アジフライのさばき方は?簡単おろし方とフライの基本を丁寧に解説!

アジフライを自分で作ったことはありますか?アジフライを作るには、まずアジを3枚にさばく必要があります。それが面倒でなかなか自宅で作らないという人も沢山いると思います。そんなアジのさばき方も簡単に出来たら、美味しい手作りのアジフライを作る事が出来ます。また、アジを使った様々なレシピが作れるようになったり、料理の幅も広がります。そんなアジフライの簡単なさばき方を紹介して行きたいと思います。

アジフライのさばき方は?簡単おろし方とフライの基本を丁寧に解説!のイメージ

目次

  1. 1アジフライの簡単なさばき方を徹底伝授!
  2. 2アジフライにするための下処理方法
  3. 3アジフライの簡単なさばき方3枚おろし編
  4. 4アジフライの簡単基本レシピ
  5. 5アジフライのさばき方は簡単誰でもできる!

アジフライの簡単なさばき方を徹底伝授!

アジフライを食べたいけど、アジをさばくのがちょっと苦手という人はたくさんいると思います。そんなアジのさばき方も簡単な方法を知れば、アジフライも簡単に自分で作ることが出来ます。また、基本の3枚おろしを覚えることで料理の幅も広がり、色々な場面で役に立ちます。そんなアジフライの簡単なさばき方を徹底伝授していきたいと思いますので、ぜひアジをさばく際に参考にしてみて下さい。

アジフライにするための下処理方法

ゼイゴとウロコを取ろう

アジフライを作るには、まずアジを下処理する必要があります。スーパーや魚屋ではアジを丸々一匹売っています。そのアジをゼイコを落とす必要があります。ゼイコとは、アジ特有のかたいウロコのことです。まず普通のウロコを包丁の先を尾から頭に向かって動かしウロコを取り除きます。そして、尾のつけ根から包丁を入れ、ゼイコをすき取るように包丁を上下に動かしながらゼイコを取ります。

身の中央あたりで、大きなゼイコはなくなりますが、そのままアジの身に軽く包丁を押し付けるように包丁を動かし続けると、頭の方まで続くゼイコを取ることが出来ます。アジを裏返しに、同じようにウロコとゼイコを取り除きます。ウロコとゼイコをしっかり取り除くことで、美味しいアジ料理を作る基本になって来るので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

頭を落として内蔵を取り除こう

ゼイコを切り落としたら、魚を動かさずそのままアジの頭を切り落とします。胸鰭を立ててできるだけ身を多く残すように包丁を入れます。斜めに包丁を入れて、中骨まで達したら、ぐっと力を入れて中骨に包丁を入れます。続けて身を裏返して同じように包丁を入れ、完全に頭を落とします。

続けて、頭を右、腹を下にして、腹に包丁を入れ、包丁の刃先で内臓を手前側にかき出します。内臓を出したら、中骨の根元にたまっている血合いをあとで洗い流すように切り込みだけ入れておきます。

しっかり水洗いして水気を拭きとろう

さばいたアジは、ボウルに水をためしっかりと腹の中の血合いを洗い流す必要があります。また表面に残ったウロコなども一緒に洗い流します。特に中骨の根元に血合いが残りやすいので、しっかり洗い落として、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取ります。しっかりと血合いや内臓を洗い流すことで、美味しいアジフライに繋がるので、下処理は丁寧にするようにして下さい。

アジフライの簡単なさばき方3枚おろし編

背側に包丁を入れて中骨にそって切り開く

アジを3枚におろす流れは、「腹→背→背→腹」の順番です。まず片面からおろします。頭右の状態から、手前の腹側に包丁を入れ、上下に返して背側から身を切り離します。左手の親指で腹を少しだけ開いて包丁を入れやすくして、腹側から中央にある太い中骨あたりまで包丁を入れます。この時、包丁の切先が、包丁と並行に広がって中骨にカリカリとあたるのを感じながらおろすのがコツです。

反対側も同様に骨を切り離していく

次に上下を返して、背骨から包丁を入れます。この時も中央にある太い中骨あたりまで包丁を入れ、できればカリカリと切先を中骨に当てながらおろします。中骨に当てながら切ることで、無駄な身をそぎ落とさず、しっかりとした身を残すのには大事な作業になります。

腹骨をそぐように切り離す

次に、刃先を尾側に向け、尾に近い所を貫通させます。この時、尾に向けて包丁を動かして身をはがさないようにしましょう。次に包丁を一度拭き取って、刃先を頭に向けて同じようなところに包丁を差し込みます。左手で尾っぽをおさえながら、包丁を頭に向けた状態で、少しだけ勢いづけて2~3回に分けて動かし、中骨から身をはがします。

最後につながっていた尾っぽの付け根を包丁で切り離して、3枚おろしの片面が完成です。残りの片面は、背を手前にアジを置き、背側からおろしたのち、上下を返して腹側をおろします。この際も中骨に切先をカリカリとあてながらおろすように心がけましょう。中骨に切先を当てることで、余分な身を切り落とさずしっかり身を残してさばけるので、おすすめです。

小骨を取り除いて食べやすくしよう

3枚におろしたアジは、料理に使う場合、腹骨と血合い骨を取り除く必要があります。腹骨は3枚におろしたアジの身を縦に置き、腹骨をすくい取るように切り落とします。それから、骨抜きを使って小骨を取り除いていきます。

この際、頭側の骨が太く、尾っぽ側になればほとんどなくなるので、頭側の小骨を特に気をつけて取り除くようにしましょう。小骨をしっかり抜き取っておくことで、食べた時に骨を気にする心配もなく、小さいお子さんからお年寄りまで安心して食べやすくなります。

魚のさばき方をマスターしよう

基本の魚のさばき方をマスターすることで、魚を丸ごと購入しても、色々な料理を躊躇なく作ることが出来ます。また、釣りをして自分で釣った魚をさばいて食べることも出来るので、楽しみも広がります。魚のさばき方も、コツを知れば、簡単に誰でも出来るので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

アジフライの簡単基本レシピ

材料を用意しよう

まず。アジフライを作るにあたり、材料を用意しましょう。2人分で、アジ4尾、塩、こしょう、卵、水、小麦粉、パン粉を用意します。材料は基本的にフライを作る時の材料と同じです、アジも食べたい量によって調整してみて下さい。

アジをさばき方を思い出してみよう

アジフライを作る際には、さばいたアジを用意しておく必要があります。ぜひ、アジの簡単なさばき方を参考にアジの三枚おろしを用意してみて下さい。その際、しっかりと小骨も取り除いておくことで、より食べやすく、美味しいアジフライに繋がるので、注意してみて下さい。

アジに塩こしょうを振っておこう

まず、3枚におろしたアジを用意します。その際、小骨が残っていないか確認してみて下さい。小骨が残っていると、食べた時に小骨が口に残るので、できるだけ取り除いておきましょう。下味にアジに塩とこしょうを振っておきます。

バッター液にアジをくぐらせパン粉をまぶそう

バッター液を作ります。バッター液は、溶き卵と水と小麦粉を合わせたものです。まず、アジをバター液にくぐらせ、それから、アジにパン粉をまぶします。これは、普段フライを作る要領と同じです。

170度の油で揚げよう

油を鍋に入れ、170度に熱しておきます。しっかり油の温度が上がったら、アジを入れこんがりキツネ色になるまで揚げます。この際アジが崩れないように気を付けて下さい。

器にアジフライを盛ろう

出来たアジフライを器に盛ります。その際、お好みでキャベツの千切りやトマトなども一緒に盛っても良いです。また、お好みで魚の臭みを抑えるレモンを添えても良いです。自分の好みに合わせて、アジフライを盛り付けてみて下さい。

アレンジソースで色々な味のアジフライを楽しもう!

アジフライが出来たらぜひアレンジソースを作るのをおすすめします。ソースを変えることで、色々な味のアジフライを楽しむ事が出来ます。その中で、まずは定番のタルタルソースを紹介します。材料は、卵、玉ねぎ、マヨネーズ、塩こしょう、レモンを用意します。卵はゆで卵にしておきます。玉ねぎはみじん切りにして、サッと水流しして布巾で水気をしぼっておきます。

ボールに玉ねぎのみじん切りとゆで卵、マヨネーズを入れ、よく混ぜて、お好みで塩こしょう、レモンをしぼって出来上がりです。さっぱりとアジフライを食べたい時は、梅肉ソースがおすすめです。材料は、梅干し、大場、甘酢、醤油、みりんです。まず、梅干しの種を取り、ペースト状にしておきます。

大葉はみじん切りにしておきます。あとは、梅干し、大葉、甘酢、醤油、みりんを混ぜて出来上がりです。アジフライにかけるとさっぱりとし、梅干しの風味が食欲をそそるソースになっています。いろいろなアレンジソースでアジフライも色々な味に変わるので、色々なアレンジソースを作って楽しんでみて下さい。

アジフライのさばき方は簡単誰でもできる!

アジの3枚おろしのやり方はいかがだったでしょうか?なかなか手の出にくい魚のおろし方も意外に簡単に誰でもやることが出来ます。魚の処理を覚えれば、アジフライを始め、魚を使ったレシピの幅も広がります。一度覚えてしまえば、アジ以外の魚にも応用がきくので、このアジの簡単なおろし方もマスターしてみてはいかがでしょうか?スーパーで見かけたアジや釣りで釣った魚もこれからは簡単に3枚にさばくことが出来ます。

3枚にさばく際には、小骨までしっかり処理することで、小骨が特に心配なお子さんやお年寄りなど幅広い年齢層に美味しく食べてもらえます。また。アジフライもソースを変えるだけで様々な味の変化を楽しむことが出来ます。そんなアジフライをぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか?

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