ビックリマンチョコが今再び！復刻版やレアキャラクター・値段を調査

ビックリマンチョコは一昔前に一世を風靡したスナックとして知られていますが、実はその人気度は近年また上昇しているようです。ビックリマンチョコはロッテから発売されているウエハースタイプのチョコレート菓子ですが、そのチョコレート以上におまけのシール収集にハマる人が多く、特に80〜90年代には大流行し社会現象となりました。

そんなビックリマンチョコのレアキャラクターのシールは現在オークションなどで高値で落札されることもあるようですが、復刻版やコラボなどによってここ数年ビックリマンチョコ人気が子供の間でも大人の間でも再燃しているようです。今回はそんなビックリマンチョコについて、レアキャラクターや値段も含めて詳しく掘り下げます。

ビックリマンチョコは世代を超えて愛されている国民的な駄菓子だと言えますが、その世界観は実に奥深くかなり複雑となっているようです。そんなビックリマンチョコの歴史をたどると、1977年からロッテにより発売されているチョコレート菓子であることがわかりますが、おまけとして封入されているシールが社会現象を巻き起こしたのです。

実に40年以上に渡り愛されているビックリマンチョコですが、そんなビックリマンチョコもシリーズによって世界観やデザイン、人気度が異なるようです。中でも特に悪魔VS天使シリーズが人気のシリーズとなっており、ヘッドロココなどの大人気キャラクターを中心に80〜90年代にかけて、男子小学生のみならず女子小学生にも人気だったようです。

そんなビックリマンチョコの値段は当初は30円ほどでしたが、徐々に値上げされて懸賞品に関する法律も変わった今では84円ほどとなっているようです。しかし、プレミアがついたレアシールなどは、数十万円の値段で売られることもあります。そんなビックリマンチョコのチョコは、チョコレートをウエハースで挟んだタイプのものとなっています。

70年代に発売された当初はチョコレートにピーナッツが入っていたようですが、現在ではピーナッツなしでチョコレートとウエハースのシンプルな組み合わせに落ち着いています。80・90年代に一世を風靡したビックリマンチョコですが、2000年代に入り人気度が低迷したかと思いきや、復刻版やコラボで再びその人気に火がついたようです。

ビックリマンチョコはその世界観を把握していないとなかなかのめり込みづらいものですが、根強いファンの間でも把握しきれないほどにその世界観は複雑となっています。その理由としては、実に40年以上に渡って販売され続けているということと、シールだけでなく人気キャラクターは漫画などにもなったということが挙げられるでしょう。

そんなビックリマンチョコシールの中でも基軸をなすシリーズとして確実に覚えておきたいのは「悪魔VS天使」シリーズです。このシールは1985年から発売が開始されたものであり、ブームとなった最盛期には月に13000万個を売り上げていました。そして多くの小学生は希少度の高いヘッドと呼ばれるシールを求めて、チョコを買い求めました。

そんなビックリマンチョコの世界観の特徴としては、神話をモチーフにし始天紀や伸天紀などとシリーズごとに時代を設定したことが挙げられます。その中でキャラクターは進化を遂げていきよりパワーアップし、新たなる敵と対峙していくことになります。特に人気のヘッドロココは、回天紀において聖フェニックスが進化した形態のようです。

このような世界観は、シールの裏に記載されているちょっとした文章を読むことで徐々に知ることができ、シールをたくさん集めることで物語をより深く理解できるような仕組みになっています。そんなビックリマンチョコは他の製菓会社が手がけた類似商品の追随を許さず、おまけシールつきチョコ菓子として不動の地位を築いたようです。

お伝えしたように独自の世界観をしっかりと構築しストーリー性ももたせたことで圧倒的な人気を誇ったのがビックリマンチョコですが、そのブームはいつどのようにして始まりどのようにして終わったのでしょうか？お伝えしたように最も人気だったシリーズは「悪魔VS天使」シリーズであり、80年代後半から90年代前半にかけ流行しました。

ブームとなった「悪魔VS天使」シリーズのシールは悪魔・天使・お守りの3つが1組となって12種ずつ登場し、定期的にバージョンチェンジも行われました。悪魔は地味な色合いのシールでしたが、天使やお守りはキラキラと光り、悪魔よりも希少度が高いシールとなっており、中でも既述のヘッドというシールはレアものとして憧れの的となりました。

そんな「悪魔VS天使」シリーズも1992年にシリーズの展開が終了となり、同時に進行していたアニメなどもその1年後に終了となるなどして、徐々に人気が衰えていきました。そのようにして人気の衰えた理由のひとつとしては公正取引委員会による規制が入ってシール間での価値を調整せざるを得なくなり、カード全体の価値が暴落したようです。

しかし2000年代に入り「悪魔VS天使シール」が20周年となった2006年には「悪魔VS天使シールひかり伝」という名前の新シリーズが登場し、2012年には復刻版のシールが登場し話題となりました。また、2000年以降にはさまざまな漫画作品・アニメ作品や実在のアイドルグループなどとコラボしたことで、人気が再燃していくことになりました。

ビックリマンチョコはブームのときにはかなり人気を博し社会現象となりましたが、値段差などへの取り締まりなどのさまざまな要因が絡み合ってブームは終わってしまったようです。そんなビックリマンチョコの人気が最近再燃した一つの理由として挙げられるのが復刻版ですが、復刻版では人気投票なども行われかなりの盛り上がりをみせたようです。

人気の「悪魔VS天使」シリーズから20周年となった2006年にシリーズの新たなバージョンが登場しましたが、2017年にはビックリマンチョコの40周年を記念し全シリーズからの人気投票が行われ「ビックリマン復刻セレクション」として発売されましたが、復刻版のデザインは当初のものを再現する場合もあれば書き下ろしのこともあるようです。

現在は当初に比べて値段が高くなってしまったビックリマンチョコですが、復刻版が出た場合には根強いファンがこぞって買い求めることで、またビックリマンチョコの熱が日本全国で高まるようです。現在では動画サイトやSNSサイトでの情報交換が行われるなど、80年代・90年代とはまた違った楽しみ方が行われているのも興味深いものです。

そんなビックリマンチョコに関しては、ぜひ主な人気キャラクターを把握し、コレクトを楽しみたいものです。人気キャラのレアシールなどはオークションでかなり高い値段で取引されることもあり、その値段の高さには驚きを隠せませんが、ビックリマンチョコの世界観の中枢を担うキャラクターたちは知っておいて損はないでしょう。

ビックリマンチョコには実にさまざまなキャラクターが存在し、レアシールなどを集めるのも非常に楽しいものですが、数あるビックリマンチョコのキャラクターの中でも圧倒的に人気度が高いのが、ヘッドロココです。ベッドロココは復刻版のファン投票でも第1位に輝いたキャラクターであり、天使の王・スーパーゼウスの孫という設定です。

そんなヘッドロココは発売当初から実にさまざまなデザインのシールとして親しまれており、ビックリマンチョコを代表する人気キャラクターのひとつとなっています。現在ではあまり手に入りにくいデザインのものはレアシールとして高い値段で取引されるものもありますが、ヘッドロココは男性だけでなく女性にも人気のキャラクターのようです。

そんなヘッドロココが主人公となった漫画も「愛の戦士ヘッドロココ」として発表されるなど、シール以外でも大活躍となっています。そんなヘッドロココは、悪混鬼たちとの戦いに神帝たちが苦戦する中で聖フェニックスというキャラクターが聖なる力を受けてパワーアップを遂げた状態のキャラクターであり、だからこそ圧倒的に人気なのです。

そんなヘッドロココは実にさまざまなデザインのシールが登場していますが、かなりレアなシールは20〜30万円ほどの値段でオークションで落札されることもあるなど、その熱狂的な人気ぶりには驚きを隠せません。ヘッドロココが好きだという人は、一つのデザインだけでなくぜひさまざまなデザインのものを入手して楽しんでみてください。

当時30円という値段で売られていたビックリマンチョコを集めるのに必死だった思い出がある人にとっては、スーパーゼウスもかなり懐かしいキャラクターのひとつなのではないでしょうか？スーパーゼウスはヘッドの中でも「悪魔VS天使」シリーズの第一弾として登場したレアシールであり、シリーズの看板的な存在であることは間違いありません。

スーパーゼウスはギリシャ神話に登場するゼウスをモチーフにしたキャラクターであり、悪魔に対して無敵だという設定になっています。スーパーゼウスは始天紀において始祖ジュラというキャラクターと一騎打ちの末に勝利するキャラクターであり、シリーズ当初からビックリマンチョコのストーリー性の主軸を担う重要な存在だと言えます。

一方でその性格としては女性とお金には目がなく、ひょうきんな性格となっていることもファンを多く獲得している理由のようです。しかし、その指導力や戦闘力はシリーズの中でもトップ中のトップであり、やるときにはやるというその姿勢が男子小学生の男心をくすぐったようです。そんなスーパーゼウスは、額に星形があるのが特徴的です。

続いて紹介するビックリマンチョコの人気キャラクターはヤマト爆神です。ヤマト爆神もビックリマンチョコのシールの中でかなり高い人気度となっており復刻版の総選挙でも上位にランクインしていますが、アニメ「ビックリマン」では主人公となっています。そんなヤマト爆神のモデルは、ヤマトタケルとスサノオノミコトとなっています。

ゼウスなどギリシャ神話の神をモチーフにしたキャラクターがいる一方で、ヤマト爆神は和のイメージが強いキャラクターだと言えるでしょう。そんなヤマト爆神は当初ヤマト王子でしたが、旅とともに成長してヤマト神帝、そしてヤマト爆神へと進化を遂げたようです。このようなキャラクターの変遷を辿るのも、非常に面白いかもしれません。

小学生にとって84円という値段は決して安いものではないかもしれませんが、現在でもヤマト爆神を目当てにビックリマンチョコを買い求めるという人は少なくないかもしれません。髪色もヤマト王子のときとは変わり水色になっているヤマト爆神ですが、マスクをした姿は特にマニアの間では人気となっており、高い値段で売られることもあります。

続いて紹介するビックリマンチョコの人気キャラクターはPオリンです。Pオリンはビックリマンチョコの女性キャラクターの中でも特に人気度の高いキャラクターの一人であり、ビックリマンチョコのコレクターの中でもマニアだという人は多いようです。ピンク色の髪の毛と派手な冠や服装が特徴的なキャラクターであり、かなり印象的です。

そんなPオリンは復刻の総選挙で見事第2位に輝くなど、根強いファンがやはり多いということを証明してみせました。そんなPオリンの本来の姿はオリン姫というキャラクターですが、Pオリンはオリン姫の非常防護形態として知られています。オリン姫はもともとアニメだけでのキャラクターでしたが、そのあとPオリンとしてシールになりました。

ビックリマンチョコというとかなり個性的で男性受けするようなキャラクターが多く、もちろんPオリンも男性ファンの数が多い一方で女性からも支持されている側面も持ち合わせています。ビックリマンチョコはブームとなった当時女子小学生にもかなりのコレクターが存在したようですが、そんな童心を思い出させてくれるのがPオリンでしょう。

ビックリマンチョコのキャラクターのレアシールは高い値段を出しても欲しいという人が多いものですが、中でも人気キャラクターのレアシールはかなり高い値段となることもあります。数あるキャラクターの中でも異色の存在感を放つサタンマリアも、なかなか人気度が高いキャラクターであり、サタンマリアのようなキャラが好きな人も多いでしょう。

サタンマリアはサンタマリアをもじったネーミングが非常に人気を博す形となりましたが、悪魔VS天使シリーズの第5弾のヘッドとしても人気だったようです。そんなサタンマリアは悪魔ではあるものの聖フェニックスがヘッドロココ、アンドロココと進化していったあとで愛し合い結ばれる存在となっており、なかなかその物語は奥が深そうです。

人気ゲームパズドラなどにも登場し大人気のサタンマリアですが、その性格はかなり獰猛で容赦がなく、天使のキャラクターを悪魔に変えてしまうなどのかなり悪魔感が全面に出たエピソードも少なくないようです。しかし、そんな容赦のないまさに悪魔らしい性格こそがサタンマリアの魅力であり、多くのコアなファンを獲得した理由のひとつです。

ビックリマンチョコの人気キャラクターをチェックしてきましたが、自分の知っているキャラや自分の好きなキャラはいたでしょうか？そんなビックリマンチョコは人気キャラのレアシールに対しての熱心な収集家が現在でもかなり多く存在するようですが、ビックリマンチョコのレアシールは通常のシールに比べてそのデザインが異なるようです。

ビックリマンチョコのシールはその表面に特別な加工がなされており、ホログラムなどになって変わった光り方をするものが多いものです。そのため小学生の子供たちにとってはかなり特別な宝物のような存在になることもありますが、中でも特殊なプリズム処理がなされたヘッドというシールは、現在だけでなく発売当初から価値が高かったようです。

特別なレアシールはその表面の光り方やデザインの色などに通常のシールとは違いがあり、持っているだけで特別感・優越感が高まるというファンも少なくありません。希少性が高く手に入りにくかったシールは、現在でもかなり高い値段で取引されることもあるようですが、その値段はシール自体の希少性に加えシールの状態などでも決まります。

車や服などでもヴィンテージものというのにこだわる人は多いですが、それと同じような感覚でプレミアがついたビックリマンチョコシールを求めるマニアは少なくないようです。値段が高いものであれば50万円以上の高い値段がつくこともありますが、特に販売から時間が経っており状態の良いものや一般発売されなかったものは人気のようです。

ビックリマンチョコは現在かなり値段が高騰しているレアシールも含めた色々な楽しみ方があるのが特徴的ですが、ここ数年でまた人気が再燃している理由のひとつであるコラボレーションについても詳しくみていきましょう。ビックリマンチョコは実にさまざまなコラボを実施してきましたが、中でもまず特筆すべきはよしもと芸人とのコラボです。

よしもと芸人とのコラボレーションはよしもとビックリマン芸人チョコと題して展開され、テレビでよくみかける芸人たちがシールとなって登場しています。シールは「連合軍芸人編」と「関西出身芸人編」の2シリーズに分かれており、それぞれに合計24枚のシールがあるため合計で48枚のシールがあり、収集して楽しむことができるようです。

それぞれの芸人の特徴がしっかりと一枚のシールに現れているのがよしもとビックリマン芸人チョコの魅力のひとつですが、シールの中には芸人がビックリマンチョコの王道のキャラクターに類似したデザインになっていたりシールの中にビックリマンチョコの歴代の人気キャラクターがこっそりと描かれていることも、楽しみ方のひとつでしょう。

中でも次長課長井上さんやトレンディエンジェルの二人が描かれたシールなどは、かなりの仕上がりになっていると話題になっています。誰しも一人や二人は好きな芸人がいるものですが、そんな自分のお気に入りの芸人がビックリマンチョコになっているのであれば、それをゲットすべくビックリマンチョコを買い求めないわけにはいきません。

続いて紹介するビックリマンチョコのコラボレーションは、パズドラとのコラボレーションです。パズドラとのコラボレーションはパズドラの中にビックリマンチョコのキャラクターが登場したタイプも存在しますが、逆にビックリマンチョコにパズドラの人気キャラクターが特別に書き下ろされて描かれているのがパズドラマンチョコです。

パズドラは小学生から大人までハマる人が続出したゲームであり、まさにここ5〜10年を象徴するようなトレンドだったと言えます。そんなパズドラとの双方でのコラボレーションはビックリマンチョコの人気再燃の理由のひとつとなったわけですが、パズドラのキャラクターをビックリマンチョコのイラストレーターが書き下ろしているようです。

そのため服装などのテイストも本家パズドラとはやや異なる特別なタイプになっていますが、パズドラにおけるキャタクター強化の世界観に関してもしっかりとシールで再現されているというのが特徴的だと言えます。また、ビックリマンチョコと言えば裏面の文章も人気ですが、それに関してもオリジナルのものがしっかりと書かれているようです。

このような理由からビックリマンチョコとパズドラとのコラボはかなりクオリティが高いと各方面から賞賛を集めており、双方の人気をより押し上げることにつながったようです。パズドラを友人同士で楽しんでいた小学生のグループなどが、続いてビックリマンチョコ収集に乗り出すなど、30年前を彷彿とさせるような現象も起こっているのです。

続いて紹介するビックリマンチョコのコラボレーションは、ワンピースとのコラボレーションです。ワンピースは国民的アニメのひとつとして幅広い世代に支持されている漫画・アニメですが、そんなワンピースのキャラクターがあしらわれたシールは、シリーズごとにキラシール仕様とエンボスメタル仕様に分かれているのが特徴的です。

ワンピースとビックリマンチョコのコラボレーションはワンピースマンチョコとして人気を博していますが、超新星編と新世界編に分かれており、それぞれが東日本先行発売・西日本先行発売となったようです。そしてそれぞれのシリーズで各24種類のシールが展開されており、強敵などの人気キャラクターもしっかり登場しているようです。

ワンピースは間違いなく日本人にとって最も馴染み深い漫画・アニメのひとつとなっていますが、そんなワンピースのキャラクターはストーリーにそこまで詳しくないという人でも知っている人が多く好きなキャラクターがいるという人は多いことでしょう。そんな人はぜひ、ワンピースのキャラクターを集めながらチョコ菓子も堪能しましょう。

ここまでゲームや漫画とビックリマンチョコとのコラボレーションを取り上げてきましたが、ビックリマンチョコとのコラボとして忘れるわけにはいかないのが、アイドルユニットであるももいろクローバーZとのコラボレーションです。ももクロマンチョコとしてリリースされたこのコラボは、数あるコラボの中でも特に売れ行きがよかったようです。

ももクロマンチョコは20種類にシークレットのレアシールが2種類で合計22種類を楽しむことができます。さまざまなコラボレーションを遂げてきたビックリマンチョコですが、ちょうどももいろクローバーZの人気が絶頂に近づいたときにコラボを果たし、ももいろクローバーZの5人のメンバーがそれぞれ4つの違うデザインで描かれているのです。

ももいろクローバーZの熱狂的なファンとしては、グッズの一部のような感覚でこのシールも買わないわけにはいかなかったという人が多かったようです。そんなももクロマンチョコはそれまでビックリマンチョコにあまり興味を示さなかった人でもシールを買い求めるようになるなど、新たな道を切り開いたコラボだと言えるでしょう。

お伝えしたようにももいろクローバーZとのコラボレーションはかなりのヒットになったようですが、アイドルグループとのコラボレーションとしては、AKB48とのものも挙げられます。AKB48は誰もが知る国民的アイドルグループの代表格ですが、ビックリマンチョコとのコラボは「AKBッツクリマンチョコ」として発売されているようです。

そのネーミングがまず面白いという声が多く上がっているAKBックリマンチョコですが、AKBの特定の総選挙で選抜されたメンバーがイラストとなっており、ビックリマンチョコのコレクターだけでなくAKB48の根強いファンも買い求めるというケースが多かったようです。2シリーズに分かれ各30種計60種のシールが展開されているようです。

そんなAKBックリマンチョコは、ヘッドロココやスーパーゼウスなどの既述の人気キャラクターにAKB48のメンバーが扮した形でイラストが描かれており、両方のファンの人にとってはたまらない仕様となっています。また、一枚のシールに複数人のメンバーが描かれていたりサイン入りのものがあったりするなど、その楽しみ方も実に多様です。

ビックリマンチョコとのコラボにはゲームやアニメ、アイドルグループなどさまざまなジャンルがあるようですが、中でも2006〜2008年までかなり人気となったシリーズがプロ野球とのコラボです。プロ野球とのコラボはビックリマンプロ野球チョコという名前ですが、各年においてセリーグ、パリーグのシールが多数展開されたようです。

プロ野球とお菓子のコラボレーションはポテトチップスなどでもみられ、カード収集のためにポテトチップスを購入するという人も多かったようです。そのような感覚でプロ野球とビックリマンチョコのコラボを楽しむ人も多く、阪神タイガースの金本知憲法選手や中日ドラゴンズの山本昌選手など、当時活躍していた選手のシールを入手できます。

そんなビックリマンチョコとプロ野球のコラボーレションのシールは、現在かなりプレミアがつき高い値段でオークションなどで販売されていることもあるようです。実に10年近く経過した今でも熱心な収集家やプロ野球ファンの中に高い価格でも買い求める人がいるというのは驚きですが、それだけプロ野球の人気度は高いと言えるでしょう。

ここまでビックリマンチョコに関してさまざまなコラボレーションをチェックしてきましたが、そんなビックリマンチョコはシールを集めることに関して社会現象が巻き起こっていますが、案外忘れられがちな存在がチョコレート菓子そのものです。ビックリマンチョコはウエハースチョコであり、かなりサクサクで食べやすいと話題のようです。

さまざまな食玩の中でも特に食べやすく美味しいという声が上がっている一方で、あまりチョコレート菓子としての価値は見出していないというビックリマンチョコのコレクターも多いようです。そのためシールだけ集めてチョコレート菓子を捨てるという行為が一時期問題として取り上げられたこともあるなど、意外な側面もあるようです。

そのため、ビックリマンチョコを楽しむときには、しっかりとチョコレート菓子も捨てずに味わいたいものです。やはりキャラクターの世界観がしっかりとしておりシールを集めることに夢中になっておりトレードなどを楽しむ人も多いものですが、そんなビックリマンチョコを買う上ではしっかりとマナーも守りたいものです。

ビックリマンチョコは当時駄菓子屋などで買える食玩の中でも圧倒的な人気を誇り、最盛期には月に1300万個を超える売り上げとなっていたようです。そんなビックリマンチョコは現在でも新しいシリーズが登場した場合には駄菓子屋やコンビニ、スーパーなどで買えることもありますが、昔のシールは通販サイトなどで売られていることもあります。

復刻版のビックリマンチョコなどは現在アマゾンなどの大手通販サイトでまとめ買いをすることも可能ですし、コラボレーション商品なども通販で気軽に買える場合があるようです。また、シールのみが販売されているケースも多く、お伝えしてきたように希少度の高いシールに関してはかなり高値で売られていることもあります。

ビックリマンチョコは40年前に誕生しましたが、その後さまざまな紆余曲折を経て現在の形に至ります。コラボレーションや復刻版の効果もあり徐々に人気が再燃しているビックリマンチョコですが、その歴史を感じながらもう一度収集してみると面白いかもしれません。

今回は昔かなり流行していたビックリマンチョコについて掘り下げてみましたが、ビックリマンチョコは最近復刻版やコラボレーションによって新たな形で多くの人に親しまれているようです。そんなビックリマンチョコといえばヘッドロココなどのキャラクターが人気ですが、レアシールはかなり高値で売られることもあるようです。

そんなレアキャラも含めてビックリマンチョコシール収集に再び熱をあげるというのも面白そうですが、アイドルや人気アニメ・ゲームなどとのコラボも見逃せません。時代の移り変わりに伴って以前とはまた異なる楽しみ方もできると話題のビックリマンチョコを、シールはもちろんウエハースチョコも含めて再度楽しんでみてはいかがでしょうか？