電気ポットの電気代を電気ケトルと比較!湯沸かし保温の節約方法は?

冬に欠かせない家電製品が電気ポットや電気ケトルです。今時、ガスコンロでお湯を沸かす人は少なくなってきています。電気パットやケトルは勝手にお湯が沸いて付けっ放しでも止まってくれ、大変便利です。皆さんの家庭環境や用途によって電気ケトルを置いているご家庭、電気ポットを置いているご家庭様々です。しかし、どちらが電気代が安いのかご存知のうえで使用されていますでしょうか?今回は、電気ポットと電気ケトルの違いや電気代、節約方法について紹介していきたいと思います。

電気ポットの電気代を電気ケトルと比較!湯沸かし保温の節約方法は?のイメージ

目次

  1. 1お湯の沸かし方
  2. 2ガスコンロは毎年火災の出火原因の上位
  3. 3安心安全便利な電化製品
  4. 4電気ポットと電気ケトルの違い
  5. 5温度調節機能や保温機能は必要なのか
  6. 6電気ポットと電気ケトルの電気代はどっちが一番安いのか?
  7. 7電気ポットの電気代節約方法
  8. 8水は放置しておくと腐る
  9. 9電気ポットやケトルの洗浄方法
  10. 10オススメの電気ポット
  11. 11性能が良い電気ポットにすると電気代がどれくらいお得なのか
  12. 12電気ポットと電気ケトルはどちらがいい?

お湯の沸かし方

お湯を沸かす方法といえば、昔はやかんで沸かすといった方法が主流でした。しかし、ガスコンロを使うと、うっかり付けっ放しで、空焚きしてしまったり、火事の原因にもなります。年齢問わず、気をつけないと危険です。

ガスコンロは毎年火災の出火原因の上位

ガスコンロは日常生活に欠かせないものとなっていますが、消防署の調査によると、使用者の不注意によって毎年火災が発生してしまう要因となっているようです。

最近では、安全装置がついたガスコンロも出てきてはいるようです。安全装置付きのガスコンロは、付けっ放しの時は勝手に消えてくれて便利です。しかし、一人暮らしがガスコンロなんて買い替えようなんて思いません。また、一番怖いのが、お年寄りの一人暮らしです。従来のガスコンロを使用されているお年寄りの方のほうが多いでしょう。安全装置なしのガスコンロ生活のお年寄りの一人暮らしは気をつけましょう。

安心安全便利な電化製品

ここで便利なものが、電化製品です。今まで、ガスに頼りきりの生活が、最近では電気に頼りきりの生活になってきています。比較的、ガスよりも電気の方が必要不可欠といっても過言ではありません。

ボタン一つでクーラーや電子レンジを使うことができ、電気の用途はガスよりも比較的様々です。また、お湯を沸かすとなると、電気ケトルや電気ポットで、水を入れ、ボタン一つで沸かすことができ、付けっ放しでも湧いたら勝手に止まっってくれます。とても便利で安心安全です。

電気ポットと電気ケトルの違い

そもそも電気ケトルと電気ポットの違いとは何なのでしょうか?どちらも電源を入れて、勝手にお湯が沸いて、付けっ放しでもお湯が沸いたらすぐに止まってくれます。では、電気ケトルと電気ポットの性能はどう違うのか、比較しながら検証していきます。

1.容量

電気ポットの方が容量が大きいです。最大で5リットルのお湯を沸かすことができるものもあります。4,5人以上で一緒に生活されている方達は電気ポットが断然いいと思います。一人暮らしの女性でも、1リットルなんてすぐ飲んでしまいます。会社に持っていくタンブラーに毎日お茶を持っていく方でも、一リットルすぐ使ったり、夕飯時のお茶を作るのにも一リットルすぐ使ってしまう声もあります。

また水を入れて、沸かさなければいけないことがとても面倒に思うなどの声も多いです。その点で言うと、電気ポットはたくさんのお湯が沸かせて、沸かすのは一度だけでよく、すぐに使えるので一人暮らし方にも魅力的ではあります。

2.保温・温度調節機能

今までは、電気ポットと電気ケトルの大きな違いは、温度調節機能や保温機能でした。しかし、最近では、電気ケトルにも保温・温度調節機能が付いているものが販売されています。

本来の電気ケトルにの下に、IHのようなコンロがついています。1度単位で温度・保温機能がついています。正直電気ケトルで沸かしたお湯は熱すぎて飲めません。付けっ放しで、お好みの温度を調節してすぐ飲めるのは良いです。
 

温度調節機能や保温機能は必要なのか

しかし、そもそも温度調節機能なんて必要あるのかと思ったことはないでしょうか?皆さんは、コーヒーやお茶などは沸騰したお湯で飲むよりも少し温度を下げたお湯の方が美味しく抽出できるできることを知っていましたか?美味しく淹れるためには、毎回お湯の温度を測らなければなりませんが、この機能が付いていることによってそんな手間が省け、保温機能もついているので、付けっ放しで、毎回美味しいコーヒーやお茶を飲むことができるのです。

粉ミルクを作るのに最適

また、ミルクを作る必要のある赤ちゃんがいるご家庭でも温度調節機能があるのは便利です。温度が高すぎると、ミルクの栄養が壊れてしまい、温度が低すぎると、ミルクが溶けなかったりし、雑菌繁殖の原因になってしまいます。温度設定ができる電気ポットがあれば、ボタン一つで適切な温度になり、付けっ放しでいつでも赤ちゃんがミルクが必要な時にミルクをつ売ることができるので、子育て中の方にとっては非常に便利です。

このように、温度調節や保温機能は、付けっ放しで、適切な温度を保持してくれることによって、お湯を沸かす手間が省けるということです。また、保温機能があることで、大量のお湯を均等に複数の人数と共有することができます。

電気ポットと電気ケトルの電気代はどっちが一番安いのか?

ここまで、電気ケトルや電気ポットの違いについて説明しました。ご自身の家庭環境に合うものがここまででイメージできたと思います。そこで肝心なのが、電気代です。電化製品は結構電気代を使ってしまいます。ここからは、電気ポット、電気ケトルの電気代を比較しながらみていきましょう。

電気ポットの電気代

ここで、3リットルの電気ポットを使うとします。沸騰時の電気代は、電気ポットの消費電力、1kwt(1000w)×30/60分(沸騰にかかる平均時間)×電気代23円=11.5円。朝沸騰させて(午前7:00)、外出中も付けっ放しで帰ってきて(午後7時)使うとしますと、12時間保温していることになります。

そうすると、保温時の電気代は、保温時の消費電力、0.035kwt×12時間×23=9.66円。沸騰時と保温時の電気代合わせて、電気ポットの電気代は一日、21.16円。一ヶ月だと、655.96円。毎月使うとして、年間では、電気ポットの電気代は、7872円です。

電気ケトルの電気代

電気ケトルの沸騰時の消費電力は電気ポットと同じ1kwt、電気代も同じく23円、沸騰にかかる時間は、容量は電気ポットの半分(1リットル)だと仮定して、大体3分です。電気ケトルの電気代を計算をすると、1kwt×3/60分×23=1.15円。平均の使用頻度で計算すると、一ヶ月、35.65円、年間、428円です。

保温機能つきの電気ケトルの電気代

電気ケトルの沸騰時の電気代1.15円。保温時の電気代は電気ポットと同じ9.66円。沸騰時の電気代と保温時の電気代を合わせると、11円ほどです。一ヶ月で335円、年間で、保温機能付きの電気ケトルは、4021円です。

電気ケトルの電気代が一番安い

このように電気ポット、電気ケトル、保温機能つきの電気ケトルの電気代を比較してきました。年間で、電気ポットの電気代は、5724円。電気ケトルは、855円。保温機能つきの電気ケトルは、4296円。電気代だけ見ると電気ケトルが比較的安いです。

また、電気ポットと保温機能付きの電気ケトルはさほど電気代に違いはありません。一度に大量のお湯が必要なご家庭・会社・施設、つまり一つの屋根の下に複数の方で共有されている場所では、電気ポットの方が良いでしょう。

電気ポットの電気代節約方法

しかし、冬場なんかは、温かい飲み物に食べ物、暖房と電気代が高くつきます。少しでも、電気代を浮かせたいのが現状です。また、冬場は冷えるので温かい飲み物は大量に使います。次は、電気ポットの電気代節約方法について見ていきましょう。

1.使わない時は、プラグを抜く

使わないときはプラグを抜きましょう。飲みたい時、食事の時やお茶する時間だけ使い、使わないとき・外出中は付けっ放しではなく、プラグを抜くことを心がけてください。

2.魔法瓶機能つきの電気ポットにしてみる

魔法瓶機能付き電気ポットにしてみましょう。ほとんどの電気ポットは魔法瓶付きでしょうが、象印やTIGERなどのブランドは、特に付けっ放しでも保温性能が非常に高いので他の商品よりも比較的多くの口コミを得ています。

節約方法を実施した電気ポットの電気代は?

上記のように、魔法瓶付きの電気ポットに変え、付けっ放しをやめ、プラグを抜いて使用してみた場合の電気代を計算して見ると、電気ポットの電気代15.41円から保温時の電気代9.66円を引くと、一日、5.75円。毎月172.5円。年間、2070円。電気ポットの通常に使用した電気代より2000円ほど安くなります。

電気代を節約するなら魔法瓶付きの電気ポットが良い

このようにな節約方法を実施し、プラグの付けっ放しをやめ、魔法瓶付きの電気ポットにすれば、電気代は比較的にかなり安くなります。ぜひ活用されてみてください。

水は放置しておくと腐る

なんとここで節約方法に大きな落とし穴です。電気ケトルや電気ポットで作ったお湯は最後まで使い切ることなく、そのまま放置し、また使いたい時にもう一度残ったお湯で沸騰させる、といった人もよくいると思います。

しかし、冷めたお湯は、電気ポットや電気ケトル内で細菌が繁殖し、腐ります。また、電気ポット内の汚れの原因にもなります。お湯を沸騰させた際に、白いものが沈殿しているのを発見したらそれは、水に含まれるミネラルが析出されたものであり、汚れです。濁ったお湯は飲みたくないです。発見したり、お湯が残ってしまったら即刻捨ててください。

水は、1〜2週間で腐ると言われています。一度沸騰させ、余ったお湯を数日後に再度沸騰させると、細菌は死滅し、安全であると考えられています。しかし、1週間以上放置した残り湯や何度も再沸騰を行うと細菌は繁殖してしまいます。節約をしようと、沸騰しプラブを抜いて、残り湯を再沸騰するといったことを繰り返すと、細菌や汚れの原因になるのです。

つまり、余ったお湯をもう一度使いたい場合は、一度だけしかできないということになります。また、使い切ることを目標にお湯を使ってください。電気ポットや電気ケトルの取扱説明書でも1日ごとに中身の水を入れ替えることが推奨されているようですので、できるだけ余ったお湯は捨てることが望ましいようです。

電気ポットや電気ケトルの汚れ

皆さんは、電気ケトルや電気ポットの掃除はしていますか?放っておくと、せっかく沸かしたお湯に汚れが出始めてしまいます。電気ケトルや電気ポットの汚れは様々ですが、内側についている黒色の汚れは、カビです。赤色・赤茶色は、水に含まれる成分が残ったものです。皆さん大丈夫だと思って、そのまま放置していませんか?汚れているものを飲んでいるなんて気持ちが悪いです。

電気ポットやケトルの洗浄方法

電気ケトルや電気ポットの汚れは結構溜まってしまいます。人体に害はありませんが、あまり気持ちのいいものではありません。また、掃除の仕方を間違えると、人体に害を及ぼすことにもなります。そうならないように次は、電気ケトルと電気ポットの掃除方法を紹介しましょう。

クエン酸洗浄

電気ケトルや電気ポットの汚れを取り除く方法としては、クエン酸を溶かしたお湯で行いましょう。電気ケトルや電気ポットの内側は、錆を防ぐためにメッキが施されているので、たわしなどでこするとメッキが剥がれてしまい、錆の原因になります。錆自体には人体には害はありませんが、メッキは金属ですのでそれが水に溶け出し、口にしてしまうと、人体に影響を及ぼすことがあります。

是非、汚れてしまう前に2,3ヶ月に一回のペースで掃除し、家族のために、毎日美味しいコーヒーやお茶を作って飲んでください。

オススメの電気ポット

電気ポットは、本体の安さで決めてはいけません。性能や沸騰時のワット数などで毎月の電気代を浮かすことができるのです。では、オススメの電気ポットは何なのか、電気代はどれくらい安くなるのか紹介します。

こちらは、TIGER魔法瓶 PDR-G301です。湯沸し時の消費電力を700wに抑え、容量3リットル、節電タイマーが付いています。家電量販店や価格ドットコムさんでお値段4800〜5000円ほどです。容量もあるし、本体のお値段も安い、電気代も節約できるなんてとても魅力的です。

次に、蒸気レスVE電気まほうびん とく子さん PIJ-A300です。上記と同じく、容量3リットル、沸騰時の消費電力700Wに加えて、空焚き防止、蒸気キャッチャーで湯沸し時の湯気が出ない構造、5段階の保温温度調節機能で魔法瓶モードと選択もでき、最初に紹介いしたものと比較すると、こちらの方が多機能です。お値段は、7000円ほどです。赤ちゃんがいるご家庭では、5段階の温度調節機能が付いているのは嬉しい性能です。

性能が良い電気ポットにすると電気代がどれくらいお得なのか

上記のTIGERの電気ポットにすると、電気代はどれくらいお得になるのか比較していきましょう。沸騰時の消費電力が700w、3リットルのお湯を沸騰するのにかかる時間が30分、電気代23円とします。計算すると、電気代は、0.7 kw×30/60時間×23=8.05円となります。比較的に、こちらの電気代の方が、2円ほど安いです。

つまり、年間の電気代が700円ほど安くなります。たったの700円ですが、電気代は他にもかかります。されど700円です。生活する上で、少しでも安くなると家計も大助かりです。この機会に買い換えてみてはいかがでしょうか?

 

おしゃれな電気ポットはないのか

最近はインテリアブームです。外観が気になります。しかし、電気ポットでおしゃれなものは正直いってありませんでした。しかし、皆さん工夫しておしゃれに生活されています。電気ポットカバーを作っておしゃれに生活してみても良いでしょう。

電気ポットと電気ケトルはどちらがいい?

このように電気ポットと電気ケトルについて、性能や電気代などを比較してきました。結論、三人以上で一緒に暮らされている方は、電気ポットがよく、それ以下で暮らされている方は電気ケトルで良いと思います。三人以上だが、やっぱりおしゃれな家電がいいという方は電気ケトルです。電気ケトルであっても沸騰時5〜10分は温かく、無くなってしまったらまたすぐに沸騰させれば良いのです。

電気ケトルは、すぐに沸騰してくれるというのがとても便利です。一方、電気ポットはお湯の沸騰に30分も時間がかかってしまいます。電気ポットを使用するのであれば、時間の使い方を上手にしなければなりません。用途か電気代を優先するのか、何を重視するかで電気ポットなのか電気ケトルなのか変わってきます。皆さんこれを機会にご自宅の電気ポットや電気ケトルについて考え直してみてはいかがでしょうか。

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