賀茂茄子のレシピまとめ!旬・値段・食べ方を余すとこなくご紹介!

賀茂茄子(かもなす)は大型な丸茄子で、夏が旬の京野菜の一つになります。京都の伝統野菜、ブランド野菜に指定されていて、一般的には茄子田楽や煮物などに向いていると言われますが、今回は和風の味付けにチーズをのせた賀茂茄子田楽のレシピや、イタリア風の賀茂茄子サラダのレシピなどいろいろな料理を紹介していきます。また賀茂茄子の旬の時期や値段、食べ方についても余すことなく紹介していきます。

賀茂茄子のレシピまとめ!旬・値段・食べ方を余すとこなくご紹介!のイメージ

目次

  1. 1賀茂茄子の美味しいレシピが気になる!
  2. 2賀茂茄子の絶品レシピを紹介!
  3. 3賀茂茄子について詳しく紹介
  4. 4賀茂茄子のおすすめレシピで食卓を飾ろう!

賀茂茄子の美味しいレシピが気になる!

夏が旬の野菜の代表と言えば茄子を思い浮かべる方も多いと思います。特に京都の賀茂茄子は光沢がありころっとした丸い形が何とも愛らしく感じる野菜です。京都には、「賀茂茄子」「京山科なす」「もぎなす」の三品目がありますがその中でも賀茂茄子は京都のブランド野菜にも指定されていて、茄子の女王とも言われているのです。そんな賀茂茄子を使った美味しい食べ方を探っていきます。

賀茂茄子の絶品レシピを紹介!

賀茂茄子は、実がしっかりと締まり、ずっしりとした重みが特徴の茄子です。この特徴のおかげで煮ても煮崩れしないため、日本料理には欠かせない食材として昔から重宝されてきました。夏になると日本料理店では定番料理としてよく見かけます。最近では賀茂茄子を洋風にアレンジしたレシピやシンプルに賀茂茄子の素材の味を楽しむ人が増えてきていますので、絶品レシピを紹介していきます。

和風味付けにチーズがピッタリ「賀茂茄子の田楽チーズ焼き」

賀茂茄子田楽は有名な和食のメニューですが、意外にもチーズとの相性はバッチリです。味噌とみりんの甘いソースがチーズの味わいととてもマッチします。和食と洋食のコラボによって新たな味わいの世界が広がります。チーズと甘めの味噌味ですので、茄子が苦手なお子さんでもこれならきっと大丈夫でしょう。

材料は、賀茂茄子1個、豚ひき肉100g、砂糖大さじ3分の2、酒大さじ1、みりん大さじ1、味噌大さじ1と2分の1、水大さじ2、ナチュラルチーズ30gです。
 

レシピは砂糖、酒、みりん、味噌、水を合わせ、調味料を作ります。賀茂茄子は縦半分に切ります。茄子の身の部分をくり抜き器状にします。くり抜いた中身を1cm角に切り、2分ほど水にさらします。先ほど器状にした賀茂茄子をオーブントースターで10分焼きます。その間にフライパンでひき肉と水切りした茄子を炒め、そこに調味料を加え賀茂茄子の器に詰めます。上にチーズをたっぷりのせ焦げ目が付くまで焼けば出来上がりです!

イタリア風で簡単ヘルシーレシピ「賀茂茄子のステーキサラダ」

イタリアでも人気の食材でもある茄子を京都のブランド野菜でもある賀茂茄子を使って作ってみました。賀茂茄子は油との相性がとても良いので、もしオリーブオイルがあるのであれば是非使ってください。一気に味わいがイタリアンになります。そしてヘルシーな「イタリア風賀茂茄子のステーキサラダ」の出来上がりです。

材料は賀茂茄子1本、プチトマト10個、玉ねぎ2分の1、キュウリ半分、オリーブオイル大さじ1、塩適量、バルサミコ酢大さじ半分になります。

レシピは賀茂茄子を薄くスライスにして油(あればオリーブオイル)を敷いたフライパンで焼きます。焼いている間にキュウリ、玉ねぎ、トマトを適当に切ります。そこに塩、オリーブオイル、バルサミコ酢でお好みの味にします。賀茂茄子には味付けをしていないので、濃い目の味付けにすることをおすすめします。茄子が焼けたらお皿に盛り付け、上にサラダを乗せれば完成です。

夏のおつまみ人気NO1レシピ「賀茂茄子の揚げびたし」

実がぎゅっとしまった賀茂茄子は、油との相性がとても良く、揚げ物にすると旨味が更に増します。また形も崩れにくいので、揚げ物、煮物、焼き物何にでも合います。そしてどんな料理を作っても見た目にも美しく視覚からも食欲をそそります。揚げ浸しも美味しいですが、シンプルに賀茂茄子の天ぷらもおすすめです。

材料は賀茂茄子2個、生姜1片、輪切りの唐辛子1本、蕎麦つゆ150ml、醤油大さじ1、揚げ油適量になります。レシピは賀茂茄子を3等分に切り、片面にだけ隠し包丁を入れます。その間に調味料を合わせておきます。その後油でじっくり中まで火が通るようにあげて、調味料に漬け込みます。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成です。

賀茂茄子で簡単・坦々そうめん!

夏が旬の賀茂茄子を中華風に味付けした食べ方を紹介します。素麺なのでお値段もお手頃で、家計にも嬉しい一品です。材料は、素麺2束、賀茂茄子1本、麻婆豆腐の素1箱、牛乳100ml、味噌小さじ1、ごま油大さじ1、ニンニク少々、生姜少々、塩、揚げ油、刻みネギ、ラー油、すりごま、粗挽きコショウ全て適量になります。

素麺は先に茹でておき、賀茂茄子は縦半分に切り、中身を切り抜きます。皮は3箇所ほど剥き塩水で5分ほどアク抜きをします。皮の部分の水気を拭き取り、素揚げします。くり抜いた賀茂茄子はみじん切りにし、フライパンで炒め、その後麻婆豆腐の素、牛乳、味噌を入れて炒め煮します。皿に素麺を盛り付け、担々麺のソースをかければ完成です。お好みでニンニク、生姜、刻みネギ、ラー油、すりごま、粗挽きコショウをかけて下さい。

子供も喜ぶレシピ!賀茂茄子と肉味噌のパスタ

子供が大好きなひき肉と賀茂茄子を使ったレシピを紹介します。材料はスパゲッティ160g、賀茂茄子1個、ニンニク1片、生姜少々、白ごま大さじ1、青じそ8枚、ブラックペッパー適量、オリーブオイル大さじ2、豚ひき肉80g、ごま油大さじ1、味噌大さじ2、ミリン、酒、砂糖小さじ1を用意します。

レシピは、賀茂茄子は1.5cmの厚さにスライス、青じそは丸めて細切りにします。スパゲッテを茹で始めます。フライパンで賀茂茄子を焼き取り出します。同じフライパンにごま油、生姜、ニンニクを入れ熱し、ひき肉を炒めます。味噌、みりん、酒、砂糖を入れて煮詰めます。ここにスパゲッティを加えブラックパッパーを振ります。その後器に盛り、賀茂茄子と青じそ、白ごまを乗せて完成です。

チーズでボリュームUP!「賀茂茄子のツナマヨサンド」

材料は賀茂茄子4本、シーチキン1缶、マヨネーズ大さじ2、スライスチーズ2枚、貝割れ大根適量、赤パプリカ(トマトでも代用可能)適量、醤油少々になります。

レシピは賀茂茄子のヘタを取り、半分に切ります。フライパンに油を多めに用意し、賀茂茄子を焼きます。ツナ缶とマヨネーズを混ぜ合わせます。お皿に賀茂茄子を並べてツナ&マヨヨーズを乗せてレンジで20秒加熱してチーズを溶かします。チーズがトロリとしたら貝割れ大根、パプリカをトッピングしてお好みで醤油をかければ完成です。

賀茂茄子について詳しく紹介

夏が旬の賀茂茄子の美味しいレシピをいくつか紹介しました。調理方法によって食べ方は色々と広がりを見せてくれる賀茂茄子ですが、賀茂茄子の旬やお値段、最高に美味しい食べ方を更に掘り下げて、調べていきます。

賀茂茄子は夏の京野菜

賀茂茄子は夏の京野菜の代表選手で、ボリュームのある円形とつやつやと光る深い紫色は「なすの女王」とも呼ばれるています。賀茂茄子には体を冷やす効果があり、夏の暑い時期にはとても向いている食材です。そして淡白な味わいが油との相性がとても良いので、夏バテ時の栄養補給に効果的になります。

賀茂茄子の歴史は、一説には江戸時代に紀州から京都御所に献上されたものが、やがて水に恵まれた上加茂を産地として広まったとされています。

賀茂茄子の旬が知りたい!

賀茂茄子は主に露地栽培で栽培されているので、世の中に出回る時期が限られています。京都で栽培された賀茂茄子の場合、収穫期は6月中旬から10月中旬頃で夏に旬を迎えます。

賀茂茄子の値段が知りたい!

気になる賀茂茄子のお値段ですが、1個あたり600円から800円ほどが相場になります。最も値段が高い時期は旬でもある6月から7月にかけてですが、8月を過ぎると安く出回っていることもあるので、探して見るのも良いかもしれません。

どうして賀茂茄子はこんなにも高額なのでしょうか?それは、賀茂茄子の収穫は通常の茄子なら1本の木につき約50個の実がつきますが賀茂茄子は1本の木に20個くらいしか実がなりません。そして出荷ができるのはその半分の10個くらいになります。そのため賀茂茄子は普通の茄子に比べ高額になってしまうのです。

賀茂茄子の最高に美味しい食べ方は?

賀茂茄子の果肉はトロリとした食感が特徴で、味わいはとても深くて濃厚です。肉質がしまっているため、煮ても焼いても崩れることがありません。そんな賀茂茄子の最高に美味しい食べ方は、やはり賀茂茄子田楽になります。油との相性が良く、また歯ごたえもとても良いため、田楽のような一度油で焼いた後に味噌をつけて再び焼く料理と相性は抜群です。

 

賀茂茄子のおすすめレシピで食卓を飾ろう!

賀茂茄子の特徴、旬、値段などを詳しく調べてきました。和食はもちろんのこと、洋食、イタリアン、中華と幅広いジャンルの料理との相性が良くて、賀茂茄子は本当に素晴らしい食材です。少しお値段はしますが、スーパーで見つけたら是非購入して、レシピを試してみてください。きっと賀茂茄子の虜になってしまい、旬である夏が恋しくなること間違いありません。

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