オレオのカロリーは1枚でどれくらい？カロリーが高い理由を調査！

オレオのカロリーは高いと言われても、長い間食べ続けてきた私たちにとって、今更食べるのを辞めることはなかなか難しいことです。いかに健康的にオレオを食べるか、オレオ1枚のカロリーが高い理由と一緒に見つけてみましょう。いったい何がそんなにカロリー高い理由になっているのでしょうか？

甘くないココアクッキーと白いバニラクリームが織りなす、魅力的なオレオのことをもっともっと調べてどのくらいなら食べてもOKか！読んだ後にオレオが食べたくなるくらい熟知してしまいましょう。
 

オレオを販売している「ナビスコ」はモンデリーズインターナショナルの子会社です。旧ヤマザキナビスコ(現ヤマザキビスケット)とモンデリーズインターナショナルの36年間のライセンス契約終了で、2016年9月12日からモンデリーズジャパンが新発売しました。

しかし、その味が変わったとネットでも話題になっています。食べ比べてみてどうですか？ココアクッキーの硬さが変わったとか、バニラクリームが柔らかくなったという口コミがネットなどで出ているようですが、あなたは、どう思いますか？そして、実際のところオレオ1枚のカロリーもやはり変わっているのでしょうか？また、カロリーの高い理由とはどこにあるのでしょうか？

2016年までみんなに愛されていた、ヤマザキナビスコのオレオ、正式名称はオレオクリームサンドクッキーと言いますが、そのオレオが姿を消してしまってから、この秋でもうすぐ2年になります。あの何とも言えない硬くて食べ応えのある2枚のココアクッキーに挟まれた白いバニラクリーム。オレオと言えば、ヤマザキナビスコのオレオでした。

そのまま食べても、1枚ずつにはがしてクリームをスクープして食べても、牛乳につけて食べても…というコマーシャルはずっと見ていた気がします。あの幻のヤマザキナビスコのオレオ1枚のカロリーは55カロリーでした。今食べることができるオレオは中国で作られたモンデリーズジャパンのオレオですが、このオレオは1枚53カロリーと書かれています。

多くの人がオレオと言えば頭に思い描くのがこの2枚のココアクッキーに白いバニラクリームを挟んだこのタイプです。1枚当たり53カロリーです。100年以上続くこのタイプはオレオのオリジナルとして、これから先も永く愛されるでしょう。ただし、以前より2カロリー少なくなったとはいえ、オレオのカロリーが高い理由だけはきちんと理解してから、食べましょう。

2枚のココアクッキーの間にチョコレートクリームを挟んだこのタイプは、オリジナルオレオも好きだけど、ほろ苦いココアクッキーと甘いチョコレートクリームの両行の合わさった感じが大好き！という口コミが多い商品です。

1枚53.５カロリーと、カロリーはオリジナルより0.5カロリー高いですが、まだ食べていない人は食べてみる価値あります。カロリーが高い理由が推測できます。ココアクッキーは変わらないものを2枚、その中のチョコレートクリームで0.5カロリー高くなったのですから、カロリーが高い理由はやっぱりと言ったところでしょうか？

ゴールデンオレオバニラクリームは2004年にアメリカでは発売されていて大人気の商品なのですが、日本で発売されるようになったのは2017年からです。アメリカのゴールデンオレオバニラクリームと比較すると少し味が違うという口コミがありますが、ほろ苦いココアクッキーと甘いバニラクリームになれている日本人の舌にゴールドのクッキーとバニラクリームはどう感じるでしょう。

1枚当たりのカロリーは54.5カロリーとオレオオリジナルと比較すると1.5カロリーも高くなります。せっかくわかりかけていましたが、ココアクッキーからゴールデンクッキーになってバニラクリームが変わらないと1.5カロリーも高くなりました。

オレオクリスピーバニラムースはオレオのミニというよりは薄くしたものという方が正しいです。オレオのバニラクリームが好きな方にはかなり物足りない感が強い口コミばかりですが、中には薄いし、少し小さめなので、子どもには食べやすいかも…という口コミもありました。

確かに5ミリのオレオオリジナルは子どもの口には、おおきすぎて、また以前のヤマザキナビスコ時代のものより少し崩れやすくなっている現在のオレオオリジナルでは、子どもが食べるとボロボロこぼしてしまいそうなので、その意味では、クリスピーの方が食べさせやすいかもしれません。

もう1つ、バニラクリームではなくバニラムースになっているように、少し滑らかになっていて、オレオオリジナルを想像して食べるとかなり違いがあります。オレオクリスピーバニラムース1枚のカロリーは32.7カロリーです。クッキーもクリームも少なくなってしまったらカロリーが高い理由のヒントはどこにあるのでしょうか？

オレオクリスピーティラミスは2017年から日本で発売になりました。通常のオレオが1枚5ミリなのに対して3ミリとだいぶ薄めに作られています。その分、クッキーの周りが欠けやすいなどの口コミもあり、通常のオレオオリジナルのファンの方には少々物足りない感はあるものの、1枚のカロリーが32カロリーと少し低いため、カロりーを気にする方にはいいかもしれません。

ただし、食感などはオレオオリジナルとは別物だと思った方がよさそうです。中にはラングドシャクッキーのようだと表現していた口コミもありました。ティラミスクリームに対しては、賛否両論ですが、ティラミスとはちょっと違うけど、コーヒーの香りと甘いクリームは美味しいという口コミが多数ありました。

オレオクリスピー抹茶ラテは2017年に発売された日本限定のオレオクリスピーです。ココアクッキーは他のクリスピーと同じで、抹茶ラテの味はというと…ココアクッキーのほろ苦さに抹茶の味や香りは消されたような味わいでした。

アイデアはいいのですが、ココアも抹茶もこの濃厚なほろ苦さが売りの2つの組み合わせは、あまり好評ではないようです。もちろんオレオオリジナルと比較するから出てくる辛評でしょう。それだけ、日本人にはオレオオリジナルが浸透しているということでしょう。オレオクリスピー抹茶ラテ1枚のカロリーは32.7カロリーです。

2018年3月に日本に上陸したオレオクリスピーレモンムースは日本でも、そして海外でも今ブームのレモンの風味がさわやかで、レモンムースは、日本人の味覚に合わせて日本仕様に作られています。ほろ苦いオレオクリスピーと甘酸っぱいレモンムースの相性もいいと評判です。春夏の季節には美味しく食べられる商品と好評です。オレオクリスピーレモンムースは1枚32.7カロリーです。

オレオとひとくちに言っても、実は種類が結構あります。2枚のココアクッキーにバニラクリームを挟んだ従来のオレオの他にも、白いバニラクリームではなく、チョコレートクリームを挟んだオレオチョコレートクリームやココアクッキーではなく普通のクッキーに白いバニラクリームを挟んだオレオゴールデンバニラクリーム。

それに加えてココアクッキーがおよそ3mmの薄さになってパリッと軽い食感になったオレオクリスピーシリーズにもオレオクリスピーバニラムース、オレオクリスピーティラミス、オレオクリスピーレモンムースとバリエーションも豊富です。それから忘れてはならないオレオビッツサンドです。

ミニサイズのオレオで、薄くなったのではなくてミニになっただけなので、味わいはオレオオリジナルとほぼ同じです。日本でも普通に売られているものもありますが、輸入品なので見つけたら味わってみておくのをお勧めします。人気がないと全く輸入されなくなるものも少なくないからです。

現在の世界中に出回っているモンデリーズジャパンのオレオを基準にお伝えします。オレオ1枚のカロリーは53カロリーです。これを高いととるか、低いととるかはそれぞれですが、白米1膳約160gで269カロリーなので、オレオ5枚分に相当するということになります。ご飯1膳を我慢してオレオを５枚食べるかどうか。何故、オレオはそんなにカロリーが高いのでしょうか？オレオクッキーのカロリーが高い理由に迫ってみましょう。
 

オレオの原材料は小麦粉・砂糖・植物油・乳糖・コーンスターチ・カカオマス・ホエイパウダー・食塩・膨張剤・乳化剤・香料・酸化防止剤と書かれています。この中で、あまり聞き覚えがないのはホエイパウダーですが、ホエイパウダーとはチーズやヨーグルトを作る際、固まらずに残った透明の液体(ホエイ、乳清ともいう)を乾燥させて粉上にしたものです。

いわゆる動物性のタンパク質、プロテインのことです。この原材料を見ると乳糖、ホエイパウダーなど動物性のものが多く含まれていますが、これがオレオの高カロリーの理由でしょうか？

オレオの高カロリーを握るのはホエイパウダーなのでしょうか?ホエイパウダーというのはそもそも牛乳からチーズやバターヨーグルトなどを作った残りの液体でできているので、脂肪分はほとんど含まれないということですよね。タンパク質の塊のようなものなので、味見してみると少し甘くて美味しいものです。

しかし、小中学校の時学校で家庭科の時間に勉強したと思いますが、「同じ1gで脂肪は9カロリー炭水化物やタンパク質は4カロリーの熱量がある。」というのを覚えていますか?そうだとしたら、タンパク質でできているホエイパウダーは高カロリーの理由とはいえないということです。

乳糖とは牛乳に含まれている炭水化物の99.8％を占める糖のことです。ラクトゥースとも呼ばれています。この乳糖は砂糖のようには甘くなく、エネルギー源としての働きだけでなく、カルシウムや鉄分の吸収を助けたり、整腸作用などもあります。

しかし大人の10％くらいの人には乳糖分解酵素(ラクターぜ)が少ない人がいて、その人たちは牛乳を飲んでもお腹がゴロゴロしたり、下痢をしやすかったりすることもありますが、乳糖のエネルギーも炭水化物ですから1g4カロリーとすると、オレオ1枚のカロリーが高い理由にはあまり関係がないようです。

やっぱり油でしょうか？2枚のココアクッキーにはほとんど油の類はつかわれてはいないようです。ココアクッキーではないとすれば、やっぱり間に挟まれた白いバニラクリームには植物油がたくさん含まれていそうです。結構硬めで、2枚のココアクッキーをぴったりとひっつけているこのバニラクリームです！

このバニラクリームを取り除けばオレオの良さは確実に半減してしまいますが、カロリーはどのくらい減るのでしょうか？実は1枚53カロリーのオレオのうち、白いバニラクリームのカロリーは43.892カロリーなのです。ということで、オレオのカロリ―が高い理由は白いバニラクリームの植物油と砂糖のコンビネーションということになります。

最近コンビニでもよく見かけるオレオビッツサンドはオレオのミニサイズです。オレオビッツサンドはなんとミニにしただけですが、カロリーは1枚15.4カロリーです。このコンビニで売っているミニサイズの袋には77g25枚入りなので、全部食べても385カロリーです。

食べ応えとしては普通のオレオが断然ありますが、全部食べたくなるのであれば、オレオビッツサンドなら、385カロリーの摂取で済むので、少し気がラクですね。これからオレオの味が恋しくなったら、ミニサイズのオレオビッツサンドを購入しましょう。健康のため、ダイエットのためです。ミニサイズのオレオビッツサンドなら1袋全部食べても後悔しませんよ！

100年以上の歴史があるオレオは世界で一番愛されているクッキーです。この100年の間に少しずつ進化していって今のカタチになったのですが、ずっと愛されるというのはすごいことですね。1枚53カロリーとオレオのカロリーが高いのは白いバニラクリームだとわかったからには、少しバニラクリームを外して食べたり、ミニサイズのオレオビッツサンドにしましょう。

そして、オレオクリスピーのシリーズでも十分健康に気を配ることができます。そうすれば、これからもオレオを思いっきりパクッと口にほおばることができますね。ミニです。ミニミニ…クリスピーです。クリスピーも大丈夫です。これからもやっぱりオレオは世界中の人に一番愛されるクッキーの座を守り通すことでしょう。

オレオの存在をいつまでも変わらず残すためにも、自分の健康を守るためにもミニサイズのオレオビッツサンドをたべるか、開封した袋を全部食べないようにしましょう。