銀杏の食べ方を詳しく解説!殻つきを封筒に入れて電子レンジで簡単に!

銀杏と言えば酒の肴にもぴったりで、真空パックに詰められたものであれば年中いつでも手に入る、身近な食べ物です。今回はそんな銀杏の、殻付きのものの割り方・剥き方から封筒、電子レンジを使った剥き方、自分で調理する方法までに渡る食べ方を紹介していきます。また、銀杏を使った料理や保存方法も記載するので、銀杏の多様な食べ方を知りたい人、銀杏の保存に悩んでる人にはおすすめです。殻付き銀杏はお馴染みの黄色い銀杏とはまた違った色合いを出すので、視覚的な楽しみをするのにも良いかもしれません。

銀杏の食べ方を詳しく解説!殻つきを封筒に入れて電子レンジで簡単に!のイメージ

目次

  1. 1銀杏の食べ方を知って美味しく食べよう!
  2. 2銀杏の美味しい食べ方
  3. 3銀杏の保存方法を紹介
  4. 4銀杏で絶品の料理を作ろう!
  5. 5銀杏の食べ方をマスターして美味しい料理を作ろう

銀杏の食べ方を知って美味しく食べよう!

秋にはイチョウの木が黄色に色付き山々や街路を彩ってくれます。落ち葉の積もるイチョウの木の連なる道を歩くとまるで黄金の絨毯の上を歩いているかのような気分にもなり、日の光が射し金色に光る葉はこれまた幻想的なものです。そしてそんなイチョウの木の種子であるのがこの銀杏。今回はこのイチョウの木の元で食べるのも風情がある銀杏の、美味しい食べ方を紹介して行きます。殻付き銀杏に興味がある人はぜひご覧ください。

銀杏とイチョウの木

まず銀杏について述べる前に、銀杏のなるイチョウの木について紹介します。イチョウというのは、古来から存在する、中国を原産地とした種子植物で、裸子植物門イチョウ綱イチョウ目イチョウ科イチョウ属に属します。落葉前に鮮麗な黄色に色付く事でもその名が知られている植物だと思います。イチョウは、葉は観葉に、種子である銀杏は食用に、木材でも優秀な材料となってくれる、余すことなく有用な木であると言えるでしょう。

黄色い銀杏と薄緑の銀杏の違いは?

本記事で紹介する銀杏ですが、新鮮な殻付きのものであると美しく輝く翠の実を見せてくれるはずです。しかし、店頭で並んでいるような、真空パックに入っている銀杏を見ると黄色い色をしていますよね?この違いって?と疑問に思われるかもしれません。この、銀杏の色が2種類ある理由というのは、まず銀杏は元は綺麗な緑色をしている訳ですが、これを加熱したり、また時間が経ち古くなってくるとだんだんと黄色になってくるのです。

真空パックに入っているものは加熱されているので、当然色は黄色くなっています。つまり翠色の銀杏にお目に掛かりたいという場合は、真空パックでは無く、新鮮な殻付きの銀杏を拾ってくるか、または店頭で殻付きの銀杏を買ってくるしかありません。新鮮な殻付きの銀杏でも不適切な保存を続けたり高温で熱し過ぎた場合は黄色くなってしまいます。翠に色を保ち食したいという人は調理する時の具合にも気をつけなければなりません。

銀杏の美味しい食べ方

銀杏はどこにでも出回っており手軽に入手できる食べ物ですが、その美味しい食べ方というのはご存知でしょうか?そして真空パックに入って売られている事も多い銀杏ですが、殻付きの銀杏を調理するという食べ方は知らない人もいるのではないでしょうか。銀杏をいつもと違う食べ方で食べたい、緑色の実を拝無事の出来る殻付きから調理したいといった人の為、殻付き銀杏の食べ方と電子レンジと封筒を使った剥き方などを調査しました。

殻付き銀杏の割り方・剥き方

殻付き銀杏を割る際まず必要な道具ですが、それはトンカチ、そしてタオルです。殻付き銀杏の下にタオルを敷き、殻付き銀杏の尖った部分を一つづつ、トンカチで叩き割れ目を入れていきます。そしてトンカチで作った割れ目から殻を剥いていくのです。殻を剥く時は手で剥いて大丈夫です。次に殻だけでなく銀杏には薄皮というものもあります。これを剥く時は、水に暫く漬けてから剥くのが良いです。漬ける時間は約30分~1時間くらい。

銀杏の基本の下処理

また拾ってきた殻付き銀杏を剥く場合は、堅い殻の上の殻を剥く為、まず殻付きの状態から水に漬けておきます。水に漬ける他に、土に埋めておくという方法もあります。これらは殻を剥きやすくする為の下処理の基本となります。1週間漬けておくと格段に殻を剥きやすくなるでしょう。この方法を使った場合は剥く際に必ず手袋を着用する事をお勧めします。そして1週間も漬けたり埋めたりしておくと簡単に殻が剥けるようになります。

上の殻を剥いた堅い殻付き銀杏は、水に漬けた場合、水分を乾かさなければいけません。太陽の下に干しておくのが良いでしょう。そして乾いた殻付き銀杏は、殻付き銀杏の割り方・剥き方で説明したように殻を剥いていきます。またこの殻を剥く方法としてペンチや麺棒を使って割って剥く事も出来ます。そして殻付き銀杏を剥けば、真空パックに入れられ売られている黄色い銀杏とは違う、綺麗な薄緑色を見せる銀杏が出てくるでしょう。

封筒と電子レンジで殻付き銀杏を簡単処理

銀杏をトンカチやペンチ、麺棒などで割ってから剥く方法を紹介しましたが、1個1個ひびを入れ、割るのは大変そうだ、手間がかかる、なんて感じた人もいるんじゃないでしょうか。あまり手間をかける方法だとなかなかとっつきにくい、殻付き銀杏は面倒だ、そう思ってしまうかもしれません。では、殻付き銀杏の殻をもっと手軽に剥く方法は無いのでしょうか。そんな時に紹介したいのが、この電子レンジと封筒を使った剥き方です。

トンカチやペンチ、麺棒で割って剥く代わりに、殻付きの銀杏を封筒と電子レンジを使って剥く、という事なのですが、封筒と電子レンジ?と不思議に思うかもしれません。トンカチやペンチ、麺棒といった強い力を加えるもの以外にも、銀杏の殻を剥くことが出来る方法があるのです。その方法とはまず、銀杏を厚めの封筒に少量入れ、しっかりと口を綴じます。ここは大事なポイントですが、封筒の口は必ずきちんと綴じないといけません。

そしてしっかりと口を綴じた殻付き銀杏の入った封筒を、耐熱皿に乗せ、電子レンジに入れます。電子レンジでは殻付き銀杏入り封筒を約1分程熱して下さい。この時、封筒に入った銀杏が破裂する音が聞こえると思いますが、これが銀杏を封筒と電子レンジで剥ける理由に事になります。電子レンジで加熱された銀杏の殻が破裂し剥く事が出来るという訳です。また、破裂してないものも熱したことで容易に剥けるようになっているはずです。

トースターで簡単炒り銀杏

次にトースターを使った妙り銀杏の食べ方を紹介します。まず、こちらを調理するのには殻付き銀杏を使います。銀杏の殻にトンカチやペンチ、麺棒などを使い割れ目を入れます。そしてその割れ目を入れた殻付き銀杏を、トースターに入れ熱していきます。熱する時間は10分ほどで良いと思います。出来たか確認し、足りないようであれば熱する時間を増やして下さい。出来上がれば、これで炒り銀杏の完成です。

銀杏の保存方法を紹介

銀杏を美味しく食べる為に、銀杏を剥く方法、下処理なども紹介してきましたが、銀杏の保存方法とはどのようにするのが良いのでしょうか?殻を剥いた銀杏と、殻付き銀杏の保存方法に違いはあるのでしょうか。その疑問に答える、殻付き銀杏での保存方法、殻を剥いた銀杏での保存方法、そしてそれらの銀杏はどれくらい持つかという保存期間についても紹介して行きます。銀杏の保存方法が気になったらチェックしてみて下さい。

銀杏の保存可能期間

まず、知っておきたいのは銀杏はどれほど持つか、銀杏の保存可能期間についてです。殻付きの銀杏であれば、結構な期間持ってくれます。常温で持ってくれる期間は約1か月、といったところでしょうか。また、冷蔵庫で保存可能な期間ですが、薄緑色の美味しい状態を保てる期間は2週間ほどです。あまり放置し過ぎると味が落ちてきたり、固くなったり、黄色くなってきてしまいます。更に銀杏が持つ保存方法などは無いものでしょうか?

銀杏は冷凍保存できる

銀杏の保存方法に適しているのは、ズバリ、冷凍保存です。冷凍保存すれば、長く、味を保って保存しておくことが可能となるのです。常温や冷蔵では殻付きのままの保存がおすすめでしたが、冷凍保存であれば、実だけ調理して保存しておくのが最適となります。殻付きであれば半年ほどですが、実だけの状態だと1年も持ってくれます。茹でた実を、空気をしっかり抜いてラップなど密封出来る物に包んで冷凍するのが良いでしょう。

銀杏で絶品の料理を作ろう!

殻剥き、下処理の方法という銀杏の食べ方のファーストステップ、そして保存方法などの次は、銀杏で美味しい料理を作る為のレシピを紹介していきたいと思います。美味しそうな実を出した銀杏は、美味しく調理してあげたいものです。そのまま食べるのも良いですが、色々な料理へと姿を変えてあげるのも銀杏の美味しい食べ方としては欠かせないでしょう。

ここでは銀杏の素材を生かし、料理する方法を調査しましたので、銀杏料理を作りたいという人の参考になってくれると良いです。今回はお手軽に作れる、銀杏が主役の5品のレシピを調査しました。味付けは軽いものから、ガッツリと方向性を変えるものまで、銀何の数々の変身をご覧ください。

銀杏の美味しい食べ方その1・塩だけ味付けが絶品「揚げ銀杏」

まず紹介する銀杏料理のレシピがこの揚げ銀杏です。揚げ銀杏はシンプルな料理で、銀杏のそのままの食感を楽しめるお手軽な銀杏料理となっています。作り方は簡単です。フライパンに揚げ油を入れ、それを弱火で熱し、それに銀杏を投入します。そのまま1~2分程揚げた後、油を切って、出来た銀杏に塩を振ると言うものです。銀杏本来の味を十分に味える銀杏料理を食べたいと言う人はまず、この揚げ銀杏を作ってみてはどうでしょう。

銀杏の美味しい食べ方その2・白いお米に銀杏の黄色が映える「銀杏の炊き込みご飯」

次に紹介するのは、白米と共に銀杏を味わえる、銀杏の炊き込みご飯です。出来上がった白色と黄色の色合いは、同じ秋の味覚である栗ご飯を連想させます。どちらもご飯に合いますね。作り方はまず、銀杏を下茹でしておきます。次に米を研ぎ、本来のように水を入れ、昆布だしと塩を加えます。準備が整ったお米に、銀杏を更に加え、炊きます。これでほくほくとした銀杏とお米が絶妙なハーモニーを奏でる銀杏の炊き込みご飯の完成です。

銀杏の美味しい食べ方その3・ほっくり甘い「銀杏の甘露煮」

銀杏の甘露煮を作る為に、まず銀杏がふやける程水に浸しておいて下さい。1日以上漬けておくのが良いでしょう。次に脂を引いた鍋に銀杏を入れ、油が回ってきたら多量の砂糖を鍋に入れます。砂糖を全体に回したら、銀杏が全て覆われないくらいの量の水を入れ、弱火で煮詰めます。砂糖がドロドロになるまで煮詰めれば銀杏の甘露煮は完成です。お菓子のように甘い銀杏を食べたい人は、銀杏の甘露煮を作ってみては如何でしょう。

銀杏の美味しい食べ方その4・お鍋で失敗なし簡単「銀杏の茶碗蒸し」

茶碗蒸しといえば白と緑と黄色が映える、行事の際によく使われる料理です。今回はその黄色の役を銀杏に務めてもらうこの銀杏の茶碗蒸しを紹介します。茶碗蒸しは卵と水と出汁を基本に混ぜ、それを鶏肉や三つ葉、そして銀杏の入った器に注いで行きます。そして少量の水を入れた鍋に器を並べ、強火と弱火で暫く蒸します。蒸し終われば、上品に銀杏料理を頂けく事が出来る、銀杏の茶碗蒸しの完成です。次の祭事になど如何でしょうか。

銀杏の美味しい食べ方その5・鉄板の味付け「カレー銀杏」

外れ無し、何に付けても美味しいのがこのカレー味。カレーライスやカレーパンといった大定番の他にも、カレーで味付けする料理は幾多あります。そして銀杏もまたカレー味で炒めてしまいましょう。まず、下茹でした銀杏に、カレー粉と片栗粉を満遍なく付けます。次にフライパンに油を多めに入れ、この銀杏を1分ほど炒めます。炒め終わったら塩を少々振りかけ完成です。カレー味は銀杏でもその力を見せてくれる事でしょう。

銀杏中毒に注意

ここまで調理法やレシピなどを紹介して来た銀杏ですが、中毒を起こす危険性のある食べ物なので、美味しいからと言って大量に食べるのは危険です。銀杏中毒の症状としては、皮膚炎や痙攣を起こす恐れもあります。銀杏が好きな人は、たくさん銀杏を食べたいと思う事でしょう、ですが1日5粒までという限度を守って食べて欲しいです。これは大人の上限個数なので、子供が食すのであればまだ少ない数にした方が良いでしょう。

銀杏を食べる時は出来るだけ日にちをおいて、美味しく、そして安全に食べたいものです。何個も食べて中毒になるより、数日に一度、安全な方法で銀杏を食べる方が、銀杏をより楽しめる事でしょう。しかし、もし体に異常が生じた場合は、すぐに病院で診てもらう事をお勧めします。中毒性のある食べ物なので、注意を払って食すのが良いと思われます。保存も長く出来る物なので、くれぐれも身体に気をつけ、ゆっくり食べて下さい。

銀杏の食べ方をマスターして美味しい料理を作ろう

如何でしたでしょうか。手軽に電子レンジと封筒で銀杏の殻が剥ける方法など知ったら、殻付き銀杏への敷居も低くなったのではないでしょうか。銀杏料理もお手軽ですぐに出来る物ばかりなので、もし紅葉する山々で、近隣で、銀杏を拾ってきた時などにも、ささっと銀杏料理を作ってみるというのも良いのではと思います。勿論、真空パックで売られている銀杏を買って来て、料理するしたいという人にも役立ててもらえたら嬉しいです。

翠色の銀杏を楽しみたい、より新鮮で美味しい状態を保ったものを食べたいと言う人は保存方法と期間に注意して、黄色い銀杏であれば適切な保存をすれば長く持ちますし、様々な銀杏料理が楽しめる事と思います。身体に支障を来さぬように、少しづつ味わって、銀杏の美味しさを十分に感じれるような食べ方が出来れば銀杏をマスターしたと言えるのではないでしょうか。あなたも銀杏で美味しい料理を作ってみてはどうでしょう?

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