唐揚げをカリカリジューシーに揚げるには?サクサク衣の作り方!

唐揚げと言えば、カリカリとした歯ごたえ、中から溢れだしてくる旨みたっぷりの肉汁、そして柔らかい鶏肉の食感が魅力です。その歯ごたえとジューシーさを、さらに自分好みにする方法があることを知っていますか?唐揚げはいくつかのコツをおさえれば、家庭でももっと美味しく揚げることができる一品です。鶏肉の旨みを逃さず、サクサクカリカリの衣で揚げれば、唐揚げはいつもよりもっと特別なメニューになることでしょう。こどもから大人まで大好きな唐揚げを、家庭でもっと美味しくいただきましょう。

唐揚げをカリカリジューシーに揚げるには?サクサク衣の作り方!のイメージ

目次

  1. 1唐揚げをカリカリに美味しく仕上げよう!
  2. 2唐揚げをカリカリジューシーにするコツ
  3. 3唐揚げをカリカリサクサクにする衣の作り方
  4. 4唐揚げの美味しい人気レシピを紹介!
  5. 5唐揚げはなんといってもカリカリジューシーが一番!

唐揚げをカリカリに美味しく仕上げよう!

老若男女みんなに好まれる唐揚げは、家庭の定番メニューという方も多いのではないでしょうか?カリカリジューシーな唐揚げが食卓に上がると家族の食欲アップすることでしょう。

でも、家庭で揚げるとお店で食べるものよりも衣がサクサクカリカリしていない、鶏肉がパサパサしてしまう、と悩んでいる方はおられませんか?サクサクカリカリに仕上げるにはコツがあります。そのコツをつかんで、もっと満足のいくカリカリジューシーな唐揚げを作りましょう。

唐揚げをカリカリジューシーにするコツ

唐揚げをカリカリジューシーに仕上げるには、鶏肉の下味のつけ方と衣の粉にコツがあります。いつもの作り方に、もしかすると鶏肉のジューシーさを逃してしまっている原因があるのかもしれません。一度、唐揚げの作り方を見直してみましょう。
 

下味をしっかりもみこむ

鶏肉の下味に使う漬けダレは、各家庭でオリジナルレシピがある方もいらっしゃるでしょう。その場合は、いつもの家庭の秘伝レシピを使ってください。下味に迷っている方は、生姜とニンニク、しょう油だけでも十分美味しい下味がつきます。
 

ここで大切なことは、下味の液ダレに長時間漬け込みすぎないことです。よく味をしみ込ませるために、と一晩の鶏肉を漬けていると、漬けダレの中に鶏肉の旨みが全て出てしまいます、漬けダレと鶏肉を袋などに入れてしっかり揉みこむようにすれば、15分でもしっかり下味がつきます。

卵でコーティングすれば冷めてもカリカリ唐揚げに!

唐揚げを揚げてから、すぐに食べない場合の裏技です。下味をつけた鶏肉を、衣をつける前に一度卵液に通してみてください。そうすることで、時間が経ってもカリカリ感の残る唐揚げに仕上げることができます。
 

卵液が鶏肉をコーティングして肉の脂がしみだしてくることを防いでくれるためです。また卵液をとおすことで衣が厚くなって、カリカリ感が増すという利点もあります、揚げたてを食べない場合は、ぜひこのひと手間を加えてみてください。

唐揚げは一度にたくさん揚げすぎない

唐揚げを揚げるときのコツ一つ目は、揚げ油に鶏肉を一気に入れないことです。揚げる油は180度が適温ですが、一気にたくさんの鶏肉を入れてしまうと油の温度が下がってしまいます。そうするとカリカリに揚がらない、といった原因になってしまいます。油の中には、一つ一つ適度に時間をおいて入れていきましょう。そして、鍋の中を鶏肉でいっぱいにしてしまわないようにしてください。

唐揚げは180度で2度揚げ

揚げるときの油は180度にしておきます。温度計がない場合は、油の中に菜箸を入れると多量の泡が出てくるくらいが目安です。油が180度になったら、まず唐揚げを1分30秒程揚げます。そのあと一度唐揚げを油から引き上げて、空気に触れさせます。4分程バットの上などに置いておくとよいでしょう。その間にも、余熱で中まで火が通っていきます。

その後、再び180度の揚げ油で40秒揚げます。2度揚げすることで唐揚げにきれいな色目がつき、よりカリカリに仕上げることができるのです。

冷凍唐揚げをジューシーにサクッと揚げる方法

冷凍唐揚げを揚げるときも、同じく180度で揚げするとよいでしょう。すでに鶏肉の中には火が通っているので1度揚げで大丈夫です。注意したいのは、解凍せずに揚げることです。解凍した状態で揚げると、べチャッとした仕上がりになってしまうので注意が必要です。

唐揚げをカリカリサクサクにする衣の作り方

唐揚げの衣と言えば薄力粉を使う方も多いと思いますが、薄力粉だけでがどうしてもカリカリサクサクの食感を出すことができません。薄力粉は鶏肉にしっかりと密着してつくので肉のジューシーさを閉じ込めてくれるのですが、カリカリの食感を作るには片栗粉などが必要なのです。

薄力粉と片栗粉の合わせ使いがおすすめ

薄力粉だけで作った衣は、しっとりと仕上げります。柔らかく、硬いものが苦手な小さなお子様向きと言えるでしょう。また片栗粉だけで作った衣は、カリッとした硬めの衣になります。

薄力粉と片栗粉、その両方の良さを出すために薄力粉と片栗粉を混ぜて衣にしましょう。おすすめは薄力粉と片栗粉の分量を1:1にすることです。粉を混ぜるときは、ザクザクと混ぜて片栗粉のダマを作ってみてください。そのダマがカリカリの固まりになります。より一層歯ごたえのある衣の唐揚げに仕上げることができます。

片栗粉と上新粉の合わせ使いもおすすめ

お団子を作るときに使う上新粉も、実は唐揚げの衣に使うことができます。家庭で上新粉が余っている場合などに、一度上新粉と片栗粉を合わせた衣も試してみてほしい組み合わせです。サクサクの軽い食感は、一度食べると病みつきになる食感です。比率は上新粉と片栗粉が1:4くらいがおすすめです。片栗粉と上新粉は、しっかりと混ぜておくようにしましょう。

米粉と薄力粉でサクッと軽い仕上がりに


グルテンフリーで人気の米粉も、唐揚げの衣として使うことができます。米粉と薄力粉を合わせた衣も、サクサクカリカリの軽い食感に仕上がります。上新粉と片栗粉を合わせたものよりも、さらに軽い食感です。さらに衣に香ばしさが出ることも特長です。米粉と薄力粉を1:1くらいにするとよいでしょう。

薄力粉とコーンスターチでカリザクな力強い食感に

クッキーを作るときに使用するコーンスターチ、使い切らずに家庭に残っていることはありませんか?あればぜひ唐揚げの衣に使用してみましょう。

薄力粉とコーンスターチというのもおもしろい食感になるので試してみていただきたい衣です。衣が硬くしっかりしたものになることで、ザクザクとした噛み応えのある食感に仕上がります。歯ごたえ抜群の唐揚げです。薄力粉とコーンスターチを1:1くらいの配分にするのがおすすめです。

唐揚げの美味しい人気レシピを紹介!

美味しい唐揚げがあれば、ホームパーティーでも子供から大人まで喜ばれる一品になります。アレンジレシピで、唐揚げを凝った料理の印象にすることもできるので、参考にしてみてください。

食べやすくて見た目もかわいい「手羽元のチューリップ唐揚げ」

持ち手ができるのでお子様でも食べやすい唐揚げです。また、持ち手にカラフルなアルミ箔やラッピングシートを巻くと、見た目にも華やかな一品になります。

はじめに材料です。2人分で紹介します。手羽元6~8本、下味として、しょう油大さじ2、酒大さじ2、すりおろしたニンニク1片、すりおろした生姜1/2片、砂糖小さじ1/2、そして衣には薄力粉大さじ4と片栗粉大さじ4を用意します。まず手羽元の成型から始めます。手羽元の骨が見える方からキッチンバサミを差し込み、骨と肉の間に切り込みを入れてください。そこから親指を入れて、肉と骨を外します。

そこからさらに親指で肉を裏返し、できた肉の固まりを丸く整えます。下味の材料をすべて混ぜ合わせて、そこに成型した手羽元を漬け込みます。漬け込む時間は20分ほどでよいでしょう。漬けダレからあげた手羽元の汁気をかるく拭いてから、衣用の粉をつけます。180度で2度揚げすれば完成です。来客があるときは、持ち手をかわいくラッピングしましょう。

揚げずにヘルシーかつジューシー「グリルで唐揚げ」

揚げ物は大好きだけど、家族の健康のためになるべく控えたい、といった方におすすめなのが魚焼きグリルでつくる唐揚げです。グリルでもジューシーに仕上げるコツがあります。また、油の片づけをする手間も省けるので忙しい主婦にもありがたいレシピです。

まず材料です。2人分で紹介します。鶏もも肉1枚、片栗粉大さじ2、下味用としてマヨネーズ大さじ2、酒大さじ1/2、しょう油大さじ1/2、おろしにんにく小さじ1、おろし生姜小さじ1、塩コショウ適量を用意します。作り方です。下味用の材料をすべて混ぜて、ビニール袋に入れておきます。そこへ一口大に切った鶏肉を入れ、手でよく揉みこみましょう。そのまま冷蔵庫で20分ほどおいて下味をつけます。

下味がついたところで、ビニール袋に片栗粉も加えて混ぜこみます。その鶏肉をグリルに並べ、弱火で両面を焼いて中にもじっくり火を通していきます。最後に強火にして30秒ほど焼くことで、きれいな焼き目をつけることができます。コツはマヨネーズを加えたことです。マヨネーズのおかげで、グリルでもジューシーな唐揚げに仕上げることができます。

冷めても美味しいアレンジレシピ「唐揚げの甘辛たれ」

唐揚げをお弁当に入れたいときは、冷めても美味しいアレンジ唐揚げを入れてみてください。濃い目の味付けで食欲も倍増するレシピです。

用意する材料は、揚がった唐揚げとしょう油大さじ3、砂糖大さじ3、いりごま大さじ1です。作り方は、混ぜ合わせた材料の中に、揚げたての唐揚げを入れて絡めるだけです。このひと手間で、いつもの唐揚げがまるで違ったおかずのようになります。

唐揚げはなんといってもカリカリジューシーが一番!

家族みんなが喜ぶ唐揚げは、やっぱりカリカリサクサク、そしてジューシーな唐揚げです。美味しくするコツを覚えて、唐揚げをもっとご馳走メニューにしてみてください。

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