絞り袋の使い方と入れ方を解説!ない時の代用になるものも紹介!

かわいいケーキのデコレーションに欠かせないアイテムといえば、絞り袋です。ホイップクリームなどをケーキにデコレーションする際に使用する絞り袋ですが、意外と「使い方がわからない…」「きれいにホイップクリームが入れられない…」などと悩んでいる方が多いようです。そこで今回は、絞り袋の使い方と入れ方を徹底解説します!また、絞り袋がない時の代用アイテムと作り方についても併せてご紹介します!

絞り袋の使い方と入れ方を解説!ない時の代用になるものも紹介!のイメージ

目次

  1. 1ケーキのデコレーションで必須の『絞り袋』!
  2. 2絞り袋の使い方や入れ方がよく分からない…
  3. 3絞り袋の入れ方
  4. 4絞り袋の使い方
  5. 5絞り袋の金具のお手入れ方法は?
  6. 6絞り袋がない時の代用アイテムは?作り方も知りたい!
  7. 7代用アイテム①ラップでの絞り袋の作り方
  8. 8代用アイテム②ジップロックでの絞り袋の作り方
  9. 9代用アイテム③クッキングシートでの絞り袋の作り方
  10. 10代用アイテム④マヨネーズなどの空き容器での絞り袋の作り方
  11. 11上手にクリームを絞るコツってあるの?
  12. 12《まとめ》絞り袋の使い方・入れ方・代用・作り方

ケーキのデコレーションで必須の『絞り袋』!

ケーキの見た目クオリティを左右すると言っても過言ではないほど、重要な工程となるデコレーション。そんなデコレーション工程で必須のアイテムとなるのが『絞り袋』です。よく生クリームなどを購入した時におまけでついています。絞り袋はケーキのデコレーションのみならず、クッキー生地やマカロン生地などを形成していく時にも使用します。

絞り袋の使い方や入れ方がよく分からない…

お菓子作りに欠かせないアイテムである絞り袋ですが、意外と「絞り袋の使い方や入れ方がよく分からない…」という方が多いようです。絞り袋の使い方や入れ方をしっかり学んでおけば、お菓子作りがより楽しく充実したものとなります。そこで今回は、絞り袋の使い方や入れ方について徹底解説します!

絞り袋の入れ方

生クリームを絞り袋に入れる時、絞り袋のあちこちにベタベタ生クリームがついてしまったり、生クリームを入れている段階で絞り口から生クリームが出てきてしまった経験はありませんか?そんなストレスとおさらばするべく、まずは絞り袋への生クリームの入れ方についてご説明させていただきます。

絞り袋の入れ方・ステップ1

まず準備するものですが、ホイップした生クリーム・絞り袋・絞り口・コップ・ゴムべら・定規(消毒しておく)です。早速絞り袋への生クリームの入れ方の説明ですが、まずは絞り袋に絞り口をセットします。続いて、絞り口のすぐ上をねじって折り、そのままコップに絞り袋を入れて袋の口を反対に広げます。コップに絞り袋を入れる時は、絞り袋をきちんと広げてください。

絞り袋の入れ方・ステップ2

半分の量のホイップクリームをゴムべらを使って絞り袋にまっすぐと落ちて行くように入れていき、絞り袋をコップから取り出したら空気を押し出すようにしながら、中の生クリームが絞り口に行くように消毒した定規で押していきます。スケッパーやドレッジをお持ちの方はそちらで行いましょう。最後に、絞り袋の上をねじれば完成です!

絞り袋の入れ方・ステップ3

半分の量のホイップクリームを使用したのは理由があります。一気に全部の生クリームを絞り袋に入れてしまうと、入れている最中や絞っている最中にホイップクリームが溢れてきてしまったり、使っているうちに手の温度でホイップクリームが溶けて最後の方が緩い生クリームになってしまうためです。なので、まずは半量のホイップクリームでデコレーションしていきましょう。

絞り袋の入れ方・ステップ4

ホイップクリームがなくなってきたら絞り袋に付着している生クリームを定規で集めて、絞り口の上をねじりながら押し出していきます。あとは前述したホイップクリームの入れ方と同じように、絞り袋に生クリームを足していけば完了です。

絞り袋の使い方

絞り袋への入れ方がわかったところで次に学んでいきたいのが、絞り袋の使い方です。ケーキのデコレーションの仕上がりを左右すると言っても過言ではないのが絞り袋の使い方ですから、デコレーションを美しく飾るためにも正しい絞り袋の使い方を学んでおきましょう!

絞り袋の使い方・ステップ1

まず、絞り袋を使う際に使いたい口金の大きさに合わせて絞り袋の先端をカットしておきましょう。ホイップクリームや生地を絞り袋に入れる前に、口金から数センチ上部分の絞り袋をひねって口金の中にねじ込んでおきましょう。こうすることで、ホイップクリームや生地を絞り袋に入れたときに下から漏れることがなくなります。

絞り袋の使い方・ステップ2

ホイップクリームや生地を入れる際、絞り袋の口の部分を3分の1から半分程度、手のひらの上からかぶせるように絞り袋を折り返します。そこに先ほどご紹介した入れ方でホイップクリームや生地を絞り袋に入れていきます。半量のホイップクリームや生地を絞り袋に入れられたら折り返していた部分を戻し、利き手の親指と人差し指で中身が入っているぎりぎりのところをはさみます。

絞り袋の使い方・ステップ3

上からホイップクリームや生地が漏れることのないよう、挟んだ部分を軽くねじって指でしっかりと固定します。最後に、口金部分を上に向けて絞り袋の使い方・ステップ1でねじりこんでおいた部分を引き出し、口金の先端まで中身を押し出してから下に向けて絞っていきましょう。

絞り袋の金具のお手入れ方法は?

絞り袋の使い方や入れ方が理解できたところで、大事なのが絞り袋の金具すなわち口金のお手入れです。口金は様々な形がありますが、洗いにくい形が多くなっています。また、クッキーの生地のようなバターをたっぷり使っているようなお菓子だと、なかなか油脂分がとれない事に悩まされている方も多いようです。お次は、きれいに洗うのが難しい口金のお手入れ方法について学んでみましょう。

口金のお手入れ方法

口金はブラシ類を使って洗いましょう。しっかりと洗った後はよく乾燥させて、絞り口を変形させないように空き箱や紙を敷いた空き缶に入れて保管しておきます。バターなどのしつこい油脂分がついた場合は、薄い漂白剤溶液に30分くらい浸しておきます。口金の材料によって黄変する恐れがあるので酸素系の漂白剤を使用するのがオススメです。

洗った後は口金の絞り出し口を下に向けて洗濯バサミでつるすなどして完全に乾かして衛生的な場所に保管しましょう。「30分も浸すなんて時間かかるな…」と、じれったく感じてしまう方は、口金を鍋に入れて洗剤を少し入れて炊く方法がおすすめです。そうすると、スピーディーにしつこい油脂分もスルリと落ち、後は流水ですすぐだけで綺麗に落ちます。

絞り袋がない時の代用アイテムは?作り方も知りたい!

いざお菓子を作ろうと思ったとき、「絞り袋がない!」という経験をした事はありませんか?「せっかくお菓子作りをしようと思ったのに絞り袋がないからもうやめた…」なんて事になってしまってはもったいないです!そんなときは身近にあるもので代用した絞り袋を作ってみましょう!

代用アイテム①ラップでの絞り袋の作り方

どこのご家庭でも常備されている確率が高いアイテム・ラップ!ラップといえば薄くてペラペラしているので「ホイップクリームや生地が漏れてきそう…」と思われるかもしれませんが、意外としっかりしています。そんなラップで作る代用絞り袋は、まず平らなテーブルにラップを大きめに出して広げます。

テーブルに広げたラップの中心にホイップクリームや生地などの絞りたい中身を中心に置き、ラップを手前から向こう側に半分に折りたたみます。ラップの中心に指を置いて押さえます。そこを支点とし、もう片方の手でラップの端を持って中身を包み込むようにくるくると巻いていけば絞り袋のような三角形になります。

くるくると三角形に巻けたら、ラップの上部を縛って中身が出ないようにしましょう。最後に、絞り袋のとがった先端部分をお好きなの太さで切り落とせばラップの代用絞り袋の完成です。ラップであればどこのご家庭でもあると思うので、絞り袋が破れてしまったなどという緊急トラブルにも対応できると思いますので是非覚えておきましょう!

代用アイテム②ジップロックでの絞り袋の作り方

冷凍保存袋として大活躍のジップロック。そんなジップロックを代用する絞り袋で代用した絞り袋は、先ほどご紹介したラップでの代用よりも簡単に作る事ができます。作り方は、ホイップクリームや生地などの絞りたい中身をジップロックに入れて中身が漏れないようにジップを閉じるだけです!

中身を入れられたら、ジップロックの角をお好きな太さで切り落とせばジップロックの代用絞り袋の完成です。ジップロックはラップよりも丈夫なので、シュークリームの生地などといった固めのクリームを入れても破れないので、固めのクリームを絞るときにオススメです。

代用アイテム③クッキングシートでの絞り袋の作り方

クッキングシートはツルツルしていることや耐久性があるので、絞り袋の代用品として最適です。作り方は、まず、21cm×21㎝の大きさにクッキングシートを切って、対角線で折って半分に切り、二等辺三角形を作ります。続いて、三角形の先端がとがるようにクッキングシートを巻いて円すいを作るように巻いていきます。

クッキングシートの先端がとがるように巻けたらクッキングシートの重なった部分を円すいの内側に2~3回折り込み、ホイップクリームや生地などの中身を入れて丈夫の口を数回折り、先端を好みの太さに切りおとせば、クッキングシートの大王絞り袋の完成です。

代用アイテム④マヨネーズなどの空き容器での絞り袋の作り方

マヨネーズやケチャップ・お好み焼きソースなどの空き容器を使って、絞り袋を作ることもできます!きれいに洗って乾かしておいたマヨネーズやケチャップ・お好み焼きソースなどの空き容器に絞りたい生クリームや生地などの中身を入れるだけで完成です!マヨネーズやケチャップ・お好み焼きソースなどの容器は元々液体を出すように作られている為、容器自体も丈夫ですし、上手く搾り出すことができます。

さらにマヨネーズの空き容器であれば、あらかじめ星の絞り口金が付いているのでホイップクリームのケーキデコレーションにも最適です。使用後は洗って乾かしておけば何度も使用できるので、捨てずにとっておくといざという時に活躍します。また、蓋が付いているので中身が残ってもそのまま保存できるといった利点もこの容器ならではのメリットです。

上手にクリームを絞るコツってあるの?

代用アイテムでの絞り袋の作り方について学べたところで、次に気になるのが『上手にクリームを絞るコツ』です。いくら絞り袋の使い方やクリームの入れ方を学んでも、上手にクリームを絞るコツを知っておかないと、せっかくのデコレーションが上手にできない場合があります。最後に、ホイップクリームを上手に絞るコツについて学んでみましょう。

絞り袋の持ち方

クリームを上手に絞る為には、絞り袋の持ち方が重要です。絞り袋を持つ手は主に利き手を使用します。絞り袋の上部はクリームが入ったギリギリのところをねじって利き手でしっかり持ちます。 利き手の反対の手は軽く絞り袋の下を添えるようにするだけです。このように片方の手を添えることで絞り袋の高さを調整したり絞っている時にぶれないようにします。

クリームの絞り方

「クリームが上手に絞れない…」という時は、絞り袋の中に空気が入らないようにしましょう。クリームで絞り袋を満たしたら、口金付近を押しながらクリームを絞り出していくのではなく、絞り袋の上部から押し出すように力を入れていくと上手に絞れます。

ホイップクリームを丸く絞りたい場合は、口金が垂直になるように絞り袋を持ち、口金の位置を動かさないように絞っていきましょう。ホイップクリームを適量絞れたら力を抜き、『の』の字を書くように左下方向へ動かすと、クリームのツノが残らずに表面が美しく仕上がります。

ホイップクリームを棒状に絞りたい場合は、口金を45度くらいに傾けて天板に押しつけないように絞っていきます。そうすると、ふっくらとした丸みあるきれいな棒状に仕上がります。どのような形に絞りたい場合も、ホイップクリームの硬さは重要です。クリームが固すぎるとデコレーションがパサついた印象になりますし、柔らかすぎてもしっかり模様が書けません。適切な硬さを心がけましょう。

生地の温度

ホイップクリームやクッキー生地などを絞る時、温度が重要になってきます。例えばホイップクリームの温度が高くなってきてしまうとボソボソした状態になりますし、クッキーなどのバターを使用した生地だとバターが溶けてゆるくなったりします。ホイップクリームやクッキー生地を絞る際、使用する直前まで冷蔵庫などの涼しいところで保存しておき、温度が高くなる前に素早く絞るようにします。

また、ホイップクリームを泡立てる時も温度が上がってしまうと滑らかなクリームにならずにボソボソしてしまうので、氷水を入れたボウルに当てながら泡立てましょう。温度が高くなるとホイップクリームやバターを使用したクッキー生地などは状態が悪くなってしまうので、スピーディーに絞るように心がけましょう。また、絞る前には流水で手を冷やしておくと手の温度でクリームや生地が溶けにくくなります。

《まとめ》絞り袋の使い方・入れ方・代用・作り方

絞り袋の使い方・入れ方・代用・作り方調査まとめのご紹介はどうでしたか?ケーキのデコレーションやクッキー・マカロンなどの形成にかかせない絞り袋。そんな絞り袋は正しい使い方をすることで美しいデコレーションができるようになります。また、クリームや生地などを入れる時も正しい入れ方を行えば、漏れたり手についたりすることもなくなります。

絞り袋がご自宅にない場合は意外と身近なもので代用することが可能なので、今回ご紹介した代用アイテムで是非、絞り袋を作ってみてください。作り方も簡単なので、お子様とのお菓子作りの時や絞り袋が破れてしまった時などのトラブル時にお試しあれ。せっかくお菓子を作るのならお味はもちろんのこと、見た目も美しくできるように、絞り袋の使い方やクリームの扱い方などをしっかり身につけて頑張りましょう!

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