電気カーペットの電気代は結構高い?節約術やこたつ・床暖房と比較!

電気カーペットの電気代はいくらかかるのか知っていますか?調べてみると、電気カーペットの電気代は安いというところもあれば、高いというところもあります。本当のところはいったいどちらなのでしょうか?こたつや床暖房など、他の暖房器具と比較して電気カーペットの電気代について検証していきます。またそれと同時に電気代の節約術や、洗濯・お手入れ方法、処分方法について解説します。

電気カーペットの電気代は結構高い?節約術やこたつ・床暖房と比較!のイメージ

目次

  1. 1電気カーペットの電気代は意外に高め?
  2. 2電気カーペットの電気代について他の暖房器具とも比較して紹介!
  3. 3電気カーペットの電気代の節約術とは?
  4. 4電気カーペットの洗濯やしまい方・処分方法について
  5. 5電気カーペットの電気代を節約する方法を上手く利用しよう!

電気カーペットの電気代は意外に高め?

足下を暖めてくれる電気カーペットは、寒い冬に家に置いておきたい暖房器具です。暖かい空気は上に逃げてしまうので、小さなお子さんがいる家庭や冷え性の人は重宝する暖房器具ではないでしょうか?そんな電気カーペットは、電気代がエアコンやヒーターと比べ安めと言われてるときもあれば、高いと言われているときもあります。

実際、電気カーペットの電気代は暖房器具の中でどのくらいなのでしょう?また直接肌にふれる電気カーペットは常にキレイにしておきたいとこですが、洗濯は出来るのでしょうか?しまい方や壊れてしまったときの処分の仕方も気になります。電気カーペットの電気代や洗濯の仕方、処分方法について解説します。

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電気カーペットの電気代について他の暖房器具とも比較して紹介!

電気カーペットの特徴とは?

電気カーペットとは、ホットカーペットとも呼ばれ電気的に暖めることができるカーペットのことを言います。カーペットの中に電熱線を通し、そこに電気を流すことによって熱を発生させ、カーペットの表面を暖めます。理科の実験などで使用した電線や電球、モーターなどが暖かくなったのと同じ原理です。

電気カーペットはカーペットの表面だけを暖めるため、エアコンやヒーターなどの空間を暖めるような暖房器具と比べると、消費電力は少なくなるものが多いです。直接身体を暖めてくれることから、室内温度が低めでも体感温度を快適に保てます。サイズも様々なモノが用意されているため、部屋にあったサイズのもが用意しやすいです。特になかなか暖めづらい足下を、簡単に温めてくれるメリットが大きい暖房器具です。

電気カーペットの電気代を計算してみよう

電気カーペットの電気代を計算してみましょう。まず電化製品の電気代の計算の仕方はわかりますか?電化製品に貼られているシールや説明書を見ると、「消費電力」、「定格消費電力」などの記載があり、その数字の単位は「W(ワット)」や「kW(キロワット)」、「Wh(ワットアワー/ワット時)」と様々に表示されていてわかりにくいです。一つ一つ解説していきます。

Whは1時間あたりに消費される電気の量を表しています。Wやkwは電気の強さを表す単位になります。これらに使った時間をかけることで、電気の量(Wh)を計算できます。そして私たちの電気代は「電気の量」×「量あたりの単価」で計算されます。ちなみに説明書には一般的に電力量がW、量あたりの単価はkWhになっているため、単位を合わせる必要があります。以上のことから電気代の計算方法を見ていきましょう。

まず電力量(Wh)を計算します。電力(W)×時間(h)=電力量(Wh)です。次にWhをkWhにします。電力量(Wh)÷1000=電力量(kWh)です。最後に、契約している1kWhあたりの電力量料金をかけることで、電気代が計算できます。電力量(kWh)×1kWhあたりの電力量料金=電気代です。ではこの計算式を電気カーペットの電力に当てはめて計算してみましょう。

電気代は全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力料金目安単価」を参考に、1kWhあたりの電気料金を27円として計算します。1畳、1.5畳、2畳、3畳それぞれの場合を見てみます。1畳用の電気カーペットの電力は230Wほどの商品が多いので、230W÷1000×1時間 ×27円/kWh=6.21円の電気代になります。1日8時間稼働していたとすると、1日の電気代は230W÷1000×8時間×27円/kWh=49.68円です。

また1ヶ月を30日間とすると、1ヶ月あたりの電気代は230W÷1000×8h×30日×27円/kWh=1490.4円です。1.5畳用の電気カーペットの電力は370Wで計算してみます。1時間あたりの電気代は、370W÷1000×1時間×27円/kWh=9.99円です。1日の電気代は370W÷1000×8時間×27円/kWh=79.92円、1ヶ月あたりの電気代は230W÷1000×8時間×30日×27円/kWh=2397.6円になります。
 

次に2畳用の電気カーペットの電気代についてです。電力は480Wで計算します。1時間あたりの電気代は、480W÷1000×1時間×27円/kWh=12.96円です。1日の電気代は480W÷1000×8時間×27円/kWh=103.68円、1ヶ月あたりの電気代は230W÷1000×8時間××30日×27円/kWh=3110.4円になります。

最後に3畳用の電気カーペットの電気代を計算します。電力は700Wです。1時間あたりの電気代は、700W÷1000×1時間×27円/kWh=18.9円です。1日の電気代は700W÷1000×8時間×27円/kWh=151.2円、1ヶ月あたりの電気代は700W÷1000×8時間×30日×27円/kWh=4536円になります。

ざっとまとめると、電気カーペットの電気代は1ヶ月で約2000円~5000円だということがわかります。電力量は平均的な数値を使用しましたが、メーカーによってばらつきは当然ありますし、定格消費電力で記載されている場合、定格消費電力とは最大でかかる消費電力のことを指すため、実際には電力量は少し下がり、電気代も減ります。あくまで参考の電気代です。

電気カーペット以外の暖房器具の電気代は?

電気カーペットの1ヶ月の電気代は小さいもので2000円、大きいもので5000円ほどとわかりました。電気カーペット以外の暖房器具の電気代はいくらぐらいになるのでしょう?空間をあたためるようなエアコンや電気ストーブ、ヒーター、こたつ、床暖房などと比較します。

部屋全体を暖めてくれるエアコンの電気代は?

温風の循環で部屋全体を暖めてくれるエアコンの電気代はいくらでしょう?エアコンを8~10畳向けのものと想定すると、電力は105W~1980Wになります。先ほどまでの式に当てはめると、1時間あたりの電気代は2.835円〜53.46円になります。1日だと22.68円〜427.68円、1ヶ月だと680.4円〜12830.4円です。簡単にエアコンの電気代を紹介しましたが、そもそも電力はなぜ105W~1980Wとこんなに幅があるのでしょう?

エアコンは運転中に使用される電力量が大幅に変化します。最大電力は起動するときに使われますが、その後は部屋の気温などの影響で使用される電力が変わってくるのです。そのため、エアコンの電気代は期間消費電力量(1年間使用したときにかかる電力量の目安)を基準に想定する方が良い場合もあります。今回は電気カーペットの電気代の計算に合わせて同じように計算してみました。

即効性のある電気ストーブの電気代は?

次に電気ストーブの電気代を計算します。電気ストーブは前面の物体を輻射熱(空気などの気体を介さず直接電磁波で伝える熱)で暖めます。そのため空気そのものを暖める力は弱いですが、即効性があり、一部空間だけならすぐ暖められるのでエアコンが付くまでの間など、よく活用されています。

電気ストーブは暖める強さが調整できるものが多いです。今回は電力を弱は330W、中は670W、強は1000Wとして計算します。1時間使用したときの電気代は、弱で8.91円、中で18.09円、強で27円になります。1日だとすると弱で71.28円、中で144.72円、強で216円です。1ヶ月だと弱で2138.4円、中で4341.6円、強で6480円になります。

温風循環なファンヒーターの電気代は?

ファンヒーターはエアコンと同じく温風循環で空間を暖めてくれる暖房器具です。エアコンほどの威力はありませんが、狭い部屋なら部屋全体を暖めることができます。ファンヒーターも電気ストーブと同じく、威力の調整ができる暖房器具です。弱を500W、強を1000Wとして計算します。1時間使用した場合の電気代は弱で13.5円、強で27円です。1日だと弱で108円、強で216円、1ヶ月だと弱で3240円、強で6480円になります。

日本人にとってなじみ深いこたつは、電気カーペットと同じく身体を直接温めてくれる暖房器具です。こたつのは布団と併用して使われるので、1度暖めると暖かくなった空気が逃げず留まります。そのため、エアコンと同じく稼働中に電力差がでます。

こたつの電気代は?

こたつの消費電力は500W~600Wと表記されていますが、これはこたつを暖めるまでの消費電力です。温度設定を強にした状態で運転させると、平均的には200W~300Wに収まります。今回はこたつの電力は300Wと仮定して電気代を計算します。こたつの電力量を300Wとすると、こたつの電気代は1時間だと8.1円、1日だと64.8円、1ヶ月だと1944円です。

床暖房は電気ヒーター式だけでなく温水循環式のランニングコストも比較

最後に床暖房の電気代について紹介します。床を暖めてくれる床暖房は、用途としては電気カーペットと似ています。床暖房の電気代はいくらかかるでしょう?まず床暖房には電気ヒーター式と温水循環式の2種類があり、温水循環式は灯油、ガス、ヒートポンプと3タイプの熱源のものがあります。

電気ヒーター式は、パナソニックの製品を参考に見ていくと6畳で960W、8畳で1500W、10畳で1800Wの電力を必要とします。この値で床暖房の電気代を計算すると、1時間で6畳は25.92円、8畳で40.5円、10畳で48.6円かかります。よって、1日だと6畳は207.36円、8畳は324円、10畳は388.8円、1ヶ月で6畳は6220.8円、8畳は9720円、10畳は11664円電気代がかかる計算になります。

簡単にですが参考に、温水循環式の中でガスタイプの床暖房のランニングコストについても紹介します。東京ガスによると、8畳の部屋の場合1日で約114円、1か月で約3800円かかるそうです。これは東京ガスの用意しているプランを適用した値段ですが安いです。

電気カーペットの電気代は安いのか?

ここまで、エアコン・電気ストーブ・ファンヒーター・こたつ・床暖房の電気代などを紹介してきました。それぞれの暖房器具ごとに影響を与える範囲は大きく違いますので、単純に比較することはできませんが電気カーペットの電気代は少し安いと言えます。圧倒的に安い暖房器具はこたつです。

2畳用の電気カーペットより安くつくので、2畳用の電気カーペットを日常的に使うのならばこたつに切り替えたほうが安くなる可能性があります。とはいえ、こたつを使いたくない家庭もあります。電気カーペットのほうが用途としては適しているけれど、もっと電気代を節約したい人のために、次に電気カーペットの節約術について解説します。

電気カーペットの電気代の節約術とは?

電気カーペットを利用するメリットは、冒頭でも述べましたが足元を重点的に暖めてくれることです。他にも、火を使わないため安全性が高いこと、空気を乾燥させずに使用できること、初期費用が安いことなどがあげられます。小さな子供やお年寄りがいる家庭では、他の暖房器具よりもぜひとも使いたいものです。そんな電気カーペットの節約術を知り、有意義に使いましょう。

電気カーペットの大きさや使用範囲に気を付けよう

まず第一に、電気カーペットは必要面積のみ使えるようにしましょう。電化製品は大きくなればなるほど電気代が高くなります。電気カーペットも先ほど計算したように、サイズが大きくなればなるほど電気代がかかります。電気カーペットは空間を暖める能力はほぼないに等しいです。そのため、暖める範囲が大きいほど無駄な面積が増えてしまいます。

電気代を抑えるためにも、電気カーペットを購入するときは必要最低限のサイズのものを選んで買うようにしましょう。また、大きな電気カーペットの中には、暖める面積を全面・1/2面・1/3面と切り替えられるものがあります。このような電気カーペットを購入するのも一つの手です。必要な暖かさを維持しつつ、電気カーペットの電気代を節約しましょう。

フローリングで使う時は断熱材を使ってみよう

冷えやすいフローリングの床などで使うときは断熱材を使ってみましょう。電気カーペットは稼働中ずっとフルパワーで温度を維持しようとします。そのため床が冷えていると熱が逃げていき、余計に電力を使ってしまいます。そこで断熱シートを設置すると、熱を逃がさず電気カーペットの温度を保つことができます。断熱シートを引いた場合と、そうでない場合を比べると約10パーセントもの電力を節約できるとされています。

これは電気カーペットの温度設定を強にしていたものが、中でも快適になるくらいの効果があります。電気カーペット用の断熱シートはもちろん販売されていますので、ぜひ活用してみてください。手っ取り早く済ませたい場合は、断熱シートを敷いたときと比べると効果は落ちますが、新聞紙を敷くだけでも効果があります。冬が近づいてくると100円ショップでも断熱シートを扱いますので、そちらで購入するのもおすすめです。

窓の断熱もしっかりと

電気カーペットは直接肌に触れるので、室温が低めでも体感温度を快適に保ちやすい暖房器具です。しかし床から熱が逃げ冷気がくるように、室内では窓からの冷気も電気カーペットの熱を奪っていきます。窓の断熱をしっかりすることで、部屋全体の温度にも効果がありますので是非行ってみてください。

窓の断熱方法はいくつかあります。1番単純なのはしっかりとカーテンやブラインドを閉めることです。それだけで外気からの冷気を抑えられます。他にも窓に直接貼る断熱シートや、断熱シートより透明度が高く違和感のない断熱フィルム、下からのわずかな冷気も防げる断熱ボードなどがあります。窓自体を断熱機能のある2重サッシに変えるのも手です。

なるべく低い温度で使用する

電気代の計算をするときはふれませんでしたが、電気カーペットにも温度調節できる機能があります。この温度設定の強さによって電気代はやはり変わってきます。なるべく低い温度で使うようにすることが節約の手段です。たとえば、3畳用の電気カーペットの電力が中だと400W、強だと700Wと仮定します。

電気カーペットを1日8時間使用したとすると、強だと151.2円、弱だと86.4円の電気代になります。その差額は約65円です。1日だと大したことないように見えますが、1ヶ月に換算すると約1944円の差になります。この影響は小さいとは言えません。先ほど解説したように、断熱シートを使えば中程度の電力でも強並みの暖かさを手に入れることができます。ぜひ断熱シートと併用して低い温度で電気カーペットを利用してみてください。

他の暖房器具や保温アイテムと併用してみよう

暖房器具にはさまざまな種類があります。電気代の紹介のときに述べたように、エアコンは広い空間を暖める能力が、電気ストーブには素早く目の前のものを暖める能力が、ファンヒーターには狭い空間を素早く暖める能力、こたつは部分的空間を暖める能力と、用途に合わせた使用ができるよう暖房器具が様々な種類があるのです。

そして、これらの暖房器具も同じく稼働時間や稼働領域などを広げると、高い電気代がかかることになります。自分がどのように生活しているか、部屋の中の気温差などよく吟味して暖房器具の設置場所を選ぶと最低限の利用で電気代を節約できるのです。無駄な電力を使うことをやめて、1度家庭の暖房環境を考えてみてください。

電気料金のプランを見直す

最後の手段は電気料金のプランを見直すことです。電力自由化が進み、電力会社を自由に選べるようになってきました。そのため電力会社ごとに用意しているお得なプランが違い、電気代も変わってきます。家庭ごとにライフスタイルも違うため、電気の使用状況も変わります。

1度電気料金のプランや電力会社自体を見直してみると、今より安い電気代になる可能紙があります。電気料金の比較サイトもありますので、1度じっくり電気代について検討してみてください。ちなみにガス会社も様々なプランを用意し、ガス式床暖房などを安く利用できるようにしてくれています。電気カーペットの電気代節約術はいかがでしたか?簡単にできることが多いのでぜひ試してみてください。

電気カーペットの洗濯やしまい方・処分方法について

購入した電気カーペットは清潔に保ちたいものです。丸ごと水洗いできればダニなども気にならず、子供がごろごろ転がったとしても気にならないでしょう。しかし中に電熱線が入った電気カーペットは洗濯できるのでしょうか?またシーズン終わりに電気カーペットをしまおうとしたら、しまい方がわからないこともあると思います。

電気カーペットが壊れてしまったときや、ひどい汚れがついてしまい処分せざるを得ないときの処分の方法もわかりますか?電気カーペットは電化製品でありながら、一見するとただのカーペットと同じように感じるもので、判断が難しいです。電気カーペットの洗濯方法やしまい方、処分方法について解説します。

電気カーペットは洗濯できる?

中に電熱線が張られている電気カーペットは水洗いによる洗濯はできるのでしょうか?できれば水でじゃぶじゃぶ洗濯してしまって、気持ちよく使いたいものです。電気カーペットは洗濯できます。しかし可能なのはごく一部の製品です。1畳用の小さいタイプの電気カーペットになります。他の大きめのサイズの電気カーペットは基本洗濯ができません。

大きいサイズの電気カーペットは丸ごと洗濯できないかわりに、カバーなどは洗濯機での洗濯方法や手洗いによる洗濯方法があります。こちらは電気カーペットを丸ごと洗うよりもこまめに洗いやすいのが良いところです。洗濯できる電気カーペット製品は現状あまりないので、購入時はしっかり確認してから購入してください。また洗濯するときは必ず説明書を読み、注意事項を守ることが大事です。

洗えない電気カーペットのお手入れ方法

大半は洗濯機などで水洗いできない電気カーペットは、どのようにお手入れすればよいのでしょう?まず先ほど述べたようにカバーは洗濯機で水洗い可能です。もともと付属しているものは説明書を確認したうえで、洗濯しましょう。場合によっては洗濯機は不可で、手洗いのみ可能なときがあります。カバーがない場合はまずカバーを購入し、利用することでお手入れがしやすくなります。

電気カーペット本体自体のお手入れ方法の基本は、掃除機やコロコロをこまめにかけることです。もし臭いが染みついてしまったり、ダニが気になるようでしたら電気カーペットの温度を最高、もしくはダニモードにし、1~2時間放置します。その後ダニを吸いとるために掃除機をかけ、臭いが気になるときは消臭スプレーを吹きかけます。重曹を振りかけるのも良いです。その後一晩放置し、もう一度掃除機をかけたら完了です。

ダニは50度以上の温度で死滅するのですが、電気カーペットのを高温にしたところで死滅することができるか不安な方は、布団のように日干しするのも有効です。自力でできるお手入れ方法は以上になります。よほどひどい汚れの時は故障して処分すること覚悟で水洗いしてしまう人もいますが、クリーニングにまかせることもできます。価格は1畳で1600円、3畳で4800円ほどです。電気カーペットのお手入れの参考にしてみてください。

電気カーペットのしまい方

洗濯が完了したら次は電気カーペットのしまい方についてです。電化製品の電気カーペットは一見するとあまり気を使わなくても大丈夫な電化製品に思えますが、やはりできるだけ長く使っていきたいのならしまい方は大事です。電気カーペットのしまい方は説明書に従うのが一番ですが、どの製品でも共通するしまい方の注意点について紹介します。

しまい方の注意点その1は汚れをキレイにすること

電気カーペットのしまい方の注意点1つ目は、しまう前に汚れを全体的に取り除くことです。汚れはカビやダニが発生する原因になります。しまう前に必ず電気カーペットのお手入れをし、最後に電源を入れ電気カーペットの熱で乾燥させましょう。しまう前にきちんと乾燥させることでカビの発生をより防げます。

2点目のしまい方の注意点は湿気がすくないとこに保管

電気カーペットのしまい方について、2点目の注意点は湿気の少ない場所に保管することです。電気カーペットをしまうと、次使用するのが約1年後になります。その間湿気の多いところに保管してしまうと、電化製品ですので電気カーペット自体が傷んでしまいます。カビも発生してしまうことあるので乾燥しているとこに保管してください。

3点目のしまい方の注意点は重いものを置かない

3点目のしまい方の注意点は、収納した電気カーペットの上に重いものを置かないことです。まず電気カーペットは下手な折り畳み方をしてしまうと、中の電線が断線しかねません。そこにさらに重いものをうえに置いてしまうと電気カーペットが故障してしまう可能性があります。そうなると電気カーペットを処分せざるをえません。収納した電気カーペットの上に物は置かないようにしましょう。

しまい方注意点4点目はナフタレンなどの防虫剤

最後電気カーペットのしまい方の注意点はナフタリンなどの防虫剤を使用しなことです。ナフタリンなどの合成防虫剤は、化学反応を起こし溶けてしまうことがあります。特にコントローラー部を痛め、加熱し火災の原因になることがあります。防虫剤を購入するときは成分に気を付けて購入してください。

電気カーペットのしまい方で注意すべきことは4点です。汚れを取り除くこと、乾燥した場所に保管すること、物を上に置かないこと、ナフタリンなどの防虫剤を使用しないことです。これら4点については説明書のしまい方を確認すると必ず書かれていることだと思います。しまい方についてはこの4点に注意して、電気カーペットをしまうようにしてください。

電気カーペットの処分方法は?

電気カーペットが故障してしまったとき、引っ越しで不要になったときなど電気カーペットを処分するときがいつか訪れると思います。そこで気になるのが処分方法です。3畳用の電気カーペットなら迷わず粗大ごみかと思うことになりますが、1畳用だと普通ごみにしてしまってはいいのでは?と思うこともあります。

電気カーペットの処分方法は主に3つあります。自治体で回収してもらう処分方法、不用品引取会社に回収してもらう処分方法、リサイクルショップに出す処分方法です。それぞれの処分方法について、紹介していきます。

自治体で回収してもらう

もっとも一般的な処分方法は、自治体に回収してもらうことです。電化製品ですので、どの自治体でもだいてい粗大ごみとして扱われます。自治体で粗大ごみを出すときは、事前に電話。インターネットで申し込んだ上で処理券を購入する必要があります。処分金額は自治体によってちがいますが、1000円かからずに処分できるところがほとんどです。
 

安く済むのはうれしいところですが、その分手間がかかります。事前の申し込み、処理券の購入もそうですが紐で縛るなどした上で、指定された場所までもっていく必要があります。また、自治体回収のため土日祝日は対応してくれないことが多いです。1畳用の電気カーペットならまだしも、3畳用の電気カーペットはサイズがかなりのものになりますし、平日に行うのは大半の人が難しいかと思います。

不用品引取業者を利用する

平日に時間が取れない人は不用品引取業者を利用するのも手です。電話一本で依頼ができますし、即日対応してもらえます。また処分する電気カーペットをそのまま搬出して引き取ってもらえるので、自治体にまかせるより手間があまりかかりません。しかしその分処分金額があがります。
 

大きいものだと1000円~2000円ほどの金額にも。またこの金額はほぼ運搬の手間賃のため、もし業者の車に乗らなかったときなどは値段がさらに跳ね上がることもあります。中には違法業者もなくはないため、面倒でも数社問い合わせてから信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。
 

リサイクルショップに引き取ってもらう

リサイクルショップに引き取ってもらうのは、実は少しハードルが高いです。リサイクルショップが引き取ってくれるのは、壊れておらず、汚れもなく、付属品がそろっているものです。処分を考えている電気カーペットがそういった状態であるのはなかなかありません。しかし、もしもそういった状況で処分する必要があるのならば、リサイクルショップだとお金の回収もできるのでおすすめです。
 

電気カーペット処分する場合は自治体で確認が必要!

3つの処分方法を紹介してきましたが、処分方法ごとにメリットだけでなくデメリットがあるものです。最後に、最も簡単ですが少しリスクが高い可能性がある処分方法を紹介します。最初に自治体での回収はほとんどが粗大ごみであると言いましたが、一部では可燃もしくは不燃ごみとして扱ってくれる自治体があります。これなら処分金額は無料ですし、指定日の朝にだせばすんでしまいます。
 

多少条件がありますが、大半は畳んで50㎝~1m以内のサイズになるならば可燃ごみとして出しても良いというようなものです。不燃ごみも同様に、不燃ごみ用の袋に入れば回収可能な自治体があります。自治体のごみ捨て方法をきちんと調べてみると無理に粗大ごみとしてだす必要がないところもありますので、ぜひ確認してみてください。ちなみに表記がホットカーペットとなっているところもあります。
 

また3畳用の電気カーペットなど畳んで指定サイズ以内に収まるか不安なものは、電気カーペットを切断してしまうのもよいです。しかし電熱線が張り巡された電気カーペットは、普通のはさみなどではなかなか切ることが難しいので、万能はさみを使いましょう。ただし、自治体によっては切断した電気カーペットは回収不可なところもあります。やはり、処分する際にはきちんと自治体の確認をとることが大事です。
 

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電気カーペットの電気代を節約する方法を上手く利用しよう!

電気カーペットについて、電気代・節約術・処分方法などについて解説・紹介してきました。電気カーペットは安全性が高く、小さな子供やお年寄りがいる家庭で重宝する暖房器具です。電気代は決して安いといえませんが、節約術を使えば電気代を抑えることもできます。この記事を参考に電気カーペットをぜひ有意義に使ってください。

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