日本酒の有名銘柄ランキングTOP15!おすすめの有名どころも紹介!

日本酒にはかなり多くの種類があるので、何を飲めば良いか迷ってしまうことはありませんか?フルーティで甘口のものから、キレのある爽快な味わいのものまで、多くの銘柄が存在しています。なんとなく選んでみるのも良いかもしれませんが、人気を集めている有名銘柄から選んでみるのはどうでしょうか?有名な銘柄は、こだわりの作り方で製造されていたり、歴史のある酒造で作られているものが多いです。今回は、そんな日本酒の有名銘柄をランキング形式で紹介していきます。おすすめの日本酒も紹介するので、参考にしてみてください。

日本酒の有名銘柄ランキングTOP15!おすすめの有名どころも紹介!のイメージ

目次

  1. 1日本酒を極めてみよう!
  2. 2日本酒の有名銘柄ランキングTOP15
  3. 3日本酒飲むならこれがおすすめ!
  4. 4自分好みの日本酒を見つけよう

日本酒を極めてみよう!

日本酒には、多くの味や風味が存在します。日本酒データブックによると、その銘柄は約2万種類ほどあるといわれているので驚きです。これだけの銘柄があると何を飲むか迷ってしまいますが、そんなときには多くの人から人気を集めている、有名どころの日本酒を試してみるのがおすすめです。

今回は、そんな日本酒の有名銘柄をランキング形式で紹介します。おすすめの有名どころや、味や風味の特徴、飲み心地などを紹介していきますので、日本酒を選ぶときには参考にしてみてください。色々な日本酒を試して、日本酒を極めていきましょう。

Thumb日本酒の銘柄おすすめランキング!有名なものから面白い銘柄まで紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

日本酒の有名銘柄ランキングTOP15

第15位:低温熟成された甘み「緑川」

緑川は、新潟県緑川酒造の代表銘柄として知られています。米本来の旨みが感じられる日本酒で、さらりとした飲み口が特徴です。緑川の一番の特徴は、「熟成」です。一般の普通酒は、熟成を待つことなく出荷されるものが多いのですが、緑川酒造は半年以上熟成して出荷されています。さらに、仕込み水は地下50メートルから汲み上げた軟水を使用し、低温長期貯蔵と低温発酵という丁寧な酒造りを実現しています。

味わいはフルーティーで甘みもありますが、後味はスッキリとしています。緑川は、信頼の置ける特約店にのみ商品を託しており、なかなか見かけることが難しいです。商品を見つけた際には、迷わず買うことをおすすめする有名銘柄です。

第14位:高品質でフルーティーな味わい「磯自慢」

ランキング14位には、厳選した酒米と南アルプスの軟水を使った「磯自慢」がランクイン。白桃やメロン、バナナやパッションフルーツなどを思わせるフルーティーな味わいが、料理とのマリアージュを楽しませてくれます。特に、鮮魚との相性が良く、フルーティーな味わいと魚の旨みが良く合います。

磯自慢は、2008年7月の洞爺湖サミットの食事会に乾杯酒として使用されたこともあり、有名どころとして知られています。日本料理だけでなく、フレンチやイタリアン、チーズなどとも相性が良く、食中酒として最適です。フルーティーな風味で飲みやすい日本酒なので女性にもおすすめの銘柄です。

第13位:キレのある会津のにおいと味わい「飛露喜(ひろき)」

ランキング13位には、福島県の有名どころ「飛露喜」がランクイン。福島県廣木酒造で作られる飛露喜は、限られた本数しか製造されず、地元の会津でも品切れ状態になることもあります。香りは控えめで、さらりとした飲み口が特徴です。飲み終わるとキリッとした辛味が口の中に残ります。

飛露喜は、地元の会津坂下町や、隣に位置する喜多方市で採れた酒米を使用しており、「会津のにおいを酒に落とし込むこと」をモットーに作られているそうです。地元でも品切れ状態になるほどの有名な日本酒、スッキリとした味わいの飛露喜はぜひ飲んでいただきたい銘柄です。

第12位:こだわりの高品質な酒米を用いた日本酒「久保田」

ランキング12位には、新潟県の有名銘柄「久保田」がランクイン。「酒の品質は酒米の品質を超えられない」という言葉をモットーに、こだわりの酒米を用いて製造される酒は、すっきりとした淡麗辛口の味わいです。あっさりした味わいながら、深みとコクがあり、柔らい口当たりの淡麗な酒は、世代を問わず多くの人から人気を集めています。日本酒好きにはたまらない逸品です。

第11位:華やかなワインのような日本酒「花陽浴(はなあび)」

11位には、埼玉県の有名どころ「花陽浴」がランクイン。花陽浴は埼玉県の南陽醸造で製造されており、「太陽の陽ざしをたくさん浴びて、大輪の花を咲かそう!」という言葉をホームページにも掲げています。その言葉の通り、花や果実のようなフルーティー香りを持ち、上品でしっかりとした甘みを口の中に広げてくれます。それと同時に酸味も持ち合わせており、日本酒らしいコクも感じることができるお酒です。

華やかな香りと味わいは、女性にも人気を集めており、外見も鮮やかなので贈り物としても喜ばれる逸品です。爽やか系のワインをイメージさせる味わいなので、ワイングラスに入れても美味しくいただけます。どんなシーンにも合う日本酒となっています。

第10位:美しい田園で作られる日本酒「鳳凰美田(ほうおうびでん)」

ランキング10位には、栃木県の有名どころである「鳳凰美田」がランクイン。栃木県小山市の蔵元である小林酒造の有名銘柄で、その人気さから需要と供給が追い付かず、入手困難になりつつある日本酒です。「飲み手に伝わりやすい味」を目指し、表現したい味や香りをどのように飲み手に伝えるか、ということを大切にしています。主張が強すぎず、弱すぎない、飲み手にとって一番良いと感じる美味しさを追求して作られています。

鳳凰美田は、フルーティーな香りと米の旨みが感じられながらも、口に入れた後には酸と辛味のある味わいになります。甘みと酸味、辛味などのバランスが丁度良く、多くの人から人気を集めています。また、同じ蔵元から梅酒やあんず酒なども出ており、女性に高い人気を誇ります。

第9位:海外にも人気を誇る伝統的な日本酒「黒龍」

ランキング9位には、福井県の有名どころである「黒龍」がランクイン。福岡県の黒龍酒造の代表とも言える有名銘柄です。ワインの熟成法を日本酒に取り入れ、市場流通の無かった大吟醸を、全国的に売り出した先駆けとなりました。日本酒の伝統的な文化を守り続ける黒龍は、日本だけの人気にとどまらず、海外でも知名度が高く人気の日本酒です。フランスの美食ガイドブックに載るほど、海外からも認められる味なのです。

黒龍は、口に含むとバナナやメロンのようなフルーティーな香りと味を楽しむことができます。中盤からはピリッとした辛味でキレがありますが、フルーツの余韻が後を引き、爽やかな味わいになります。水のようにすっきりとした口当たりが心地よく、日本酒の苦手な人にも人気を集めています。日本での人気はもちろん、海外でも人気を誇る「黒龍」はぜひ飲んでいただきたい逸品です。

第8位:ラフランスの香りとふくよかな旨み「出羽桜(でわざくら)」

第8位は、山形県の有名どころ「出羽桜」です。山形県天童市にある出羽桜酒造が製造しており、洋ナシやラ・フランスを感じさせる香りと、滑らかな口当たりが特徴です。まろやかな旨みが押し寄せる出羽桜は、食中酒としても相性が良く、魚料理にとてもよく合います。人気の日本酒ランキング上位に、継続してランキング入りするほどの人気で、日本酒初心者から良く飲む人まで、多くの人から支持されています。

第7位:こだわって作られたスッキリとした味わい「八海山」

第7位は、新潟県の八海醸造の銘柄「八海山」です。新潟を代表する淡麗な食中酒として有名で、全ての作り方に大吟醸酒の作り方を応用しています。毎年プロジェクトチームが発足され、職人たちによって定番酒から時代のニーズを掴んだ新しい商品まで、心を込めて製造されています。口に入れると甘味や旨味が広がり、すっきりとした味わいが広がります。食中酒として有名なこともあり、どんな料理にも合う日本酒です。

第6位:日本酒の本質を追求した「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)

第6位には、愛知県の有名どころ「醸し人九平次」がランクイン。醸し人九平次は、パリの三ツ星レストランのワインリストに並ぶほど、海外に強い人気を誇っています。それもそのはず、醸し人九平次は、日本酒本来の「酸味」を最も美味しく引き出しており、ワインのような味わいに仕上がっているのです。上質な白ワインのようなが西洋人に高く評価され、フランス料理とも相性の良い日本酒として注目を浴びています。

醸し人九平次は、ブランドによっても味が異なりますが、共通して華やかなフルーツの香りと、エレガントでしっかりとした酸味が特徴です。ワイングラスで飲めば、ワインのように華やかな香りを楽しむことができ、グラスで飲めば甘いテイストの日本酒として楽しむことができます。グラスの形によって、多様な香りや風味を楽しむことができるので、色々なグラスで楽しんでみてください。

第5位:季節に合わせた味わいや風味「写楽(しゃらく)」

第5位には、福島県の有名どころ「写楽」がランクイン。正式には冩楽、もしくは冩樂と表すこともあり、ラベルにはこの名前で書かれているものも多いです。写楽は、全国新酒鑑評会において、日本大震災の後の2013年から3年連続で福島部門で金賞を受賞しており、名誉ある銘柄として知られています。フレッシュで鮮度のいい味わいでありながら、骨格がしっかりとしており、どんな料理とも相性が良いのが特徴です。

写楽には、通年を通して販売されているものと、月ごとに販売される限定ものがあります。それぞれの季節に合った味わいや風味を楽しむことができるので、月限定の日本酒を買って風情を楽しむのも良いでしょう。

第4位:田んぼの米のみを使った日本酒「田酒(でんしゅ)」

第4位は、青森県西田酒造が蔵元の「田酒」です。田酒はその名の通り、田んぼの米のみを使って製造されており、日本の田以外のアルコールや糖分は一切使用していません。「日本酒の原点に帰り、風格ある本物の酒を作りたい」という一心で作られた酒は、辛すぎず、甘すぎずスッキリとした味わいに仕上がっています。

ラムネのようにさっぱりとした香りがありつつも、口に入れるとほどよい辛味がやってきます。後味は穏やかな苦みと旨みが広がる、爽快感のある味になっています。青森県名物のいちご煮と一緒に味わうと、絶品です。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

第3位:お米の甘味と酸味の調和が素晴らしい「而今(じこん)」

第3位には、三重県名張市の木屋正酒造の有名銘柄「而今」がランクイン。而今には、「過去にも未来にも囚われず、今をただ精一杯生きる」という意味が込められており、その精神の元、すべての酒造りの工程で細かな設計と検証が繰り返されて製造されています。フルーティな飲み口と、程よい甘み、爽やかな酸味がマッチして、さらりと飲みあげることができます。

さらりと飲みやすい而今は、食事の邪魔をすることなく、美味しさをさらに引き出してくれます。日本料理だけでなくイタリアンとも相性が良いため、ワイン感覚で飲むこともできる日本酒です。

第2位:400年の歴史が生み出す最高峰の日本酒「十四代」

ランキング2位には、山形県の有名どころ「十四代」がランクイン。十四代の蔵元、山形県村山市の高木酒造は、創業約400年の歴史ある老舗です。十四代は、香り高く厚みのある味わいで、「芳醇旨口」と呼ばれ、爆発的な人気を得ています。発売当時は、淡麗辛口が主流の時代の中でしたが、十四代の登場とその人気により日本酒の流れは大きく変わっていきました。

十四代は、しっかりとした米の旨みと甘み、エレガントな香り、全てにおいてバランスの取れた味が特徴で、美味しさを表現するのが難しいという口コミも良く見られるほどです。雑味のない心地の良い飲み心地が味わえます。実は十四代は、幻と言われるほど入手困難な日本酒で、数多くある日本酒の中でも、最高峰の銘柄です。最高峰というだけあり、お値段は高めですが、入手可能であればぜひ試していただきたい逸品です。

第1位:世界に認められるフルーティーな味わい「獺祭(だっさい)」

堂々の1位は、山口県の有名銘柄「獺祭」です。「酔うため、売るための酒でなく、味わう酒を求めて」という精神のもと、他の蔵ではないような作り方を展開しています。フルーティーな香りと味わいで、非常に飲みやすく、日本酒の苦手な人や女性にも多く支持されています。

獺祭は、その人気ぶりから高値で取引されることが多くあります。しかし、そんな状況では多くの人に美味しいお酒を届けることはできません。多くの人に獺祭を味わってもらいたいという思いから、獺祭の製造元、旭酒造は「お願いです。高く買わないで下さい」という広告を出したこともありました。

その人気は日本だけにとどまらす、海外にも広がっています。ヨーロッパでのモンドセレクションで金賞を受賞、ロサンゼルスで行われたインターナショナルワイン&スピリッツコンペティションでも金賞を受賞するなど、海外での知名度や人気がとても高いことが分かります。

よく冷やして食前酒にしたり、魚料理やフルーツと合わせ、食中酒としても美味しくいただくことができます。国内や海外に高い人気を誇る「獺祭」、ぜひ試していただきたい逸品です。

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日本酒飲むならこれがおすすめ!

「高級で上品な日本酒もいいけど、もっと手軽に日本酒を味わいたい!」そう思う人も少なくないはずです。今は手軽に入手できて、美味しい日本酒がたくさんありますが、その中でもおすすめのものを5つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

スパークリングで爽やかな味わい「澪」

爽やかな泡が心地よい、スパークリングの日本酒です。マスカットを思わせる風味のやさしい甘みのあるタイプのものや、りんごを思わせる風味でさっぱりとしたキレのあるタイプのものがあり、気分によって選べるのも嬉しいポイントです。華やかなボトルで販売されている澪は、その飲みやすさと爽快さから女性の方にも多くの人気を集めています。

濃厚な米の旨みが広がる日本酒「菊姫」

石川県の地酒としても知られている菊姫は、小さめのカップでも販売されています。凝縮感のある米々しい香りと、酸味のある香りが漂い、濃厚な味と米の旨みが広がります。冷でも燗でも美味しくいただける菊姫は、食卓を華やかに彩ってくれること間違いなしです。

飽きのこない究極の日常酒「立山」

ほのかな芳酸香に、キリッとした淡麗な味わいが広がる、やや辛口の日本酒です。キレの良い爽快感と、上品な味わいを兼ね備えた立山は、料理の邪魔をすることがなく、飲み飽きることがありません。おしゃれなラベルは存在感を放ち、食卓を彩ってくれそうです。

山吹色の豊かな味とコク「天狗舞 山廃純米酒」

「山廃といえば天狗舞」そう言われるほど、天狗舞の看板商品となっているのが「天狗舞山廃純米酒」です。山吹色をしたこの日本酒は、豊かな味と旨みが詰まったコクのある逸品です。若干のアルコール感があるものの、飲み始めるとクセのない軽やかさに、お酒を飲む手が進みます。スーパーなどで手軽に購入することができるので、日常酒として1本は置いておきたい日本酒です。

可愛らしい名前とボトルでシャンパンのような味わい「一ノ蔵 すず音」

すず音は、お米のやさしい味わいの中に、爽やかな甘酸っぱさが広がるスパークリング清酒です。すず音という名前は、グラスに注いだ際の泡の音が、鈴の音のように聞こえることから名付けられました。アルコールが低いため、普段お酒を飲まない人にもおすすめの日本酒です。

シャンパンのような喉ごしは、いつもの食卓にはもちろん、大人数でのパーティーにも適しています。ぜひ、普段とは違う日本酒の楽しみ方を味わってみてください。

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自分好みの日本酒を見つけよう

日本酒の有名銘柄や、おすすすめの日本酒を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?日本酒には多くの銘柄があり、何を飲むか悩んでしまいます。フルーティーで甘めのものから、キリッとしたキレのあるものなど、自分の好みの味に合わせて選んでも良いですし、その日の気分によって決めるのもおすすめです。自分好みの日本酒を見つけてみてください。

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