ドライフルーツは高カロリーで太る?糖質量から効果効能を一覧で紹介!

色んなフルーツが色とりどりで旨みがギュッと凝縮されたドライフルーツは、近年では美容に関心がある方に人気があります。生のフルーツよりもドライになっている分、甘みが出て少し食べただけで満足することから、お茶請けのおやつとしても定評があります。そんな中でも、カロリーが高いのでは?との心配の声も上がります。そこで、ドライフルーツは高カロリーで太る?糖質量から効果効能を一覧で紹介しています。

ドライフルーツは高カロリーで太る?糖質量から効果効能を一覧で紹介!のイメージ

目次

  1. 1ドライフルーツやカロリーについて
  2. 2ドライフルーツは高カロリーで太るのか?
  3. 3ドライフルーツのカロリー:ドライパイン
  4. 4ドライフルーツのカロリー:ドライバナナ
  5. 5ドライフルーツのカロリー:ドライマンゴー
  6. 6ドライフルーツのカロリー:ドライクランベリー
  7. 7ドライフルーツのカロリー:ドライいちじく(白フィグ)
  8. 8ドライフルーツのカロリー:ドライトマト
  9. 9ドライフルーツのカロリー:レーズン
  10. 10ドライフルーツのカロリー:ドライいちご
  11. 11ドライフルーツのカロリー:プルーン
  12. 12まとめ:ドライフルーツのカロリーを知ろう!

ドライフルーツやカロリーについて

ドライフルーツと言えばレーズンと言えるほど、昔から馴染みがあるものですが、近年ではレーズン以外にもさまざまなドライフルーツが店頭に並び、色とりどりで艶もあるので、まるで宝石のようです。ドライフルーツは、その名の通り果物を乾燥させたものです。ドライにすることによって水分が抜けて成分が凝縮し、生鮮で食べるより効率よく栄養を摂取することができますが、カロリーについて、高いのか低いのか心配です。

日本独特のドライフルーツと言えば「梅干し」や「干し柿」で、特に梅干しは日本人の食生活にはなくてはならないものです。しかし、ドライフルーツの先進国は種類の多さ、使い方のバリエーションにおいても欧米諸国にあり、近年日本に数多くの種類が流通し始めたことは、日本が欧米の食文化に浸透してきたことの証でもあります。ドライフルーツは元々保存食として利用されてきました。

古代ギリシャ、ペルシャ、エジプト、古代中国の古き時代から戦争などの非常時における保存食として重用されてきました。ドライフルーツが作りやすい環境は、気温が高く湿度の低い地域です。日本に梅干しや干し柿以外にあまり乾燥果実作りが発達しなかったのは、日本の気候がドライ作りに向かなかったからです。今回はドライフルーツは高カロリーで太る?という気になる疑問や、糖質量から効能効果を一覧で紹介していきます。

ドライフルーツは高カロリーで太るのか?

ドライフルーツは砂糖漬けされたお菓子と言ったイメージなので、太るのではないか?と思いがちですが、ドライフルーツはあくまでもフルーツです。よくモデルや女優さんが食べているという話も聞きますが、ドライフルーツは生のフルーツよりも「栄養価が高く、美容にも効果が高い」ことから摂取していると考えられます。お菓子のように見えるドライフルーツですが、健康や美容面に嬉しい効果のある栄養補助食品なのです。

だからと言って、食べ過ぎてはどんな食べ物でも太りますので、食べ過ぎないように気をつけさえすれば太ることはまずありません。ドライフルーツは、ミネラルが豊富です。よく美肌にはビタミンを補うのが1番だと思われがちですが、実はミネラルを補うことが健康と美容の最大の近道になります。ドライフルーツはそんなミネラルを効率的に摂取することができます。

ドライフルーツを選ぶ時のポイントは色々ありますが、一番気をつけたいのは「無添加」であることです。口に入れるものなので、安心・安全という点は絶対気をつけたいところです。ドライフルーツは、保存料(ソルビン酸Kなど)、漂白剤(ピロ亜硫酸カリウムなど)、着色料などが使われやすいので、商品の表記をしっかり見てできるだけ添加物が少ないものを選びましょう。次にドライフルーツのそれぞれの特徴を一覧で紹介します。

ドライフルーツのカロリー:ドライパイン

ドライフルーツのカロリー一覧で、人気のドライフルーツは「ドライパイン」です。パイナップルはお馴染の果実ですが、その名前の語源は形が松かさ(pine)、味がりんご(apple)に似ていることから、付けられました。パインには酵素ブロメリンや酸味成分のクエン酸、糖質とビタミンB1が豊富です。100gあたりでドライパイン(リング)のエネルギーは301カロリーと高いです。糖質は33gでカリウムは940mgと豊富です。

店では、ドライパインをそのままスライスしたものやカットしたものの他に、10mm角にカットしたダイスタイプが売られています。そのままスライスしたものやカットしたものはヨーグルトに一晩漬けると美味しいです。ダイスタイプのパインはお菓子に混ぜ込むのにおすすめです。パインは、食物繊維が豊富な果物でもあるので、腸活にも役立ちます。ヨーグルトとパインを食べる習慣を続けていくと便秘予防の効果も現れるでしょう。

ドライパインは、ダイエットなどで重要視される代謝を促進させる効果があります。また、パインの栄養素としては、ビタミンB1、B6、Cなどの美容に欠かせない成分もたくさん濃縮しています。また、ドライパインにはクエン酸も入っているため、ビタミンとの相乗効果により疲れを取ってくれたり、カルシウムの吸収をしやすくしてくれる効果も期待できます。ぜひ、ドライパインを進んで摂りいれましょう。

ドライフルーツのカロリー:ドライバナナ

ドライフルーツのカロリー一覧で、人気のドライフルーツは「ドライバナナ」です。バナナは、高い栄養素で知られ、昔から「果物の王様」と呼ばれていました。カロリーは低いのにしっかりした甘さがあり、腹持ちも良いのでダイエット食品としてもよく登場します。バナナはカリウムが豊富に含まれており、果肉にはタンニン細胞があり、ポリフェノールは果物の中で一番バナナが豊富であると言われています。

ポリフェノールは、体の錆びつきを抑える抗酸化作用が期待できます。シワやシミなど老化の原因を止めることになるので、美容にも効果があります。また、バナナにはパイナップル同様に食物繊維も豊富なので、便秘改善なども期待できます。バナナのドライフルーツと言うと、輪切りのチップスが主と思われがちですが、一本丸ごと作られているのもあります。ドライソフトタイプのバナナは100gあたり332カロリーとやや高いです。

糖質も78.1gと高いので、摂り過ぎには気を付けましょう。次に丸ごと一本をドライにしたバナナのドライフルーツはあまり見かけませんが、ドライフルーツ専門店やネットの専門店で取り寄せることが可能です。登山などの保存食やお茶請けにもぴったりです。100gあたり287カロリーと、ドライソフトタイプよりは低いです。糖質も74.3gと高いですが、ソフトタイプよりは若干低いです。また、カリウムは1200mgと豊富です。

ドライフルーツのカロリー:ドライマンゴー

ドライフルーツのカロリー一覧で、人気のドライフルーツは「ドライマンゴー」です。マンゴーは基本的にタイ産かフィリピン産が大半を占めています。中でもフィリピン産のマンゴーが特に美味しいと言われており、5月から6月に収穫されたマンゴーは最高品質と言われています。タイ産のマンゴーはとにかく甘みが強いのが特徴です。フルーツ本来の甘みだけでは物足らない方におすすめです。

スライスタイプが多く売られていますので、そのままお茶請けにして食べたり、ヨーグルトに一晩漬けておくと、生のマンゴー果肉のようになり、美味しく食べれます。ダイスカットしたものは、お菓子と混ぜるのに良いです。栄養バランスもバッチリで、ビタミンA、C、葉酸、β-カロチンも豊富です。糖度も高く美味しいのにも関わらず、カロリーが低いので、女性からの支持が圧倒的に多いです。

ドライマンゴー100gあたりのエネルギーは331カロリーと高いですが、毎日少しずつ摂る分には大丈夫です。食べ過ぎだけは気をつけましょう。ナトリウムが143mgと豊富です。ダイスタイプのものはさらにナトリウムが198mgと豊富で、カルシウムも88.5mgと豊富ですが、糖質は68.9gと高いです。摂り過ぎに気をつけましょう。

ドライフルーツのカロリー:ドライクランベリー

ドライフルーツのカロリーの一覧で、人気のドライフルーツは「ドライクランベリー」です。クランベリーは春が来ると一度花を咲かせて、その後に実をつけます。見た目的には赤紫の果実ですが、本当の実は白く、酸味や渋みが強いため、そのまま食べることはできません。また、本来果物は果実よりも皮に栄養があると言われ、ドライフルーツにすると普段なら食べない皮も美味しいく食べれるので、クランベリーは特に最適です。

クランベリーの効果はさまざまで、むくみ解消や歯周病の予防、さらに美肌効果もあると言われています。健康面・美容面の両方に効果が期待できるのは女性は特に嬉しいです。クランベリーはヨーロッパや北アメリカの寒冷地に生育する小果樹で日本では栽培されていませんが、輸入食材を扱う店ではクランベリーのジュースやジャムが買えます。クリスマスの七面鳥に添えられる赤いソースとしても海外では馴染みある果実です。

クランベリーにはアントシニアンを多く含み、この栄養素は活性酸素を除去する一方、体内の疾病の発生源を抑え、ほとんどの体内の臓器・器官から起こる病気をコントロールする作用があります。アントシニアンの類似成分でフラボノイドの一種ケルセチンは、玉ねぎの黄褐色の成分で同様な抗酸化作用を持っています。クランベリー100gあたりのエネルギーは323カロリーで、糖質は69.0gと高いです。摂り過ぎに気を付けましょう。

ドライフルーツのカロリー:ドライいちじく(白フィグ)

ドライフルーツのカロリー一覧で、人気のドライフルーツは「ドライいちじく」です。女性からも注目度が高く、根強いファンを獲得しています。いちじくは果物の中で歴史が古く、6000年以上前から存在していると言われています。また、いちじくは健康になる為の果物と言われるくらい、栄養価の高い食品です。肌の調子を整えるビタミン系の成分はもちろんのこと、カリウムや鉄分など体に必要な成分も補ってくれます。

いちじくはペクチンという食物繊維が豊富に含まれています。さらに乾燥させる時に、砂糖が必要なため、自然の甘さを出すことができ、ダイエット中の方も食べやすい為、人気があります。ただ、店で取り扱いが少ないのがデメリットで、ドライフルーツ専門店やネットの専門店で取り扱いがある店を探す必要があります。主にイラン産やトルコ産が多いです。100gあたりのエネルギーは271カロリーとやや低いです。

糖質は66.0gです。イラン産のいちじくの特徴は、若干粒が小ぶりですが皮、実ともに凝縮され、いちじく独特の甘みも凝縮されています。一方、トルコ産のいちじくの特徴は、大粒で皮、実が柔らかいのが特徴です。味はアメリカ産のものと似ていて、若干甘みが多く柔らかいので幅広い年齢層でも美味しく食べられます。

ドライフルーツのカロリー:ドライトマト

ドライフルーツのカロリー一覧で、人気のドライフルーツは「ドライトマト」です。トマトは元々は南米ペルーが原産のナス科の野菜で、日本で食用として用いられるようになったのは明治以降です。その成分の主なものは炭水化物で、食物繊維のペクチンを多く含んでいます。甘みの成分はショ糖で、酸味の中心はクエン酸やリンゴ酸です。その他ビタミンや鉄分、リンやカリウムなどのミネラルやアミノ酸も多く含まれています。

また、リコピン(ビタミンP)も豊富です。リコピンの特徴は抗酸化力が高く、血糖値を下げる効果やガン予防、美白効果やダイエット効果が挙げられます。また、生のトマトが苦手な方でも、旨味と甘味を凝縮したドライトマトは大丈夫だったりしますので、お菓子やデザート代わりにもなることから、部類や野菜でも、ドライフルーツ店ではドライトマトも販売しています。そして、人気が高いことも知られています。

ドライトマト100gあたりのエネルギーは354.6カロリーで、糖質は87.1gあります。決して低いわけではありませんが、デザートやシリアルと一緒に混ぜたり、パスタの具にしても美味しそうです。ドライトマトは夏の間、天日干しでドライトマトが作れそうですので、興味のある方はぜひ試して下さい。

ドライフルーツのカロリー:レーズン

ドライフルーツカロリー一覧で、人気のドライフルーツは「レーズン」です。ドライフルーツの中でもトップを争うほど認知されている食品です。それにもかかわらず、レーズンという食べ物が、ぶどうのドライフルーツだと言う認識をしていない方が意外といるようです。レーズンはパンやケーキ、サラダやソースなど幅広く使うことができます。

ドライレーズンはカルシウム、マグネシウム、鉄、ミネラルが含んでおり、さらにカリウムも多く含んでいます。また、コレステロールもゼロなので、ダイエットの強い味方となりそうです。100gあたりのエネルギーは315カロリーで、糖質は83.4gと高いので、加減しながら食べましょう。料理にはもちろんのこと、焼き菓子やパンによく合います。ぜひ活用下さい。

ドライフルーツのカロリー:ドライいちご

ドライフルーツのカロリー一覧で、人気のドライフルーツは「ドライいちご」です。いちごは非常に傷みやすい果物ですが、ドライにすればいつでも食べる事ができます。ドライいちごには食物繊維、ペクチン、クエン酸、リンゴ酸が豊富で、カリウムとナトリウムもバランスよく含んでいます。そのまま食べても美味しいですが、ヨーグルトのトッピングもなかなか合います。ホールタイプの他にダイスタイプもあります。

ダイスタイプのものは、お菓子作りに役立ちそうです。ドライいちごの100gあたりのエネルギーは341カロリーで、糖質は74.5gです。決して低いわけではありませんが、甘酸っぱいドライいちごを少量ずつ摂りいれるのは良いことです。最近はフリーズドライにしたいちごが多く販売しています。

ドライフルーツのカロリー:プルーン

ドライフルーツのカロリー一覧で、人気のドライフルーツは「プルーン」です。プルーンは昔からよく聞く名前です。プルーンにはいくつかの種類があり、代表的なのはジャン種、モイヤー種、ブルックス種などです。甘すぎずさっぱりしたプルーンが食べたい方はジャン種、とても甘みが強いのが好みの方はモイヤー種など、好みで選んでみましょう。プルーンは英語ではプラムと言い、日本語ではすももと言います。

すももの中でも、濃い赤紫色のものがプルーンです。レーズン同様によく利用されているドライフルーツの1つです。カリフォルニア産のプルーンが有名です。保存料や添加物がないものを食べましょう。プルーンには良質なペクチン(食物繊維)や、ビタミンA、鉄分が豊富です。その他カルシウムやビタミンB1、B2、リンなども同様です。貧血気味の女性がプルーンを積極的に摂取しているのも納得がいきます。

ドライプルーンの100gあたりのエネルギーは289カロリーとやや低いです。糖質も無表示でした。ヘルシーでカロリーが低いのは女性にとって嬉しいです。摂り過ぎには注意しながら、ヨーグルトのトッピングにしたり、おやつとしてそのままかじったりするのも良いでしょう。また、非常用の補助食としてもドライフルーツは活躍します。

Thumbドライプルーンの健康効果を調査!カロリーや栄養は?美容にもおすすめ? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

まとめ:ドライフルーツのカロリーを知ろう!

今回は、ドライフルーツは高カロリーで太る?糖質量から効果効能を種類別に一覧で紹介しました。ドライフルーツは甘みや旨みが凝縮している分、カロリーの高い低いはありますが、食べ過ぎなければ健康と美容にも良いことが分かりました。ドライにしている分、噛みごたえもあるので、少量で満足感が得られるのも人気だそうです。皆さんもドライフルーツを健康と美容だけでなく、お菓子作りから保存食としてぜひ活用しましょう。

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