グレープフルーツのカロリーと糖質量は?ダイエットに効果的な食べ方も!

グレープフルーツは、カロリーが想像以上に低い果物で、ダイエットや生活習慣病に注意が必要な人にも、大変おすすめの低カロリー食品であり、低GI値食品で、太ることを避けるのに有効な食品でもあります。また栄養が豊富に含まれており、糖質も低いグレープフルーツは、カロリーが低くても食べ方など注意点もあります。沢山の栄養素のあるグレープフルーツでダイエットなどに成功した人の口コミなども合わせて、効果と注意点も紹介しますので、美容と健康に取り入れてみましょう!

グレープフルーツのカロリーと糖質量は?ダイエットに効果的な食べ方も!のイメージ

目次

  1. 1グレープフルーツのカロリーや糖質は低い?
  2. 2低カロリーであるグレープフルーツの栄養や効能
  3. 3低カロリーであるグレープフルーツのおすすめな食べ方
  4. 4低カロリーであるグレープフルーツの注意点
  5. 5グレープフルーツのダイエット効果の口コミは?
  6. 6グレープフルーツは低カロリーでダイエットにおすすめ!

グレープフルーツのカロリーや糖質は低い?

グレープフルーツのカロリーや糖質量は?

グレープフルーツのカロリーは、品種や大きさで多少異なってきますが、おおよそ一個210gとすると、平均的なカロリーがおよそ80カロリーだそうです。グレープフルーツを丸々一つ食べても、ご飯1膳のカロリーに、全く及びません。分かりやすく普段良く食べる食品のカロリーを紹介しておきます。ご飯一善140gで235キロカロリー、食パン6枚切り一枚が177キロカロリーです。

少し重めで49gのクロワッサン一個で220キロカロリーもあります。またインスタントラーメンは少なくて320キロカロリーから多いもので500キロカロリーを超えるものまであります。豚肉ですと比較的脂の少ないロース肉でも100gで263キロカロリーもあります。肉の中でも低カロリーと言われている、鶏ムネ肉でも100gで191キロカロリー(皮なしは108キロカロリー)です。

これらで分かるように、グレープフルーツのカロリーは、大変低カロリーで栄養価が高い果物です。もっと分かりやすいように、いくつかの果物のカロリーとも比較してみましょう。それぞれ100g当たりのカロリーです。キウイ53キロカロリー、ぶどう59キロカロリー、柿60キロカロリー、みかん45キロカロリー、パイナップル51キロカロリー、ブルーベリー49キロカロリー、マンゴー64キロカロリーです。

他のフルーツと比較してカロリーや糖質は低い?

他のフルーツのカロリーとグレープフルーツのカロリーとを比較してみましょう。まずバナナ1本90gで約77キロカロリーで、りんご一個255gで約138キロカロリー、梨一個255gで110キロカロリーです。ではグラム当たりのカロリーを比較してみましょう。

グレープフルーツのグラム当たりのカロリーが0.38キロカロリー、バナナのグラム当たりのカロリーが0.85キロカロリー、リンゴのグラム当たりのカロリーが0.54キロカロリー、梨のグラム当たりのカロリーが0.43キロカロリーとグレープフルーツのカロリーが一番低いです。カロリーだけで見ると、太るのを避けたければ、果物はグレープフルーツを選ぶのが良いと言えます。

ちなみにグレープフルーツには白いものと、ルビーと呼ばれる赤いものとがありますが、両者のカロリーにあまり差はありません。ではグレープフルーツの糖質量はどうでしょう?グレープフルーツ一個210gの平均的な糖質量は約18.9gです。他の果物の糖質と比較してみましょう。バナナ1本90gの糖質は21.4gです。またりんご一個255gの糖質は30.1gです。

また梨一個255gの糖質は26.5gです。それぞれのグラム当たりの糖質を比較してみましょう。グレープフルーツのグラム当たりの糖質量は0.09gです。バナナのグラム当たりの糖質は0.24gです。りんごのグラム当たりの糖質は0.11gです。グレープフルーツの糖質は、突出して低いことが分かります。糖質に関しても、太ることはもちろん、糖尿病などのリスクも低いのがグレープフルーツと言えます。

グレープフルーツはGI値が低く太りにくい

人が太る要因はカロリー過多だけではありません。太る要因はGI値も密接に関係しています。グレープフルーツはGI値を低くし、太りにくいという研究結果も発表されています。GI値とはグリセミンインデックス値の略で、食後に食品に含まれている糖質の吸収速度を現す数値のことです。GI値が低いほど、食後の糖分の吸収が緩やかであり、GI値が高いほど食後の糖分の吸収が急激であることを表します。

GI値の低いグレープフルーツは、健康志向の人などに好んで食べられています。GI値の数値が55以下のものを低GI食品と定義づけしています。この研究ではグレープフルーツを摂取した際の中性脂肪、血糖、インスリンの推移を測定することで、他の食材との関連について調査をしたもがあります。

健康な女性12人を対象として、食パン・かき揚げを単独で食べた時のGI値と、グレープフルーツと一緒に食べた時のGI値の変化を比較したところ、グレープフルーツを一緒に食べた時の方が、GI値が低く、インスリンの値も中性脂肪においても好影響を与える可能性が確認されました。

GI値が低いと太ることを避けやすくなり、GI値が高いと太る原因となるのですが、これは食べ物の糖分がブドウ糖となり、血液中に取り込まれ、すい臓からインスリンが分泌されます。そしてブドウ糖が筋肉や脂肪組織、肝臓などの細胞に取り込まれることで、GI値から食前の値まで下がります。GI値が高いとインスリンが多く分泌され、各組織に脂肪が蓄積されやすいため、太る原因になり注意が必要です。

インスリンの分泌量や分泌のタイミングが上手く作用していれば、問題はありませんが、GI値が食後なかなか下がらない状態が続くこと糖尿病となります。GI値が急激に上がらないように出来る、グレープフルーツは、太ることを避けるだけでなく、糖尿病の予防にも繋がるのです。GI値は食事の度に上昇しますので、グレープフルーツのようなGI値を上げにくくする食べ物に注意して摂取しましょう。

低カロリーであるグレープフルーツの栄養や効能

脂肪燃焼の効果が期待できる

グレープフルーツに含まれる、ヌートカトンリモネンという成分は、脂肪燃焼効果に役立ちます。まずヌートカトンは、グレープフルーツの皮の中にある香り成分であり、グレープフルーツの皮を切ったり剥いたりした時に、ほろ苦がさを感じる成分のヌートカトンを、空気中で漂い吸い込むことで交感神経を刺激します。

そしてノルアドレナリンというホルモンが活発に分泌され、タンパク質のUCP(脱共役タンパク質)が作られ、脂肪燃焼率を高める効果があります。脂肪燃焼率が高まることは、ダイエットにも繋がります。また脂肪燃焼率が上がると、中性脂肪の合成や蓄積がされにくい状態になり、中性脂肪過多が要因となる動脈硬化や脂質異常症などの病気を予防する効果も期待できます。

またヌートカトンは疲労回復効果や、運動の持久力を高める効果にも期待ができると言われています。更にヌートカトンの脂肪燃焼率を上昇させる効果は、タンパク質に作用するだけでなく、自律神経の活動をコントロールしている交感神経を刺激する作用を持っており、交感神経を刺激することでUCP(脱共役タンパク質)が沢山産生され、脂肪燃焼を促進する効果が得られます。

次にグレープフルーツに含まれるリモネンですが、この成分もグレープフルーツの皮に含まれている物質であり、香りのもととなる成分です。リモネンは副交感神経を刺激することで、末梢血管の血行を促進する効果や、リラックスできる効果などに有効です。このリモネンは他の柑橘類にも含まれていますが、ヌートカトンを含んでいるのはグレープフルーツだけです。

代謝をアップさせる働きがある

グレープフルーツに含まれるリモネンは、代謝をアップする働きを持っています。これはグレープフルーツに含まれるリモネンの、体温を上昇させる作用によるものです。体温が上がれば自然と基礎代謝は上がりますので、グレープフルーツの皮にある香り成分であるリモネンの匂いを嗅ぎ、代謝アップ効果を得ましょう。

その他にもグレープフルーツの苦み成分であるナリンギンに、血栓の予防をする作用と、血中脂肪酸を分解する作用、血管の細胞の結合組織を丈夫にする作用、血管の抵抗力を高める作用などがあることから、血流の改善に効果があり、代謝の向上につながります。

食欲を抑制してくれる

次はグレープフルーツの食欲を抑制してくれる効果についてですが、グレープフルーツに含まれるナリンギンという成分に、食欲を抑えてくれる働きがあるそうです。グレープフルーツの香りを嗅ぐと、食欲を抑制し、GI値や血圧、体温を上昇させる作用や、脂肪分解の作用を持っていることが明らかになっています。

またナリンギンには抗酸化作用もあり、満腹感を得やすくする作用も持っています。満腹感が得やすい状況であれば、摂取カロリーも少なくてすみますので、ダイエットにも繋がります。

このグレープフルーツに含まれるナリンギンとは、果実に含まれるフラボノイドで、ポリフェノールの一種です。この成分も果肉より果皮に多く含まれており、グレープフルーツを食べた時に、唇や舌がピリピリとするのは、このナリンギンの結晶が鋭い針状になっているからです。ナリンギンのアグリコンである、ナリンゲニンという物質が、脳の血管性疾患のリスクを低下させたという報告もあります。

香りにもダイエット効果が期待できる?

脂肪燃焼の項目でも前述したように、グレープフルーツのヌートカトンという皮に含まれる香り成分を嗅ぐことで脂肪燃焼率が上がりダイエット効果にも繋がります。グレープフルーツの皮を剥いたり、潰したりすることで、脂肪燃焼効果のある成分を嗅ぎ、ダイエット効果を得るには、起床時と食膳に行うと効果的です。もちろんグレープフルーツの精油を使っても、ダイエット効果を得ることが出来ます。

ダイエットにグレープフルーツの皮を利用する方法は、グレープフルーツの皮を適当な大きさに手でちぎります。そして直接香りを嗅いだり、グレープフルーツの皮をビニール袋などに入れて香りを嗅ぐといいでしょう。精油を使用してダイエット効果を得たい場合には、精油の入ったビンを空けて、直接香りを嗅いでみたり、はんかちやティッシュなどに数的垂らして香りを嗅ぐと、ダイエットに繋がります。

また朝や食前にグレープフルーツの香りを嗅ぐことで、食欲を抑制する効果が得られ、食べすぎによるカロリー過多を防ぎ、太ることも避けられダイエットへと繋がります。

生活習慣病の予防や改善の効果がある

またグレープフルーツのナリンギンには、抗酸化作用があり、活性酸素の増加を抑制し、生活習慣病の予防や改善に効果があります。生活習慣病を引き起こすと言われている活性酸素の増加の原因は、ストレス・紫外線・喫煙・過剰な運動などです。体内に侵入したウイルスや細菌を退治する働きをする活性酸素は、ある程度人間にとって必要なものですが、過度に増えると細胞を傷つけてしまいます。

また活性酸素は、コレステロールを酸化させてしまい、生活習慣病の要因となってしまいますが、ナリンギンの抗酸化作用により、コレステロール値の抑制もしてくれることが分かっています。太ることを防ぐだけでなく、太ることや様々なストレスで起きる、生活習慣病の予防にも優秀な食品なのです。

低カロリーであるグレープフルーツのおすすめな食べ方

果肉と一緒に薄皮も摂取する

低カロリーのグレープフルーツは薄皮も食べる食べ方をおすすめします。グレープフルーツの薄皮には利尿作用があり、むくみの予防にも役立ちます。また水溶性の食物繊維が豊富で、水溶性の食物繊維は消化しやすいため、沢山食べても消化不良の心配がありません。また食物繊維は便秘の解消にも役立ちますので、低カロリーのグレープフルーツの実に含まれる栄養素と一緒に摂取する食べ方をしましょう。

サラダにいれて摂取する

また低カロリーのグレープフルーツはサラダに入れた食べ方もおすすめします。グレープフルーツはカロリーが低いので、サラダ全体のカロリーを抑えることができますし、グレープフルーツをサラダに入れる食べ方では、ドレッシングに入れる糖質を減らすことができ、更にカロリーを抑えつつGI値も低くできますので、太る要因を減らすことと、糖尿病予防の一石二鳥の食べ方と言えます。

また低カロリーながら、グレープフルーツの栄養素は豊富ですので、サラダとしての食べ方はグレープフルーツの栄養素を壊すことなく摂取できる食べ方と言えるでしょう。

食べる前に香りも楽しむ

低カロリーのグレープフルーツの食べ方は、香りを愉しむことも重要です。これまでに説明してきた通り、香り成分により食欲抑制効果により、太ることを防ぎ得られるダイエット効果などがありますので、食べる前にしっかりと、香り成分を取り込むよう注意することも重要です。そしてビタミンやカリウム、葉酸などの豊富な栄養素をたっぷりと含んだ果肉も摂り入れた食べ方を心がけましょう。

低カロリーであるグレープフルーツの注意点

グレープフルーツだけの食事はNG

注意点としてグレープフルーツだけを食べる食事は良くありません。いくらグレープフルーツに沢山の効果があり、栄養素を多く含んでいようと、グレープフルーツだけを食べる食べ方は良くありません。グレープフルーツには無い栄養素がまだまだ沢山ありますし、人間の体には沢山の種類の栄養素が必要です。出来るだけ多くの食材を摂り入れる食べ方を推奨されるのも、栄養が偏らない為です。

どのような食品もお互いの栄養素が影響しあって、身体に消化吸収されます。栄養素は大きく分けると、五大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、無機質ですが、一つ一つの栄養素を挙げると膨大な数の栄養素があり、とても覚えきれないほどです。全ての栄養素を覚える必要はありませんので、五大栄養素は最低限、意識した食べ方に注意してみるといいでしょう。

それでも栄養バランスを考えた食べ方が、なかなか難しいという人は、栄養を色で分ける食べ方をすると大変分かりやすいかと思います。3色に分けられた栄養群の表もありますが、おすすめするのは5色で分けた栄養素の食べ方です。赤の栄養は肉などの鉄分やタンパク質、青の栄養は魚などのドコサヘキサエン酸やタンパク質、黄の栄養は卵などの認知症予防や脳の機能に良いとされるレシチンなどです。

そして白の栄養素は乳製品などのカルシウムなどです。これらの4で動物性のタンパク質という栄養素を摂取できます。そして茶の栄養は植物性のタンパク質です。この他にも、多少違った色分けで栄養のバランスを考える方法がいくつかあります。

栄養素の中でも人間の血や組織を作るのに沢山必要な栄養素であるタンパク質を、五色にわけて取り入れる食べ方に注意することで、その他の栄養素もバランスの良い食べ方が自然に出来ます。また自然に太ることもなくなってくるでしょう。

砂糖やはちみつをかけるのはNG

栄養バランスの取れた食べ方の注意点を説明しましたが、折角栄養に注意をしていても、糖質を摂りすぎることにも注意が必要です。ダイエット中で太ることを気にし、グレープフルーツの酸味が苦手だからと、砂糖やはちみつなどを使った食べ方をすると、太る要因となりダイエットどころではありませんので、注意が必要です。

ジュースでごくごく飲むと太る

フレッシュなグレープフルーツに糖分を沢山使った食べ方よりも、更に注意が必要なのがグレープフルーツのジュースで飲むことです。自分でグレープフルーツを絞ったジュースであれば、カロリーは変わりませんが、食物繊維が摂取できません。グレープフルーツの果汁のみのカロリーは100gで40キロカロリーですが、ジュースにするとつい摂取量が増えがちなのも注意が必要です。

更に市販のグレープフルーツジュースですと、当分が含まれている商品もあります。中にはコップ1杯(約200g)で糖質量が15gを超えてしまいますので、成分表を注意して見るようにしましょう。できるだけフレッシュなグレープフルーツを食べるようにしましょう。

グレープフルーツの精油はリモネンが主成分

グレープフルーツの果皮から抽出されているグレープフルーツ精油の主成分は、d-リモネンで、この成分は先に説明したように、様々な作用を持っていますが、その中の消化促進、腸の蠕動運動の促進、お腹の調子を調え食欲増進の作用がありますので、ダイエットを目的としてグレープフルーツを取り入れるのであれば注意すべきです。精油よりも生のグレープフルーツの果皮の利用をおすすめします。

グレープフルーツのダイエット効果の口コミは?

では実際にダイエット効果の口コミを紹介してみます。効果があった人の口コミから、Aさんの口コミでは、朝に一個食べ通常通りの食事で、昼8分目、夜は少な目の食事を注意し、完食や外食もたまにあり相対的にカロリーは気持ち少な目程度、3カ月で6キロ減ったという口コミです。この口コミでは、甘いものを食べなくなり、便通も改善されたとあります。

次の口コミは、グレープフルーツを食べると満腹感で摂取量が減り、自然と摂取カロリーが減ったそうです。ルビーの方が酸っぱくなくて続けやすいという口コミです。次の口コミでは、白米が欠かせないほど好きでカロリーが高いうえ、お腹いっぱい食べたい人の口コミです。主食をグレープフルーツ一個に置き換えた結果、3日目から1キロ減り、徐々に体重が減り2週間目から夕飯のみ置き換えをしました。

すると太ることなく、1キロ減少したという口コミです。また良い結果の口コミばかりではありません。ある口コミでは、グレープフルーツを毎日食べ続けることが、苦痛になって続けられなかったという口コミもあります。またトイレの回数が増えて大変だったという口コミや、舌に刺激があり続けられなかったという口コミもあります。この口コミで注意が必要なのは、アレルギーの可能性があることです。

グレープフルーツは低カロリーでダイエットにおすすめ!

グレープフルーツは低カロリーでありながら、大変優秀なダイエットに適した食品であることや、沢山の健康効果があることが分かりました。また口コミにもダイエットに成功した人の口コミが多くありました。ただし、グレープフルーツが苦手だったり、アレルギーのある人はグレープフルーツダイエットに、向かないこともわかり、特にアレルギーには注意が必要です。

まずはグレープフルーツでのダイエットに自分が向いているか、向いていないかを試してみるくらいの、軽い気持ちで1週間ほど試して、効果を体感してみるのもおすすめします。食前に香りを嗅ぐだけでも、痩せるか太るか試してみる価値があるのではないでしょうか?

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