紅茶のティーポットでおすすめは?おしゃれなガラス・陶器の選び方も紹介

あなたはコーヒー派?紅茶派?どちらも近年、多くの健康効果やダイエット効果があることが明らかになってきています。今回は、紅茶のポットについて詳しく説明をしますが、紅茶のポットにはガラス製や磁器製、陶器製、銀製とあり、ポットの形も様々です。どうしても、おしゃれなデザインの物を買ってしまいがちですが、ティーポットに適した形や素材について、説明をしますので購入する際の参考にしてみてください。

紅茶のティーポットでおすすめは?おしゃれなガラス・陶器の選び方も紹介のイメージ

目次

  1. 1紅茶のポットのおすすめを探そう!
  2. 2紅茶ポットガラス製のおすすめブランド
  3. 3紅茶ポット陶器製のおすすめブランド
  4. 4紅茶ポット磁器製のおすすめブランド
  5. 5紅茶ポット金属製のおすすめブランド
  6. 6紅茶を美味しくするティーポットの選び方
  7. 7紅茶ポットをおしゃれにしてティータイムを楽しもう

紅茶のポットのおすすめを探そう!

喫茶店で紅茶を頼むと、店によって出されるティーポットが違います。綺麗な絵柄のある陶器のティーポットや、中で踊る紅茶の茶葉がみえるガラスのティーポットなど様々なティーポットがありますが、ティーポットによって味が変わるのでしょうか?また、形も色々ありますが、どんなティーポットを選べばいいのでしょう?

家庭で紅茶を飲む時に、同じ飲むならおしゃれティーポットで淹れてテーブルの上を豪華にしてみたいものです。しかし、実際に買う段階になるとどんなティーポットを選べばいいのかわかりません。ですので、素材や形によってティーポットは何が違うのかを、調べてみようと思います。また、おしゃれなティーポットも探してみましょう。

Thumbティーポットはガラス製がおしゃれでおすすめ!選び方や人気の商品は? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

紅茶ポットガラス製のおすすめブランド

ガラスは茶葉のジャンピングが見える

ガラス製のティーポットの最大の魅力は、おしゃれであることと、紅茶の茶葉がジャンピングする様子が見えたり、色の変化も楽しむことが出来ます。紅茶の初心者にも使いやすくておすすめできるのですが、欠点は、保温性が低い為冷めやすい点です。

ガラスメーカーとして高い評価「ハリオ」

耐熱ガラスのメーカーであるHARIOは、1921年創業の日本唯一の耐熱ガラス工場を保有している耐熱ガラスメーカーです。紅茶ファンならば必ず知っているメーカーではないでしょうか?HARIOは、地球に優しい素材で耐熱ガラスを作っていますし、重金属を一切しようしない、安全性を重視している耐熱ガラスのメーカーです。

ハリオのティーポットには、紅茶の茶葉のジャンピングに拘った球状のジャンピングティーポットが各種、容量が選べて自分に合ったサイズのものが見つかります。また、注ぎ口に茶こしが付いているので、カップに注ぎやすくなっています。この茶こしは紅茶の味に影響しない24金をコーティングして作られており、機能性とおしゃれを兼ね備えたティーポットです。

なによりも紅茶の時間が楽しくなるのは、ジャンピングを見ている時でしょう。ハリオの名前の由来はガラスの王様である玻璃王だそうです。一つ一つ手作りされているハリオの贅沢でおしゃれなジャンピングティーポットで、優雅な紅茶の時間を演出してみてはいかがでしょうか?二人用のティーポット(500ml)が、4,860円(税込)です。

シンプルな中にこだわり「キントー」

カジュアルでシンプルなキントーのティーポットは、しっかりと握ることの出来るハンドルで、気軽に使える親しみやすいデザインとなっています。また、耐熱ガラスをベースにステンレスと樹脂で出来たパーツから成り立っており、さりげなくおしゃれなデザインが豊富で合った物を選ぶことが出来ます。

繊細すぎないガラスティーポットは、毎日の紅茶をより気軽なものにしてくれそうです。UNITEAワンタッチティーポット460mlが2,376円、720mlが2,592円となっています。その他にも縦長の楕円のティーポットや、小さいサイズのティーポットやカップ&ソーサーまで、全てガラスで揃えられて、おすすめできます。

持ち手が竹で日本の風情「SUSTEAS」

ガラス製なのに、持ち手が竹で作られていて、しかも直火で使える大変おしゃれなSUSREASの茶こし付き紅茶ポット800mlで、6,565円(税込)です。耐熱ガラスで急激な温度変化にも強く、熱割れしません。また茶こしもガラス製で取り外せて、手入れが楽です。食器洗い機も使用可能で、夏は冷たいお茶にも使えるようです。

蓋も開け閉めに少し抵抗があることで、注ぐと時に落ちにくくなっています。直火にガラスをかけるのが最初は、不安に感じそうですが思った以上に丈夫で使いやすいようです。また、麦茶などを沸かすのにも利用できて、ガラス製なのでカビが生えにくく衛生的で大好評のポットです。

紅茶ポット陶器製のおすすめブランド

陶器が紅茶のまろやかな味を引き出す

陶器のティーポットは、土からできており紅茶のアクを取り除いてくれたり、味をまろやかにしてくれます。更に保温性もあり紅茶のティーポットでは一番おすすめの素材と言えるでしょう。他の素材で作られたティーポットでは、表現できない温かみや、手に持った時の感触なども大きな特徴で、世界中で人気を集めています。

また、多孔性で、不浸透性に優れており、水分を吸収しやすく、臭いやカビが付きやすいので、細めなお手入れが必要です。また、紅茶のシミがのこりやすいので、使用前にぬるま湯にくぐらせると、シミがつきにくくなるそうですので、試してみてください。洗った後は、完全に乾燥させてからしまうようにしましょう。

しかし、この吸収しやすい性質はマイナスばかりではありません。長年使い続けるうちに紅茶の成分を吸収し、色が変化することにより、深みや味が出てきます。

英国王室御用達「ウェッジウッド」

ウェッジウッドは、イギリスの陶磁器メーカーでロイヤルドルトン社と並んで、世界最大級の陶磁器メーカーの一つです。高級食器をメインで製造・販売しており、長い歴史のあるメーカーです。製品の中にはジョージ3世の妻であるシャーロット王妃に贈られたものもあり、クイーンズウェアの名称を許可されています。

ウェッジウッドのファインボーンチャイナの歴史は200年を超え美術館に所蔵されているものもあります。英国らしいブリティッシュエレガンスが漂う柄のローズゴールドは、18世紀のパターンブックを元にデザインされており、伝統的なバラを中心に様々な花の柄をあしらった、乳白色ベースの繊細な逸品で、おしゃれの域を超えた芸術品と言えるでしょう。

紅茶ポットだけでなく、カップ&ソーサーやクリーマーなど多くのラインナップで、優雅な時間を過ごすことが出来るであろうおすすめの紅茶ポットです。価格はSサイズ600mlで35,640円です。1万円代の紅茶ポットも多数ありますが、ウェッジウッドの最高級パターンのアストバリーブラックは、22kを贅沢に使用し8回の薬成を重ね、職人の手で丁寧につくられています。

立体的な模様やレイズゴールドの輝きに、ファインボーンチャイナの堅牢な仕上がりにより、代々と受け継いで愛用できる家宝となる逸品と言えるでしょう。この紅茶ポットは1200mlで、648,000円(税込)です。いつかこの様な紅茶ポットで、優雅に紅茶を飲みたいものです。

ころんと丸いフォルム「ル・クルーゼ」

ル・クルーゼとは、鋳物ホーロー鍋のパイオニアとして有名なブランドです。100年持ちこたえる世代を超えて受け継ぐことが出来る鍋は、伝導率の良さや計算された蓋の形、独自のスチームをコントロールできる仕組みで、素材の旨味と栄養のみをしっかりと閉じ込める、美味しし鍋のブランドから発売されている、ティーポットを紹介します。

ル・クルーゼの鍋のデザインをそのままティーポットにしたころんとした丸みのある、温かな形は紅茶の茶葉のジャンピングに適した形です。中にはステンレス製で目の細かい茶こしが付いていて、お手入れも楽にできます。おしゃれなデザインですので、お客さんにも使えてテーブルを明るくしてくれます。

北欧デザインがオシャレ「マリメッコ」

冬の長い北欧のインテリアやキッチン用品は、実に明るく元気になれるデザインが多くあります。その中からマリメッコのティーポットを紹介したいと思います。マリメッコのティーポットは、いくつかの柄がありますが、心がわくわくするようなおしゃれな色使いで独創的なファブリックデザインが、世界で有名です。また北欧ブランドならではの実用性にも優れています。

電子レンジ、食洗器、冷蔵庫、オーブンのどれでも使用が可能です。マリメッコのティーポットで今回紹介するのは、白地に大きな花柄をあしらったもので、取手と蓋の形が日本の急須を思わせる形となっており、紅茶でも日本茶でもどちらにも使ってもおかしくない、おしゃれなデザインとなっていて、大変おすすめです。

建国100年のフィンランドのデザイン

マリメッコのティーポットを紹介したついでに、日本でも人気の北欧デザインの一つであるフィンランドのデザインについて、少し紹介したいと思います。独立から100周年を迎えたフィンランドでは、デザインの視点から祝う取り組みが行われています。デザインが担うべき役割を認知させることが目的であるOrnamoという名のデザイン協会を発足しました。

世界の非営利デザイン協会の中でも歴史が長く、現在では2500名のデザイナーが所属しています。デザイナーが能力を発揮しやすいように、適正な報酬が支払われているかの調査も毎年データを年間にまとめています。また、企業との関係の作り方と仕事の進め方などもレクチャを実施し、優秀なデザインを世界に広げるために様々な活動をしています。

12世紀から19世紀まで、スウェーデンに支配され1917年のロシア革命が起きた時に、混乱に乗じて独立を宣言しました。長い支配下で暮らしてきた背景から、極端な格差によって惨めな思いをする国民が出ないように、平等の水準で高い暮らしを目指してきたフィンランドは、デザインにおいても、多くの人が共有できるプロダクトの質をたかめようとしてきました。

フィンランドのヘルシンキに高層の建物が無い理由は、高層階と低層化の住人たちの間にヒエラルキーが生まれないようにという狙いがるのだそうです。フィンランドの高く保たれた、日用品や家具の、質やデザイン性が良いのは、誰もが豊な生活を送れるためのアイテムであり、デザインだけでなく、丁寧な職人の仕事によって作られたモノで溢れかえっています。

Thumbカルディの濃縮紅茶が売り切れ?口コミでも人気!おすすめの飲み方は? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

紅茶ポット磁器製のおすすめブランド

磁器は香りが染み付きにくい

ティーポットの素材の中でも、紅茶のアクを取り、まろやかさを与え、保温性にも優れている磁器のティーポットは、石英や長石などの陶石を砕いて粘度に混ぜられてから作られます。薄く仕上げることができ、滑らかで硬質な表面となり、人気の高い素材です。

また、保温性もあり、注ぎ口なども繊細なデザインにできるので、湯切れの良い注ぎ口のもの多くあります。また表面にシミが付きにくいのが利点でもあり、おすすめの素材と言えるでしょう。

和の風味が加わった洋食器を扱う「ノリタケ」

ノリタケの約束として、美しさと技術へのリスペクトが込められ、持つことの喜びと、使うことの満足を感じ、愛着という更なる価値を感じていただけることがあります。白に魅せられて始まったノリタケの歴史に変わりはなく、様々な白を使ったノリタケは、使わないときでさえも美しく見える白に拘っています。

100年以上続く歴史あるノリタケのデザインと職人技は、次の職人へと連綿と継承され、一切の妥協を許さないポリシーを持っているのです。そして最も重要なノリタケの創始者である、森村市左衛門の言葉で、いつも誠実であり続けることがノリタケに脈々と受け継がれています。

そんなノリタケのティーポットには数多くのシリーズがあり、どれも大変おすすめできる商品ばかりです。洋食器でありながら、柄や形に日本のテイストがさり気なく織り込まれていたりと、国内外から人気の高いノリタケです。ノリタケのティーポットで人気のひとつた、レースウッドゴールドシリーズで、淡い清楚なブルーとノリタケ拘りの白でエレガントなポットです。

容量は520㏄で、9,720円です。少しゴージャスながら品のあるデザインのもので、ホワイトパレスティーポット1090ccが、27,000円です。また、面高(おもだか)という花をモチーフにした、より洗練さ格式あるデザインです。

いい物を熟知した人にふさわしい紅茶ポットが、和花コレクションティーポットで、価格は64800円です。ボーンチャイナでこの価格とクオリティは大変おすすめの逸品です。

高級志向ならファンが多い「マイセン」

ドイツの名窯、マイセンを代表する柄としてブルーオニオンがあります。白磁に青の染付で飽きがこず、上品で優雅な佇まいです。長年にわたり人気が高く、根強い人気を保つマイセンのヒット商品の一つです。1200mlで70,000万円(税抜)です。

Thumb生姜紅茶の効果効能は?ダイエットや風邪予防にもおすすめの作り方・レシピ | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

紅茶ポット金属製のおすすめブランド

錆びにくくて機能的

銀のティーポットは高価ですが、豪華な美しさや長く使えることから人気は衰えません。テーブルに置いておくだけでも、高貴な気分にさせてくれるのも、銀のティーポットならではでしょう。銀製と言っても、ステンレスにシルバーのメッキを施したものと、純銀のティーポットとがあります。また、純銀のアンティークのティーポットは大変人気で高価なものです。

銀製なので、当然紅茶のシミは付きにくいのですが、使い続けていくうちに、表面が黒ずんで曇った感じになってきます。銀製の艶々した質感が損なわれては、美しさも半減してしまいます。時々、専用のクリームで磨くと艶感が蘇るますので、定期的に磨いてあげましょう。普段は、食器と同じ様に洗い、しっかりと乾かしてから保管しましょう。

鉄のティーポットだと紅茶の風味に変化が起きてしまいますが、銀製のティーポットの場合は、紅茶の風味に影響を与えませんので、安心して使えます。しかし、銀は金属の中でも熱伝導率が高いという特徴を持っており、お湯がよく流動し紅茶の風味が十分に引き出されますが、熱が逃げやすいので温度が下がるのも早く、紅茶が早く冷めてしまう欠点があります。

美しく輝く「ロイヤルセランゴール」

スズを92%以上主原料とした合金であるピューターを使用して作られている、ロイヤルセランゴールのティーポットは、何種類かの形のものがありますが、300mlサイズでも62,000円ほどの価格です。銀製よりも輝きを保つ期間が長く、世界でも人気の高いティーポットのひとつです。

ティーポット、シュガーポット、クリーマー、トレーのセットは、178,200円(税込)で、ギフト用にも、自分用にもどこに出しても恥じることのない品格のあるティーポットです。

使いやすさにこだわった「仔犬印」

直火にかけられ、耐久性と実用性、機能性に優れた仔犬印のティーポットです。新しいのに、どこか懐かしいデザインで、どんなシーンや場所にも合う紅茶ポットと言えるでしょう。本体と注ぎ口の継ぎ目が一体に見える技術は、熟練した職人の溶接加工によるもので、一つ一つで作業で仕上げられています。現在では少なくなった職人技の一つで大変おすすめです。

北欧好きにダントツおすすめ「イッタラ」

デザインに重きをおいてきたフィンランドですが、そのフィンランドのブランドの中でも人気の一つが、イッタラです。1881年ガラス工房として誕生したイッタラのデザインは、建築家のアルヴァ・アアルトや、デザイナーのカイ・フランクなどのデザインにより世界的なブランドとなり、シンプルでナチュラルなデザインが年代を超えて愛され続けています。

幸福度が高い北欧の何故?

ノルウェー・アイスランド・デンマーク・スイス・フィンランドなどの北欧勢が近年、世界幸福度ランキングの上位を占めています。今年2018年のランキング1位は、フィンランドでした。それに対して日本は54位です。この幸福どの基準は何かというと、人口当たりのGDP・平均寿命・人生選択の自由度・寛容さ・社会的支援・社会の腐敗度からなります。

フィンランドと日本では、この6つの条件のうち人口あたりのGDP、社会的支援、平均寿命にあまり差はないそうです。とすると残りの人生洗濯の自由度、寛容さ、社会の腐敗度で大きく差が出たことになります。では、日本で得られないフィンランドでの人生洗濯の自由度とはなんでしょう?

人生に大きく関わる項目はいくつかありますが、一日のうち大半の時間を費やす仕事において、フィンランドでは就職活動というものがなく、年功序列や終身雇用もありません。学校の卒業時期も、卒論が完成すればいつでも卒業でき、どういう仕事をしたいかや、どういう仕事が楽しいかを基準に仕事を選ぶ人が多いようです。

仕事をしてみて違うと感じた時には、もう一回大学に入る人もいますし、時分で起業する人もいます。また、世界を見てみたいと海外で数年間生活をしてから就職をする人もいます。学費は基本無料ですし、起業したければ補助金制度(生活補助のような制度)もあります。勿論、公務員になりたい人もいれば、ずっと同じ職場で働く人も少なくありません。

つまり働き方も何歳からという決まりがありません。何度でも大学に入ることが可能なのです。また、就職時の人選ですが、日本のようにリスクの少ない人を企業が選ぶのではなく、能力重視で何ができるかが重要なのです。その人の過去の歴史は問題ではありません。こういった風土だからこそ、自由な発想でデザインがどんどんと考えだされます。

また、ただ単に自由というだけでなく、機能的にも優れたものを作ろうと努力する面もあり、職人による手作業で作られている商品も数多くあるフィンランドです。デザイン性と機能性の高さが兼ね備えられたフィンランドの商品に世界中の人が魅了されるのは、フィンランドの歴史とフィンランド人の思想から生まれたものだからこそなのでしょう。

北欧デザインのリーディングカンパニー・サガフォルム社のティーポット

北欧スウェーデンのサガフォルムは、レトロなデザインが心落ち着くテーブルウェアです。同じ柄で皿やボウル、カップにティーポットまで揃えられます。サガフォルムとは笑顔と喜びを届けるという意味を持ち、心から楽しんでもる事がコンセプトとなっています。そんなサガフォルムのおすすめティーポットは、retroティーポット1.5Lで、5000円前後で購入が可能です。

グリーンリーフと小さな実のデザインで、朝から元気がもらえそうなデザインとなっています。また、食洗器やレンジ、オーブンにも使えるのでお手入れが簡単です。スウェーデンで活躍していた、ロッタ・オデリウスのデザインは、北欧の伝統を守りつつ、遊び心もプラスされていて、どんな年齢の人でも似あうデザインとなっていて、おすすめのティーポットです。

北欧で人気のブランドMiss Etoileのティーポット

ユーモラスで存在感溢れ、個性的なミス・エトワールのティーポットは、ディズニー映画美女と野獣のキャラクターを思い出させるデザインとなっていて、夜中に歩き回っているのでは?という想像力を掻き立てられるティーポットですので、空想の世界が好きな人にはピッタリでおすすめのティーポットです。

セラミック製で、1リットルの大容量のものが12,960円(税込)で、それより少し小ぶりの700mlが11,448円です。二つ購入して並べて飾りたくなることでしょう。このシリーズにはカップなど他のアイテムもあります。

Thumb紅茶ダイエットの効果とは?正しい方法とおすすめの種類も紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

紅茶を美味しくするティーポットの選び方

紅茶を美味しく淹れるためのティーポットとして、いくつかの条件があります。その条件ごとに何故その条件が必要なのかを詳しく説明したいとおもいますので、購入される時の参考にしてみて下さい。また、紅茶は優雅に淹れられるようになりたものです。ティーポットで紅茶を淹れる際のコツも説明しますので、ティーパーティーの時の参考にしてみて下さい。

丸い形のティーポット

紅茶を美味しく淹れる為には、紅茶の茶葉がティポットにお湯を入れた時に、お湯の空気によって茶葉が浮いたり沈んだりする、ジャンピングしなければいけません。このジャンピングにより茶葉が上手く循環する形は、丸いティーポットの方が茶葉が揺れやすく、旨味も引き出せるのです。

まず、紅茶の茶葉のジャンピングがどんな状態なのか、分からない方もおられることでしょう。陶器や磁器のティーポットでは、中を見ることが出来ませんので、ガラスのティーポットが唯一このジャンピングが見られるティーポットと言えるでしょう。

ジャンピングは、ある条件が揃った時にティーポットの中で茶葉が起こす上下運動のことで、このジャンピングにより、一片一片の茶葉がお湯にまんべんなく混ざり、色、香り、味の3つが上手く抽出されるのです。では、ある条件とは何でしょう?紅茶のジャンピングに必要な条件は、汲み立てで沸かしたてのお湯・鮮度がいい茶葉・丸い適正サイズのティーポットです。

まず汲み立てで沸かしたてのお湯でないといけない理由は、お湯に十分酸素を含んでいる必要があるのです。水道水ならば勢いよく水を出すことで酸素を含ませます。ミネラルウォーターなど容器に入った水はふってから酸素を含ませます。汲み置きの水は使わないこと。沸騰させすぎず、95℃~98℃くらいの温度で対流が起こるほどの高温であることが必要です。

また、折角熱いお湯を使ってもティーポットが冷えていると、一気に温度が下がってしまいますので、ティーポットは必ず温めておきましょう。また、電気ポットなど再沸騰させたお湯や、沸かしっぱなしのお湯などはジャンピングが起こりにくいので、使用しない方がおすすめです。それから茶葉の鮮度もとても重要です。

正しい保管をされた、開封後1ヵ月以内の茶葉である必要があります。湿気を吸った茶葉は、ジャンピングが起こりにくくなるからです。また、ブレンドティーやフレーバーティーにジャンピングが起こりにくい理由は、フレイバーティーは香りをつける為オイルを吹き付けているので、ジャンピングしにくいのです。

それから、ブレンドティーは、古い茶葉が混ぜられていることが多いので、ジャンピングが起こりにくいと言えるでしょう。新鮮な酸素を多く含んだ水を沸かして、新鮮な紅茶の茶葉を使って淹れた時に、どういう仕組みでジャンピングが起きているのかを説明したいと思います。仕組みを理解すると、必要な条件の意味も理解できると思います。

まずティーポットに新鮮で乾燥した紅茶の茶葉を入れ、お湯を注いだ時、茶葉は乾燥して軽いのでお湯の上部へと浮き上がります。そして、紅茶の茶葉がお湯を吸い込むと重みで沈みます。沈んだ紅茶の茶葉にお湯の中の酸素が付着していき、茶葉が再び浮上します。ポットの上部に上がった紅茶の茶葉は、再び重みで沈むという繰り返しをします。

こういう状況をジャンピングと言い、お湯を勢いよく注いで茶葉を動かすことでも、高いところからお湯を注いで、茶葉を動かすことでもありません。普通にティーポットにお湯を注ぐだけで、条件が揃ってさえいれば、ジャンピングは起こるのです。次に、丸いティーポットで適正サイズでなけらばならない理由を説明します。

もちろん、丸い形というのは対流が起こりやすい形という理由からです。こういった理由により、陶器のポットは横長の丸い形が紅茶用で、縦長のポットがコーヒー用となっています。これはガラスのティーポットでも同じことです。四角い形だと、角張った四隅には対流が起こりにくいと言えるでしょう。三角だと、3辺の角は対流が起こらないと言えます。

では円錐の筒状のものは、どうでしょう?上部にすこしだけ対流が起こりますが紅茶が美味しくなるほどの対流は起こりません。また、作る分量に合ったサイズのティーポットを使う理由は、お湯の量と関係しています。お湯をティーポットの8分目まで入れた量が作りたい量にならなければ、丸いティーポット全体を使った対流が起こりません。

例えば5杯作れるティーポットで2杯分の紅茶を作ろうとした時、2杯分の茶葉に合うお湯の量では、ティーポットの下半分以下にしか入らず、ティーポットの丸い部分を活用できません。逆に2杯用のティーポットで5杯分作ろうとしたならば、お湯の量に対して紅茶の茶葉が多すぎて、対流する隙間がありませんし、とても濃い紅茶になってしまいますのでおすすめしません。

保温性の高いティーポット

美味しい紅茶を淹れるためのティーポットは、保温性の高いものを選ぶ必要もあります。あっという間にお湯が冷めてしまうと、紅茶の茶葉が上手く開いてくれずに、旨味が引き出せません。お湯を入れてから、紅茶の茶葉が蒸らし終わるまで冷めない程度の保温性の高いティーポットをおすすめします。

特に、紅茶の本場であるイギリス人は紅茶の温度に非常にこだわるようです。温度が低いと紅茶の茶葉が開ききらずに上手く紅茶の成分を抽出できません。そういった意味では、ガラスやステンレス、アルミなどの熱伝導率が高い素材は、ティーポットにふむきと言えあまり、おすすめできません。陶磁器のティーポットが保温性は高いと言えるでしょう。

蓋がしっかりと閉まるティーポットは、保温性も高くなりますし、紅茶を注ぐときにも蓋が落ちにくいので、そういったティーポットを選ぶことをおすすめします。

湯切れの良さ

湯切れの悪いティーポットを使うと、ティーポットに紅茶が伝ってテーブルを汚してしまいます。折角、おしゃれなティーポットを使っていても、淹れ方が汚いと台無しです。それから、見た目よりも重要なのが、紅茶をティーポットで抽出したときに一番美味しいとされているゴールデンシロップと呼ばれている、紅茶の最後の一滴までを味わうことです。

使いやすいティーポット

毎日使うのに持ちにくかったり、蓋が落ちやすかったりしてはどうにもなりません。持ちやすい取手であることと、ティーポットをもった時に手がポットに触れて火傷をするようなポットも避けることをおすすめします。実際に手に持ってみて確かめる方がいいでしょう。それから、デザイン性に惹かれて複雑な形のものを選ぶと、手入れが大変なのでおすすめしません。

シンプルなデザインが洗いやすく、茶渋も残りやすでしょう。陶磁器のティーポットの場合は、内側まできちんと釉が塗ってあるか確認しましょう。また、紅茶のティーポットには鉄製のものは避けることをおすすめします。何故なら、鉄分が紅茶のタンニンと化合し、紅茶の色が黒っぽくなり、味も落ちてしまうからです。

ティーポットで紅茶を入れるポイント

紅茶の美味しい淹れ方は、紅茶の茶葉のジャンピングのところでも少し触れましたが、汲み立ての水を使うこと、硬質よりも軟水の水を使うこと、沸騰直後の温度のお湯を使うこと、鉄分の含まれるティーポットは避けること、丸い形のティーポットを選ぶなど、紅茶のカップも内側が白いものの方が、紅茶の色が綺麗に楽しめるので、白いものをおすすめします。

それから、ティーポットやカップはあらかじめ温めておきます。紅茶の茶葉の量とお湯の量、ティーポットのサイズが合っているかも重要です。沸騰したお湯をティーポットに注いだ後は、細かい茶葉なら3分くらい、大きい茶葉なら4分くらいが目安でしょう。蒸らす際にティーコージーやティーマットを使って保温効果を上げ、できるだけ温度をキープしましょう。

最後の一滴まで注ぎ入れて飲むことも忘れないでください。旨味の凝縮したベストドロップと呼ばれるほど美味しいところです。

Thumb紅茶検定の試験と難易度は?過去問題や合格率など紅茶好きの資格を解説 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

紅茶ポットをおしゃれにしてティータイムを楽しもう

おしゃれなティーポットや、おしゃれと機能性を兼ね備えたティーポット、おしゃれの域を超えた美術品のようなティーポットまで、様々なティーポットがありました。ティーポットを購入する際の参考どころか、全て欲しくなってしまったのではないでしょうか?おしゃれなだけでない紅茶のティーポットの形も重要な役割を果たしていました。

おしゃれで茶葉のジャンピングが見られるガラス製のティーポットも、蒸らしの時間が愉しくなりそうですし、手に馴染むおしゃれな陶器のティーポットは保温性に優れていて日本人が使い慣れた素材です。また、豪華なデザインでおしゃれな装飾の施された磁器や銀製のティーポットも、西洋のティータイム気分が味わえます。

少しずつ買い揃えて、その時の気分や演出したい雰囲気に合わせて、ティーポットを使い分けてみるのも、きっと楽しいことでしょう。また、紅茶は健康・美容・ダイエットの効果も多く持っていますので、毎日の紅茶をティーポットで演出して楽しんでみてはいかがでしょうか?

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ