お米の保存方法や容器のおすすめは?美味しく保存できる期間も解説!

お米の保存方法に悩んでいるという方はどれくらいいるでしょうか?お米は繊細な食品であることを知っていましたか?そのため、お米に合った保存方法を行わないとさまざまな弊害が生まれるといわれています。今回は、お米の保存方法について紹介していきたいと思います。また、お米には賞味期限が記載されていません。そのためお米を美味しく食べることのできる期間なども合わせて紹介していきたいと思います。

お米の保存方法や容器のおすすめは?美味しく保存できる期間も解説!のイメージ

目次

  1. 1お米の保存方法や適した保存容器について詳しく知りたい
  2. 2お米の保存方法を詳しく解説
  3. 3お米の保存容器のおすすめを紹介
  4. 4お米を美味しく保存できる期間について知っておこう
  5. 5お米を保存する便利グッズや虫よけ対策を知っておこう
  6. 6お米の正しい保存方法で美味しさをキープしよう!

お米の保存方法や適した保存容器について詳しく知りたい

みなさんは、お米の保存をどのように行っていますか?購入してきて、そのままの袋のままで使用しているという方も中には少なくありません。お米の専用の容器への移し替えは面倒くさいなど理由はさまざまかと思いますが、実は、お米にもお米に適した保存方法が存在するのです。お米をしっかり保存しているものと、そうでないものでは味や見た目にも大きな違いが出ると言われています。

お米は、非常に繊細な食物になります。そのため保存方法には、特に注目していただきたいと思います。今回は、そんなお米の保存方法について紹介していきたいと思います。現在、お米の保存方法が少し面倒くさいと思われている方、もしくはお米の保存方法が知りたいと思う方、お米を美味しく食べたい方は必見の内容になることでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

お米の保存方法を詳しく解説

お米を保存するのに適した条件

まずは、お米を美味しく食べられる保存方法に適した条件を挙げていきたいと思います。まずは、お米にとっての大敵と言われている3つのものを挙げていきましょう。お米の大敵と言われているのが、温度、湿度、酸化です。まず、温度について紹介しましょう。お米は、高温に弱いといわれています。部屋の中で、高温になってしまいがちな場所であったり、直射日光の当たってしまう場所にお米を保存するのは厳禁といえるでしょう。

次に湿度について紹介しましょう。お米は、湿度の高い場所ではさまざまな弊害を引き起こしかねません。湿度の高い場所にお米を置いておくことで、カビが生えてしまったりなどが起こりうるのです。湿度の高い場所でのお米の保存場所としてシンクの下が挙げられます。シンクの下にお米を保存している人は少なくありません。湿度の高い場所を見極めて、お米の保存場所を考えましょう。

最後に挙げるのが、酸化です。お米は、常温での保存、また袋のままで保存を行っている場合は酸化が進んでしまうと言われています。特に、袋のまま保存している方は要注意と言えるでしょう。お米の袋には、小さな穴が数個開いています。その穴か外気がお米に付着し、酸化を促してしまうのです。目に見えない穴は、外気の侵入、また害虫の侵入をも促します。そのため、お米は必ず保存容器に入れることをおすすめします。

この3つのお米の保存方法の注意点を踏まえると、お米に適した保存場所の条件は、湿気のこもらない風通しの良い冷暗所などで保存をすること、袋から保存容器に移し替えて密封保存をすること、お米の保存容器はこまめに掃除を行うこと、お米の購入は買いだめなどせずに家庭に見合った量のお米を購入することが挙げられます。特に、お米の苦手な湿度や温度が高くなる夏場は注意するようにしましょう。

お米を袋のままで置いておくのはおすすめしない

お米を袋のまま保存している方が多い現代ですが、お米の袋には先ほども紹介したように目に見えない穴が複数開いています。そのため、保存容器などに入れるよりも外気に触れやすいのです。また、袋で保存をすることによって、周りの匂いがお米に付着する可能性もあります。お米は、匂いの付着度も高いと言われています。そのため、細かな穴の開いた袋での保存、また封を開けたままでの保存は特におすすめできません。

仮に、袋のままシンクの下に保存を行っていた場合はシンクの下にはお米以外にもさまざまな料理に欠かせないアイテムが存在していることでしょう。調味料であったり、その他もろもろは匂いを発しているものも少なくありません。そのため、お米には知らず知らずの内に、さまざまな匂いが付着するのです。常温保存の場合、お米の賞味期限は1ヵ月と言われています。みなさんは1ヵ月でお米を食べきっているでしょうか?

1袋のお米を1ヵ月以内で消費できない方は、今回紹介していくお米の保存方法をぜひ適用していただきたいと思います。また、1ヵ月以内に消費できる家庭であっても、お米の保存方法を考え直すいいきっかけになれたら嬉しく思います。ぜひ実践していきましょう。

お米の保存には冷蔵庫がおすすめ

お米の保存に一番適している場所と言われているのが、冷蔵庫です。冷蔵庫は湿気がない空間となっており、また温度の急上昇や急降下もない場所です。冷暗所としても最適な場所になることから、冷蔵庫での保管が一番おすすめともいわれています。冷蔵庫内は、湿度と温度が一定であることからお米の保存場所として近年名乗りを挙げている場所のひとつです。

冷蔵庫の中は、基本的に10度以下になると言われており、お米特有の害虫は15度以上で発生すると言われていますので、10度以下である冷蔵庫内であれば害虫の発生も防ぐことができます。夏場は特に、お米の保存場所には冷蔵庫をおすすめします。夏場は、家の中も暑さがこもりがちです。部屋の中の涼しい場所にお米を保存していても、なかなか10度以下になることはまずないでしょう。そんなときに、冷蔵庫が役立ちます。

冷蔵庫で保存することによりお米の美味しさをキープできる

冷蔵庫でお米を保存することをおすすめしましたが、実は常温で保存したお米よりも冷蔵庫で保存したお米の方が美味しく食べられるのを知っていますか?お米の美味しさは、酸化しているかしていないかで決まると言われています。酸化したお米は、やはり味も落ちていきます。それに対して、冷蔵庫で密封の容器などで保存を行ったお米は、酸化するスピードも遅いため、味の落ちるスピードも遅いとされています。

お米を冷蔵庫で保存する際の注意点を挙げておきましょう。お米を保存するのは、冷蔵庫内のみとしてください。中でも、野菜室がお米に一番適していると言えます。お米を保存する際に、冷凍庫で保存するのはおすすめできません。温度も低いので、冷凍室のがいいのでは?と思いがちですが、冷蔵庫と冷凍庫では、目的がまた違ってきます。

そのため、冷凍庫にお米を保存するとお米の水分が凍って割れたりなどし、食感の悪いお米になります。そうならないように、お米の保存は冷蔵庫内で行い、冷凍庫での保存は避けるようにしましょう。せっかくのお米の食感が悪いものになってしまってはもったいないです。お米の保存は、冷蔵庫の野菜室と覚えましょう。

冷蔵庫の吹き出し口付近での保存は避けよう

冷蔵庫にお米を保存する際のお米の置き場所にも注意しましょう。冷蔵庫内の、冷気の吹き出し口付近にはお米の保存に不向きとされています。冷気が強く当たってしまうことが挙げられますし、冷蔵庫内での温度の差も激しい場所です。急激に冷やされてしまったりする場所にもなるので、お米には適していないと言えるでしょう。お米の保存する場所は、常に温度の上がり下がりの変わらない場所を選ぶのがおすすめです。

そのため、お米の保存には野菜室がおすすめされているのです。冷蔵庫内の野菜室の冷気の吹き出し口は均一になっている冷蔵庫が多いため、比較的どこに置いても大丈夫と言われていますが、やはり自宅の冷蔵庫の野菜室内の冷気の吹き出し口の場所を把握して、その近くにはお米を保存しないように気を付けましょう。冷蔵庫のメーカーによって、冷気の吹き出し口の場所は異なりますので、冷蔵庫をしっかり見てみましょう。

お米が冷蔵庫に入りきらないときは?

実際に、冷蔵庫内にお米を入れようと思っても、お米の販売されている量を見てみると2kg、5kg、10kgのように量が決められて販売されています。そのため、ファミリー世帯や一人暮らし世帯ではお米を購入する量も違いますし、もちろん冷蔵庫の大きさも異なってくることでしょう。そのため、購入した全てのお米を冷蔵庫内に保存するのは難しいことと思います。野菜室であってもお米のみならず野菜の保存も大切です。

では、冷蔵庫内に保存できずに余ってしまったお米はどうしたらよいのでしょうか?余ってしまったお米は、そのままお米の袋のまま保存せず、密封容器などの酸化の進まないような容器に移して冷暗所で保存しておきましょう。冷蔵庫内に全て入れれるのが望ましいですが、ライフスタイルによっては全ての保存がききません。そのため、冷蔵庫に入りきらなかったお米もしっかり管理を行うことが重要といえるでしょう。

また、冷蔵庫内に入りきらなかったお米を優先的に使用するというのもひとつの方法です。冷蔵庫内で保存していないお米であっても、買ってきたばかりのお米であれば比較的酸化も進んでいないことでしょう。そのため、常温保存でも美味しく食べられます。冷蔵庫内のお米を使用してから常温のお米を冷蔵庫に保存するという一連の流れもいいですが、先に常温のお米から処理していくのもおすすめの方法となっています。

お米の保存容器のおすすめを紹介

ここからは、お米の保存におすすめの容器について紹介していきましょう。お米の保存容器には、専用のものを購入しないといけないのでは?と思われる方も多いことと思います。ですが、実は身近にあるものでお米の保存容器として使用できます。ぜひ、今日からお米の保存を始めてみましょう。

自宅にあるジップロックやペットボトルを利用してみよう

まず、一番簡単なお米の保存方法として自宅にひとつはあるジップロックとペットボトルの保存方法について紹介していきましょう。まず、ジップロックによるお米の保存方法です。ジップロックでのお米の保存は、袋タイプのものを使用しましょう。密閉度に優れている密封袋として、やはりジップロックが一番に名を挙げます。ジップロックは、普通の密閉袋よりもコストは上がりますがお米の保存は繰り返し使用できるのでおすすめです。

ジップロックでお米の保存を行う場合は、毎食ずつ分ける方法とひとつにまとめて保存する方法のいずれかを選びましょう。ジップロックで毎食ずつ分ける場合は、小さめのジップロックの袋タイプのものを数枚用意します。そこへ、家庭で毎食炊く分のお米を入れてしっかりジップロックに封をします。小分けにしてあることで、毎食計る必要はないので毎日の調理時間の短縮にも使えます。ですが、ジップロックをかなり要するでしょう。

ジップロックでお米を毎食保存する場合は、大きめのジップロックの袋タイプを用意しましょう。そこへ、入る分のお米を入れてジップロックの封をしっかりと閉めて冷蔵庫内で保存します。大きいタイプのジップロックでお米を保存する場合は、毎食ごとにお米を計って炊く必要がありますが、ジップロックを保存する冷蔵庫内では管理もしやすいので、ジップロックを使用する際は大きい、小さいでジップロックを使い分けましょう。

次にペットボトルを使用する方法です。ペットボトルでお米を保存する方法は、実は多くの方が行っているお米の保存方法となります。では、ペットボトルでのお米の保存方法を紹介していきましょう。用意するペットボトルは1.5Lのペットボトルが使用しやすく冷蔵庫内でも保存しやすい大きさと言えます。ペットボトルの中にお米を満杯に入れてそのまま冷蔵庫で保存しましょう。その際、ペットボトルのキャップはしっかり締めます。

ペットボトルでのお米の保存は、ペットボトルは形がすでに決まっているので冷蔵庫内で場所も取らず、有意義にお米の保存ができるのがペットボトル保存のメリットといえるでしょう。また、ペットボトルであれば立てても良し、横にして収納しても良しなのでさまざまな収納方法が見つかることでしょう。ぜひペットボトルを使用したお米保存をしてみてはいかがでしょうか?使用するペットボトルは四角いペットボトルがおすすめです。

100均で見つけたおすすめの保存容器

100均にも、お米の保存に便利なアイテムが多数揃っています。その中から、おすすめのアイテムを紹介していきましょう。こちらの商品は、お米の保存容器とは異なりますが、ペットボトルにつけることのできるアイテムです。お米を詰める際のロートがつき、お米をこぼすことなく詰め替えることができます。また、軽量カップがキャップになっていますので、そのままキャップで量を計ることが可能です。

ペットボトルでは少し衛生面が不安、インテリア重視のお米の保存容器を使用したい方におすすめが100均で販売されているドリンクジャーです。容量も大きいものから小さいものまで多数販売がされていますので自宅の冷蔵庫に見合ったサイズのジャーを購入してみましょう。その際、必ずフタが密閉可能な商品を選ぶようにしましょう。

無印の冷蔵庫用米保存容器が実用的でおすすめ

シンプルな生活用品が揃う人気の無印良品からも、便利なお米保存容器が販売されているのを知っていますか?無印のお米の保存容器は、約2kgのお米が入るよう設計されています。米びつとして販売されていますので、お米に特化したアイテムといえるでしょう。では、無印良品の米びつの詳細を見ていきましょう。まず、容量はお伝えした通り2kgとなっています。横平たな形なので冷蔵庫に収まりやすい形といえるでしょう。

価格は700円となっています。軽量カップがキャップとして使用するので軽量カップがなくて困ってしまうということにもなりません。また、容器は持ちやすいようにくぼみができていますので片手でも簡単にお米の出し入れができるでしょう。お米の注ぎ口も、こぼれることのないよう工夫が施されていますので安心できます。容量が2kgのため、2つほど購入すると5kgのお米を買った際に助かるかと思います。

お米5kgが入る保存容器のおすすめ品

お米が5kg入る保存容器はとても便利です。それなりのお米が保管できるので、5kgのお米を毎回購入する方にはおすすめでしょう。まず、やはり5kgのお米を保存する場合は、スタンダードな米びつがおすすめです。商品によっては6kgの米びつが多くなっていますが、5kgぴったりの米びつよりも6kgの米びつの方が、買い足した際、また少し余裕があるのでお米をすくう際も便利と言えるでしょう。

米びつはなんだか形が少し気に入らない、という方もいることでしょう。そんな方におすすめの5kgの容量をかまえているお米の保存容器でおすすめは、ガラス製の大きめのジャーはいかがでしょうか?おしゃれな印象も受けますし、自分の好みの容量のジャーを選ぶことができます。ただし、デメリットとして、重みがかなり出ますので管理するのにはなかなか適していない形ともいわれています。

お米を美味しく保存できる期間について知っておこう

お米の賞味期限は表示義務がない

お米には、賞味期限が記載されていないのを知っていますか?お米の袋のどこを見ても、実はお米の賞味期限は記載されていないのです。では。なぜお米には賞味期限が記載されていないのでしょうか?お米は、生鮮食品のため管理方法によって大きく賞味期限が変わってしまうという性質を持っています。そのため、明確な賞味期限は記載されていないようです。また、表示の義務もないため多くのお米には賞味期限が記載されていません。

お米には賞味期限の記載がないからいつでも食べられるのか?というとそれは誤解となります。お米の賞味期限は、季節によってですが、涼しい季節では2ヵ月ほど、暑い季節では1ヵ月ほどがお米の賞味期限となります。賞味期限が記載されていないがために、古いお米を食べてお腹を下してしまったという事例もありますので、お米は早めの消費をこころがけましょう。では、温度によってのお米の賞味期限を見ていきましょう。

お米の賞味期限を温度別に紹介

温度別の賞味期限を紹介していきましょう。ここでは、おおよその賞味期限の紹介となります。環境や管理の違いで賞味期限は変わってきますので注意しましょう。温度でいうお米の賞味期限は冷蔵庫内の野菜室で保存の場合は2ヵ月半ほどと言われています。ですが、お米は季節で賞味期限を見たほうが先決でしょう。真夏真っ盛りの場合は2週間ほどで食べられる量がおすすめです。夏場は1ヵ月~1ヵ月半、冬は1ヵ月半~2ヵ月です。

保存方法によっては傷んでしまうのが早くなることも

これまでさまざまなお米の保存方法を紹介してきましたが、お米の保存方法によっては予想よりも早く傷んでしまう可能性があります。そのため、長持ちをさせるのではなく、ある程度の定められた期間で食べきれる量のお米を購入するようにしましょう。

お米の保存は温度管理が大切

お米の保存には、温度管理が大切だということが分かったことと思います。お米は、温度によって異なる賞味期限であることが言えます。お米の温度管理はしっかり行って、お米を長持ちさせましょう。

お米を保存する便利グッズや虫よけ対策を知っておこう

お米に入れておくと虫よけになる食品を活用しよう

お米に虫がわいてしまった経験を持っている方はどれくらいいるでしょうか?お米に虫がわいてしまうのは、農薬をそこまで使用していないお米という認識から良いこととされている地域もあるようです。ですが、現代では虫がわいてしまったらお米を捨てたりなどする方も多いといいます。そんなときにお米に虫がわかないようにするには、虫よけになる食品をお米の中に入れておくという方法がおすすめされています。

主に、お米の虫よけとなる食品は、唐辛子、ニンニク、わさびなどが挙げられます。どの食品も、そのままお米の上に乗せておくだけで効果が出るといいます。これらは、匂いも強いのでお米への匂い移りが気になる方もいるかもしれませんが昔から用いられる方法なので、ぜひ試してみましょう。

市販品のおすすめ虫よけグッズ

市販品にも、数多くの虫よけグッズが販売されています。その中でも、米唐番はロングセラー商品となっています。米唐番は、見た目も唐辛子の形をしており、お米に刺しておくことで臭いを出し、虫が寄ってくるのを防止する効果が期待できます。そのほかにも、虫よけグッズの市販品は多く販売されていますのでぜひ、さまざまな商品をお試しください。

備長炭を入れると湿気予防になる

お米を炊くときに備長炭を入れると美味しくなると言われていますが、お米の保存にもこの備長炭が活躍します。備長炭を、保存しているお米の中に入れることで湿気を防止する効果があります。お米に湿気は大敵ですので、湿気が気になる家庭はぜひお米の中に備長炭を入れてみてはいかがでしょうか?

お米の正しい保存方法で美味しさをキープしよう!

今回は、お米の保存方法について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?お米は、非常に繊細です。そのため、保存方法には気を使って保存するようにしましょう。

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