トマトのレシピで大量消費するならコレ!簡単で子供も喜ぶカレーやスープもご紹介

旬のトマトは、甘くて旨味が強いので、そのまま食べるのが一番です。しかし、旬と言うだけあって摂れる時期は同じで、もらえるタイミングが重なったり、値段に釣られてついつい買いすぎてしまうことがあります。大量のトマトを目の前にして、困った経験はありませんか?日持ちしないトマトを活用するために、大量消費できるレシピを集めてみました。大人から子供まで喜べる、手軽に作れるレシピばかりとなっています。保存方法も併せてぜひ参考にしてみてください。

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目次

  1. 1トマトレシピで大量消費するには?
  2. 2トマト大量消費レシピを厳選
  3. 3トマトの保存方法
  4. 4トマトレシピで大量消費できるアレンジはたくさん!

トマトレシピで大量消費するには?

トマトを一度にたくさんもらったり、ついついたくさん買いすぎた時、大量のトマトの活用に困惑することがあります。トマトを大量に消費するには、どんなに美味しくても生のまま食べていては、時間が過ぎるばかりです。トマトを無駄にしないためにも、保存方法と大量消費できるレシピを紹介していきます。生で食べるとなかなか減らないトマトも、加熱することでかさが減り、その分多く消費することができます。

トマトを加熱すると、トマトに含まれる抗酸化作用のあるリコピンの吸収率が上がります。つまり、トマトを加熱すると、大量消費できるうえ栄養価が上がるので、一石二鳥となるわけです。カレーやミートソースなど子供が喜ぶレシピや、ラタトゥイユやなすとトマトのチーズ焼きなど、お酒のアテにもなる大人が楽しめるレシピも紹介してきます。レシピは全て4人分となっていますので、必要な人数分に調整してください。

トマト大量消費レシピを厳選

トマトをたくさん活用できる「トマトカレー」

トマトを大量に活用できる、トマトカレーのレシピから紹介していきます。トマトは湯むきして、一口大に切っておきます。玉ねぎ1個、にんにく1片はみじん切り、牛肉200gは一口大に切ります。厚手の鍋に油大1を熱してにんにくを炒め、風味がでてきたら玉ねぎと牛肉を入れて炒めます。水800CCと固形コンソメ1個を入れて20分ほど煮込み、火が通ったらカレールー2分の1箱を溶かし入れて、更に5分煮込みます。

フライパンにバター大1を溶かし、トマトを軽く炒めたらカレーの鍋に移し、ひと煮立ちさせて完成です。カレーにトマトを入れるなんて、合わないのでは?と、疑問に感じる人もいるでしょう。さっぱりとしたトマトカレーは、夏バテで食欲が落ちてしまった人にも、元気な人にも美味しく食べられるカレーです。ぜひ、試してみてください。

野菜たっぷりで栄養満点の「ミネストローネ」

ミネストローネは、トマトを主としたイタリアの野菜スープのことです。大量のトマトを消費できて、他の野菜も一緒にたっぷり摂れるので、栄養満点のおすすめ料理です。レシピは、玉ねぎ1個、にんじん2分の1本、じゃがいも1個、トマト2個、ベーコン1パック、ウインナー3本を1センチ角に切っておきます。厚手の鍋に油を敷いて、ベーコン、ウインナー、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを炒めます。

水700mlとコンソメ1個を入れて中火にかけて、沸騰したら弱火で10分煮込みます。トマトを入れて更に5分煮込んだら、ケチャップ大さじ3を入れてひと煮立ちさせ、塩、コショウで味を整えて完成です。トマトは皮ごと使うため、皮の口当たりが気になる場合は、湯むきしてから調理してください。ミネストローネは、リゾットやパスタソースなどにアレンジできるので、大量に作っておくのも良いでしょう。

チキンに旨味が染みこむ「キャベツと手羽元のトマト煮込み」

トマトを大量に活用できる、キャベツと手羽元のトマト煮込みのレシピを紹介します。手羽元12本は塩、コショウして、オリーブオイル小さじ1でパリッとなるまで焼いて、鍋に移します。キャベツ2分の1は大きめにカットし、玉ねぎ1個はくし型切りにして色目がつくまで炒めておきます。トマト3個を湯むきして種を取り除いたら、手羽元の入った鍋に全ての材料を入れて、酒4分の1カップを上から注ぎ、蓋をして煮込みます。

30分ほど煮込んだら、塩、コショウで味を整えて完成です。たっぷりの野菜から出る旨味を含んだ水分で煮込むため、少ない調味料で美味しく仕上がります。お好みで唐辛子を入れるとピリッと辛めの、大人向けの料理になります。パンを用意して、野菜とチキンのエキスたっぷりのスープに浸して食べると、止まらなくなる美味しさです。

大量のトマトで美味しい「ミートソース」

ミートソースはトマトを大量に消費するのに適した料理です。レシピは、みじん切りにしたにんにく1片を、オリーブオイルで香りがたつまで炒めます。みじん切りの玉ねぎ1個とにんじん小1本を加えて炒め、続いて合い挽きミンチ300gと湯むきして刻んだトマト、コンソメ1個、ケチャップ大さじ4を入れて煮込みます。塩、コショウで味を整えて、お好みで粉チーズを振ったら完成です。

水を使わず作っているため、コクのある美味しいミートソースができます。お好みでなすを加えると食感が変わり、更に美味しくなります。ミートソースは、オムレツの具材に、ドリアに、春巻きに、チーズと一緒に食パンに乗せて焼くとピザトースト風に、いろいろな料理にアレンジできます。とても簡単に大量トマトを活用できるため、ぜひ試してみてください。

夏野菜の宝庫「ラタトゥイユ」

ラタトゥイユとは、フランスの南部プロバンス地方ニースの郷土料理で、夏野菜の煮込み料理のことです。トマトを活用する料理として、ラタトゥイユのレシピを紹介します。湯むきしたトマト3個、ナス3個、ピーマン3個、玉ねぎ1個をみじん切りにします。オリーブオイルでみじん切りにしたにんにく1片を入れて炒め、色がついたらベーコン60gと玉ねぎを入れます。

玉ねぎが透明になったらピーマン、なすを加えて火が通るまで炒め、トマト、コンソメ1個、ケチャップ大さじ1を加えて、トマトが煮くずれるまで中火で煮込みます。あとは塩、コショウで味を整えたら完成です。お好みでチーズを振って、食べてみてください。ラタトゥイユが残ったら、オムレツや魚のムニエル、豚肉をソテーして上に乗せて食べるなど、別の楽しみ方もできます。

中華の定番「トマト玉子炒め」

トマト玉子炒めは中華料理の定番で、トマトを活用するにはピッタリの料理です。アッという間に出来ますので、チャレンジしてみてください。レシピは、トマト2個を食べやすい大きさに切っておきます。玉子4個に塩、コショウを加えて溶きほぐし、フライパンで火を通します。ポイントは完全に火が通る手前に火から下ろして、別皿に移すことです。玉子は半熟状態、ふわふわで美味しくなります。

サラダ油大さじ2でトマトを炒め、別皿に移しておいた玉子を戻します。中華だし小さじ2を入れて軽く炒めたら、完成です。トマトは火を通しすぎないように気を付けると、食感の良い美味しいトマト玉子炒めとなります。ごはんに乗せて、中華あんをかけると天津飯風にアレンジできます。

ごはんにもお酒にも合う「なすとトマトのチーズ焼き」

なすとトマトのチーズ焼きは、簡単に作れるうえトマトを大量消費できるので、おすすめです。レシピは、トマト4個、なす4本を薄切りにします。耐熱皿になす、トマト、なすと順番に並べて、塩、コショウをしてからラップをかけて、電子レンジで加熱します。溶けるチーズを全体に乗せて、バジルを振ったらトースターでチーズに焦げ目がつくまで焼きます。

短時間で作ったとは思えない、美味しいチーズ焼きの完成です。バジルの代わりにホワイトソースをかけて焼くと、子供が喜ぶグラタン風になります。ワインに、ビールに、酒の肴に、その日の気分で想いのままに作ってみましょう!

ほっこり温まる「トマトとレタスの玉子スープ」

美味しくて温まる、トマトを活用したスープのレシピです。トマト1個を湯むきして種を取り除き、食べやすい大きさに切っておきます。鍋に水4カップを沸騰させ、ガラスープ小さじ2とトマトを入れ、塩、コショウで味を整えます。片栗粉大さじ1を同量の水で溶いた、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけます。溶き玉子1個を回し入れたら、一口大にちぎったレタス2枚を入れ、軽く火を通したら完成です。

片栗粉でトロミがついているので冷めにくく、体が芯から温まるスープです。生姜をプラスすると、より身体が温まるのでおすすめです。寒い冬にも、冷房で冷えた夏にも、身体を温めて健康を保つために、作ってみましょう。

さっぱり美味しい「トマトの漬物風」

トマトの活用レシピとして、トマトの漬物風を紹介します。トマト2個は一口大に切っておきます。めんつゆ大さじ2、酢大さじ2、にんにくチューブ2センチ、鷹の爪1本をビニール袋に入れて混ぜておきます。タレが少ない時は、めんつゆと酢を同じ比率で増やしてください。そこにトマトを入れて冷蔵庫で20~30分寝かせたら完成です。さっぱり美味しいトマトの漬物風は、食欲を増進させます。

トマトと一緒にキュウリを入れても、美味しく食べられます。青じそを千切りにしてトッピングすると、爽やかな香りの料理に、ごま油を垂らすと中華風漬物に変身します。箸休めにピッタリですので、活用してみてください。

にんにくの風味が美味しい「ブルスケッタ」

イタリアにブルスケッタという、トマトを使った美味しい料理があります。大量のトマトを消費するために、作ってみましょう。レシピは、トマト2個、モッツァレラチーズ40gを1センチ角に切っておきます。トマト、チーズ、手でちぎっておいたバジルを適量、オリーブオイル大さじ4を混ぜ合わせて、塩、コショウで味を整えます。

1~2センチ幅にカットしたバゲットにオリーブオイルを塗って、トーストします。焼きあがったらバゲットに、にんにくをこすりつけて、作っておいたトマトなどの具材を乗せたら完成です。彩が良く映えるので、パーティなどにおすすめです。

究極のトマト大量消費「ケチャップ」

トマトを大量消費するための究極のレシピは、ケチャップです。こちらは、4人分ではありませんので、注意してください。レシピは、湯むきしたトマト10個、玉ねぎ半分、にんにく1片をミキサーにかけて裏ごししておき、厚手の鍋に移して砂糖大さじ2、塩小さじ1、ローリエ1枚、コショウを適量入れて、ドロッとなるまで煮詰めます。

最後に酢大さじ2を入れてひと煮立ちさせたら完成です。保存のために、煮沸消毒した瓶に詰めますが、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。自作すると、自分好みのケチャップを作ることができます。唐辛子を加えて、大人の味に、砂糖を増やして子供向けに、自分だけのオリジナルケチャップを目指して、レシピを追究してみませんか?

トマトの保存方法

完熟するまでは常温で

真っ赤に熟したトマトは、ビニール袋や専用の保存袋に入れて、野菜室で保存します。しかし、まだ完熟してないトマトは、すぐに冷蔵庫に入れずに常温保存します。常温で保存すると自然に熟し、青かったトマトが赤くなっていきます。それを「追熟」と言って、メロンなど他の野菜や果物も、追熟を必要とするものがあります。トマトがまだ若い場合は、きちんと追熟させてから野菜室に入れるようにしましょう。

太陽の力でドライトマトに

トマトの保存法として、ドライトマトにするという方法があります。他の野菜もそうですが、天日に干して乾燥させると、旨味が凝縮して濃厚な味になります。やり方は、トマトを1センチの厚みに、ミニトマトなら半分に切って、網などの上に重ならないように並べます。天候にもよりますが、3~5日くらい上下を何度か返して、カラカラになるまで干します。

そのまま食べても美味しく、調理する時も戻さなくても大丈夫です。オイルに漬けたり、ピザの具にしたり、小さく刻んで炒め物に使ったり、様々な料理にアレンジできます。ドライトマトを成功させるには、太陽の力が必須です。カビの発生を防ぐために、晴天が続く日を選んで天日干しするようにしましょう。

丸ごと冷凍したものは煮込み料理やソースに

トマトの保存法として、冷凍するのがおすすめです。冷蔵保存が長くなると、鮮度と栄養が少しずつ失われていきます。冷凍保存は、栄養を残し新鮮なままの状態で、1か月くらいは持ちます。トマトは1個ずつラップにくるみ、保存袋に入れておきましょう。冷凍したトマトは、水にいれるだけで簡単にツルンとむけるので、湯むきの必要がなく時間を節約できます。

トマトソースを作る時、冷凍トマトを使うととても便利です。凍ったトマトは、おろし金ですりおろすのが容易で、おろしたらすぐに煮込み段階に入れます。また、丸ごとトマトをおろすため、皮を含む全ての栄養を取り入れることができるうえ、冷凍したことで旨味が凝縮され、栄養満点の絶品ソースとなります。トマトのまるごと冷凍は、長期保存と美味しいソース作りに欠かせない活用法です。

トマトレシピで大量消費できるアレンジはたくさん!

焼いても、煮込んでも、漬けこんでも、いろんな料理にアレンジできるトマトは、レシピが無限にあります。旬のトマトを冷凍しておけば、美味しく食べられる期間やレシピが広がり、時短も可能となります。トマトが大量に手に入った時は、まずはサラダなど生でいただき、ある程度のレシピを楽しんだら、残りは新鮮なうちに冷凍するか、ドライトマトにしてしまいましょう!

トマトが手に入ったらすぐに、生食用、料理用、冷凍用、天日干し用と分けておくと、廃棄することなく全て活かすことができます。アレンジ自在のトマトは、冷凍してからも、天日干ししてからも、レシピは広がっていきます。大量のトマトを目の前にしても、もう困ることはありません!

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