塩パンのカロリーと糖質はどれくらいか調査!高くて太りやすい?

シンプルな味わいで幅広い世代から大人気の塩パン。飽きのこない絶妙な味わいでも有名な塩パンは一時、大ブームも巻き起こしました。今回は、そんな塩パンの気になるカロリーや糖質について徹底調査!カロリーが高くて、じつは太りやすいとも言われている塩パンについて他のパンや白米などとも比較しながら見ていきましょう。同時に、塩パンを上手に利用したダイエット方法などについても調べてみました。

塩パンのカロリーと糖質はどれくらいか調査!高くて太りやすい?のイメージ

目次

  1. 1塩パンのカロリーが高くて太りやすいのは本当か?
  2. 2塩パンのカロリーと糖質
  3. 3塩パンが太りやすいとされる理由
  4. 4塩パンは食べ方次第でダイエットに使える
  5. 5塩パンは組み合わせ次第でダイエット中でも食べられる

塩パンのカロリーが高くて太りやすいのは本当か?

シンプルな味わいで、他のパンと比べると比較的食べやすい塩パン。ふんわりとした食感も塩パンの魅力の一つで、毎日でも食べることのできる飽きのこないパンの一つです。また、塩パンそのものはシンプルな味だということもあり、どのような食事にも合わせやすかったり、子供から大人まで食べることができます。

食べやすい味・食感ということで幅広い世代から大人気の塩パン。朝食やちょっとしたおやつに塩パンを食べるという方も多いのではないでしょうか?価格もだいたい一つあたり100円程度と安いため、手に取りやすいのも魅力的です。そんな塩パンですが、実はカロリーが高くて太りやすいとも言われています。

シンプルかつ優しい味で、太りやすいイメージとはかけ離れているようにも見える塩パン。果たして、塩パンは本当に高カロリーで太りやすいのでしょうか?塩パンのカロリーはもちろん、太りやすいと言われている他の理由などについても見ていきたいと思います。

塩パンのカロリーと糖質

シンプルな味わいで、他のパンと比べると太りやすいというイメージよりも、むしろヘルシーな印象すら感じる塩パン。しかし、実際は高カロリーで糖質も他の食材と比較すると高めなのだとか。さっそく、塩パンのカロリーと糖質、太りやすいと言われる理由について見ていきます。

塩パンのカロリーは意外に高い

今や、パン屋さんだけではなく、コンビニでも気軽に買うことができる塩パン。ホームベーカリーなどを活用して自分で塩パンを作っているという方も多いのではないでしょうか?主に塩・バター・小麦粉から出来ている塩パン。自分で作るにしても、少ない材料で作ることができるというのも魅力の一つです。

まずは、塩パンのカロリーについてです。一般的な塩パン一つ(100g)あたりのカロリーは、約261kcalです。主に塩・バター・小麦粉を使い、シンプルに仕上げた塩パン。そのシンプルさから考えると、やはりカロリーは見た目以上に高いと言えます。

ふんわりとした食感で食べやすいということから、ついつい手が伸びてしまいやすい塩パン。食べる際には、カロリーも気にする必要がありそうです。では、なぜここまでシンプルなのに、高カロリーとなってしまうのでしょうか?私たちの普段の食卓に並ぶことの多いご飯とも比較してみましょう。

他のパンやご飯と比べても高め

先ほど紹介したように、塩パン一つ(100g)あたりのカロリーは約261kcalです。ご飯一杯分(140g)のカロリーは約235kcalですので、比較してみても分かるように決して塩パンのカロリーは低いとは言えません。むしろ、ふっくらとした食感でシンプルな味だということを考えるとカロリーは高いとも言えそうです。

次は、他のパンと比べてみましょう。塩パン同様に食べやすく、朝食などにも使いやすい食パンのカロリーは4枚切(約100g)で238kcalです。塩パン一つあたり(100g)と比較するとほぼ同じくらいと言えますが、やはり塩パン100gあたりの方が高カロリーです。

高カロリーだと言われる塩パン。100gというわずかな量でも、それなりのカロリーがありました。私たちの生活にもなじみがあるご飯や食パンと比較しても、少しカロリーが高い塩パンですが、塩パンが太りやすいと言われているのはそれだけではありません。カロリーだけではなく、糖質も関係しているというのです。さっそく、塩パンの糖質について見ていきましょう。

食物繊維が少ない塩パンは糖質も高め

まず、糖質というものは炭水化物から食物繊維を引いた量で割り出すことができます。塩パンの場合、炭水化物が多く食物繊維が少ないため糖質が高めとなってしまうのです。塩パンの糖質は100gあたり、およそ60gほどと言われています。ご飯(100g)の糖質は36.7g、食パン(100g)の糖質は44.4gということを見てもわかるように、やはり塩パンはカロリーだけではなく、特に糖質が高いということが分かります。

糖質が高いことでも知られるパンの中でも、特に糖質が高いとされている塩パン。その理由は、塩パンを作る際に大量のバターが利用されているためです。小麦・塩・バターという少ない材料でありながら、簡単にシンプルで美味しいパンが作れることが魅力の塩パン。しかし、そのためにはバターを多く使うということは必須です。

高カロリーになることや、糖質が高くなることを考えるとデメリットのようにも感じられるバターですが、メリットもあります。バターには、「DHA」や「EPA」といった不飽和脂肪酸が多く含まれており、その働きから血液中のコレステロール値を下げる役割があるのです。体内に溜まった中性脂肪も減らす効果があるため、決してバターが豊富に使われていることが悪いと一言には言えません。

しかし、塩パン一つあたり(100g)のカロリーや糖質は、やはり他の食材と比べると高いため、食べる際にはカロリーや糖質量を意識しつつ、食べ過ぎないように心がけるということも必要です。

塩パンが太りやすいとされる理由

シンプルで食べやすいことでも人気の塩パン。程よい大きさで、手に取りやすい価格でもあるため、ついつい多めに買ってしまうという方も多いのではないでしょうか?しかし、意外にも他のパンやご飯よりも高カロリーで糖質量も多い塩パン。そのため、塩パンは太りやすいとも言われています。

では、高カロリーであることと、糖質が高いということ以外に、塩パンが太りやすいと言われる理由はあるのでしょうか?塩パンが太りやすいと言われる理由について、より詳しく調べてみました。さっそく見ていきましょう。

パンはGI値が高い

塩パンが太りやすいと言われる理由の一つに、GI値が高いということが挙げられます。そもそも、GI値が高いとされているパン。GI値とは、摂取した際の血糖値の上昇の程度を数値化したものを言います。この数値が高ければ高いほど、血糖値が上がりやすいと言われているのです。

人は体内で血糖値が上昇すると、その血糖値を下げるために体内からインスリンと呼ばれるホルモンを分泌します。このインスリンには、糖質を体脂肪に変える働きがあるため、太りやすい体を作ってしまうと言われています。塩パンの場合は、このGI値が高いだけではなく、塩パンそのものの糖質も多いことから、さらに太りやすいと言われているのです。

ふんわりとした食感で食べすぎてしまう

カロリー・糖質・GI値が高いことから太りやすいと言われている塩パン。もちろん、それらも太りやすさの理由ではありますが、やはり一番の理由は塩パンの食べやすさです。外はサクサクで、中はふんわりとした食感で人気の塩パン。とても食べやすく、他のパンと比べてもあっさりとしているため、ついつい食べ過ぎてしまうという方も多いのではないでしょうか?

手ごろなサイズに加え、ふんわりとした食感が魅力の塩パンですが、カロリーや糖質・GI値も意識し、食べ過ぎないように心がける必要があります。多くても、一日に1つ程度が良いかもしれません。

塩分を含むのでむくむこともある

塩パンは、頻繁に食べると太りやすいということについて説明してきましたが、実はその名の通り塩分も多く含んでいるため、むくみやすいというデメリットもあります。塩パン100gあたりに含まれる塩分量はおよそ1.1gです。世界基準の一日の塩分摂取量が5gであることを考えると、やはりその量は多めであることが分かります。

塩パンは食べ過ぎることで、体内の塩分濃度があがり、その結果食欲の増進につながると言われています。また、塩分を摂取することにより、いつも以上に水分を取りたくなるということもあってか、自然とむくみにつながるのです。

また、子供に塩パンを与える際にもある程度の注意が必要です。カロリー・糖質・GI値はもちろん、塩分の高い塩パンを一日にいくつも与えるのは控えましょう。塩分の取りすぎは、味の違いが分からなくなる“味覚異常”や、生活習慣病の原因ともなるため、出来る限り控えるのが良さそうです。

塩パンは食べ方次第でダイエットに使える

100gというわずかな量でも、塩分はもちろん、カロリー・糖質・GI値などが高く、他の食材と比べるとデメリットも多いように見える塩パン。しかし、食べ方を工夫することで塩パンはダイエットにも最適だと言われているのです。さっそく、塩パンを活用したダイエット方法について見ていきましょう。

塩パンに含まれるバターの効果で腹持ちがアップ

塩パンに多く含まれているバター。バターには脂質が含まれており、その脂質が腹持ちのよさをアップさせてくれます。腹持ちが良くなるということによって、空腹感を避けることができますし、食事はもちろん間食などを少なくするという効果もあります。

カロリーや糖質のことを考えると、一見デメリットにも思えるバターですが、決して悪いことばかりではないと言えます。ダイエットの際には、むしろこのバターの持つ脂質の役割を利用し、上手に食事制限をすることでダイエットの成功へと近づくことができるのではないでしょうか?

カロリーを考えて食べる量を調節する

バターの量が多く、腹持ちも良いことから工夫して食べればダイエットにも最適だと言われている塩パン。しかし、他のパンなどと比較するとカロリーは高いということを忘れてはいけません。あらかじめ、カロリーなどをしっかりと把握し、食べ過ぎないように注意することが重要です。

塩パンは野菜やスープと一緒に食べよう

食べる量やカロリーに気を付けるということだけではなく、塩パンを食べる際には野菜やスープと一緒に食べるというのもダイエットにはおすすめです。ダイエットの基本とも言えますが、野菜を一緒に食べることで満腹感を通常よりも感じることができます。野菜は低カロリーなので、パンなどと比べるとカロリー量を意識する必要もそれほどなく、気軽に食べやすいのではないでしょうか?

また、野菜には食物繊維が豊富に含まれています。一方、塩パンは食物繊維が少ない食べ物なので、野菜と一緒に食べることで塩パンだけでは摂取できなかった食物繊維を補うことも可能です。何より、野菜で満腹感を得ることで、高カロリーな食材や塩パンの量を減らすということにも繋がります。

どのような食べ方にも言えることですが、野菜を一緒に食べることで自然に1日の摂取カロリーを減らすことにも繋がるため、塩パンのように高カロリーなものを食べる際には、一緒に野菜も食べるのがおすすめと言えます。また、塩パンを食べることで塩分によってむくみが出やすいということも紹介しましたが、野菜に含まれるカリウムは、むくみ解消効果もあるためダイエットにも最適だと言われています。

野菜だけではなく、スープもおすすめです。生野菜が苦手だという方は特に、食べやすい野菜をスープにして、塩パンと一緒に食べるのも良いでしょう。その際には、先にスープから飲むことで満腹感を得ることはもちろん、血糖値の急上昇などを防ぐ効果も期待できます。塩パンだけで満腹感を得るのではなく、野菜やスープなど他の食べ物と一緒に食べ、塩パンを食べ過ぎないようにするのが良さそうです。

また、塩パンを食べる際の飲み物はコーヒーがおすすめです。コーヒーに含まれているカフェインには、脂肪燃焼効果があり、ダイエットには最適だと言われているためです。コーヒーに含まれているカフェインを摂取することで、中々解消するのが難しかった体脂肪を効率的に解消することが可能となります。そのため、塩パンとのダイエット効果を高めてくれる飲み物と言えます。

塩パンは組み合わせ次第でダイエット中でも食べられる

ふんわりとした食感でとても食べやすく、飽きのこない味ということもあり、幅広い世代から大人気の塩パン。どんな料理とも合わせやすいという魅力を誇る塩パンですが、そのカロリーの高さや糖質の高さから、食べ過ぎると太りやすいということが分かりました。しかし、野菜やスープ、コーヒーと一緒に食べるなどの工夫をすればダイエット中にも食べることができるだけではなく、ダイエットにも効果的だと分かりました。

ふんわりとした食感で、ついつい多く食べてしまいがちな塩パンですが、カロリーや糖質の量などを意識して気を付けて食べることで、その満腹感から食事制限にも役立ってくれることは間違いなしです。同時に、脂肪燃焼効果のあるコーヒーや、より満腹感を得られる野菜などを上手に活用して、美味しく塩パンを味わうのも魅力の一つです。

人気の一方で、太りやすいとも言われている塩パン。ダイエット中、もしくは太らないように食べたいという方は、野菜やスープ、コーヒーと一緒に塩パンを食べるなどの工夫をしながら、塩パンの美味しさを楽しみましょう。

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