塩は小さじ1で重さは何グラム?1/2・1/3の重さも調査!

塩はどの家庭にもある調味料の一つになっており、料理をするときや食材にかけて食べたりと様々な使い方があります。また、レシピでよく見かける工程で塩小さじ1とは一体どのくらいの量なのでしょうか?今回は塩小さじ1の重さは何グラムか、また1/2や1/3の重さも調べました。その他にも塩分はどのくらい摂るのが適量なのか、摂り過ぎた場合の身体に影響はあるのかなども紹介します。

塩は小さじ1で重さは何グラム?1/2・1/3の重さも調査!のイメージ

目次

  1. 1塩の摂り過ぎは体に悪い
  2. 2塩小さじ1とは何グラム?
  3. 3塩小さじ1/2と1/3といった重さも知ろう
  4. 4塩を摂り過ぎると心配される身体の影響とは?
  5. 5塩の小さじ1の重さを知っておくと便利

塩の摂り過ぎは体に悪い

今や食卓に欠かすことのできない調味料の一つ塩ですが、塩について皆さんはどのくらい知っていますか?塩とは塩化ナトリウムを主な成分とし、海水の乾燥・岩塩の採掘によって生産される物質のことを指します。家庭では主に塩味をつけるための調味料や保存などの目的で食品に使用されますが、ソーダ工業用・融氷雪用・水処理設備の一種の軟化器に使われるイオン交換樹脂の再生などにも使用されています。

塩は大きく分けて4つあります。1つ目は岩塩を採掘して取れる岩塩、昔に海であった土地が地殻変動により地中に埋まり、海水の塩分が結晶化し地層となったものです。2つ目は塩田で天日製塩法で作られる海塩、天日製塩法とは海水を塩田に引き込み、1~2年程度の期間で塩田内の細分化された濃縮池を巡回しながら太陽と風で海水を濃縮していき採塩池で結晶化した塩を収穫する製法になります。

3つ目は海水から精製される塩、海水をいったん濃縮した後に煮詰めてできる塩になります。イオン交換膜製塩法・揚浜式製塩法・瞬間結晶などと呼ばれています。そして4つ目が塩湖または塩水湖と呼ばれる、塩水をたたえる湖から取れる湖塩の合計4種類の原材料があります。過去には食塩泉から製塩も行われていました。世界の塩の生産量は2008年時点で2憶650万トンといわれており、そのうちの約36%が天日塩になります。

人間の体に必要な栄養素が含まれている塩ですが、摂り過ぎは体に悪いといわれています。塩分を多く摂り過ぎないためにも、小さじ1のグラムや、大さじ、小さじ1/2、1/3のグラムを知り、健康的な食事にしましょう。

塩小さじ1とは何グラム?

身体に影響のある塩分の過剰摂取や摂取不足を抑えるためにも、まず塩の分量について知る必要があります。毎日の料理で使用している塩ですが、適量入れることや味見をしながら足していく家庭が多く、分量をきっちり量っている家庭は少ないです。そのため、塩の過剰摂取や摂取不足に気づかない方も多いのではないでしょうか?

料理で重要になる塩の分量ですが、レシピでよく見かける塩小さじ1杯、この小さじ1杯の重さは何グラムか知っていますか?塩は小さじ1のほかにも大さじや小さじ1/2、さらに小さじ1/3などと書いている工程もよく見かけます。今回は塩小さじ1杯の重さのほかに、塩小さじ1/2や塩小さじ1/3の重さなども紹介しますので、参考にしてください。

塩小さじ1の重さを知っておくと便利

塩の分量についてはまず、塩小さじ1杯の重さを知ることが重要になります。毎日ほとんどの料理に欠かすことができない塩は、ひとつまみや少々入れるという認識が強いですが、しっかりと小さじ1杯ですくうことができる塩の重さを知ることで、毎日の塩分摂取をしっかり調整することが可能です。

小さじ1杯で取れる塩の重さは約6グラム程度といわれています。塩小さじ1杯分の重さを知っておくことで、塩小さじ1/2杯、塩小さじ1/3杯のように細かな塩分調整も可能になり、毎日の塩分調整に役立つことができるほか、料理の味調整などにも活用できるので非常に便利です。

小さじ1でも塩の種類により重さに差が出る

上記でも紹介したように塩は主に4つの原材料が存在しており、さらに販売されている塩にも複数種類があります。そのため、量る塩も同じ大きさとは限りません。一般的に家庭で使用されている塩とは違う塩を小さじ1杯ですくったときに微妙に重さが変わってしまうのです。

通常の食塩の場合は6グラムですが、種類によって重さが少し違ってきます。粒が細かくサラサラしているタイプの塩は、小さじですくったときにスプーン隅々まで詰まりますが、粒が大きいタイプの塩は、すくったときにスプーンに隙間ができます。そのため、荒いタイプの塩は細かいタイプの塩と比べて小さじ1杯の重さが軽くなります。

塩小さじ1の重さで大さじ1の重さも計算できる

上記でも記述したように塩にも様々な種類が存在しており、一般的に家庭で使われるさらさらとした塩から、粒の形が大きいものまであります。そのため、どの塩でも大さじ1杯分の重さを量れるとは限りません。小さじや大さじでは量ることができない大きめの塩の場合は計量器などで、分量を量りましょう。

小さじ1杯分の塩の分量を知ることで、様々なさじで塩の重さを量ることが可能になります。そのためにはまず、小さじ1杯と大さじ1杯の分量の差を知る必要があります。大さじ1杯とは小さじ1杯の3倍になります。様々なデザインの計量スプーンが存在しますが、どの計量スプーンも大さじ1杯と小さじ1杯の分量に差はありません。

家庭で使われる一般的なさらさらとした食塩で軽量する場合、小さじ1杯で約6グラム程度になるので、大さじ1杯分の塩の重さはその3倍の、約18グラムになります。大さじ1杯分の塩の重さを知ることで、家族全員分のような大人数の料理を作る場合の塩を素早く量ることができ、料理もスムーズに進ませることが可能です。

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塩小さじ1/2と1/3といった重さも知ろう

塩小さじ1杯分の分量や大さじ1杯分の分量だけではなく、料理でよく使われる小さじ1/2杯や小さじ1/3杯の塩の分量を知っていることで、さらに料理の塩分調整を細かくできるようになります。

さらに、レシピには塩小さじ1杯のほかにも、塩小さじ1/2杯や塩小さじ1/3杯などが書かれていることもあります。その都度塩の分量を計算するのも少し面倒くさいので、あらかじめ塩小さじ1/2杯や塩小さじ1/3杯の重さを知っておくと、とても便利です。今回は小さじ1杯のほかにも小さじ1/2杯の場合と小さじ1/3杯の場合の重さも調べたので、参考にしてください。

塩分の摂り過ぎを防止のために正しい重さを知ろう

塩分の過剰摂取や摂取不足は身体に悪影響を及ぼす可能性があるため、1日の塩分摂取量をきちんと知る必要があります。日本だけではなく、世界的にも塩分の摂取量については注目されており、2003年、世界保健機関と国連食糧農業機関による「食事、栄養と生活習慣病の予防」では、1日当たりの塩分摂取量を5グラム以下にとどめるように勧めています。

さらに、日本でも2005年の「日本人の食事摂取基準」では、1日の塩分摂取量を男性成人を10グラム以下、女性成人の場合は8グラム以下を推奨しています。2013年時点の日本高血圧学会のガイドラインでは1日6グラム未満の塩分摂取を推奨しています。同学会では2012年に日本で「減塩サミット」を開催し、翌年からは毎年主催となって減塩の啓蒙をはかっています。

塩分の摂り過ぎは体に悪いだけではなく、料理にもかなり影響してきます。小さじ1/2や小さじ1/3と比較的少ない塩の量ではあるが、正しい重さを知っておくとレシピ通りに作ることができ、料理も美味しく出来上がります。また、塩分を管理している人も正しい重さを知っておくと、とても管理しやすく便利なので覚えておくとよいでしょう。

塩小さじ1/2と1/3の重さは何グラム?

では、塩小さじ1/2杯や小さじ1/3杯の重さは一体どのくらいになるのでしょうか?塩分の量の微調整や味の調整のためにもよく使われる分量です。料理などのレシピでもよく見かける表示になるので、小さじ1杯分や大さじ1杯分の重さと一緒に覚えておくようにしましょう。

塩小さじ1/2杯や小さじ1/3杯の重さを量るためには、塩小さじ1杯分の重さを知っていることで計算がしやすくなります。塩小さじ1杯の重さは約6グラム程度になるので、塩小さじ1/2杯の重さは小さじ1の半分なので、重さは約3グラム程度です。塩小さじ1/3の重さは小さじ1の1/3なので約2グラム程度になります。

塩ひとつまみは重さ何グラム?

料理のレシピなどには、塩小さじ1杯や小さじ1/2杯、小さじ1/3杯の表記のほかに、塩・少々や塩・ひとつまみのような表記があります。塩・ひとつまみや、塩・少々と表記されている場合は塩は何グラムになるのでしょうか?塩ひとつまみ、塩少々の分量を知ることで料理の時短にもつなげることができます。

レシピに書かれている塩ひとつまみとはどのくらいの量のことを指すのか知っていますか?ひとつまみとは手の親指と人差し指、中指の三本でつまんだ量のことをいいます。しかし、人の指の大きさ等によってつまめる塩の量が変わってきますので、料理に入れたときはその都度味見して調節するとよいでしょう。三本の指でつまんだ塩の量は約0.6グラムから1グラムといわれています。

塩ひとつまみは指3本を使ってつまんだ量に対して、塩・少々とレシピに書いてある場合は、親指と人差し指の2本の指先でつまんだ量になります。こちらも塩・ひとつまみの表記と同様、人の手の大きさなどで変化してしまいますが、塩・少々の場合の重さは約0.3グラムから0.6グラム程度の重さになります。

計量スプーンや量りが無くてもひとつまみで量が分かる!

上記で記述したように、塩の分量の量り方には様々な方法があります。小さじ1杯分の重さを知ることで、大さじ1杯分の塩の分量計算や小さじ1/2杯、小さじ1/3杯の塩の重さの計算をすることが可能です。さらに、3本の指でつまんだ時の塩の重さや、2本の指で塩をつまんだ時の重さを知っておくことで、計量スプーンを使わなくても、塩の重さを量ることが可能です。

計量スプーンや量りを使わずに塩の重さの量る方法とは、塩を指でつまんだ時の重さで料理に入れる塩の分量を計算する方法です。塩を親指と人差し指、中指の3本の指でつまんだ時の重さは約0.6グラムから1グラムになります。そして、親指と人差し指の2本の指でつまんだ時の塩の重さは約0.3グラムから0.6グラムになります。つまんだ時の重さを覚えておくことで、簡単に計算することができるので、しっかり覚えておきましょう。

塩小さじ1杯分の重さは約6グラム程度といわれているので、料理に小さじ1杯分の塩を入れたい時は、指3本を使って塩をつまんで入れていくことで、小さじ1杯分の塩の分量を量ることができます。ひとつまみで約1グラム程度の塩を加えることができるので、ひとつまみを6回繰り返すことで、小さじ1杯分の6グラム程度の塩を量ることが可能です。

塩を摂り過ぎると心配される身体の影響とは?

塩分の過剰摂取や摂取不足で身体に悪影響が出るといわれていますが、一体どのような影響が身体に出るのでしょうか?まずは、塩分の過剰摂取についてです。地球上の生物の多くは適量のナトリウムがないと生命を維持できないといわれています。そのため、塩分の補給は人にも必要不可欠のものになっています。

しかし、人が調味料として塩をふんだんに利用するようになると、塩分の摂り過ぎが高血圧や腎臓病、心臓病や脳卒中などの遠因になっています。過剰摂取が遠因となるメカニズムは完全には解明されていませんが、一般には血中のナトリウムイオン濃度を一定範囲に保つための水分を取るようになり、血液を含む体液の量が増え、血圧が高まるとともに、これを体外に排出する機能を司る腎臓に負担がかかるとされています。

続いては塩分の摂取不足で起こる身体への影響をみてみましょう。現在では、塩分の過剰摂取を恐れるあまり塩分を控える人が多くなってきています。極端の塩分の制限により、塩分の不足が起きることがあります。大量の発汗で水分とともに塩分が流れでてしまった場合など、昏睡状態となって病院に運ばれる者も増えています。そのため、塩分の過剰摂取は身体に悪影響が出ますが、適量の塩分は摂取する必要があります。

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塩の小さじ1の重さを知っておくと便利

塩分が身体に与える影響や、毎日の料理で使う塩の量り方について紹介してきましたがどうでしょうか?塩分の過剰摂取や摂取不足によって毎日の生活が一転してしまう可能性もあることがわかりました。毎日の料理には欠かせない調味料の塩、家族のためにも塩分の摂取について見直してみてはどうでしょうか?

塩小さじ1杯分の重さや、塩小さじ1/2杯、塩小さじ1/3杯の重さを知ることで毎日の塩分調整に役立たせることができます。さらに、味の微調整や塩分量の微調整のために、塩ひとつまみの分量も覚えておくと非常に便利です。また、塩の分量を計量器で量る時間をなくすことができれば、料理の時短にもなるので、ぜひ塩の小さじ1杯分の重さを知って、毎日楽しく料理をしましょう。

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