肉じゃがをフライパンで簡単に作ろう！人気のレシピを紹介！

ホクホクのじゃがいもとお肉とのコンビが抜群に美味しい肉じゃがですが、子供からお年寄りまでの幅広い年齢層に人気の高いメニューと言っても過言ではないでしょう。家庭料理の定番メニューであり、好きな献立に「肉じゃが」と答える人は多く、甘めの肉じゃがやしょぱめの肉じゃがなど、地域や家庭によっても味付けが違うところも面白い料理です。

また、「得意料理は肉じゃがです！」と言うと料理上手なイメージを持つ方も多いので、肉じゃがのレシピは覚えておきたい献立です。肉じゃがと言えば、「時間をかけて煮込まないと味がしっかり染み込まない」や「味つけが難しそう」などの声をよく聞きますが、実は簡単にフライパンひとつで作る事が出来ます！今回はフライパンで簡単絶品の肉じゃがレシピをチェックしていきましょう。

アレンジレシピが豊富で知られている肉じゃがですが、まずはアレンジなしの定番のレシピを紹介させていただきます。今回紹介するレシピは、フライパンひとつで簡単に作れますので、肉じゃがを作った事ある方はもちろん、作ったことがない方も簡単なレシピばかりでおすすめです。深めの鍋に比べ、フライパンでの調理は火の通りも早く、調理の時短にもなり嬉しいです。

まずは、フライパンで簡単定番の肉じゃがのレシピ(4人前)の紹介です！彩りやボリュームアップに、にんじん・糸こんにゃく・いんげんを加えても美味しくなります。また、今回のレシピのじゃがいもは大きめになりますので、お子様が食べる用や小さめの具材が好みであれば、小さめに切ると食べやすく、味も染み込みやすいのでおすすめです。

• 牛肉(薄切り)200g
• じゃがいも4個
• 玉ねぎ1個
• 砂糖大さじ1杯
• みりん大さじ1杯
• しょう油大さじ2と1/2杯
• 水300ml
• サラダ油大さじ1杯

1. じゃがいもは皮を剥き4等分にカット、玉ねぎはくし切り、牛肉(薄切り)は4cmにカットします。
2. 熱したフライパンにサラダ油を加え、フライパンに油が回ったら、くし切りにした玉ネギを投入し、玉ねぎの色が透き通るくらいまで中火で炒めます。
3. 玉ねぎに火が通ってきたら、フライパンの真ん中にスペースを作り、牛肉(薄切り)を加え更に炒めます。
4. 牛肉(薄切り)に少し火が通ってきたら、砂糖・みりん・しょう油を加え、味付けしていきます。その際、あらかじめ調味料を混ぜ合わせておくと、アタフタせずに済みます。
5. 最後にじゃがいもと水を加え、中火で蓋をして10分煮たら定番肉じゃがの完成です。

続いては、水を使わずにフライパンで作る肉じゃがの簡単レシピを紹介させていただきます。子供から大人まで人気のカレーなど、水を加えず野菜から出る水分だけで作るレシピは、野菜の甘味が強くとても美味しいと評判です。水なしの肉じゃがも水なしカレーと同じで、うまみ成分が凝縮されとても美味しい肉じゃがに仕上がります！

肉じゃがを作る際、じゃがいもの荷崩れで悩んでいる方は多いのではないでしょうか？大きめにカットしても、煮込んでいるうちに一口サイズぐらいの大きさになっていることもあるでしょう。今から紹介させていただくレシピは、水を使わずに肉じゃがを調理する方法になり、荷崩れせずほくほくのじゃがいもの肉じゃがが作れます。

• 豚肉切り落とし200g
• じゃがいも4個
• にんじん1本
• しらたき1パック
• 玉ねぎ2個
• 砂糖大さじ2杯
• 酒大さじ4杯
• 醤油大さじ6杯
• ごま油大さじ1～2杯

1. じゃがいもとにんじんは皮剥きし一口大カット、玉ねぎは皮を剥き1cm幅にくし切り、しらたきは半分にカットします。
2. フライパンにごま油と豚肉を加え、豚肉にある程度火が通るまで炒めたら、豚肉を深めの鍋に入れます。
3. フライパンにじゃがいもとにんじんも加え炒め、野菜に焼き目がつき始めたら、しらたきも加え更に炒め、豚肉が入っている鍋に、にんじん・じゃがいも・しらたきを入れます。
4. 鍋に、玉ねぎ・酒・砂糖・しょう油も加え落とし蓋をし、弱火～中火で煮込みます。
5. じゃがいもに竹串がスッと刺さり、火が中まで通っていることを確認したら完成です。

続いては、安くて様々な料理に万能なひき肉を使った肉じゃがです！ひき肉は、牛肉でも豚肉でも合挽きでもお好みで大丈夫です。定番の肉じゃがと言えば、牛肉や豚肉の薄切りを使用しますが、ひき肉の肉じゃがもとても美味しいです。また、沢山作りすぎたらコロッケにリメイクも可能です！こちらのレシピは、フライパンひとつで作れるので後片付けもとても楽です。

• じゃがいも4個
• にんじん1本
• 玉ねぎ中1個
• しらたき1袋
• ひき肉100g
• きぬさや10本
• 醤油大さじ2杯
• 砂糖大さじ2杯
• みりん大さじ2杯
• 料理酒大さじ1杯
• だし小さじ1杯

1. じゃがいもとにんじんは皮剥きし一口大カット、玉ねぎは皮を剥き1cm幅にくし切り、しらたきは半分にカットします。きぬさやの筋取りもします。
2. 野菜等の下準備が終わったら、大きめのフライパンでひき肉を炒めます。この時、ひき肉から脂が出ますので、油は敷かなくて大丈夫です。
3. ひき肉に火が通ってきたら、にんじん・じゃがいも・玉ねぎを投入し、野菜に脂が回るように少し炒めます。
4. 野菜に脂が回ったら火を弱火にし、醤油・砂糖・みりん・料理酒・だしを加え蓋をして10〜15分煮込みます。
5. 10〜15分したら一混ぜし、しらたきときぬさやを入れ再び蓋をして10分煮込みます。
6. 仕上げに醤油(分量外)を少々加え、蓋をして5分程煮て完成です。

肉じゃがはアレンジの幅が広く、更に沢山作りすぎてもリメイクレシピも豊富であり、万能のメニューと言っても過言ではありません。定番の肉じゃがも美味しくていいですが、たまにはいつもと違う肉じゃがのアレンジレシピに挑戦するのも楽しいです。もしかすると、定番の肉じゃがよりもお気に入りのレシピに出会えるかもしれません。

まず最初に紹介させていただくレシピは『キムチ肉じゃが(4人前)』です。寒い季節は暖かいシチューや、カプサイシンたっぷりの辛い食べ物を食べて、体の中から温まりたい方も多いはずです。肉じゃが自体は季節を問わず年中食べるメニューであると思いますが、キムチ肉じゃがはこれからの寒い季節に食べてもらいたい一品です。

• じゃがいも3個
• 玉ねぎ1個
• 豚薄切り肉180g
• 白菜キムチ130g
• ごま油大さじ1杯
• 水300ml
• 酒50ml
• 砂糖大さじ1/2杯
• 醤油大さじ1杯

1. じゃがいとキムチは一口大、玉ねぎはくし切りにカットします。
2. 豚薄切り肉は、酒少々(分量外)をもみ込みます。
3. 材料の下準備が終わったら、フライパンにごま油を加え、豚肉を色が変わるまで炒めたら、じゃがいも・玉ねぎも加え更に炒めます。
4. 野菜に油がコーティングされたら、水と酒を加え沸騰したら灰汁取りをして、更に砂糖を加え、落し蓋をして弱め～中火で10分煮込みます。
5. 10分ほど煮込んだら、キムチと醤油を加え、再度落し蓋をして5分煮込んだら完成です。

続いては、あっさりが美味しい『塩肉じゃが(4人前)』のレシピの紹介です。定番肉じゃがの和風だしやしょう油での味つけとはまた違い、あっさりですが鶏がらスープの素がいい働きをして、物足りなさはなく美味しいです。仕上げに小口ネギや黒コショウを加えたり、お皿に盛りつけ後にバターを乗せると、じゃがバター風味にもなります。

• 豚肉150g
• じゃがいも4個
• 玉ねぎ1個
• ごま油大さじ1
• にんにくチューブ3cm
• 酒50cc
• 水400cc
• 塩小さじ1/2
• 砂糖小さじ1/2
• 鶏がらスープの素小さじ1と1/2

1. じゃがいとは一口大、玉ねぎはくし切り、豚肉は食べやすい大きさにカットします。
2. フライパンにごま油とにんにくを加え、豚肉を色が変わるまで炒めます。豚肉に火が通ってきたら、野菜も加え更に炒めます。
3. 酒・水・塩・砂糖・鶏がらスープの素を加え、沸騰したら灰汁取りをして、落し蓋をして弱火～中火で15～20分煮込んだら完成です。

次は、コンソメが濃厚な『洋風肉じゃが(2～3人前)』のレシピの紹介です。和食の肉じゃがが、トマト缶で簡単に洋食メニューに変身します。トマトソースがたっぷりで、子供や女性からの支持が高いレシピになってます。もっと具沢山にしたいときは、ホールコーンやツナ缶を加えるとボリュームアップし、彩りも鮮やかになります。

• じゃがいも3個
• 玉ねぎ1個
• ベーコン3枚
• トマト缶1/2缶
• にんにく1かけ
• 水200ml
• コンソメスープの素小さじ1
• 砂糖小さじ1
• ケチャップ大さじ1
• 塩コショウ少々
• パセリ(彩りのためお好みで)

1. じゃがいもは一口大、玉ねぎはくし切り、にんにくはみじん切り、ベーコンは1cm幅にカットします。
2. じゃがいもは耐熱皿に入れ、電子レンジで5分くらい温めます。竹串が刺さるくらいが目安です。
3. 深めのフライパンに油を敷き、香りが出るまでにんにくを炒めます。香りが出たらベーコン・玉ねぎも加え炒めます。
4. 玉ねぎの色が変わってきたら、じゃがいも・水・コンソメ・砂糖を入れ、沸騰したらトマト缶・ケチャップを入れて10分ぐらい煮込みます。
5. 最後に塩コショウで味を調え、パセリをちらすと完成です。

沢山作りすぎた肉じゃがを、次の日にカレーにリメイクする方は多いと思いますが、今回は『肉じゃがカレー風味(2人前)』を作ります。リメイクしてカレーにするのとは違い、カレーの味がそこまで協調することなく、肉じゃが独特の甘味がありながら、ほんのりカレーのスパイシーさが出ていてとても美味しいレシピになっています。

• 牛肉薄切り120g
• じゃがいも2個
• 玉ねぎ1/2個
• みりん大さじ1
• しょう油大さじ1
• 砂糖大さじ1
• カレー粉小さじ1/2

1. じゃがいもは皮を剥き一口大にカット、たまねぎは薄切り、牛肉は食べやすい大きさにカットします。じゃがいもは3分間水にさらします。
2. フライパンを熱しごま油を加え、玉ねぎを炒めます。玉ねぎがしんなりしてきたら、牛肉を入れ更に炒めます。
3. 牛肉の色が変わってきたら、みりん・しょう油・砂糖・カレー粉を加え、全体に混ぜ合わせます。
4. さらしたじゃがいもの水を拭き取り、断面が下になるようにフライパンに並べ、じゃがいもが半分くらい浸かるぐらい水を加え、蓋をして約10～15分間煮ます。その際、何度か木べらで混ぜ合わせます。
5. 水気がなくなってきて、じゃがいもに竹ぐしがスッと刺さるようになったら、最後は水分を飛ばす感じに煮たら完成です。

続いては、多く作りすぎた肉じゃがのアレンジレシピの『肉じゃが卵焼き(1～2人前)』です。肉じゃがに味がしっかりついているので、調味料を入れる工程が少なく簡単に作れます。夜ごはんのおかずにもう一品ほしい時や、お弁当のおかずにもぴったりの一品です！また、少し巻きにくなりますが、肉じゃがの具の大きさを少し大きくすると、がっつりおかずになります。

• 卵2個
• 肉じゃが大さじ3(煮汁含む)
• ケチャップ小さじ1/2

1. ボールに卵を割り溶きほぐし、肉じゃがの具を細かくみじん切りにし、卵を割り入れたボールに肉じゃがとケチャップを加えしっかり混ぜます。
2. 熱したフライパンに油を敷き、卵液の半分くらいを流し入れて巻きます。
3. 卵液を入れ巻く工程を2～3回繰り返すと完成です。

続いても、余った肉じゃがのアレンジレシピの『肉じゃが餃子(1人前)』です。肉じゃがは加熱調理済みなので、調理時間も短くトータル10分ほどで完成します！チーズと肉じゃがとの相性が抜群に美味しく、チーズ好きにはたまらないアレンジレシピです。チーズが入ることによってこってりになり、肉じゃがとは全く違う料理に変身させましょう！

• 餃子の皮5枚
• 肉じゃが100g
• とろけるチーズ2枚

1. 汁気を切った肉じゃがを粗みじん切りにして、ちぎったとろけるチーズと混ぜ合わせます。
2. 餃子の種が出来たら、皮で包みます。
3. 熱したフライパンに油を敷き、餃子を並べ焼き目がつくまで焼くと完成です。

次は和風の肉じゃがが洋風の一品に早変わりする『肉じゃがドリア(1人前)』を紹介します。ドリアと言えばホワイトソースを作る手間が面倒なイメージですが、こちらのレシピは、肉じゃが・牛乳・ケチャップの3つだけで作れるところも驚きです。彩りにパセリをふりかけると、お洒落なお店に出てきそうなドリアランチの完成です。

• 肉じゃが150g
• 牛乳50ml
• ケチャップ大さじ1/2杯
• ご飯150g
• ピザ用チーズ30g

1. 汁気を切った肉じゃが・牛乳・ケチャップを鍋に入れ、肉じゃがを潰しながら火にかけます。
2. 弱火で温めながら、全体に混ぜ合わせます。
3. 全体的に温まったら、耐熱皿にご飯とドリアソースをかけ、一番上にチーズをトッピングし、オーブントースターで5～10分焼いたら完成です。

続いては、肉じゃがアレンジの定番メニューの『肉じゃがカレー(2～3人前)』の紹介です。肉じゃがをカレーにアレンジするために、あえて多めに肉じゃがを作る人もとても多いです。また、カレー自体もアレンジが豊富であり、カレーライス・カレーうどん・カレードリアと献立の種類もとても豊富です！忙しい主婦には簡単で嬉しいアレンジレシピです。

• 肉じゃがお玉3杯～4杯
• カレーのルー2個
• 牛乳50cc
• しょうゆ大さじ1

1. 肉じゃがを汁ごと温め、沸騰したら火を止めカレールーを入れルーを溶かします。
2. ルーが溶けたら、牛乳・しょうゆを入れ5分～10分煮込んだら完成です。

煮込み料理の肉じゃがですが、フライパンひとつで簡単に作れることが分かりました。肉じゃがは、老若男女問わず人気の日本食であり、定番肉じゃがのレシピを覚えておくと、急な来客が来た時にもぴったりです。定番の肉じゃがレシピをマスターしたら、次は肉じゃがアレンジレシピに挑戦して料理のレベルを更に上げましょう！