ヘアアイロンでやけどしないための防止方法まとめ!応急処置の仕方も

男性・女性問わず毎日のヘアセットで使うのが、ヘアアイロンです。しかし忙しい朝や出かける前のバタバタで、ついうっかり髪の毛以外に触れてしまい、ジュっとやけどをしてしまうこともあります。今回はそんなヘアアイロンでやけどをしたときの、処置方法について紹介します。また、ヘアアイロンでやけどをしないための予防策も紹介しているので、忙しい朝やお出かけ前のヘアセットに取り入れてみてください。

ヘアアイロンでやけどしないための防止方法まとめ!応急処置の仕方ものイメージ

目次

  1. 1ヘアアイロンでやけどする人は意外にも多い!
  2. 2ヘアアイロンでやけどしないための防止方法
  3. 3ヘアアイロンでやけどをしてしまった時の応急処置を覚えておこう!
  4. 4ヘアアイロンでやけどしないように気をつけよう

ヘアアイロンでやけどする人は意外にも多い!

ヘアセットに便利で使っている人も多いヘアアイロンですが、ヘアアイロンでやけどをする人が意外にも多いことは皆さん知っていますか?朝の忙しい時間やお出かけ前の慌ただしさで気が抜けてしまい、ジュっと顔や耳をやけどしてしまったという経験をしてる人が、とても多いのです。

今回はそんなうっかりやけどをしてしまったときの、正しいやけどへの処置方法や、やけどをしないための防止策について紹介していきます。

ヘアアイロンでやけどしないための防止方法

まずは、ヘアアイロンでやけどをしないためにはどうしたらいいのか、やけどのしないための防止方法について紹介していきます。

ヘアアイロンとは?

人の髪の毛は性質として、熱に力によって作用されます。ヘアアイロンは、その髪の毛の性質を利用して、髪の毛をカールさせたり、真っ直ぐにしたりするヘアスタイリング用品となっています。

ヘアアイロンの種類

ヘアアイロンは、ストレートアイロン・カールアイロン・2wayヘアアイロン・ロールブラシアイロンの4種類に分けることができます。

ストレートアイロンは、ストレートヘアーを作るためのアイロンです。くせっ毛で悩んでいるという人におすすめの、ヘアアイロンになっています。

カールアイロンは、巻き髪を作るためのヘアアイロンで͡コテとも呼ばれています。巻きたい髪の長さや、髪の量に合わせて、ヘアアイロンの太さを選んでいきます。

2wayヘアアイロンは、ストレートアイロンとカールアイロンの両方の機能がある、ヘアアイロンになっています。2wayヘアアイロンには、ストレート型とカール型の2種類のタイプがあり、カール型の場合はストレート型よりも、全体が熱くなってしまい顔などをやけどする心配が増えてしまいます。

ロールブラシアイロンは、巻き髪を作るヘアアイロンです。カールアイロンより温度が上がりにくいため、やけどの心配をせずに安心して使うことができます。

ヘアアイロンでやけどした人は多い?

ヘアアイロンで髪をセットする際に、顔などの肌に触れてしまいやけどをしてしまうという人は多く、酷い場合は病院で処置をしてもらったという人もいます。また、やけどまではならなかったけれど、やけどしそうになり、ヒヤッとした経験をしている人も数多くいます。

ヘアアイロンでやけどする位置

ヘアアイロンでやけどをする場所の多くは、額などの顔やうなじ、そして耳となっています。どの場所もヘアアイロンを使う際に近い場所で、手先が狂ってしまい思わずやけどをするパターンが多いようです。

また、床に置いていたヘアアイロンを踏んでしまったり、冷ましている途中のヘアアイロンに触れてしまって、やけどをするというパターンもあるので、ヘアアイロンを置く場所も気を付けなければいけません。

ヘアアイロンでやけどしないための防止策を紹介

ヘアアイロンでやけどをしたいための防止策を3つ紹介します。ついつい、顔やうなじなどいつもやけどしてしまうという人は、この防止策を参考にしてみてください。

ヘアアイロンでやけどしない防止策:髪は乾かす

やけどをしない防止策1つ目は、「髪は乾かす」です。ヘアアイロンを使う際、髪が痛んでしまうからと髪を濡らしてから、ヘアセットをする人がいます。

ですが、髪が濡れた状態でヘアアイロンを使うと、ヘアアイロンが高熱になっているため、髪の水分が蒸発して、高温の水蒸気が発生さてしまいます。この高温の水蒸気が皮膚に触れると、やけどをする危険性があるのです。なので、ヘアアイロンを使う場合は、しっかり髪を乾かしてから使用することが大切です。

ヘアアイロンでやけどしない防止策:首にタオルを巻く

やけどをしない防止策2つ目は、「首にタオルを巻く」です。首の後ろ側は、鏡を使っていても見えにくく、やけどをしやすい場所になります。なので首元にタオルを巻くことによって、首の後ろ側などやけどをしやすい場所をタオルで守ることができ、やけどの防止になります。

ここで一つ気を付けたい点は、ヘアアイロンは高温になっているので、熱に弱い化学繊維のタオルだと、触れたときに溶けてしまうことです。溶けたタオルによってやけどしてしまうこともあるので、首元にかける際は熱に強い綿素材のタオルにしましょう。

ヘアアイロンでやけどしない防止策:皮膚から離す

やけどをしない防止策3つ目は、「皮膚から離す」です。ショートヘアやミディアムヘアの人は、ヘアアイロンを使うときヘアアイロンとの距離が近くなってしまいます。ヘアアイロンと皮膚の距離が近いと、やけどをするリスクが高くなるので、なるべくヘアアイロンを近づけないように意識しましょう。

ロングヘアの人も、前髪など短い髪にヘアアイロンを使う場合は、同様の注意が必要です。前髪にヘアアイロンを使う場合は下を向いて使用し、なるべく顔などの皮膚と距離を空けるようにしましょう。

ヘアアイロンでやけどをしてしまった時の応急処置を覚えておこう!

ヘアアイロンでやけどをしないように注意していたけれど、誤ってやけどをしてしまった場合には、適切な処置が重要となってきます。やけどの跡を残さないためにも、素早い処置ができるよう、処置方法を確認しておきましょう。

ヘアアイロンによるやけどの仕組み

皮膚は45度以上の熱や化学薬品などに触れると皮膚組織が損傷しまいます。このことをやけどと呼び、熱いものに触れてできたやけどを温熱やけどと言います。

ヘアアイロンの場合、髪が熱に作用される性質を利用しているので、ヘアアイロンはとても高温になっています。この高温になった部分が、顔や首などの皮膚に直接当たってしまったり、高温の水蒸気を皮膚が浴びてしまうことで、ヘアアイロンでの温熱やけどが生まれてしまうのです。

とにかく冷やすことが先決!

やけどの応急処置として、一番にすることはすぐ冷やすことです。指先などをやけどした場合は流水で冷やせますが、顔や首元だと流水で冷やすのは厳しいです。そういった場合は、保冷材やアイスノンなどをやけどした部分に当てて冷やしましょう。

冷やす時間は最低でも15~30分は冷やすようにしましょう。時間を長く感じるかもしれませんが、冷やすことによってやけどの進行を止めることができ、やけどによる痛みも軽減します。もしやけどによって水ぶくれができてしまったら、水ぶくれを破かないように気を付けながら冷やすようにしましょう。

やけどの状態を確認

もしヘアアイロンでやけどをしてしまったら、やけどをした部分を冷やしながら、やけどの状態を確認しましょう。やけどした部分が赤くなっているだけだったら、症状としては軽いのでよく冷やせば、1週間程度で治すことができます。

ですが、やけどした部分に赤みと水ぶくれなどができていたら、症状としては重い状態になり、治るまでに2週間以上時間がかかる場合もあります。

温潤療法がおすすめ?

湿潤療法とはガーゼも消毒液も使わない治療法で、別名ラップ療法とも呼ばれています。やり方は、傷口をラップで被い剥がれないようテープで止めるだけです。この湿潤療法は人が持っている、自然治癒力を最大限生かした治療法となっています。

湿潤療法のメリットは、傷の治りが速くて傷口に痛みが出にくいという点です。「消毒しない」「乾かさない」という点に注意して処置をすれば、普段よりも傷の治りが速くなります。

ですが、やけどの状態が酷いときは自分で勝手な判断はせず、必ず病院に行きましょう。そしてお医者さんの判断のもと、湿潤療法を行うようにしてください。

やけどの範囲が広い場合は病院に行こう

やけどの範囲が広い場合や、やけどによって水ぶくれができてしまった場合は早めに病院へ行くようにしましょう。軽い症状のやけどの場合は、応急処置でしっかりと冷やしていれば、基本的にはやけどの跡は残りません。

ですが、やけどの範囲が広かったり、水ぶくれが破けてしまった状態だと、やけどの跡が残ってしまう可能性があります。また、傷口から細菌が侵入して二次感染を起こして、治りが遅くなってしまう場合もあります。なので、たかがやけどと思わずに、早めに病院に行って治療しましょう。

やけどの跡はシミになりやすい!日焼けには注意しよう

茶色くなってしまったやけどの跡は、色素沈着によってできたものです。一度色素沈着した場所は、通常よりも紫外線の吸収率が上がります。そのため色素沈着をしやすくなっていて、やけどの跡が治りにくかったり、シミができやすくなってしまいます。

なので、やけどの跡には太陽などの紫外線は大敵です。日焼け止めを塗ったり、洋服で隠すなどをして、紫外線からやけどの跡を守りましょう。

ヘアアイロンでやけどしないように気をつけよう

やけどになってしまうと、跡が残ったり痛みがでてきたりと辛い思いをしてしまいます。ヘアアイロンを使う際は、やけどをしないように紹介した防止策などを利用して、気を付けて使うようにしましょう。もしやけどをしてしまったら、悪化させないようすぐに冷やして適切な処置を行いましょう。

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