換気扇の掃除は重曹で簡単に!つけ置き方法など詳しく解説!

みなさんは換気扇の掃除は行っていますか?頑固な油汚れになってから掃除をするという方もいるかもしれません。重曹を使うと換気扇は簡単にきれいに掃除ができます。それ意外にもセスキ炭酸ソーダを使ったやり方などがあります。重曹が白く残ったときにはクエン酸がおすすめです。今回は重曹を使った換気扇の掃除方法を紹介していきます。定期的に換気扇を掃除して慌てないようにしましょう。

換気扇の掃除は重曹で簡単に!つけ置き方法など詳しく解説!のイメージ

目次

  1. 1換気扇の掃除は重曹で簡単にできる方法を知りたい
  2. 2換気扇の重曹を使って換気扇フィルターを掃除しよう
  3. 3換気扇ファンは重曹を使ってつけ置き洗いが有効!
  4. 4換気扇の掃除に重曹以外で役立つものを紹介
  5. 5換気扇の掃除を重曹を使った簡単にしてみよう!

換気扇の掃除は重曹で簡単にできる方法を知りたい

みなさんは換気扇の掃除は行っていますか?頑固な油汚れになってから掃除をするという方もいるかもしれません。今回は重曹を使った換気扇の掃除方法を紹介していきます。定期的に掃除して慌てないようにしましょう。

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換気扇の重曹を使って換気扇フィルターを掃除しよう

換気扇の汚れの正体

換気扇の汚れの正体はいったいなんなのでしょうか?換気扇の汚れの正体は、主にホコリと油汚れになります。換気扇のメインの使用は、料理をしているときでしょう。キッチンにある換気扇は、料理を作っているときに食材を熱した際に発生する食材の成分であったり油分が蒸気になります。それを家の外の空気と入れ替えて換気を行います。食材から発せられた蒸気は、外に出るときに冷えてその一部が液体となります。

その食材の蒸気が冷やされて液体となった一部が、換気扇にくっついてしまい次第に汚れとなってしまうのです。もちろん一度で汚れになってしまうというわけではありませんが、換気扇は一日に何度か使うこともありますし、毎日料理をすれば毎日使うことになります。換気扇を使うたびに、換気扇の掃除をしていなければ油汚れは少しずつ蓄積されていきます。

生活している空間の空気中にはホコリはつねに存在しています。当然空気中に存在するホコリも換気扇をとおていくことになります。換気扇を通るときに油汚れを一緒に換気扇にくっつくことが、さらに換気扇を汚くしてしまう原因になっていくのです。掃除をしないと使う度に換気扇は汚くなっていってしまいます。

換気扇を掃除しないとどうなる?

毎日少しずつ換気扇が汚れていくこと、掃除をしないとどんどんと汚れがひどくなることはわかりました。では、換気扇を掃除せずにいるとどうなってしまうのでしょうか?掃除をしないとなにか困ることや、被害はあるのでしょうか?換気扇を掃除しないと起こることやデメリットを調べてみました。

まず、換気扇を掃除せずにそのままにしてしまうと、ある日換気扇から液体が落ちてくることがあるようです。この液体の正体は、換気扇にこびりついた油汚れが、料理をしているときに発生している蒸気で液体になり落ちてきてしまうのです。その液体は、油汚れとホコリが固まったものになりますので、雑菌やカビ菌がたくさんいます。それが調理中のフライパンや鍋に入ってしまったら、食中毒の原因にならないとも限りません。

調理中の鍋やフライパンに入ってしまうと考えるだけでも恐ろしいですが、食べてしまったらと思うと考えたくもありません。換気扇を掃除しないと健康被害に影響がでることがあるということを覚えておきましょう。健康的に生活をする、食事をするためにも換気扇の掃除はしっかりしたいところです。続いての換気扇の掃除を怠ることでの被害は、換気扇の故障につながるかもしれないということです。

換気扇の油汚れは酸性となります。酸性は金属を溶かすということは知っている方も多いかと思います。金属を溶かすことがどう換気扇の被害につながるのかというと、換気扇の汚れを掃除せずに長年そのままにしておくと、換気扇内部の金属でできた部品であったり、ファンなどが溶けてしまう可能性があります。換気扇の掃除を怠ったことで換気扇が故障してしまったら修理や買い替えが必要になるかもしれず、痛手の出費になってしまいます。

換気扇の掃除をしないでいると、換気扇の汚れはそのまま換気扇にこびりついたままになっていきます。換気扇を掃除せずにそのまま汚れがついていると上手に換気ができなくなってしまい、家の中ににおいが残ってしまいます。そうなると、においを上手く換気できないことで、キッチン以外にもにおいが残ってしまう原因になり、布製品や家具に臭いがついてしまう原因になってしまいます。

換気扇を掃除しないでおくと起こる被害はそれだけではありません。掃除をしないと実は電気代が高くなってしまう可能性もあるのです。どういうことかというと、換気扇を掃除せずに放っておくと、換気扇のファンにはどんどん汚れがたまっていきます。汚れがだんたんたまっていくとファン自体が汚れで重くなります。重くなったファンは、掃除がされているファンに比べ多くのエネルギーを使ってファンを回す必要があります。

このファンを回すエネルギーが多くなるほどに電力を使うことになってしまいますので、結果的に電気代が高くなってしまいます。少しとは言えど、それが何ヶ月、何年と積み重なっていくと思うと長い目でみて痛手になるかもしれません。換気扇を掃除しないメリットはなく、デメリットしかありません。健康的、経済的に使うためにも換気扇はしっかりと掃除をしたいです。

換気扇の掃除はどのくらいの頻度ですればいい?

換気扇の掃除をしないと被害が多いということはわかりましたが、ではいったい換気扇の掃除はどのくらいの頻度ですればいいのでしょうか?換気扇の掃除はまとめてするよりも、定期的に頻繁におこなうと掃除も楽にすることができます。頑固な汚れになってしまうとそれだけ汚れも落ちにくく掃除も大変になってしまいます。

換気扇の掃除は、可能ならば毎日行ったほうがいいです。毎日掃除をすれば汚れがたまることがありません。毎日はさすがに大変ですが、週に1回は水拭きを行うことは簡単です。水拭きをすることで油汚れが換気扇につくのを防いでくれますので、面倒がらずに行っておけば頑固な換気扇の掃除をすることはありません。

キッチンの洗い場は定期的に掃除するということはあるかと思いますが、換気扇は上についており見上げることもないので、掃除をすることを忘れがちです。キッチンの洗い場を洗うついでに換気扇も水拭きするという習慣をつければ掃除は一気に楽になることでしょう。日々の掃除や毎週の掃除は見える場所や手の届く範囲で簡単に掃除してしまいましょう。

換気扇を分解してしっかりとした掃除の頻度は、3ヶ月~6ヶ月に一回は最低でもした方がいいでしょう。理想は一年に4回掃除をするというインドがおすすめです。掃除は年末に大掃除でおこなうというイメージも、実際に年末におこなうという方も多いかもしれません。しかし、換気扇の掃除は夏におこなうほうがおすすめです。

理由としては、油汚れは気温が高いほうが落ちやすいためです。年末の寒い時期よりも大変ですが気温の高い夏におこなった方が汚れが落ちやすいので、換気扇の掃除は夏にすると決めておくといいかもしれません。
 

重曹とは?

掃除には重曹がいい、掃除といったら重曹と、掃除には重曹という言葉をよく耳にします。掃除には重曹がいいということはなんとなくわかっていても、重曹の正体は知らずに使っているという方は意外にも多いのではないでしょうか?重曹とはまずなんなのか、重曹について知りましょう。重曹は、炭酸水素ナトリウムのことをいいます。料理では、ふくらし粉として使われる成分でもあります。

炭酸水素ナトリウムは実は人間の体内にもあります。血液や唾液に含まれているものになります。人体にもある成分なので安心感があります。一般的にスーパーなどで売られている重曹は、日本国内で作られたものがほとんどです。スーパーなどで売られている重曹は、食塩水が原料となっており、そこに二酸化炭素や電気分解を加えてつくられています。

また、ネットでは天然重曹という重曹もあります。天然とついているので安心なのかな?と選びがちですが、違いは粒子の大きさのみです。天然重曹の方が粒子が細かくなっています。重曹が掃除におすすめという理由は、炭酸水素ナトリウムが持っている特徴に理由があります。炭酸水素ナトリウムの特徴について見ていきましょう。

炭酸水素ナトリウムの粒子にはいい硬さがあります。研磨剤として使われることもあり、硬すぎないので傷をつけることがありません。また、加熱すると二酸化炭素を出すという性質がありあす。炭酸水素ナトリウムを加熱することによって重曹は二酸化炭素と水に分かれます。これが、ふくらし粉として使われる特徴です。また、弱アルカリ性なので、酸性のものを中和してくれて肌にはそれほど刺激はありません。

弱アルカリ性なので、掃除や脱臭に利用されています。重曹は食塩水や二酸化炭素など普段から生活の身近にあるものばかりです。そのため身体に悪いことは少ないと言われています。そして、重曹は油を分解してくれるとう働きがあります。そのため油汚れには重曹がいいというわけです。

換気扇フィルターの取り外し方

換気扇のフィルターを掃除するためには、換気扇のフィルターを取り外す必要があります。換気扇のフィルターの取り外し方は、換気扇のタイプによって少し違いがあります。今回は4つのタイプの換気扇のフィルターの取り外し方について見ていきましょう。紹介するのは、深型レンジフード・整流板付レンジフード・浅型レンジフード・プロペラタイプです。

まずは、深型レンジフードのフィルターの取り外し方です。深型レンジフードとはどのようなものかというと、換気扇のファンがフィルターで隠れているタイプのものになります。フィルターは簡単に取り外すことができ、フィルターに取っ手がついているものが多いです。フィルターについている取っ手を持ち上にずらすと取り外しができます。

続いては、整流板付レンジフードのフィルターの取り外し方です。換気扇の下の部分を整流板が覆っているものになりますので、まずは整流板を外す必要があります。整流板は、固定されているストッパーを押し上げて外すか、ネジで固定されている場合には、ネジを緩めてから外しましょう。その後、フィルターが中にありますので、フィルターをずらして外すか、留め具がある場合には留め具を外してからフィルターを取り出します。

整流板付レンジフードは実際に見てみてから、どのような外し方になるのか確認してみましょう。換気扇のタイプによって外し方が2通りあります。続いては朝方レンジフードのフィルターの取り外し方です。浅型レンジフードは浅いレンジフードがついています。換気扇のすぐ下にフィルターがついています。取り外し方は簡単で、フィルターはネジで止められているものが多いので、ネジを緩めて外しましょう。

最後はプロペラタイプのフィルターの取り外し方です。プロペラタイプはフィルターがないものもあります。もしフィルターがあるタイプのものなら、手前に引くことで簡単に外れます。はずれないものの場合には、プロペラを左に回転させると外れたりします。プロペラにゆるむという文字が書いていると思いますので、見てみましょう。確認しても分からない場合には、取扱説明書で確認してください。

換気扇フィルターの掃除方法

換気扇からフィルターを取り外したら、フィルターを洗っていきましょう。まずは、新聞紙などの上にフィルターをおきましょう。その後フィルター全体に粉末の重曹をふりかけていきます。重曹はフィルターの表面がみえないくらいたくさんふりかけます。重曹をフィルターにまんべんなくかけたら2時間くらいつけ置きしておきます。ときどき重曹が吸着されているかを確認してみてください。

もし重曹が吸着されていない部分があった場合、再度重曹をふりかけてください。2時間つけ置きしたあとは、歯ブラシをつかってこすっていきます。簡単に汚れが落ちていきます。もし汚れが落ちなければ再度重曹を使っていきましょう。最後はぬるま湯でしっかりと重曹を洗い流したら終わりです。

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換気扇ファンは重曹を使ってつけ置き洗いが有効!

換気扇のシロッコファンの取り外し方

シロッコファンはレンジフードに埋め込まれています。シロッコファンの本体の円盤の留め具をとります。固定されたネジがある場合には、反時計回りに回しましょう。シロッコファンの中心には大きいネジがありますので、緩めてから反時計回りにまわしてファンを取り出します。

シロッコファンは2つの部品をとるだけで簡単にとれます。油汚れでネジが動かない場合にはドライヤーを使いましょう。30秒くらい温めると油汚れが溶けてネジが動きやすくなるでしょう。

水に濡らさずに重曹を振りかけてある程度の汚れを落とそう

まずは水には濡らさずに粉末の重曹をふってから1時間くらいおいていきます。その後歯ブラシなどを使ってある程度の汚れを落としていきましょう。

換気扇のつけ置き洗いで汚れを取り除こう

換気扇のファンがしっかりと入る容器などを用意したら、水と重曹を2分の1~1カップくらいで重曹水をつくりましょう。水はたっぷりよ用意します。その後つけ置き洗いをおこないます。つけ置きする時間は30分以上はつけ置きをしましょう。ファンの油汚れが浮いてきますので、歯ブラシやスポンジでこすり洗いを軽めにおこなっていきます。その後はきれいに洗い流して終了です。

重曹水は熱湯で溶かすと効果がアップ!

重曹は50~60℃のお湯を使うと効果がアップします。つけ置きに使う場合にも油が柔らかくなることで汚れが落ちやすくなります。重曹水を作って沸騰させることでも洗浄力が増します。沸騰させると弱アルカリ性から強いアルカリ性の炭酸ソーダになるので、粉末の状よりも油汚れが落ちやすくなります。熱湯に重曹を溶かしても同じことですので、熱湯に加える方が簡単でしょう。

換気扇の掃除に重曹以外で役立つものを紹介

重曹で汚れが落としきれないときはセスキ炭酸ソーダがおすすめ

セスキ炭酸ソーダは油汚れに効果的です。汚れと油でギトギトになっている換気扇はセスキ炭酸ソーダでつけ置きをしてみましょう。セスキ炭酸ソーダに一晩つけ置きをしておけば、油汚れが浮いてきますので、その後は軽くこすっていけば汚れが落ちます。セスキ炭酸ソーダを使ったつけ置きの方法を見ていきましょう。

セスキ炭酸ソーダを使った換気扇のつけ置きの方法は、まずはセスキ炭酸ソーダを用意してから、大きい容器に熱湯、そして重曹をいれてセスキ炭酸ソーダを作ります。換気扇のフィルターや部品を外したら作ったセスキ炭酸ソーダに入れます。レンジフードと換気扇の中は拭き掃除をしましょう。セスキ炭酸ソーダに一晩つけ置きしたら、残った汚れを歯ブラシなどで軽くこすって洗います。その後はしっかりと乾燥させてから換気扇に取り付けます。

セスキ炭酸ソーダを使うときは手袋を着用しよう

セスキ炭酸ソーダを使うときには手袋をつけましょう。セスキ炭酸ソーダは強いアルカリ性です。万が一肌についた場合には肌荒れを起こしやすいです。セスキ炭酸ソーダを使った掃除はゴム手袋などをしてから掃除を行いましょう。

重曹で掃除した後に白い跡が残ったらクエン酸がおすすめ

重曹を掃除で使った場合には、重曹を使った部分が白く残ったことはありませんか?重曹を使ったあとに白い部分が残った場合には、クエン酸を使うことをおすすめします。重曹を白く残った部分に、クエン酸で作ったクエン酸スプレーを吹きかけてみてください。クエン酸スプレーをかけたあとは拭き取りましょう。クエン酸は酸性なので、アルカリ性の重曹と、クエン酸の酸性で中和が行われきれいになります。

クエン酸はアルカリ性に強い性質を持つ

クエン酸は酸性ですので、アルカリ性の汚れに強いです。また消臭効果もありますので、トイレの汚れを落として消臭効果も期待できます。クエン酸は自然素材ですので使うのも安心ですし、肌にも優しいです。アルカリ性の汚れには水垢などがあります。換気扇の油汚れは酸性ですので、クエン酸の酸性で汚れを落とすのには向いていません。

換気扇の掃除を重曹を使った簡単にしてみよう!

今回は重曹を使った換気扇の掃除について紹介していきました。換気扇の掃除はこまめにすることで頑固な油汚れになることを防ぎます。頻繁に換気扇の掃除を行い慌てないようにしましょう!

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