ごま油のカロリーと糖質は高い？ダイエット効果やカロリーオフの使い方

ごま油と言えば、料理の風味付けなどに使われる料理油のひとつです。そんなごま油ですが、ここ最近ではダイエットにも効果があると話題になっています。なぜ、ごま油がダイエットに効果的なのか知っていますか？

それは、ごま油のカロリーや糖質、また栄養成分から言われているのです。ごま油でダイエットできるのであれば、それは嬉しいことないですが、注意するポイントもいくつかあります。

今まで風味付け以外に活用法が浮かばなかった方も、ダイエットを頑張っている方にもおすすめのごま油の摂取方法やカロリー、糖質、栄養成分まで今回は紹介していこうと思います。ぜひ、ごま油を食べて健康にダイエットをしましょう。

ごま油は、その名の通り油でできています。そのためカロリーも高い印象を持っている方も多いことでしょう。まずは、ごま油のカロリーを見ていきましょう。

まずは、大さじ1の定義から紹介したいと思います。大さじ1とは15mlという計算になります。ですが、粉物やその他の調味料では大さじ1の容量や分量が変わってくると言われています。

まず、小麦粉などの粉物の大さじ1は約9gですがごま油のような油系では約11～13gと言われています。ごま油のカロリーは100gで921kcalなので大さじ1のカロリーは約100～120kcal程と言われています。

小さじ1も、大さじ1と同じように粉物などでは容量が変わってくるので注意しましょう。小さじや大さじのスプーンがあれば別ですが、ない場合にはgで覚えてしまうのが一番です。大さじ1よりも小さじ1の記載も多いごま油は、しっかりと小さじの容量も覚えておく必要があります。

小さじ1は粉物では約5gですが、ごま油のような油系の小さじ1は約6gほどです。それで計算を行うと小さじ1のカロリーは約55kcalになります。

では、そんなごま油に入っている栄養価は一体どのようなものがあるのでしょうか？まず、ごま油には悪玉コレステロールを排除する働きがあります。そのため、ダイエットにも効果的と言われており、それにプラスし便秘効果もあるので女性には嬉しい効果が望めます。

また、ごま油にはゴマリグナンという栄養価が含まれています。このゴマリグナンはコレストロールの低下、それに加え肝機能の改善にも役立つとされています。健康維持にもおすすめのごま油ですが、これまた女性に嬉しい若返りの効果も持ち合わせています。

これだけの栄養価を持っているごま油ですが、カロリーや糖質はどうなのでしょうか？ここからは、ごま油のカロリーや糖質について紹介したいと思います。

カロリーが少し高めなごま油ですが、糖質はどうでしょうか？ダイエットにおすすめとされているごま油ですが、カロリーが高いのなら使う必要はないのでは？と思われがちですが、ごま油がダイエットに進められるもう一つの理由として、この糖質に秘密があったのです。

なんと、ごま油の糖質は0.0gとなっており実質糖質が0の油という点が、ごま油がダイエットに進められる大きなポイントのひとつでした。近年、流行っているダイエットのひとつとして糖質オフダイエットがあります。

そのダイエットでは、糖質を一切口にしないという少し過酷なダイエットですが、糖質のない食材を探す楽しさもあるようです。そんな糖質ダイエットに、このごま油が大活躍しています。

ごま油は、多量の摂取はおすすめできません。ごま油には、オメガ6と呼ばれる成分が入っているため、毎日多量の摂取を行うと魚から摂取できるオメガ3とのバランスのつり合いが悪くなってしまうので、身体に影響を及ぼします。

ごま油の摂取量は、多くても1日15g程度に抑えるようにしましょう。どんな調味料も、過剰摂取は禁物です。ダイエットに効果的だからと言って、過剰に摂取しないよう注意しましょう。

ごま油のカロリーや糖質を紹介してきましたが、ごま油のダイエット効果はどれくらいあるのでしょうか？

摂取量を守って使用すれば、ダイエットにも効果の得られるごま油は、先ほどお伝えした通り糖質ダイエットにはぴったりの食品になっています。料理に使うのが一番のおすすめになっており、その中でもダイエット中であればドレッシングとして使用するのが特におすすめの使用方法です。

カロリー0のドレッシングや糖質0のドレッシングも多数販売されていますが、ごま油でしたら他の料理にも使えるのであっても困りません。

ごま油にはγ-トコフェロールという成分が入っています。γ-トコフェロールには、利尿作用があることから女性の大敵でもある、むくみの解消に役立ちます。むくみは、体内に塩分や水分が貯まることで引き起こされます。そのため、体内から余分な塩分や水分を排出する必要があるのです。

ビタミンの中でも、代謝の働きを活発にするといわれているのが、ビタミンEです。ごま油にはこのビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEを摂取することで、代謝の促進はもちろんのこと、若返りにも効果てきめんです。代謝を良くすることで、体内の老廃物が体外へ排出されるため誰もが摂取したいと思える栄養成分であるといえるでしょう。

健康診断などで、コレステロール値が高いと指摘された方も少なくないでしょう。日本の食事が昔とは変わってきている現代では、肥満などに関係なくコレステロール値が高いと診断される方も少なくありません。

ごま油に含まれている成分で、よく耳にすることも多いといわれるリノール酸とオレイン酸には、血中のコレステロールを降下させる働きが期待できます。

ドロドロになってしまった血液を、サラサラの血液に変えることで、コレステロール値が下がっていきます。血液がサラサラになることで、直接代謝の促進にも繋がるのでメリットも大きいでしょう。

せっかくごま油をダイエットに活かすのであれば、効果を高める食べ方をするのが先決です。ダイエット効果を高める食べ方で、ダイエットを成功に導きましょう。

前述でも紹介してきたように、ごま油はドレッシングとして使用するのが効果的です。ダイエット用のドレッシングも多く販売がされていますが、ごま油をドレッシングにすることで糖質は0gとなり、またさまざまな料理に使用することができるのもメリットといえるでしょう。ごま油をサラダや野菜にかけるだけの手軽さも、おすすめの理由です。

ごま油に含まれているリノレン酸は、満腹中枢を刺激する効果を持っています。そのため、食前にごま油を摂取することで、食べすぎ防止にも役立ちます。スプーン1杯という少量でありながら、満腹感をしっかり得ることができ、食事の量を抑えることができるので、ダイエットをしている人には欠かせない方法ともいえるでしょう。

ごま油を使用した料理などで、カロリーをもっとオフにする方法を見ていきましょう。時には我慢も必要にはなってくるものの、ダイエット成功への近道にもなります。

ごま油を使っているからと、食事の量が多ければダイエットは成功に導くことはできません。食事の量にも注目して、抑えることでダイエットの成功が期待できるでしょう。ごま油を使用した料理と、普通の食事とのバランスを見るのもひとつのポイントです。

ごま油には、白ごま油と黒ごま油があるのを知っていますか？この違いは、ごまの種類ではなく焙煎しているかしていないかの違いになります。素材はほぼ変わりませんが、風味の違いが大きいこともあり適した料理が変わってくるといわれています。

白ごま油はドレッシングなどに使用し、黒ごま油は中華料理などの炒めたりする料理に適しているといわれています。そのため、炒め物などにごま油を活用したい場合には黒ごま油がおすすめといえるでしょう。

麺類を食べるときには、麺の工夫も行ってみましょう。麺は、小麦粉からできていることもあり炭水化物として扱われます。そのため、摂取することで太る印象を持っている方も多いことでしょう。糖質制限をしている方であれば尚更ですが、糖質カットの麺などを選ぶことで摂取カロリーや糖質を抑えることが可能です。

ごま油を使用した、おすすめのレシピを見ていきましょう。手軽に作れるレシピになっているので、日々の食事にプラスしてみてもいいでしょう。

1. きゅうり、またはきゃべつをざく切りにします。
2. 小さなボウルにごま油、鶏ガラの素、ニンニク、ごまを入れますこの合わせ調味料を、きゅうりまたはきゃべつと混ぜ合わせたら完成です。

あともう一品欲しいと思ったときにおすすめなのが、やみつき系の野菜です。その名の通り、やみつきになること間違いなしの味わいで子どもから大人まで大好きな味でしょう。大人用には少しの豆板醤を入れるとピリッとした辛さがアクセントになります。

1. 長ネギをみじん切りにします。
2. みじん切りにした長ネギをごま油、塩、こしょうの入ったボウルに入れたら完成です。

万能調味料になる、ネギ塩ごま油のタレは簡単に作れてどんな料理にも合うのでおすすめです。揚げ物や、炒め物、チャーハンなどにも使用できるので、常備するのをおすすめします。

今回は、ごま油のカロリーや糖質について紹介してきました。ごま油が万能な油であることは分かっていただけたことと思います。どんな料理にも合わせることのできるごま油は、カロリーこそ高いものの糖質は0gというダイエットをしている方には嬉しい食材です。

油だからと躊躇せず、ごま油をぜひ日常で使用してみてください。必ず容量には注意するようにしましょう。