カツカレーのカロリー平均を調査!大盛りするとどれくらい?

衣がサクッとしてジューシーなカツをのせたカツカレーは、男性だけじゃなく女性からも愛される昔から人気のあるメニューです。でもカロリーが高そう...注文するのをためらってしまう方も多いのではないでしょうか?カレー専門店から身近なチェーン店で食べられるカツカレーまで、また大盛りにするとどれくらいカロリーが増えるのか、カツカレーのカロリーと意外なダイエット効果について大調査してみました。

カツカレーのカロリー平均を調査!大盛りするとどれくらい?のイメージ

目次

  1. 1定番な人気を誇るカツカレー
  2. 2ココイチCoCo壱番屋:ロースカツカレーのカロリーは?
  3. 3ゴーゴーカレー:ロースカツカレーのカロリーは?
  4. 4かつや:カツカレーのカロリーは?
  5. 5なか卵:プレミアムカツカレーのカロリーは?
  6. 6カレーショップC&C:三元豚ロースかつカレーのカロリーは?
  7. 7カツカレーの平均カロリーと糖質
  8. 8カツカレーは高カロリー!でも意外なダイエット効果
  9. 9高カロリーでも食べたい!カツカレーを食べて夏を乗り切ろう

定番な人気を誇るカツカレー

カレーといえば、昔から子供から大人まで皆に愛されてきた国民的なメニューです。その上にさくさくとしたカツをのせたカツカレーは、日本発祥の料理であり、カレーとともに不動の人気を誇ってきました。一口にカツカレーといっても色々あります。豚肉を使ったロースカツカレー、鶏肉を使ったチキンカツカレー、千切りキャベツを付け合わせた金沢カレー、煮込みカツカレーなど様々な種類があります。

ですが、もともと高カロリーのカレーライスの上に、さらにカロリーの高いカツをのせているので、カツカレーは高カロリーかつ高糖質の食事としても有名で、特に女性には敬遠されがちです。ではどれくらいカロリーが高いのでしょうか?いろんなお店のカツカレーを比べて、カロリーの平均を調べてみましょう。

全国にカレーの名店はたくさんあります。その中で、身近ですぐ食べられるお店を中心に、ココイチCoCo壱番屋やゴーゴーカレーなどのカレー専門店、カツ専門店のかつや、専門店ではないけど意外に本格的ななか卵、さらに東京を中心に展開するカレーショップC&Cをご紹介していきます。各お店の特徴やカツカレーの値段とカロリー、大盛りにしたらどうなるか、調べてみました。

ココイチCoCo壱番屋:ロースカツカレーのカロリーは?

全国でチェーンを展開している最大手のカレー専門店、CoCo壱番屋。カレーの辛さ、量、ご飯の量を選べることができて、トッピングの種類も豊富で自分流にアレンジしたカレーにすることができます。季節限定や期間限定のメニューも多くバラエティに富んでいて、宅配サービスもしているので自宅にいてもおいしいカレーを食べることができます。

安定した人気のあるロースカツカレー753円(1153kcal)です。ご飯の量を減らせばカロリーを抑えることもできます。また大盛にするには103円でご飯100g増やすことができて、ご飯の量に応じてソースも増減してくれます。もちろんその分カロリーも増えていきます。

最大の大盛りにすると、ご飯の量が1500g、カロリーは3330kcalほどになります。そこにロースカツ345kcalをのせると3675kcal、かなりの量のカロリーになります。以前は大盛り1300gで20分以内に食べると無料というチャレンジをやっていましたが、今は中止しています。

ゴーゴーカレー:ロースカツカレーのカロリーは?

石川県や東京を中心に全国展開を目指して人気店となった、ゴリラのマークが目印の金沢カレー専門店「ゴーゴーカレー」です。金沢カレーは、濃厚でドロッとしたルーと、付け合わせにキャベツの千切り、ステンレスの皿に盛られており、ライス全体にルーがかけられ、さらにカツにもソースがかかっているという独特の特徴をもったカレーです。

ゴーゴーカレーのカツカレーのサイズは5段階あり、ソフトサイズ特小580円(カロリー不明)、ヘルシークラス小730円(1021kcal)、エコノミークラス中780円(1274kcal)、ビジネスクラス大890円(1564kcal)、ファーストクラス特大990円(2016kcal)となります。さらにトッピングも可能です。

ゴーゴーカレーのカツカレー、一番大盛りのファーストクラスはこんなに大きい!このボリュームで990円と安くてお得感がありますが、カロリーはかなり高めです。

かつや:カツカレーのカロリーは?

国内367店舗を展開する「かつや」。店名からずばりカツ専門店ですが、定番のカツ丼以外にもトンカツやチキンカツ、エビフライなど揚げ物をメインとした定食が中心となっています。価格もお手頃で、持ち帰りできるお弁当の種類も多いのが特徴です。

カツカレー梅(80gロース)637円/1127kcal、カツカレー竹(120gロース)810円/1338kcal、カツカレー松(160ロース・ご飯大盛り)1026円/1905kcalと3段階で量を選べます。カツの量によって値段が変わり、それに応じてカロリーもアップしていきます。カツカレー弁当もあるので、お持ち帰りして家で食べることもできます。

一番大盛りのカツカレー松は、80gのロースが2枚のってさらにご飯が大盛になります。他店と比べるとカロリーが低めです。

なか卵:プレミアムカツカレーのカロリーは?

「なか卵」は丼やうどんを中心として全国に490店舗ほど展開しているチェーン店で、安くてお手軽なのが特徴です。色々な種類の丼やうどんだけではなく、カレーやキムチ定食、うな重などの新商品も並んでいます。こちらもお持ち帰りOKです。

なか卵のカツカレーは、3時間じっくり煮込んだ牛肉とあめ色に炒めた玉ねぎの入った、本格的なビーフカレーにカツがのっています。カロリーは、並890円(974kcal)、大盛り950円(1092kcal)となります。さらに味噌汁セットや豚汁セットを200円前後で付けることができて、付け合わせもサラダ、卵、唐揚げ、漬物と豊富でお得感があります。

こちらがなか卵のカツカレーの大盛ですが、他店と比べるとさほど大盛りには見えませんが、ご飯の量が増えます。カロリーも1092kcalと、他店のカツカレーのカロリーと比べると控えめです。

カレーショップC&C:三元豚ロースかつカレーのカロリーは?

レストラン京王が京王電鉄の沿線を中心に展開する、カレーショップC&C。玉ねぎの甘さとスパイスを共存させたソースが特徴で、ロースカツやメンチカツなどの揚げ物をのせたカレーはもちろん、野菜カレーや卵をのせたオムカレー、さらに各種トッピングをのせることができるほか限定メニューもあります。系列で唯一のカツカレー専門店が新宿で営業しています。

C&Cが自信を持って薦める、サクッとジューシーなロースカツをのせたカツカレーは650円(966kcal)。お手頃価格で食べることができ、辛さはマイルド、中辛、辛口から選ぶことができます。

大盛りは+100円で750円、特盛は+200円で850円になります。大きな皿に盛られるのはもちろん、ご飯が増える分ソースの量も増えます。他のカレー専門店と比べるとカロリーが少なめで値段も安く、食べやすそうです。

カツカレーの平均カロリーと糖質

それではここまで見てきたお店で、平均カロリーを計算してみましょう。上記5店舗の各カツカレーのカロリーの普通サイズで平均を出してみると、1141kcalでした。値段に差はあるものの、普通サイズのカロリーはどのお店でも大差はないようでした。

1日に必要なカロリーの平均量は、成人男性で2100kcal、成人女性で1600kcalくらいです。1食分に換算すると、男性700kcal、女性533kcalくらいになります。カツカレーの平均カロリーが1141kcalなので、1食分の摂取カロリーを大幅にオーバーしているようです。

また、当然ですが大盛りになればそれだけカロリーが高くなります。お店によっては2000kcalほどにもなり、女性の一日分の平均摂取カロリーを超えてしまいます。

次はカツカレーの糖質量です。カレーの糖質量は1皿分約108g、ロースカツの糖質量は9.1g(100gあたり)です。カツの肉や油には糖質があまり含まれていないので、カツカレーの場合ご飯で糖質をたくさん取ってしまうことになります。1日に糖質量は260g(1日の摂取カロリーの6割を糖質で取る場合)までとされているので、カツカレーを食べると1食でその半分くらいを取ってしまうことになります。

カツカレーは高カロリー!でも意外なダイエット効果

カロリーや糖質量を見てしまうと、カツカレーを食べるのはちょっと気が引けてしまうかもしれません。しかしカツカレーには、うまく活用すれば意外なダイエット効果があることを知っていますか?

豚肉が脂肪を燃焼し糖質の代謝を促す

カツカレーのカツに使われている豚肉には、カルニチンという成分が含まれています。カルニチンには脂肪の燃焼を促す作用があります。また豚肉に含まれるビタミンB1には、糖質の代謝を促す作用があります。このカルニチンとビタミンB1の二つの働きによって、肥満の予防にもなるというわけです。

カレーのスパイスが基礎代謝を上げ夏バテを予防する

またカレー粉に使われているターメリックやカルダモンには、ともに基礎代謝を高める働きがあります。特に夏は基礎代謝が一番下がる季節です。カレーを食べることで基礎代謝を上がり、夏バテの予防にも効果があります。

カツカレーを食べる時に注意すること

そんなダイエット効果もあるカツカレーですが、カレーの香辛料は食欲を促進するので、うっかり食べ過ぎてしまうこともあります。ご飯は高カロリー・高糖質なので、ご飯を食べ過ぎないよう気を付けましょう。

高カロリーでも食べたい!カツカレーを食べて夏を乗り切ろう

カツカレーをいろんなお店で比較してきましたが、いかがでしょうか。総カロリーはやはり高めではありますが、豚肉とカレーのスパイスに含まれる成分の働きは、脂肪を燃やし糖質の代謝を促し、かつ基礎代謝を上げてダイエット効果もあり、夏バテの予防にもなるという優れものでした。

カツカレーを食べた日は夜ご飯は控えめにしたり、ご飯を減らしたりするなど、ご飯の量や一日の中でカロリーを調整すれば問題ありません。我慢して無理することなく、ダイエットに効果的に取り入れていきましょう。

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