メバルの見分け方と種類の違いまとめ!【黒メバル・赤メバル・白メバル】

黒メバルや赤メバル、そして白メバルの見分け方や違いについて知っていますか?メバルは3つの種類がありますが、形はどれもよく似ています。今回の記事では、3種類のメバルの違いや見分け方などについて紹介していきます。また、黒メバルについては旬や特徴、更には食べ方や味、さばき方などについて詳しく紹介していきますので、メバルの見分け方や黒メバルの旬などに興味のある人は是非記事をチェックしてみてください。

メバルの見分け方と種類の違いまとめ!【黒メバル・赤メバル・白メバル】のイメージ

目次

  1. 1黒メバルと他の種類のメバルの見分け方
  2. 2黒メバルについて詳しく知ろう!
  3. 3黒メバルのさばき方
  4. 4黒メバルの食べ方と味わい
  5. 5生体の異なるメバルを食べ比べてみよう!

黒メバルと他の種類のメバルの見分け方

メバルという魚は実は3種類いるという事を知っていますか?その3種類とは黒メバルに白メバル、そして赤メバルです。これらは同じメバルという魚ですが、果たしてどのような違いがあるのでしょうか?旬やさばき方、見分け方などについて詳しく紹介していきますので、3種類いるというメバルについてその違いを詳しくチェックしていきましょう!

黒メバルの見た目の特徴

まずは黒メバルの見た目の特徴についてみていきましょう。3種類あるメバルの種類は黒、赤、白とあるように見た目に違いがあります。その名の通り、黒メバルは見た目が黒っぽい色をしているものが多いです。メバルは体の側面に横縞が数本見えるのですが、黒っぽい体をしているという黒メバルではその縞もあまり見ることが出来ません。

赤メバルの見た目の特徴

続いて紹介するメバルの種類は、赤メバルです。赤メバルも名前の通り、赤っぽい色をしているのが特徴なのですが、画像を確認していたけるとわかるように、黄色っぽくも見える色合いになっている魚でもあります。見方によっては黄色っぽく見えますので「金メバル」とも呼ばれています。こちらの赤メバルも、黒メバルと同様に横縞が見えにくくなっている個体が多いのだそうです。

白メバルの見た目の特徴

続いて紹介するメバルの種類は、白メバルです。白メバルの見た目の特徴はやはりその名の通り、体の色が白っぽい色となっています。そして、黒メバルや赤メバルでは見えづらかった体の横じまもはっきりと見えるようになっています。メバルで一番釣る機会が多いメバルの種類であるともいわれています。見た目の特徴が大きく異なっている3種類のメバルですが、同じ点はあるのでしょうか?

三種類のメバルの同じ点

3種類あるメバルの同じ点をチェックしてみましょう。見た目の特徴は大きく異なる3種類のメバルですが、大きさや重さはあまり変わらないのだそうです。メバルのサイズは小さい物で10cmほど、そして大きい物で30cmほどとなっています。また、3種類のメバルはどれも目がとても大きいという特徴を持っています。「メバル」という名前は、この特徴から名づけられたともいわれています。生態なども同じです。

メバルの種類の違い

見た目の色ではかなりの違いがみられた3種類のメバルですが、それでは、メバルの見た目の色以外の種類とはいったい何なのでしょうか?3種類のメバルを色以外で判別するポイントは、胸ビレの軟条数の本数です。メバルの軟条数は黒メバルは16本、白メバルでは17本、そして赤メバルでは15本となっています。数を数えればどの種類かがわかるようになっていますので、色だけで判別しづらかった場合には軟条数を確認してみましょう

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また、3種類のメバルは生息しているところにも少し差があります。黒メバルは浅瀬を好む傾向があるのだそうですが、白メバルや赤メバルですと深い海域に生息していることが多いのだそうです。3種類のメバルには、見た目以外にも上記のような違いがあります。

黒メバルについて詳しく知ろう!

黒メバルの旬の時期

カレンダーの画像

それでは、続いて3種類あるメバルの中で、黒メバルについて詳しく見ていきましょう。まずは、黒メバルの旬についてです。黒メバルの旬は、10月ごろから2月ごろとされています。特に、秋口から産卵前である年明けあたりまでは、旬の中でも黒メバルが美味しい時期だといわれています。

黒メバルの生態や特徴

メモを取る画像

それでは、旬の他に黒メバルの生態や特徴などはどうなっているでしょうか?黒メバルは北海道の南部あたりから九州にかけて、そして朝鮮半島南部の沿岸に生息しているそうです。白メバルや赤メバルと同様に卵胎生となっており、12月から2月くらいにかけて、数千匹の稚魚を生むといわれています。また、黒メバルはほかの白メバルと赤メバルに比べて高級であるとされており、味も良いといわれています。

黒メバルの見分け方

それでは、どのような黒メバルがよい物なのか、見分け方をチェックしていきましょう。まずお刺し身にするのなら、活き締めされているものを選ぶことをおすすめします。とってすぐに活け締めにされたものの方が鮮度を保つことが出来、生でも美味しく楽しむことが出来るからです。その他の見分け方のポイントは、目が澄んでいるものを選ぶ、という事です。

勉強している女性

目を見て濁りが無い物を選ぶようにしましょう。また、身もハリがあるものの方がおすすめです。続いては、えらもチェックしてみてください。えらを開けて、中がきれいな赤色をしているものを選びましょう。鮮度が落ちてくるとこの赤色がだんだん茶色っぽくなるそうですので、この場所が赤いという事は新鮮であることの証といえます。

黒メバルのさばき方

さばき方①うろこ・内臓・頭を落とす

続いて、黒メバルのさばき方についても見ていきましょう。黒メバルのさばき方はまず、うろこ、内臓、そして頭を落としていきます。包丁の刃を使用して、きれいに鱗を取っていきます。尾びれの辺りや、胸びれの周りは鱗が残りやすい場所となっていますので、特にしっかりと鱗を取っておきましょう。鱗を取れたら、水洗いし、腹びれと胸びれを通るようにしてあまたの付け根までに切り目を入れていきましょう。

内臓は切らないようにします。黒メバルをひっくり返したら、裏側からも同じように切り込みを入れます。背骨に包丁の刃を立てて、頭を切断しましょう。頭をとれば、内臓も一緒に体から出てきます。内臓がきれいに取り出せたら、背骨に沿って血合いの部分に切り込みを入れた後、水できれいに洗っておきます。

さばき方②三枚におろす

うろこ、内臓、そして頭を無事に取り除くことが出来たら、いよいよ黒メバルを三枚におろしていきましょう。包丁を背びれから入れて、尾の付け根まで刃を入れていきます。続いて、背骨に当たるまで刃を進めていき、中骨の上を滑らせるようにして、尾の方まで切っていきましょう。続いて、尾の方から刃を入れて、身を骨から外すように切っていきましょう。これで上身を外すことが出来ます。

続いて、尾から包丁の刃を入れたら、背骨のあたりで刃を止めて、切り進めていきます。魚の向きを変えたら、腹の方から尾に向かって切り進めていきます。最後に、尾の付け根から包丁の刃を入れて、背骨の上をなぞるように切っていきます。これできれいに背骨から反対側の身も外すことが出来るかと思います。

さばき方③身を整える

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黒メバルを3枚におろせたら、身を使いやすいように整えておきましょう。まず、腹骨と血合い骨のつなぎ目の部分を切断しておきます。続いて、腹骨をすき取ったら、ハラミの部分も切りとっておきましょう。続いて、骨抜きなどを使用し、小骨を取り除いていきましょう。皮を使用しない料理に使用するのなら、皮を引いておきましょう。皮と身の間に刃を入れ、皮を引っ張るようにして切り取りましょう。

黒メバルの食べ方と味わい

食べ方①煮付けでふっくら甘辛美味しい

それでは、黒メバルの美味しい食べ方について見ていきましょう。まず紹介する食べ方は煮付けです。醤油とみりん、そして水とを合わせたものをフライパンで沸騰させたら、黒メバルをフライパンの中に入れて落し蓋をし、中火で7分ほど煮たら完成となります。フライパンで手軽にできる調理法となっています。

食べ方②刺身が歯ざわりよく甘み感じる

続いて紹介する黒メバルの美味しい食べ方は、お刺し身です。黒メバルはとてもしまった身を楽しむことが出来る魚となっていますので、しっかりとした歯触りを楽しむことが出来ます。また、少し寝かせて熟成させれば、旨味や甘みも増して美味しく楽しむことが出来ます。

食べ方③焼き物や揚げ物も絶品

ほかにお勧めする黒メバルの美味しい食べ方は、焼き物や揚げ物です。焼き魚は魚料理ではかなりポピュラーな食べ方かと思いますが、黒メバルの身は白身でさっぱりとしたものとなっていますので、食べやすい物となっています。調味料を変えて、洋風の味付けにしたりして楽しむのもおすすめです。丸ごと唐揚げにするというのもおすすめで、おつまみとしても楽しむことが出来る食べ方となっています。

生体の異なるメバルを食べ比べてみよう!

いかがでしたでしょうか?メバルには3種類があり、黒メバル、赤メバル、そして白メバルがあります。それぞれ形は見分けのつかないほどよく似ているのですが、色はまったく異なるものとなっており、生態なども異なっています。中でも黒メバルは高級魚として扱われており、味も美味しく、お刺し身や焼き魚、煮魚などいろいろな食べ方で楽しむことができます。皆さんも、メバルを美味しく楽しんでみてはいかがでしょうか?

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