紹興酒のおいしい飲み方とは?ホット・クール別におすすめを紹介!

中国で親しまれている紹興酒というお酒があります。実は日本では紹興酒を目にする機会も限られていて、なんとなくお酒の名前を聞いたことがあるといった程度の人が大半です。もし見かけていても大半中華料理店で飲むことが多いです。しかし実はその紹興酒は普通の家でも飲み方さえ知っていれば美味しく飲めるお酒なのです。そこで今回紹興酒について知ると同時に、美味しい飲み方をいくつか紹介しましょう。

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目次

  1. 1紹興酒ってどんなお酒でどんな飲み方があるの?
  2. 2紹興酒の歴史と生産地そして飲み方
  3. 3日本で作られている紹興酒と美味しい飲み方
  4. 4紹興酒のおすすめな飲み方:ストレート
  5. 5紹興酒のおすすめな飲み方:ザラメ
  6. 6紹興酒のおすすめな飲み方:レモン
  7. 7紹興酒のおすすめな飲み方:梅干し
  8. 8紹興酒のおすすめな飲み方:砂糖
  9. 9紹興酒のおすすめな飲み方:生姜
  10. 10紹興酒のおすすめな飲み方:ソーダ割り
  11. 11紹興酒のおすすめな飲み方は好みでどうぞ

紹興酒ってどんなお酒でどんな飲み方があるの?

紹興酒という酒を知っていますか?中国では日常的に飲まれているお酒の一つです。しかし日本ではあまり親しみがない酒です。日本でも飲めるとしたらやはり中華料理店で飲むことが多いお酒です。特に有名なチェーン店バーミヤンでも飲むことが出来ると言われています。しかし飲むことが出来ると言われてもどんな酒は分からないと人は口にできないです。今回この紹興酒という酒について知ることで紹興酒について色々と紹介します。

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紹興酒の歴史と生産地そして飲み方

紹興酒の歴史は長い

そもそも紹興酒という酒はどういう酒なのか、その歴史や生産地そして材料やその効果についてまずはご紹介していきたいともいます。どんな酒かをしっかり知ったうえで美味しい飲み方を知ることが紹興酒をより深く知ることが出来ます。ではその紹興酒の歴史について紹介していきます。紹興酒は中国の浙江省紹興市周辺で製造されている黄酒の代表的なお酒です。アルコール度数は14~18度と高いですが調味料としても使われています。

紹興酒は製造の方法の違いから4種類に分類されています。その4種類が元紅酒、加飯酒、善醸酒、香雪酒です。わたしたちが、知っているそしてよく日本で見るタイプの紹興酒は加飯酒に分類されているものから作られた紹興酒です。黄酒は、中国の米を原料とする醸造酒で紹興酒は代表的なものです。黄酒を長期熟成させたものを中国では老酒と言います。老酒も紹興酒の一種ですが、日本ではなかなか口にする機会がないお酒です。

紹興酒の生産地はこんな所

ではその紹興酒が生まれたとされる生産地はどんな所でしょうか?紹興市は上海から車で約3時間、杭州からは約1時間で到着することができる所にあります。そして紹興酒のふるさと紹興市は東洋のベニスとも呼ばれている水郷の街です。大都市からのアクセスもよく、それだけではなく中国の古の風情を肌で感じることのできる街で、名所や旧跡なども多くある観光名所でもあります。とても一日では回り切れないと言われています。

昔からこのエリアは、呉越同舟で有名な越国の首都として栄えいたのですが、今は世界的に名を馳せる紹興酒の故郷です。街の中は水路でつながっており、かつては水郷紹興の重要な輸送手段だった船は今では観光客を楽しませています。また、紹興市には多くの橋もあり、街の名物となっています。こう見ると日本にある柳川とちょっと雰囲気が似ている感じです。そんなふうな街で生まれた紹興酒ですが、地元ならはのやり方があります。

紹興酒本場での扱い方は花嫁道具

紹興酒の本場である紹興市では実はいつでも飲めるお酒ではないそうです。ここでは女児が家に生まれると次の満月の日に、紹興酒が浸かっている甕(かめ)を土の中に埋める風習がありました。その甕は、大事に土の中で保存・熟成され女児と共に歴史を刻みます。女児が結婚で相手先に嫁ぐときに甕は掘り起こされ、「一生幸せに人生を送れるように」と願いを込めて甕には美しい彫刻を施され結婚の持参品となります。花嫁道具なのです。

日本で作られている紹興酒と美味しい飲み方

紹興酒の原材料と日本での作り方

さて、そんな紹興酒ですが、原材料はいったい何で出来ているか知っていますか?意外といろんな材料が入っているのです。もち米そして麦麹 小麦粉を原料にして作られた麹。この麹には、クモノスカビ(湿ったところに出現するごく普通のカビ)が含まれています。酒薬とは粳米粉とヤナギ蓼(たで)で作った酵母や乳酸菌の種です。鑑湖の水という紹興市にある鑑湖は、周囲数キロある横に長い湖から組んだ水そしてまだまだあります。

漿水というもち米をつけておいた鑑湖の水そしてカラメルです。紹興酒にとってカラメルは大事なものです。すべてがカラメルによって色と香味を調整しています。それが本場の作り方ですが、日本では日本人にも会う様に酒母(淋飯酒)に、漿水と鑑湖水、蒸した糯米と麦麹を加えて製造されています。日本で作られているのは熟成期間は最低三年となりその後出荷されます。この時の紹興酒のアルコール度数は18~19度前後となります。

紹興酒の効能

ではここで紹興酒の効能について少し紹介しましょう。もし当てはまるのがあればぜひ飲むのをお勧めします。紹興酒の効能として期待されているのが疲労回復や体力回復です。それは紹興酒に中にはいっている成分と関係しています。紹興酒の最大の特徴は必須アミノ酸の量の多さで、21種類ものアミノ酸が含まれており食欲増進や疲労回復などの効能を持っているので、疲労回復や体力回復にはお勧めとされているお酒なのです。

またこのお酒は女性にとってもありがたいです。紹興酒は他のアルコール成分飲料よりも、リン、マグネシウム、マンガンといったミネラルが多いのです。つまりどういう事かというとこれらの成分でリンやマグネシウムは血行の促進を促し冷え性を快調してくれると言われているのです。長いこと冷え性に苦しめられている人が多い現在にはまさしく必要なお酒だと思います。しかもなんと最近の研究からさらに嬉しいことが分かりました。

なんと紹興酒がダイエットに向いているというのです。ダイエットをしている最中は糖分が多いお酒をあきらめざる行けない事があります。しかしこの紹興酒は原材料にカラメルは使っているものもそれほど大量ではないので低カロリーの為にダイエット中でも気楽に飲むことが出来ると言われているのです。しかしお酒のアルコール度が高いので一気に飲むとアルコール中毒になるので適量を守って飲むといいです。毎日がおすすめです。

紹興酒の美味しい飲み方

紹興酒の歴史やどんな酒そして効能を含めて分かったことが出た所で、次に紹介するのは紹興酒の飲み方です。やはり効能がいいと言われていると飲みたくなります。しかし、どうやって飲めばいいのか分からないと困ることが多いでしょう。そもそも日本ではあまりなじみのないお酒でもあります。そこで次から紹興酒の美味しい飲み方について色々ご紹介していきます。ザラメ、レモン、梅干し、砂糖、生姜、ソーダ-割りと紹介します。

紹興酒のおすすめな飲み方:ストレート

やはり初めてのお酒であってもやはり最初にストレート飲みをお勧めしたいと思います。最初からいろんな味を混ぜて飲むよりも、紹興酒の味を知ることが出来ることもこのお酒を知る一つの事です。紹興酒のストレート飲みは有名な中華料理チェーン店であるバーミヤンでもされていてしかもその価格が108円とお得です。もし初めて飲むけど口に会わなかったら不安という人は一度バーミヤンに言って飲んでみるのがいいでしょう。

バーミヤンでストレート飲みに慣れてしまえば本格に家飲みでも紹興酒を飲むことができます。つまり最初から瓶を買って飲むのであれば、バーミヤンで出されている紹興酒を一杯飲んでみて、それでも飲めるとなった時に宅飲みに買うのもいいです。一番失敗しない方法です。いきなり家に用に飲んで合わなかったら勿体ないです。なので初飲みはバーミヤンでストレート飲みをデビュー!それから本格的にいろんな味を楽しむのがいいです。

紹興酒のおすすめな飲み方:ザラメ

最初に紹興酒の飲み方でおすすめはザラメです。元々カラメルが材料に入っているのでザラメは意外と相性があうのです。そしてストレート飲みでも苦手だけどどうしても飲んでみたいという人にもこのザラメを使って飲むのはおすすめです。甘みが強くなるため、紹興酒が初めてという人でも飲みやすいおすすめの飲み方です。しかし紹興酒本場では上記で紹介した通り、殆どがストレート飲みが多く、ザラメ飲みは余りないのです。

しかし日本ではどうして紹興酒にザラメを入れているのでしょうか?あくまで一説によると「かつて日本に入ってきた紹興酒の質が悪くそれをザラメ等で誤魔化していたことが砂糖を入れる飲み方の発端」と言われています。実際の所どうしてそうやっているのか分かりません。しかし日本人には甘めの酒を好む人も多いのでザラメを入れる方が美味しいのでしょう。またザラメが合うのかもしれません。紹興酒にザラメは新しい魅力です。

紹興酒のおすすめな飲み方:レモン

次に紹介するのは、レモンを入れた紹興酒です。レモンはどのお酒でも添えつけられますが、紹興酒でもレモンは合います。レモンといっても果物のレモンを買わないといけない?となる人も多いと思いますがなにも果物のレモンでなくても大丈夫です。レモンをおすすめするのは、紹興酒の独自の風味が苦手な方に是非お勧めしたい飲み方です。レモンがあれば紹興酒の独特の風味も消し去ってくれるのもレモン飲みの魅力です。

ではどうやって紹興酒でレモン飲みをすればいいのでしょうか?それは紹興酒をロックアイスに注ぎ、レモンスライスを添えれば完成です。レモンスライスだけではなくレモン汁でも代用可能です。つまりわざわざレモンそのものを買わなくても家にあるレモン汁で代用できるのです。レモンを加えることによってクセがなく、さっぱりとした後味になります。

紹興酒のおすすめな飲み方:梅干し

次に紹興酒におすすめする飲み方は梅干しです。これこそまさしく日本から生まれた紹興酒の新しい飲み方です。もちろん生の梅干しでもいいですが、ここでおすすめするの干し梅です。干し梅とは、梅干しを乾燥させたお菓子です。味料を加えているため、梅干しよりも甘酸っぱい味付けになっていて、少し甘くないすっぱい味付けで飲みたいときにはお勧めの飲み方です。生の梅干しではより甘酸っぱさがあがって最高です。

紹興酒に干し梅でも梅干しでもいいのですが、どちらかを入れることによって甘味と梅の風味を移すことができます。その為、紹興酒に入れて飲む飲み方だと甘味が増しより飲みやすくなります。冷やした紹興酒に干し梅を入れてつぶしながら飲むとおいしいです。もちろん干し梅でなくても生の梅干しでも十分ですし、殆どの人が生の梅干しを入れて飲むことが多いです。梅干しは甘酸っぱい紹興酒を入れて飲みたい人におすすめです。

紹興酒のおすすめな飲み方:砂糖

次に紹介する紹興酒の飲み方は、砂糖です。ザラメとはまた違い砂糖は砂糖でおすすめです。所で本場である中国では昔、紹興酒が不作の年だと酸味が強くなるため、砂糖を入れて飲んでいたからだそうです。謙遜の意味で今でもお客様に紹興酒を出す際に砂糖を添えるそうです。日本で例えるならば、「お口に合うかわかりませんが」と言っているのと同じ意味ということです。それぐらい砂糖を入れるにも意味があったそうです。

砂糖は酸味が強い紹興酒に入れる事が多く本場で美味しい紹興酒には入れない事が多いです。しかしそれでも飲みなれない方は砂糖や氷砂糖と一緒に紹興酒を楽しむとより飲みやすい飲み方となります。巷では「砂糖を入れるのは日本独自の文化」と言われることが多いのですが、実は中国でも一部地域でも砂糖を入れて飲む習慣があるので、日本独自の文化というのは間違いです。ちゃんと砂糖は本場でも入れるところは入れるようです。

紹興酒のおすすめな飲み方:生姜

次に紹介する紹興酒の飲み方は生姜です。元々紹興酒の効能に血行増進と冷え症の効能が付いているのでそこに生姜を入れるととてもおすすめです。生姜自身冷え症によいと言われている食べ物です。それを紹興酒にいれると更に冷え性がひどい人でも何度か飲めば直っていくのではないでしょうか?生姜自身身体にとてもよいものだと言われているので、紹興酒の中でも生姜を入れて飲んでみるのはおすすめな飲み方として紹介できます。

紹興酒の生姜の飲み方は生の生姜を入れるのもいいですが、生姜が苦手な人はすりおろして入れるといいでしょう。生姜はすりおろしても十分効果がありますし、生姜の栄養をしっかり取ることが出来ればほぼ大丈夫です。しかしできれば生で生姜を取りたい人が画像の様に丸く撮るか縦長にきって生姜をスティック状にしていれば飲みやすいでしょう。冷え症の酷い人には生姜と紹興酒の組み合わせをお勧めします。生姜も美味しいです。

紹興酒のおすすめな飲み方:ソーダ割り

最後に紹興酒の飲み方としてご紹介するのはソーダ割りです。ソーダ割りはストレート飲み以外で美味しいと言われていれていますし、殆どの人が飲みやすい飲み方ではないでしょうか?ちなみにソーダ割り以外にもお湯割りもおすすめです。紹興酒はいろんな材料を合わせてアレンジできるとっていいお酒です。

紹興酒のおすすめな飲み方は好みでどうぞ

ここまで紹興酒について歴史や製造を始めお勧の飲み方としてザラメ、レモン、梅干し、砂糖、生姜等を使った飲み方について紹介しました。今まではただ中国の酒である紹興酒というイメージだけだったのが嘘みたいではないでしょうか?これまでどう飲んでいいのかわからなかったのがこれから安心して飲むことが出来ます。今回紹興酒について知った事で興味を持ったならぜひ紹介した飲み方で紹興酒を楽しんで欲しいです。

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