コラーゲンペプチドとは?含まれている食品・ドリンクも紹介!

コラーゲンペプチドとは何となく体にいいイメージがありますが、実際にはどんな効果があるでしょうか。またコラーゲンペプチドとはどんな食品に多く含まれているでしょうか?コラーゲンペプチドは、私たちの髪、爪、皮膚を形成する重要な要素です。またアンチエイジング効果もあり、さまざまなサプリやドリンクも販売されています。ここではコラーゲンペプチドの効果や働き、含まれている食品などについても紹介しましょう。

コラーゲンペプチドとは?含まれている食品・ドリンクも紹介!のイメージ

目次

  1. 1コラーゲンペプチドについて詳しく知りたい!
  2. 2コラーゲンペプチドとは?原料は?
  3. 3コラーゲンペプチドが含まれている食品やドリンクを紹介
  4. 4コラーゲンペプチドを上手に摂取してプルプル肌になろう

コラーゲンペプチドについて詳しく知りたい!

コラーゲンペプチドとは何となく美白効果があるイメージがありますが、どんな働きがあるでしょうか。コラーゲンペプチドとはコラーゲンとどう違うのでしょうか?またコラーゲンペプチドとはゼラチンどどんな関係があるのでしょうか。ここではコラーゲンペプチドについてその効果や働き、含まれている食品などについてくわしく解説しましょう。

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コラーゲンペプチドとは?原料は?

コラーゲンとは、私たちの髪、爪、皮膚などを構成する重要な成分です。またコラーゲンペプチドとは、コラーゲンと似たような働きをします。不足すると、髪や肌のトラブを引き起こしたり、関節の痛みを生じたりすることで知られています。

コラーゲンペプチドとは何のこと?

コラーゲンはタンパク質の一種で、私たちの体のあちらこちらに存在しています。コラーゲンは、細胞と細胞の間にある細胞外マトリックスに存在し、細胞を結合させる働きがあります。私たちの体に存在するコラーゲンの量は全体重の5分の1にもなります。

コラーゲンは体内のあらゆる組織に存在していますが、特に多い部位は骨・皮膚・血管です。コラーゲンは25歳ごろから急激に体内で作られる量が減少します。そのため新陳代謝うまく働かず、骨粗しょう症や動脈硬化、皮膚のたるみ、白髪、抜け毛、高血圧などのいわゆる老化現象がみられるようになります。この減少したコラーゲンを補うことがアンチエイジングです。

コラーゲンは、フカヒレ、手羽先、牛スジ、豚足、煮こごりなどの食材に多く含まれています。このコラーゲンを加熱して抽出し、精製したものがゼラチンです。コラーゲンペプチドとはゼラチンを酵素によって分解し、さらに細かくしたものです。一般的にコラーゲン呼ぶときは、このコラーゲンペプチドを指していることが多くあります。

コラーゲンペプチドの原料とは、動物性と海洋性の2種類があります。動物性のコラーゲンペプチドとはウシやブタ、鶏などを使ったもので、人間に近い構造を持っています。従来はこの動物性コラーゲンンペプチドが主流でしたが、狂牛病などの問題など安全性が問われるようになりました。

その後、感染症などの問題がない魚由来の海洋性コラーゲンンペプチドが開発されました。海洋性コラーゲンンペプチドとは主に魚の皮やうろこなどから抽出したもので、タンパク質が分解されやすく、消化・吸収性に優れているという特徴があります。

コラーゲンペプチドの効果効能

コラーゲンペプチドにはどんな効果や効能があるでしょうか?コラーゲンと効いて、まず最初に思い浮かべるのは美肌効果です。コラーゲンペプチドは前述したようにアンチエイジング効果があり、肌にうるおいを与え若々しく見せる作用があります。肌の保湿機能や肌弾性などがアップし、きめ細かい肌を作る働きがあります。

その他、コラーゲンやコラーゲンペプチドを摂取すると、関節のケガや痛みが軽減したという研究結果もあります。

コラーゲンペプチドは体内吸収が早い

コラーゲンは繊維状になっており3重のらせん構造をしています。コラーゲンペプチドとはこのらせん構造がより分解されたもので、コラーゲンペプチドはゼラチンよりも分子量が小さく、体内に吸収されやすいという特徴があります。さらにこれを分解したパターンがアミノ酸です。

コラーゲンをはじめタンパク質は、アミノ酸体内に取り込まれる際にはまずアミノ酸に分解されます。コラーゲンペプチド以上に吸収効率が高いのがアミノ酸です。さらに、アミノ酸やペプチドのようなより分子の小さいタイプのコラーゲンの存在も分かっています。以上のことをふまえて、効率よくコラーゲンペプチドを体内に取り入れましょう。

コラーゲンペプチドの1日の摂取量

コラーゲン、またはコラーゲンペプチドの1日の摂取量には、はっきりとした目安はありません。これまでの研究では、骨・関節には1日10g、肌には1日5g摂取するとプラスの効果があることが分かっています。しかし、通常の食事にはコラーゲンやコラーゲンペプチドはわずかしか含まれていません。普段の食事から1日に5~10gものコラーゲンペプチドを摂取するのは難しいといえるでしょう。

普段の食事だけでは必要量を摂取できない場合は、サプリメントを活用するのもおすすめです。サプリメントは、粉末、ドリンク、タブレットなどいろいろなタイプのものが市販されています。ライフスタイルに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

コラーゲンペプチドを摂取する際のポイント

コラーゲンペプチドを摂取すると、血流にのってカラダをめぐりさまざまな働きをします。しかし、その機能は1日しか持たないことが分かっています。代謝をスムースに行うためには、1度に大量に飲むよりも少しずつ毎日摂取するほうが効果的です。また、サプリメントだけに頼るのではなく、ふだんの食生活の中から積極的にコラーゲンを摂るようにするとも大切です。

コラーゲン・コラーゲンペプチドを取り入れる際は、ビタミンCを一緒に撮るといいでしょう。ビタミンCは体内でコラーゲンを再生成する際に欠かせない成分です。ビタミンCは体の中で作ることができないので、食べ物などから積極的に摂取するようにしましょう。しっかりとした強いコラーゲンを生成するには、ビタミンCも欠かせません。

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コラーゲンペプチドが含まれている食品やドリンクを紹介

それでは、ここではコラーゲンペプチドが多く含まれている食品やドリンクなどを紹介しましょう。

コラーゲンペプチドが含まれる食材とは?

コラーゲンを豊富に含む食品には、動物性の食品と海洋性の食品があります。動物性の食品では、手羽先、軟骨、牛スジ、牛テール、豚バラ肉、豚足、鶏の皮などがあげられます。また、牛や豚、鶏の骨を煮込んだ豚骨スープにもコラーゲンがよく溶け込んでいます。

牛肉であれば特に牛すじの煮込みなどの料理にもコラーゲンペプチドが多く含まれています。牛スジの煮込みには100gあたり5gほど、また手羽先には100gあたり2gほどのコラーゲンが含まれています。海洋性の食品に含まれているコラーゲンペプチドに比べ、動物性コラーゲンペプチドは吸収効率が悪いのですが、肉類にはアミノ酸スコアが高い上にビタミンB群なども多く含まれているのが特徴です。

海洋性の食品では、フカヒレ、エイヒレ、魚の皮、うなぎ、なまこ、エビ、くらげ、スッポン、カレイなどです。ふだんの生活ではあまり食べる機会がありませんが、スッポンにはコラーゲンがたっぷりと含まれています。魚にはDHAやEPAなどの栄誉成分も豊富に含まれています。また、ミネラル類や良質なタンパク質も多く含まれています。

その他、ゼラチンを使った食品、ゼリー、プリン、杏仁豆腐などにもコラーゲンが含まれています。注意したいことは、コラーゲンが豊富に含まれれている食品はカロリーが高い傾向にあります。また、ゼラチンを使ったスイーツは、糖分が高いのが特徴です。一度にたくさん食べるのではなく、1日のカロリーを考えながらバランスよく食べることが大切です。

食べるコラーゲンペプチドの代表「ゼラチン」

前述したように、食べるコラーゲンの代表はゼラチンです。ゼラチンは、ゼリーの素としてだけでなく、コク・つや・保水などの料理をおいしくする働きもあります。さらに良質なタンパク質の補給にもなります。ゼラチンはゼリーやプリンなどに使われていますが、粉末のゼリーは料理にも使うことができます。工夫して普段の生活に取り入れてみましょう。

コラーゲン配合のグミでおいしくコラーゲン摂取

最近、コラーゲン配合のグミがたくさん発売されています。明治からは「果汁グミ」シリーズから果汁グミ コラーゲンマスカットが発売されています。1袋にコラーゲン5000mgが配合されています。

カンロからはピュレサプリグミが発売されています。ヒアルロン酸・コラーゲン・ビタミンCが配合されていて、15粒あたり1737mgのコラーゲンが含まれています。

コラーゲンペプチド配合ドリンクで簡単チャージ

コラーゲンペプチドは、コラーゲンペプチド配合ドリンクで手軽にチャージできます。コラーゲンドリンクは体の内側からハリや潤いを与えてくれるという効果があります。ビタミンも多く含まれていて、ビタミンは食後に摂取すると効果が大きいとされているため、コラーゲンペプチド配合ドリンクも食後に摂取するといいとされています。

コラーゲンペプチド配合ドリンクも多く販売されています。資生堂からはコラーゲンペプチド配合ドリンクザ・コラーゲンドリンクVが販売されています。低分子フィッシュコラーゲン1000mg、ヒアルロン酸、セラミド、GABA、オルニチン、ローヤルゼリー、4種のビタミンが配合されています。さらに、カロリーオフ、脂質ゼロ、ノンカフェイン、保存料無添加です。ドリンクはミックスフルーツ味で美味しく飲めるのもポイントです。

ソフィーナからはコラーゲンペプチド配合ドリンクiP クロロゲン酸飲料が発売されています。ドリンク1本(100mL)あたり低分子コラーゲン1380mg、ビタミンB6などが含まれています。クロロゲン酸配合で、飲みやすいフルーツブレンド味です。ドリンクはノンカフェインなので、お休み前に飲んでも安心です。

資生堂からはコラーゲンペプチド配合ドリンク、ザ・コラーゲン リラクルも発売されています。コケモモ、アムラ果実、スターフルーツ葉エキス、クチナシなどのスーパー果実が配合されていて、フィッシュコラーゲンペプチドやビタミン、ヒアルロン酸、セラミドが配合されているドリンクです。

ファンケルディープチャージコラーゲンドリンクは、会社独自の成分「HTCコラーゲン」を配合しています。こちらのコラーゲンペプチド配合ドリンクは、HTCコラーゲンとビタミンC、バラつぼみエキスなど合せたディープチャージ設計が特徴です。年齢を重ねるごとに減少するコラーゲンを補給し、若々しい艶やかな肌を保ってくれます。

手軽に摂取するにはサプリメントや粉末もおすすめ!

コラーゲン配合のサプリはいろいろありますが、一般にドリンクタイプのコラーゲンサプリは、タブレットや粉末タイプよりもコラーゲンペプチドの含有量が多いのが特徴です。コラーゲンを効果的に摂取したいのであれば、ドリンクタイプがおすすめす。しかし、タブレットや粉末タイプは持ち運びも簡単で価格が安いのが魅力です。ドリンクタイプは高価なものが多いので、手軽に始めたい人は粉末やタブレットタイプのものもおすすめです。

FUJIFILMサプリからはアスタリフト ピュアコラーゲンパウダーが発売されています。こちらの粉末サプリには、独自の技術で開発した高純度の「低分子ピュアコラーゲン」が、1袋に,000mg濃縮されています。最初に抽出した希少なコラーゲンのみを使用しており、純度の高いコラーゲンペプチドを摂取できます。持ち運びに便利なスティックタイプの粉末さプリです。

アサヒグループ食品からは、粉末のコラーゲンペプチドサプリ『パーフェクトアスタコラーゲン サプリ』が発売されています。においが気にならず、どんなものにもサッと溶けるのが特徴です。低分子コラーゲンの他、乳酸菌、人気のヒアルロン酸や12種の美容系成分も配合されています。粉末タイプの他に、ドリンク、液体、ジュレといろいろなタイプが揃っています。

DHCコラーゲンパウダーは、粉末タイプのコラーゲンペプチドサプリです。吸収性に優れたコラーゲンペプチドを5000mg摂取できます。また、ビタミンCもプラスされているのが特徴です。粉末タイプなので水やお湯はもちろんのこと、コーヒーや紅茶、料理にもさっと振り入れることができて便利です。味やにおいが抑えられていて、料理の味や見た目を損なわなずに手軽に使うことができます。

サントリーからはリフタージュシリーズのサプリが発売されています。この粉末サプリは、コラーゲンを超えた次世代コラーゲン「高濃度PPO・OGコラーゲン」が配合されています。さらに粉末サプリには希少なミルクセラミドが配合されていて、従来の粉末サプリよりも高い効果が期待できます。スティックタイプの粉末サプリなどで持ち運びにも便利です。その他、ドリンクやタブレットタイプもあります。

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コラーゲンペプチドを上手に摂取してプルプル肌になろう

コラーゲンペプチドは吸収も早く、見肌効果が期待されます。コラーゲンペプチドは効果がないという口コミもありますが、それは間違った摂取方法やコラーゲンペプチドの効果を過大評価したりしているからかもしれません。ここで紹介したように、コラーゲンペプチドの効果や摂取方法を守り、その効果を最大限に引き出すようにしましょう。

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