果糖ブドウ糖液糖(異性化糖)は危険?原料や添加物など調査!

果糖ブドウ糖液糖(異性化糖)という言葉を聞いた事がありますか?実は多くの食品に含まれている成分ですが、この果糖ブドウ糖液糖は危険とも言われています。どうしてなのでしょうか?他にも果糖ブドウ糖液糖(異性化糖)の原料は何か、添加物かどうか、体にどのような危険が伴うのか、コストは安いのか、どのような食品に果糖ブドウ糖液糖は使われているのか、など、気になっている点を調査してみたいと思います。

果糖ブドウ糖液糖(異性化糖)は危険?原料や添加物など調査!のイメージ

目次

  1. 1果糖ブドウ糖液糖について危険性などを詳しく知りたい
  2. 2果糖ブドウ糖液糖について危険性などを解説
  3. 3果糖ブドウ糖液糖の原料や添加物について
  4. 4果糖ブドウ糖液糖の性質や危険性を知っておこう!

果糖ブドウ糖液糖について危険性などを詳しく知りたい

果糖ブドウ糖液糖、と聞くと何を思い浮かべますか?あまり聞いたことがない方は要注意です。意外な食品にたくさん入っている事が多い人工的に作られた糖です。その原料や、工程をみていくと、砂糖とは似ても似つかない物質である事がわかります。果糖ブドウ糖液糖は、過剰に摂取すると体に危険をもたらすとも言われていますが、実際はどうなのか調査してみました。

果糖ブドウ糖液糖について危険性などを解説

果糖ブドウ糖液糖について危険性があるのでしょうか?東洋医学では体は自然と同じ構造でできているといわれています。そのため、自然からの栄養を体に入れる事が「食事」なのですが、人工的に作られた成分が体にいいか、その答えははっきりしています。

果糖ブドウ糖液糖とは?

果糖ブドウ糖液糖とは、トウモロコシが原料の人口的につくられた甘味料です。これがどうして体に危険を及ぼすのか、それはいくつかの理由があげられます。原料のトウモロコシとその製造工程について、砂糖との違いについて、消化される場所について、です。

果糖ブドウ糖液糖の味は?

「糖」と名前がつくとおり、果糖ブドウ糖液糖は「甘味」をもたらす物質です。液状で、温度が冷たいほど甘く感じる性質をもっています。砂糖とどう違うのかは、後程説明しますが、果糖ブドウ糖液糖はコーヒーにいれるガムシロップが最もわかりやすいでしょう。ホットコーヒーには角砂糖をいれるのに、アイスコーヒーのほとんどがガムシロップなのは、なぜか。これも果糖ブドウ糖液糖が原因なのです。

上の図は、温度による甘味の変化です。糖、と一言で言っても、様々な糖が存在します。果糖ブドウ糖液糖は、その名のとおり、「果糖」と「ブドウ糖」の混合された糖なのです。それぞれ性質や、消化される場所が異なります。体に危険を及ぼすかもしれない、というのは、この二つの糖は、人間の手で故意に変化させた物質だからです。

果糖ブドウ糖液糖と血糖値の関係

果糖ブドウ糖液糖と血糖値の関係はどのようになっているのでしょうか?果糖ブドウ糖液糖に含まれている果糖は肝臓で消化されます、糖質を取りすぎると血糖値があがりますが、果糖は肝臓で吸収されるため、果糖ブドウ糖液糖は砂糖より血糖値があがりません。しかし、これが落とし穴です。

果糖ブドウ糖液糖を取る事でなぜ体に危険を及ぼすのでしょうか?果糖は血糖値を挙げませんが、体の「糖化」を引き起こし、結果的に高血糖になってしまうのです。原因の成分は、AGEsと呼ばれ、老化物質として認知されていますが、果糖が糖の中で最もAGEsを作ってしまいます。

果物には果糖が多く含まれていますが、ブドウ糖も、ショ糖も含まれています。果物や野菜など自然からとれる甘味はビタミンや食物繊維も含まれています。ですが、人口的な甘味は異なる成分がバラバラで液体の中に存在します。つまり、同じ「甘い」でも、自然界ではありえない構造のものを口にしているのです。

果糖ブドウ糖液糖の危険性とは?

果糖ブドウ糖液糖は果糖が55%、ブドウ糖が42%の割合で構成されている既存添加物です。しかし分類として糖類に分類されているため表記は糖類になります。取りすぎると、血糖値があがったり、中性脂肪が増えたりします。中性脂肪が増えるのは、果糖は肝臓で消化され、血糖値はあがりませんが、肝臓でとりすぎた果糖は中性脂肪になりやすいのです。そのため、内臓脂肪が増える可能性が強くなります。

果糖ブドウ糖液糖は、砂糖よりもすっきりとした甘さがあるため、清涼飲料水が発明された後から急激に消費量がのびました。砂糖の輸入よりも安価で手にはいり、原料と混ざりやすいため、清涼飲料水だけではなく、ドレッシングやたれ、ファーストフードや、アイスクリーム、加工品などに使われています。

さらに、驚く事に、天然のはちみつや砂糖より、果糖ブドウ糖液糖の方がスッキリした甘さを作り出し、中毒性も引き起こします。そのため、本人が意識して甘いものを遠ざけていても、果糖ブドウ糖液糖が入った食べ物を食べていると、体の危険を引き起こしてしまうかもしれないのです。

果糖ブドウ糖と砂糖の違い

果糖ブドウ糖と砂糖の違いは一体なんでしょうか?砂糖は、ショ糖といわれる成分からできており、これは果糖とブドウ糖が組み合わさってできています。しかし、果糖ブドウ糖液糖の果糖ブドウ糖は、液体の中で果糖とブドウ糖がバラバラに存在します。

そのため、砂糖は胃の中で酵素とまじりあい、分解され、小腸で初めて果糖とブドウ糖として吸収されます。この一連の動きで体の各組織が反応し様々な影響や栄養をもたらします。それと比べ果糖ブドウ糖液糖は、果糖とブドウ糖にすでに分かれているため、消化活動が必要ないまま組織へ吸収されていきます。

砂糖は、血中の糖度を上げやすいのに比べ、果糖ブドウ糖は砂糖と比べあがりにくいといわれています。なぜなら吸収される場所が血中ではなく肝臓で吸収される成分が多いからです。果糖は、肝臓で代謝され血糖値があがらないといわれています。しかし、とりすぎると中性脂肪となり、肝臓または血液にのって、体の中に体脂肪として蓄積されてしまいます。

果糖ブドウ糖液糖は砂糖より太りやすい?

中性脂肪が過剰になると、体脂肪、内臓脂肪が増え、体に危険を生じます。脂肪は、油の取りすぎからくるようにイメージしますが、実は過剰な糖の摂取も原因の一つになっているのです。そのため、取り方によっては砂糖より肥満をまねきやすいと言えます。何より既存添加物なので、過剰摂取すると脂肪や糖化を引き起こします。

かといって、砂糖をとってもいい、という事ではありません。果糖ブドウ糖液糖の怖いところは、私達が普段食べている加工品や清涼飲料、ファーストフードや、保存食品などに多く含まれている事です。そのため、糖だといっても甘いとは限らないので、気が付かないうちに取りすぎてしまいます。砂糖と同じように、加工食費やドレッシングに気を付けなければならないという事です。

果糖ブドウ糖液糖は、甘味も糖質もどちらも含まれます。そのため、上の図式に当てはまります。食べ物の量と同じぐらい「何が含まれているか」という視点は非常に大切です。また果糖ブドウ糖液糖は、繰り返し摂取してしまう可能性が高いため、より肥満を引き起こしてしまいます。

果糖ブドウ糖液糖は砂糖よりも安い?

果糖ブドウ糖液糖は砂糖よりも安い、というのは本当です。しかしなぜでしょうか?果糖ブドウ糖液糖の原料はトウモロコシです。しかもその原料のほとんどがアメリカからの輸入に頼っています。トウモロコシは米、小麦と並んで非常に収穫しやすい作物の一つです。果糖ブドウ糖液糖が砂糖よりも安いのは原料が安いからです。

全世界で、トウモロコシ自体が食用にされている割合は全体の4%といわれています。ほかの90%以上の使い方は、飼料や加工品の材料です。コーンスターチはトウモロコシのでんぷん質を粉末にしたものです、又日本が輸入している食肉のほとんどの飼料は、トウモロコシに大豆カスや魚の粉末を混ぜています。

ファーストフードでも揚げ物はコーン油を使っていたり、果糖ブドウ糖液糖の原料がトウモロコシであるように、日本人は年間100kg相当のトウモロコシを様々な食品から摂取している計算になるのだそうです。この背景には、輸入規制緩和、原料コストの削減、加工しやすいなどが挙げられます。

果糖ブドウ糖液糖は身近な食品に含まれている

果糖ブドウ糖液糖は身近な食品に含まれている、ということは先ほどから述べていますが、実際にどんなものに入っているのか、成分表示をみればすぐにわかります。世界的に有名なヤクルトにも実は含まれています。乳酸飲料だけではなく、清涼飲料水の甘いものはほとんど果糖ブドウ糖液糖が入っています。

その他には、ドレッシング、お菓子、アイスクリーム、ガムシロップは代表的な食品です。ダイエットを考えている人にとって、これらは、砂糖を控えると同じぐらい避けたい食品です。少なくても、日々意識をする事で過剰に取る事を防げます。しかし、加工調味料やそれを使ったお惣菜、レトルト食品なども気をつける必要があります。

コカ・コーラは代表的な商品の一つです。果糖ブドウ糖液糖が含まれていますが、甘くないコーラ、というものも製造されたことがあるそうで、いかに果糖ブドウ糖液糖が人の手によって意図的に作られているのか、TVや新聞にも話題にはなりませんが、非常に危険な事だと考えます。

果糖ブドウ糖液糖の原料や添加物について

果糖ブドウ糖液糖の原料や添加物について調べてみました。果糖ブドウ糖液糖の原料はトウモロコシです。このトウモロコシはほとんどがアメリカからの輸入なのですが、ほとんどが遺伝子組み換えトウモロコシだということです。日本では遺伝子組み換え作物を栽培する事は禁止されていますが、輸入は可能です。

果糖ブドウ糖液糖の原料は?

トウモロコシ、その中でも遺伝子組み換えトウモロコシは栽培量も多く、輸入しても原料コストを安く抑えられます。仮に遺伝子組み換えトウモロコシが原料となっていても、成分は「糖類」になるため、日本の規定だと表記義務はありません。遺伝子組み換え作物に関する表記の国内の基準は「含有量多い3番目まで、かつ重量比5%以上の場合のみ表示」となっています。

上にある、コーラやハンバーガー、フライドポテトなど、にコーンが使われていると、知ったら想像できますか?実は、ファーストフードのあげ油やパテのつなぎ、コーラの甘味として果糖ブドウ糖液糖が使われています。日本では食品加工技術がとても発達しており、さらに食品のほとんどが輸入に頼っているのが現状です。

果糖ブドウ糖液糖の作り方

果糖ブドウ糖液糖の作り方はどうなっているのでしょうか。原料がトウモロコシである事はわかりました。次はどうやって作るかです。果糖ブドウ糖液糖はまず原料のトウモロコシからデンプン(スターチ)をとることから始まります。

デンプンに水を加え、さらに酵素を加えます。するとブドウ糖が製造されますが、ここに更に別の酵素を加え、一部を果糖に変えていきます。これが「異性化糖」です。1995年前から存在していた添加物ですが、カテゴリは「糖」なので表示は糖となります。当時それが危険だとわかってはいましたが、製造業者と消費者の混乱を避けるため、条件付きで使用を認められたにすぎません。

さらに、危険なのは、遺伝子組み換え製品を原料で使っていても、加工している場合はその表記をしなくてもいいという事です。添加物も遺伝子組み換えも、国によって法律は異なるので表示されていない事があります。普段気をつけている食べ物の中で、もしかしたら遺伝子組み換えの農作物が使われた加工品を食べているのかもしれません。

添加物や遺伝子組み換えは、戦後間もない日本が経済成長を遂げるためには、当時必要だったのかもしれません。しかし、今の日本は経済成長よりも、より安全なものをいかに食べる事ができるか、が大切です。今の時代は食べ物も自分で選ぶ時代が来ているのです。

ブドウ糖に酵素を加え、ブドウ糖の約半分を果糖にするこの技術は、日本は非常に高い技術を持っています。遺伝子組み換えを行っている原料を使って自然界に存在しない構成で成分を作り出し、仮にそれが自然の味とかわらないとしても、体に危険ではないとは決して思えません。

果糖ブドウ糖液糖に添加物は使われている?

果糖ブドウ糖液糖に添加物は使われている?という疑問について、実際、今までお話してきたように果糖ブドウ糖液糖にはデンプンに酵素を加える事で製造できる物質です。果糖ブドウ糖液糖は既存添加物に属します。また果糖ブドウ糖液糖は、異性化糖という分類です。

こちらは、ポテトチップスの表示ですが、原材料のじゃがいもの後には(遺伝子組み換えではない)という表記があります。この表記は国が決められているものですが、遺伝子組み換えのトウモロコシが使われていても、それが異性化糖の場合、表記しなくてもいいというルールになっています。

清涼飲料の表示です。この場合主原料であるにも関わらず、果糖ブドウ糖液糖になってしまったいるため、それを作る原材料のトウモロコシが遺伝子組み換えでも、表記をする義務がありません。そのため、私達は遺伝子組み換え作物が悪い事がわかっていても、実際に果糖ブドウ糖液糖の材料に遺伝子組み換え作物が使われている事を知っている必要があります。

果糖ブドウ糖液糖の過剰摂取は避けるほうがベター

さらに、添加物は含まれていないものの、1995年の時点で使われているからという理由で認可されている添加物ですが、分類が糖類なため、「糖類」となっています。これまでの理由から、少なくても、果糖ブドウ糖液糖の過剰摂取は避ける事を意識しておくだけで、数年後の食生活が変わってくるかもしれません。少なくても、とらなくてもいいなら取らない方がいいということです。

非常に、ややこしい話ですが、果物にもブドウ糖、果糖は多く含まれています。しかし自然界に存在するものと人工的に作られたものは、形が同じであっても、体は非常に精密で作用が全く異なるのです。現代に生きる私達は、技術が進みすぎてしまった日本の加工食品を賢く選べる消費者になる事が必要です。

Thumb果糖は太るし害がある?果糖ブドウ糖液糖との違いも詳しく解説! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

果糖ブドウ糖液糖の性質や危険性を知っておこう!

果糖ブドウ糖液糖の性質や危険性がわかりましたでしょうか?意外な食品にも入っている事が多いので、商品の成分表示はよく見る、なるべく自然の食べ物を自然に調理をする、という事を心がけるだけでも予防できます。消費者が選ぶ時代、常に賢く、自分や家族のために食べ物は気をつけたいものです。

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