり方と注意点
  4. 4とろろ昆布のおすすめの食べ方
  5. 5とろろ昆布は適正量を守って栄養を摂取しよう!

とろろ昆布の栄養と効果効能【健康編】

とろろ昆布は、お味噌汁やお吸い物に入っているイメージで口当たりもいいので食べやすく美味しい食材です。そもそも昆布を薄く削っただけのものなので、昆布の栄養もそのまま入っています。昆布を食べるよりとろろ昆布を食べるほうが食べやすいので、手軽に昆布の栄養を摂取することができます。

とろろ昆布には食物繊維が豊富で整腸作用に効果的

とろろ昆布は昆布そのままの栄養が入っています。そのため食物繊維が豊富で整腸作用の効能があるとされています。整腸作用とはお腹の調子を整えるという意味なのですが、食物繊維を摂取することで腸内環境が良くなり整腸作用の効能が出てきます。体に不要なものを出してくれる効果もあるので、腸内がきれいになりお腹の調子もよくなります。

とろろ昆布は水溶性の食物繊維なので水に溶けやすい性質を持っていますが、実はこのとろろ昆布は粘り気があるので胃で消化されず腸までいき、そこで腸内環境を良くしてくれる働きをしてくれます。体に必要な栄養だけを吸収し、いらないものは排出するので整腸作用もそうですが、デトックス効果もあると思います。栄養も取れていらないものを出してくれる効果があるとろろ昆布は万能な食材です。

とろろ昆布のアルギン酸には高血圧や動脈硬化予防効果が

とろろ昆布にはアルギン酸という成分が入っています。アルギン酸は褐藻によく入っている成分で、昆布など褐色の色をしたものによく入っています。食物繊維の種類で高血圧や動脈硬化の予防に効果があるとされています。とろろ昆布も昆布から作られているので、アルギン酸が豊富に含まれていて、その効能として血圧の上昇をおさえたりする効果があるので高血圧の人におすすめの食材です。

高血圧のほか動脈硬化の予防にも効果があるとされ注目されています。とろろ昆布に含まれるアルギン酸は胃で消化されず腸にいき、腸内でカリウムと結合して体に不要なものを排出してくれる効果もあります。動脈硬化は文字通り血液の中が固まり、循環が悪くなるとこを意味しますが、その予防として血液をサラサラにしてくれる効能があります。

とろろ昆布のフコイダンには抗がん作用や抗アレルギー効果も

そして一番注目されているのはフコイダンという成分です。今や癌は身近な病気になっていていますが、その癌の抑制に効果的と言われています。とろろ昆布を食べることで癌の抑制やウイルスの抑制にもなるので健康的に過ごすことができます。健康面で気になる人はとろろ昆布を毎日摂取すると効果的だと言われています。

それにとろろ昆布は抗アレルギー効果もあるとされ、アトピーや花粉症など色々なアレルギーにも効果的です。昆布を薄く削ったものなので、小さなお子さんでも食べやすく、適量毎日食べることでアレルギーが収まったという事例もあります。

とろろ昆布のカルシウムは牛乳の約6倍

とろろ昆布にはアルギン酸やフコイダンなど栄養などがあり、それぞれの効能があることがわかりましたがそれ以外にもカルシウムも豊富に含まれています。人にとってカルシウムは必要な栄養の1つで、よく牛乳などに多く含まれています。とろろ昆布にはそのカルシウムが牛乳の約6倍も入っていると言われています。100gあたりで計算して約6倍のカルシウムが入っています。

牛乳が苦手なお子さんや牛乳アレルギーという人も少なくないなかで、カルシウムが牛乳の約6倍なのでとろろ昆布は最適な食材だと言えます。毎日適量摂取するだけでいいので、汁物やサラダなどにして毎日少しづつ食べてみてはいかがでしょうか。

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とろろ昆布の栄養と効果効能【美容/ダイエット編】

とろろ昆布は栄養も豊富で健康面でかなり役に立つ成分が入っていることがわかりましたが、美容やダイエットにも効果があります。野菜など食べていてもなかなか痩せないし飽きてしまうこともあります。美容面では便秘解消やむくみの改善などの効果もあるので、女性にうれしい食材でもあるのです。そんな健康面でも注目されているとろろ昆布の美容やダイエットについて紹介します。

とろろ昆布には脂肪の吸収を抑えてくれる働きが

とろろ昆布にはアルギン酸とフコイダンが豊富に含まれていますが、その成分が腸で脂肪や糖分を吸収しそのまま排出してくれる効果があるのです。そのため、脂肪がたまりにくくなり太りにくい体質になっていきます。最終的には減量になったという人もいるほど脂肪の吸収をしてくれるようです。

だからと言ってより多くの効果が得られるようにと食べ過ぎは注意が必要です。塩気もあり大量に食べるのはおすすめしませんが、注意点さえ守って毎日適量食べるとこに意味があります。

便秘が解消されると美肌効果も

とろろ昆布は水溶性の食物繊維が入っているので、便秘にとても効果的とされています。先ほど紹介したように、腸で脂肪など余分なものを吸収し排出してくれる効果があるのでお通じがよくなります。そうすると便秘だった人もお通じがよくなり、毎日すっきりすることが多くなります。便秘の人におすすめの食材だとして注目されています。デトックスと同じような効果があるので便秘が解消されるとお肌の調子もよくなります。

しかし食べるあたり注意点もあり、あまり食べ過ぎてしまうと逆効果の時もあります。食べ過ぎてしまうと、ちょうどいい量よりはるかに多い食物繊維を摂取することになります。そうなると逆に便秘がひどくなることもあるので注意が必要です。このように注意点をまもり毎日の摂取量を決めて食べると便秘に効果があります。適量食べて便秘解消するように心がけましょう。

水分で膨張するため満腹感が得られやすい

とろろ昆布の特徴として水分と一緒に摂取すると膨張するので満腹感が得られるので、ダイエットに効果的だと言われています。お味噌汁に入れると膨張するように水分と一緒に食べると膨れるので少しの量で満腹感が得られます。ダイエットとしては最適な食材で、ほかのものより満腹感があるのでダイエットしている人におすすめなのです。

とろろ昆布のビタミンB群は代謝促進効果が

そしてダイエットに欠かせないのは基礎代謝です。脂肪が多くダイエット食を食べていてもなかなか減量しない人に多いのは、代謝が悪いのも関係しています。その代謝を促進してくれる効果もありダイエット食に向いています。昆布に含まれるビタミンB群は代謝促進効果があり、脂肪燃焼の手助けをしてくれます。

ただそのまま食べるだけではなく、スープや体に浸透するような食べ方をするとより効果が得られるようで、みそ汁やお吸い物はもちろん豆乳と合わせたスープでイソフラボンも摂取でき、栄養も取れるほか健康的に減量することができます。

とろろ昆布ダイエットのやり方と注意点

健康面でも美容やダイエット面でも効果があるとろろ昆布ですが、摂取するときに気を付けなければならない注意点があります。栄養が豊富で健康にもダイエットにもいいとされるとろろ昆布ですが、ほかの食材でも食べ過ぎてしまうと逆効果になるものもあります。とろろ昆布も同様、栄養豊富だからといって食べ過ぎてしまうと逆効果になることもあるのでしっかり注意点を守り、毎日適量食べるようにしましょう。

とろろ昆布ダイエットとは?

まずとろろ昆布ダイエットとは、いつもの食事にとろろ昆布の料理をプラスするだけでいいのです。とろろ昆布は先ほども紹介したように脂肪や糖を吸収し排出してくれる効能があるので、ダイエットには最適な食材なのです。お味噌汁など汁物に入れるほか、パスタやおかずとして食べることもでき、安価で手に入るのでダイエットがやりやすいとされています。

とろろ昆布ダイエットをするときは、いつもの食事でいいのですがご飯を少し少なめにしスープやみそ汁、おかずなどにとろろ昆布を入れて食べるようにすると満腹感も得られて間食なども減っていきます。毎日規則正しく食事をすることが原則ですが、いつも通りの食事にプラスするようにし、無理ないダイエットをしていきましょう。

とろろ昆布は食べ過ぎに注意して適正量を守ろう

ダイエットに向いているとろろ昆布ですが、注意点もあり守って摂取しなければ逆効果のときもあります。水溶性食物繊維が豊富にあるとろろ昆布ですが、食べ過ぎてしまうと食物繊維の取りすぎで便秘がひどくなるということもあります。それに昆布に含まれているヨードという成分の取りすぎも注意が必要です。

ヨードの取りすぎは甲状腺機能低下症という紡機になってしまう可能性もあります。この病気は甲状腺の機能が低下するといったものなのですが、髪が抜けやすくなったり、太る、むくみ、便秘になる、集中力がなくなるなど症状が出てきます。甲状腺機能低下症の人はとろろ昆布を摂取するときは必ず医師に相談してから食べるようにしましょう。

注意点と毎日適量食べることでとろろ昆布の効果が得られるようになります。毎日10gを適量にし摂取することで便秘の解消や代謝促進、癌の抑制や抗アレルギーなど色々な効能が得られます。美味しくて食べやすいので、ついつい食べ過ぎてしまいがちですが、毎日適量を守り摂取し健康的にダイエットしていきましょう。

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とろろ昆布のおすすめの食べ方

健康面でも美容やダイエットにもおすすめのとろろ昆布ですが、より効果が得られるおすすめの食べ方を紹介します。お味噌汁など汁物に入れるほかにも料理が豊富にあり、ダイエットしている人でも飽きずにまいにち楽しく食事ができるメニューを紹介します。とろろ昆布の栄養とほかの食材の栄養も一緒に取れるメニューなのでぜひ参考にして作ってみましょう。

体の芯まで温まる【とろろ昆布と梅のにゅうめん】

寒い季節になると食べたくなる麺類ですが、とろろ昆布をのせてより美味しいにゅうめんを食べてみましょう。簡単に作れるレシピなので、ぜひ試して作ってみましょう。

(4人前)

  • そうめん・・・4束
  • めんつゆ(かけつゆの濃さに割ったもの)・・・1000㏄
  • とろろ昆布・・・適量
  • 梅干し・・・4個
  • 万能ねぎ・・・適量

  1. めんゆつをかけつゆの濃さに割って火にかけます。
  2. 茹で上がったそうめんは、いったん冷水で締めます。
  3. 締めたそうめんをめんつゆに入れて沸騰直前まで火にかけます。
  4. 器にそうめんとめんつゆを入れて、上にとろろ昆布と梅干をトッピングします。
  5. 最後にお好みで万能ねぎを散らして完成です。

とろろ昆布は適量となっていますが、毎日の摂取量を守り食べましょう。そうめんは茹で上がった後もめんつゆと一緒に再度火にかけるので固めにゆでるといいでしょう。

ランチにおすすめ【とろろ昆布パスタ】

包丁いらずの簡単とろろ昆布パスタのレシピです。包丁を使わないのでランチなどにおすすめで、美味しいパスタが作れます。

  • パスタ100g
  • とろろ昆布適量
  • めんつゆ適量
  • バター大さじ2

  1. パスタをたっぷりのお湯でゆで水気を切ったらお皿に盛りつけます。
  2. パスタにバターを混ぜます。
  3. めんつゆを薄めてひと煮立ちさせ、ぱすたにたっぷりかけましょう。
  4. 最後にとろろ昆布をかけて完成です。

パスタを茹でている間にめんつゆの準備などでき簡単にできるパスタです。とろろ昆布の旨味が存分に味わえるパスタでめんつゆと相性抜群レシピです。

さっぱり美味しい【白菜とにんじんのとろろ昆布和え】

ちょっと箸休めに最適なおかずを紹介します。さっぱりとした味わいなので食べやすく箸が進む一品です。

  • 白菜400g
  • にんじん100g
  • 塩小さじ1と1/2
  • とろろ昆布10g
  • 砂糖大さじ3
  • 酢大さじ3と1/2

  1. 白菜は洗い水気を切ったら2㎝ほどに切っておきます。
  2. にんじんは細い千切りにし、野菜を塩もみをして水気が出たらしっかり絞っておきましょう。
  3. 野菜ととろろ昆布・砂糖・酢を混ぜて冷蔵庫で1~2時間ほど冷やして完成です。

野菜は塩もみしたらしっかり水気を絞ることがポイントです。ほかの調味料を入れておらず、とろろ昆布の栄養などもしっかりとれて美味しいのでダイエットにもおすすめの一品です。

とろろ昆布は適正量を守って栄養を摂取しよう!

今回とろろ昆布の健康面や美容とダイエットについて紹介しましたが参考になったでしょうか。とろろ昆布には栄養が豊富に入っていて、病気の予防にも効果があり便秘や代謝促進など色々な効能があることが分かったと思います。ただ摂取量だけ守って毎日適量食べるだけでダイエットにもなるので注意しながら食べて綺麗に健康的になってみましょう。

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