ウルトラデスソースの辛さのスコビル値は？通販で購入できる？

ウルトラデスソースというソースを知っていますか？ウルトラデスソースは、激辛調味料のデスソースのバリエーションの一つで、動画サイトなどで話題となっています。ウルトラデスソースは現在、怖いもの見たさの若者を中心に話題となっています。この記事では、ウルトラデスソースを販売している通販サイトや購入方法などについてまとめています。

ウルトラデスソースは、激辛調味料であるデスソースのバリエーションの一つです。デスソースはアメリカで販売されている激辛調味料で、最近ではウルトラデスソースを含め怖いもの見たさの若者やyoutubeなどの動画サイトで話題になっています。

そもそもデスソースとは、アメリカのガードナー・リソーシーズ社が「ブレア」というブランドで販売している激辛調味料のシリーズです。デスソースは元々、1990年代に閉店時間を過ぎても帰らない客に対し激辛ソースを塗ったチキンを提供し、完食できたら店に残って遊んでも良いという賭け事から生まれました。

噂が広まると更に辛いソースを作り、完食すればチキンが無料になるというゲームまで始まりました。そして、激辛ソースは売れると確信して工場を立ち上げたのが、デスソースの始まりです。デスソースは1994年に販売が始まった商品で、このソースによって心臓発作を起こし死者が出たことが、デスソースという名前の由来になっています。

現在ではハバネロの産地であるコスタリカで、デスソースは生産されています。また、デスソースだけでなくデスソースで味付けされたスナックも販売されているので、輸入菓子の専門店などで探してみてください。日本国内では、デスソースの取り扱いは株式会社鈴商が輸入と販売を行っています。デスソース以外にもサドンデスジョロキアやアフターデスジョロキアなど、4種類のデスソースを正式に輸入しています。

デスソースはアメリカで10種類以上のラインナップがあり、広く愛されています。日本で購入できないものもありますが、輸入製品を主に取り扱う通販サイトや通販サイトを通しての個人輸入での購入ができるものもあるので、通販サイトを探してみることをオススメします。

デスソースの種類ですが、辛い物から順にウルトラデスソース、ジャージーデスソース、メガデスソース、ポシブル・サイド・イフェクツ、サドンデスソース、アフターデスソース、ピュアデスソース ウィズジョロキア、サルサデスソース ムエルト、オリジナルデスソース、ハラペーニョデスソース、スイートデスソースがあります。

このうち日本で販売されている、購入できるものはサドンデスジョロキア、アフターデスジョロキア、サルサデスソース、オリジナルデスソースの4種類のみです。他のデスソースについては、日本国内での正式な販売は行われていません。通販サイトや個人輸入での購入となります。

ウルトラデスソースは、デスソースのシリーズの中でも最も辛いです。ウルトラデスソースの辛さを示すスコビル値は1,173,000スコビルで、タバスコの586倍ものスコビル値となっています。

ウルトラデスソースの原料は赤ハバネロとナーガジョロキア、カイエン、ホワイトビネガー、唐辛子天然香料、トマトピューレ、ピリピリ唐辛子、ライムジュース、塩、香辛料です。唐辛子天然香料は大豆由来のものなので、大豆アレルギーが心配な方は食べない方が安心です。

ウルトラデスソースは現在、日本では販売されていません。輸入製品を多く取り扱うカルディでも、販売しているデスソースは株式会社鈴商が正式に輸入している4種類だけです。ウルトラデスソースの購入は、日本では手間がかかります。

ウルトラデスソースの購入は、現在の日本では通販サイトによる個人輸入のみとなっています。激辛調味料専門の通販サイトなどもあるので、ウルトラデスソースの辛さを体感してみたい方は、それらの通販サイトをチェックしてみてください。

ウルトラデスソースは、通販サイトでの購入で手に入れることができます。ウルトラソースの辛さを体感してみたい方は、ぜひとも通販サイトでの購入を検討してみてください。また、ウルトラデスソースは人気商品の為、通販サイトによっては売り切れていることもあります。複数の通販サイトを見て、購入できそうなところを探してみてください。

現在ウルトラデスソースを販売している通販サイトは、デスソースなどのホットソースを専門に取り扱うワールドデスソースセンターや、激辛スパイス本舗などの激辛調味料を主に取り扱っている通販サイトのみです。アマゾンなどの大手通販サイトではなかなか購入ができないので、根気強く販売サイトを探してみてください。

ウルトラデスソースはデスソソースのシリーズの中でも最も辛いソースですが、実際の辛さがどの程度なのか、スコビル値で解説します。スコビル値は唐辛子などの辛さを数値化したもので、数字が大きければ大きい程辛いというようになっています。

スコビル値とは、唐辛子の辛さを測る為の単位です。トウガラシ科の植物にはカプサイシンという成分が含まれていて、このカプサイシンの割合を示したものがスコビル値です。ウルトラデスソースだけでなく、多くの激辛調味料はスコビル値を売りにしています。

日本でも食べられている一般的な唐辛子、鷹の爪のスコビル値は約50,000です。韓国唐辛子のスコビル値も約20,000から50,000なので、数値的には鷹の爪の方が辛いことになります。

激辛として有名なスパイスの一つであるハバネロのスコビル値は、約100,000から350,000となっています。鷹の爪の7倍ものスコビル値なので、相当な辛さであると分かります。他にも、現在世界一の辛さを持つとされている唐辛子はドラゴンズ・ブレス・チリという品種で、そのスコビル値は2,480,000です。この唐辛子は2017年にキャロライナ・リーパーという唐辛子を抜いてギネス記録を達成しました。

ここで、一般的な調味料のスコビル値を紹介します。スコビル値が高いものは当然辛さも増すので、辛い物が好きな方は、調味料選びの参考にもしてみてください。

パスタやピザにかける定番の調味料であるタバスコのスコビル値は約5,000です。タバスコの原料であるタバスコペッパーという唐辛子のスコビル値は約50,000です。お酢を加えることで、タバスコは辛さを軽減しています。

もっと辛い物が食べたい！という方は、キャロライナ・リーパーという唐辛子のパウダーをオススメします。キャロライナ・リーパーのスコビル値は200万を超えており、2017年まではギネス認定されていました。非常に辛く、調理に使う際は防護服を着なければいけない程です。罰ゲームなどで使うのは危険なので、絶対にやめましょう。

ウルトラデスソースのスコビル値は、約117万です。トマトピューレやライムジュース、ホワイトビネガーで辛さを少し軽減していますが、ソース類としては異常な辛さを誇ります。

キャロライナ・リーパーやドラゴンズ・ブレス・チリなど、世界には非常に高いスコビル値を持つ唐辛子があります。それらはあくまで、加工せずに食べた場合のスコビル値です。ウルトラデスソースを含め、ソースなどに加工する際には他の材料と混ぜるのでどうしてもスコビル値が下がってしまいます。

しかし、唐辛子以外の材料と混ぜてもまだ100万以上のスコビル値を持つのがウルトラデスソースです。ウルトラデスソースは動画サイトをきっかけに話題となり、「食べてみた」などで人気ですが、非常に辛く本当に危険です。罰ゲームとして使ったり、軽い気持ちで食べるのは絶対にやめましょう。

ウルトラデスソースですが、つまようじの先にチョンとつけたものを舐めるだけで汗が止まらなくなる程辛いと言われています。実際にyoutubeなどの動画サイトでもウルトラデスソースを食べてみたなどの動画がアップロードされていますが、どれもそのあまりの辛さに悶絶しています。

ウルトラデスソースは非常に辛く、軽い気持ちで食べるのは危険です。よく激辛調味料を罰ゲームと称して食べさせることがありますが、ウルトラデスソースは少量でも汗が噴き出る、舌や喉が焼けるような辛さがあります。危険なので、罰ゲームなどに使うのは絶対にやめましょう。

ここで、ウルトラデスソース以外のデスソースシリーズの辛さについて紹介します。ここで紹介している4つのデスソースは、株式会社鈴商が公式に輸入をしている商品なので日本でも購入することができます。輸入食品などを取り扱うお店に行った際は、ぜひ探してみてください。

ブレアースオリジナルデスソースは、最もスタンダードなデスソースです。スコビル値は約10,000で、人によっては「辛くない」と評価することもあります。スコビル値としては、メキシコ原産の青唐辛子であるハラペーニョと同じぐらいです。

オリジナルデスソースはタバスコよりもスコビル値が高いので辛いと思われがちですが、タバスコと違って酸味があまりありません。タバスコの辛さは酸味との相性によるものなので、酸味の少ないオリジナルデスソースは数値程辛くは感じられないようです。

オリジナルデスソースは酸味が少なく純粋に辛い調味料なので、タバスコよりも幅広い料理に使うことができます。量さえ加減すれば食べやすくもできるので、辛い料理を作りたいと言う方にはオススメの商品です。また、辛い物が苦手な方は無理をして食べたりしないように注意してください。

サルサデスソースはオリジナルデスソースの2倍の量のハバネロを煮詰めて作られています。その為、スコビル値はオリジナルデスソースの1.5倍の約15,000です。オリジナルデスソース以上に酸味が少ないので、より辛さを強く感じることができます。

また、ブレアースサルサデスソースの正式名はサルサデスソース ムエルトです。ムエルトとは「男の死人」という意味のスペイン語です。デスソースの名前の由来が心臓発作で亡くなった人なので、ムエルトという名前にも辛さの自信が窺えます。

サルサデスソースはそのまま食べる用途ではなく、料理に使うことを目的に購入する人が多いそうです。オリジナルデスソースよりも辛くて酸味が少ないので、料理の辛み付けの為に使って病みつきになてしまう人もいるということです。辛い物が好きな方であれば、料理の隠し味に使ってみることをオススメします。

アフターデスソース・ジョロキアは、オリジナルデスソースのおよそ5倍のスコビル値が自慢です。元々は赤ハバネロとオレンジハバネロを主体とした原料で作られたアフターデスソースが販売されており、そこにジョロキアという更に辛い唐辛子を入れて作られたものがアフターデスソース ウィズ ジョロキアです。

アフターデスソース・ジョロキアは非常に辛く、お子様や心臓の弱い方はご遠慮くださいという注意書きまでされています。実際に、辛党の方も食べてみて地獄を見たというレビューもあるので、購入は慎重に考えてください。

アフターデスソース・ジョロキアは辛味以外にも酸味などの味があります。その為、料理に使うのはあまり向いていません。酸味が苦手な方にもあまり向いていない味なので、タバスコの酸味に弱い方は他のデスソースを選んだ方が無難だと言えます。また、アフターデスソース・ジョロキアを食べた後は一日中胃や腸が熱くなり、寝付けないという声もあります。無理に食べず、体調に合わせて少しずつ摂取しましょう。

日本で販売されているデスソースの中で最も辛いのが、サドンデスソース・ジョロキアです。こちらも、アフターデスソース・ジョロキアと同じく、元々あったサドンデスソースにジョロキアを加えて作られた商品です。スコビル値は10万と、アフターデスソース・ジョロキアの倍に達しています。

サドンデスソース・ジョロキアの特徴は、他のデスソースよりも塩味が強いことです。その為、料理の隠し味に使うと料理が辛い上に塩辛くなってしまいます。合う料理をかなり選びますが、そのまま食べるよりは料理に使う方がまだ食べやすいようです。

サドンデスソース・ジョロキアを食べた人の中には、少し舐めただけなのに5分以上痛さが引かないと言う方もいます。他にも、真冬でも汗が収まらない、食べたあとずっとお腹が熱くて気持ちが悪いなどの口コミが書き込まれています。食べる前に、体調をよく考えて少しずつ摂取しましょう。

いかがでしたか？ウルトラデスソースは、非常に辛く、そして怖いもの見たさの若者に人気の商品です。ソースを全て使いきる自信があるという辛党の方にはオススメの激辛調味料ですが、罰ゲームやちょっとした好奇心で購入を考えている方は、ごく少量だけを食べるようにしてください。また、飛び散って目などに入ると非常に危険なので、ウルトラデスソースの取り扱いには、くれぐれも注意を払ってください。