手羽元チューリップの作り方!ハサミの下処理と揚げ方を詳しく解説!

手羽元をチューリップの形にして作った唐揚げ、食べたことありますか?手羽元は食べにくい形ですが、キッチンバサミで骨から肉と筋を外し、肉を骨先に押し出すことでボリュームアップして食べやすくなります。片手でつまんで食べられて、可愛い形でパーティーメニューやお弁当のおかずにも重宝します。ここでは、手羽元をチューリップの形にする作り方と、基本の唐揚げレシピやアレンジレシピを紹介します。

手羽元チューリップの作り方!ハサミの下処理と揚げ方を詳しく解説!のイメージ

目次

  1. 1手羽元のチューリップの作り方を詳しく知りたい
  2. 2手羽元のチューリップの作り方
  3. 3手羽元チューリップで唐揚げを作ってみよう
  4. 4手羽元チューリップで作るおすすめ料理レシピ
  5. 5手羽元のチューリップの作り方をマスターしてみよう!

手羽元のチューリップの作り方を詳しく知りたい

手羽元の肉を骨先に集めて丸く整えた唐揚げを、チューリップと呼びます。手羽元をチューリップにすることで、見た目が華やかになりパーティー料理のメインになる唐揚げに仕上がります。これ、自分で作れるの?と疑いたくなる可愛い唐揚げですが、キッチンバサミを使えばひと手間加えるだけで簡単に作れます。ここでは、基本のチューリップの作り方、唐揚げの揚げ方やレシピを紹介します。

手羽元のチューリップの作り方

手羽元のチューリップの作り方を紹介します。用意するものは、手羽元とキッチンバサミだけです。作り方は調べてみるといくつも出てきますが、今回は皮を外側に持ってきてカリッと仕上がる作り方を順番に解説していきます。画像を参考にして作ってみてください。

手羽元の下処理はハサミが便利で簡単

最近はインターネットの情報などで、肉や魚の下処理にキッチンバサミを使うと時短で洗い物も少なくなると便利さが話題になっていますが、チューリップを作るときもキッチンバサミが活躍します。細かい作業は包丁よりもキッチンバサミが使いやすいです。

手羽元の太い部分から骨にかけてハサミを入れる

まず、手羽元の一番太い部分にハサミを入れて、中の骨が見えるところまで切ります。この切り込みに沿って肉と骨を切り離します。

手羽元のはさみの処理が終わったら手で押し出すようにする

骨の2/3くらいまで切ったら、切り離した肉を骨先に向けて手でぎゅっと押し出して、丸くなるように形を整えたらできあがりです。作業はとても簡単です。これをすることで、骨先にボリュームが集まった食べやすい形になるのです。

皮を外側にしておくのがおすすめ

揚げ方は後述しますが、ここで皮が外側になるように作ると、唐揚げにしたときに皮がカリッと揚がっておいしくいただけます。おいしいチューリップ唐揚げの基本は外がカリッとして中がジューシーに仕上がることです。反対に、皮が内側に入り込んでしまうと皮がぐにゃっとした食感になってしまいます。

手羽中や手羽先でもチューリップは作れる?

手羽元だけでなく、手羽中や手羽先でもチューリップの形に作ることができます。手羽中は手羽元と変わらない作り方で作れますが手羽元に比べボリュームが少なく、手羽先はさらに細く骨が二本あるので、手羽元でのチューリップ作りがおススメです。

手羽元チューリップで唐揚げを作ってみよう

手羽元をチューリップの形にする作り方はおわかりいただけたでしょうか。そのままの形で調理してもおいしくできあがりますが、ひと手間加えることで見た目もおいしい料理に変身します。ここからは、出来上がったチューリップを唐揚げに仕上げる作り方を紹介します。揚げ方のコツも参考にしてください。

手羽元チューリップの材料

手羽元チューリップ唐揚げの材料です。手羽元6~8本、合わせ調味料に酒大さじ2、しょうゆ大さじ2、しょうがのしぼり汁小さじ1、おろしにんにく1かけ分、衣に小麦粉大さじ2、片栗粉大さじ2、揚げ油適量です。小麦粉と片栗粉は同量を合わせて衣にすることで、カリッとしたちょうど良いバランスの衣に仕上がります。揚げ油は少ないとムラができてしまうので、たっぷり用意してください。

つけダレにしっかり漬け込んで衣を付けよう

ジップロックなどの保存袋に合わせ調味料のしょうゆ、酒、しょうがのしぼり汁、おろしにんにくを入れて混ぜます。そこに手羽元を入れてよくもみ込み、30分以上置いておきます。可能であれば一晩以上置くとさらによく味が染み込むのでおススメです。冷蔵庫で2~3日保存できるので、前もって準備しておくと楽にできます。

手羽元チューリップの唐揚げの揚げ方

小麦粉と片栗粉を混ぜ合わせ、汁気を切った手羽元にまんべんなくまぶします。全体的に衣がしっかり付くように、ぎゅっとしっかり付けてください。皮がよれてしまっていたら整えて、丸い形に形成し直します。次に、揚げ方を紹介します。

油の適正温度と揚げ時間は?

揚げ方のコツを紹介します。鍋にたっぷりの油を熱し、170度に温めます。手羽元を入れ、6~7分カラッと良い色が付くまで揚げていきます。手羽元に付く油の泡が小さくなり、パチパチ軽い音になってきたら出来上がりの目安です。手羽元の形のまま揚げるよりもチューリップの形した方が火が通りやすく、手早く揚げることができます。

手羽元チューリップで作るおすすめ料理レシピ

パーティーメニューや運動会や遠足などのお弁当に入っていると取り合いになること間違いなしのチューリップ唐揚げ。味付けを工夫することでさらにメニューが広がります。お好みの味を見つけてみてください。

お酒のあてにもおすすめ「手羽元チューリップの照り焼き」

甘辛い味がしっかり絡んだ手羽元チューリップの照り焼きのレシピです。材料は、手羽元3本、塩コショウ少々、小麦粉少々、酒大さじ3、みりんお玉1杯、しょうゆ大さじ3、砂糖大さじ3弱です。まず手羽元をチューリップの形に形成します。塩コショウで下味を付けて、小麦粉を軽く付けます。

フライパンで焼いていきます。手羽元に軽く焦げ目が付く程度に焼き、余分な油はキッチンペーパーで拭き取っておきます。酒を加えて蓋をし、弱火で3分蒸し焼きにします。中まで火が通ったら一度取り出しておきます。

フライパンは洗わずに、そのまま調味料のみりん、しょうゆ、砂糖を入れて煮立たせます。ぐつぐつと煮立てて照り焼きソースを作ったら、取り出しておいた手羽元を入れて煮絡めたら完成です。唐揚げよりも柔らかく、ジューシーで食べやすいメニューです。

柔らかくて食べやすい「手羽元チューリップのケイジャンチキン」

スパイシーでパンチの効いたケイジャンチキンのレシピです。ケフィアで手羽元が柔らかくなり、食べやすいメニューになります。材料は、ケフィア200g、塩小さじ1、がサムマサラ小さじ2、チリパウダー大さじ1、コリアンダーパウダー小さじ1、パプリカパウダー小さじ2、すりおろしにんにく小さじ2、手羽元12本、レインボーペッパーまたはブラックペッパー少々です。

事前にオリジナルケフィアを作っておきます。手羽元をチューリップに形成します。この時、皮が内側に来るように肉をひっくり返して骨先に押し上げ丸めます。手羽元、ペッパー以外の材料を袋に入れて良く混ぜ、漬け込み液を作ります。手羽元を入れてもみ込み、空気を抜いて冷蔵庫で3時間以上置きます。

オーブンを220度に温め、天板にクッキングシートを引いて手羽元を並べます。レインボーペッパーを振りかけて25分焼いたら完成です。ケフィアに漬け込むことで手羽元がしっとりして柔らかくなります。チューリップにしなくても作れますが、チューリップの形にすることで漬け込み時間を短縮できます。スパイシーなものがお好きな方は、スパイスを多めに作ってみてください。

パーティーやクリスマスに!「チューリップでローストチキン」

クリスマスにピッタリのジューシーなローストチキンのレシピです。材料は手羽元10本、しょうゆ50㏄、酒大さじ2、はちみつ大さじ2、砂糖大さじ1、みりんおおさじ1、しょうがスライス1片、にんにくスライス1片、コチュジャン小さじ1/2です。手羽元以外の材料は、タレの材料になります。

手羽元をチューリップの形に形成します。タレの材料を混ぜ合わせ、手羽元を漬け込んで2時間以上寝かせます。漬け込む時間が長いほど味が深く染み込みます。オーブンを200度に熱し、天板にアルミホイルを敷いて手羽元を並べ、15分焼きます。漬けダレは捨てずに取っておきます。焼き終わったら一度オーブンから取り出し、ハケを使って漬けダレを手羽元の表面に塗ってさらに15分焼きます。
 

焼きあがったら手羽元の骨の部分にアルミホイルなどを巻いて食べやすしておきます。残った漬けダレを温めてお皿に盛り付けてからかけたら完成です。

クセになる味わいが魅力「タンドリー風手羽元の唐揚げ」

カレー粉の味わいを加えてタンドリー風に仕上げた唐揚げレシピです。材料は手羽元8本、しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、めんつゆ大さじ1、ケチャップ大さじ1、カレー粉小さじ2、おろししょうが小さじ1、おろしにんにく小さじ1、小麦粉、片栗粉1:1の割合で適量です。手羽元をチューリップの形に形成します。ビニール袋に手羽元と小麦粉、片栗粉以外の材料を全て入れ、混ぜておきます。

ビニール袋に手羽元を入れ、よくもみ込んで15~30分寝かせます。小麦粉と片栗粉を混ぜて衣を作り、手羽元にまんべんなく付けていきます。鍋に油を熱し、170度に温めたら手羽元を入れ、6~7分きつね色になるまで揚げたら完成です。

手羽元のチューリップの作り方をマスターしてみよう!

手羽元をチューリップにする作り方や唐揚げにする作り方、揚げ方、アレンジレシピを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。片手で食べやすいチューリップの形は万人ウケすること間違いなしです。クリスマスなどパーティーメニューに加える場合はリボンを巻いてさらに可愛らしく見せても華やかになります。コツをつかめばすぐにマスターできるので、ぜひ作ってみてください。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ