ベーコンは冷凍保存できる?賞味期限や正しい解凍方法も紹介!

程良い脂と塩気が絶大な人気を誇っているベーコン。しかし塊で購入したベーコンなどは勿体なくて何ヶ月も保存したり、逆に普通のスーパーで販売している薄切りベーコンを、冷蔵庫に入れっぱなしでそのままだった…なんて事はないでしょうか?そうなると気になるのが賞味期限。ベーコンは本来保存食ではありますが、やはり正しい保存方法を知らない方も多いのではないでしょうか?そこで今回はベーコンは冷凍保存できるのか?冷凍保存の場合に適する正しい保存方法や解凍方法をお伝えします!

ベーコンは冷凍保存できる?賞味期限や正しい解凍方法も紹介!のイメージ

目次

  1. 1ベーコンはそのままだと意外にも日持ちしない食材だった?
  2. 2ベーコンは冷凍保存で常備食材に!冷凍保存のメリットとは?
  3. 3ベーコンの小分け冷凍はいざという時に助かるから便利
  4. 4冷凍する時の賞味期限の目安は?そのままと何が違うの?
  5. 5注意!こんな状態のベーコンを貴方は放置していませんか?
  6. 6スライスベーコンとブロックベーコンでは冷凍の仕方が違う?
  7. 7ベーコンを冷凍したものを解凍する時はじっくりとゆっくりと
  8. 8時間がない時はレンジを上手く使いこなすのも大丈夫!
  9. 9冷凍を利用して献立の一品に!冷凍を使いこなせば家事も楽に
  10. 10家庭で自家製ベーコンを作るならコストコがおすすめ
  11. 11最後にー冷凍ベーコンは正しく美味しく付き合おうー

ベーコンはそのままだと意外にも日持ちしない食材だった?

朝食にも何か一品足りない時にもそのまま利用できる便利な家庭の常備食材、ベーコン。しかし気付いたらベーコンが腐敗していた…なんて経験を味わった方は少なくないでしょう。賞味期限が長いように見えるベーコンですが、最近は健康志向により、塩分控えめが多いのです。また市販のベーコンは薬品を漬けて製造するため、賞味期限は意外にも持たないのです。そんなベーコンを長持ちさせるにはどうしたら良いでしょうか?

ベーコンは冷凍保存で常備食材に!冷凍保存のメリットとは?

最近になって賞味期限の短くなったベーコンを保存する良い方法、それは冷凍保存です。普通は冷蔵では?と考える方も多いでしょう。しかし冷蔵の難点は、一度開封してしまい、そのままにすると賞味期限が持たない事です。しかし冷凍なら一か月ぐらいは日持ちするので、とてもおすすめできるのです。細菌の繁殖は死滅しないため、完全な保存はできませんが、開封済みのベーコンでもそのままよりは日持ちします。

また小分けする事により、コストコなどの、大きくて使い切れないベーコンの塊なども購入しやすくなり、コストパフォーマンスも良くなります。また高級なベーコンを、長く味わいたいと思っている時にもおすすめです。ただし上記で述べた通り、永久保存できるわけではないので、定期的に賞味期限を確認しましょう。

ベーコンの小分け冷凍はいざという時に助かるから便利

ベーコンを冷凍するならそのまま保存するより、切り分けてから保存するのをおすすめします。冷凍前に自分が調理したい大きさや、使い勝手の良い薄さなどに切り分けて、個別に包装すると便利です。するとそのまま冷蔵する時よりも長期間保存ができる上に、解凍するのにも小分けなので、もう一回包丁とまな板を出して切る手間が省けます。切り方は特に関係なく、自分の使い勝手の良い切り方で大丈夫です。

ベーコンを冷凍するならジッパーがあると何かと更に便利に

冷凍する時は、勿論ラップに包むのが一番手軽ですが、ジッパーなどに入れるのもおすすめです。食品専用のジッパーは出来る限り真空に近付けられる上に、においが他の食品に移るのを防ぐのもあります。こうする事で、開封した後のベーコンでも出来るだけ長く保存する事が可能になるのです。一番はラップで小分けしたベーコンを、ジッパーに入れて冷凍する事です。少し手間が掛かりますが、後々便利になります。

冷凍する時の賞味期限の目安は?そのままと何が違うの?

ベーコンを冷蔵でそのまま保存した場合、賞味期限は、未開封で1週間ぐらいから3週間なのに対し、開封してしまうと3日が限界です。それに対して、冷凍だと開封した後でも賞味期限は1ヶ月、未開封なら2ヶ月は最高日持ちします。これ以上は冷凍やけを起こしてしまうため、避けた方が良いでしょう。ベーコンを冷凍する時のコツは、そのまま冷凍するより急速冷凍がカギになります。

ベーコンを冷凍保存する時はこれを意識するだけで劇的変化!

ベーコンは急速冷凍した方が、風味を損なわずに美味しく頂けます。その工夫はどうすれば良いでしょうか?答えは家庭にある簡単なものですぐ解決できます。それが金属トレーです。金属トレーの上に、ジッパーなどに包装したベーコンを置くだけで良いのです。するとそのまま冷凍するよりも、急速冷凍が早まります。実はこの方法は他の食材でも可能ですので、気になった方は金属トレーの購入を検討してみてはどうでしょうか?

ベーコンの冷凍のし過ぎは逆に風味を損なう原因に

ベーコンは冷凍保存しておけば、そのままにしておくより確かに便利です。しかしながら、あまりにも放置しすぎるのも良くありません。冷凍保存があまりにも長期間続くと、冷凍やけを起こしてしまい、風味や味が損なわれてしまうのです。折角高級なベーコンを購入したのに無駄になった…なんて事になる前に、冷凍保存していても、賞味期限を含めて1ヶ月以内には使用するように心掛けましょう。

注意!こんな状態のベーコンを貴方は放置していませんか?

まずは賞味期限や消費期限が過ぎているもの。特に消費期限は、その食品が食べても良い期間を示しているので、勘違いは禁物です。また開封してしまったものに関しては、とにかく腐るスピードが早まるので注意が必要です。次に臭いを確認しましょう。臭いが酸っぱい匂いなどがしたら、使用はやめましょう。お皿に乗せていても、パックに入っていても臭いは感じるので、少しでも嫌な臭いがした場合は注意が必要になります。

また見た目をよく確認するのも忘れてはいけません。明るい場所できちんと確認し、緑の斑点が見られたり、赤身の部分が桃色から茶色や灰色に変色しているものは、注意が必要です。また触れてみて粘りのあるベーコンはすぐに処分しましょう。尚、触った後は手をしっかりと洗い、細菌感染を防ぐのも重要です。

ベーコンの処分を正しくしないと悪臭や細菌感染の原因に

ベーコンの処理の仕方も重要です。ベーコンを捨てる際は臭いが漏れないように何重にも包み、最後に臭いの漏れにくい袋に入れて、蓋付きの生ごみ箱などに入れましょう。正しい処理をしないと、悪臭が家庭に充満したり、ご近所トラブルの原因になったりするので、注意が必要です。また捨てた後もきちんと手を洗わないと、食中毒の原因になったり、ペットなどにも感染する恐れがあるので、必ず手は洗ってください。

スライスベーコンとブロックベーコンでは冷凍の仕方が違う?

スライスとブロックのベーコンではほんの少しの差ですが、気を付けたい点が違います。特にブロックの場合は、塊なので保存方法に少々手間が掛かります。それでも自分の生活スタイルに合わせてベーコンを冷凍すれば、あとは解凍するだけで常備食材として使用できるので、少し面倒でも自分の生活スタイルをよく考えて、どのようにベーコンを冷凍するか考える事も大事です。

安さが魅力のスライスベーコンは袋ごと冷凍しても大丈夫!

スライスで販売している、安いベーコンは大抵小分けになっているので、袋ごと冷凍保存する事も可能です。でも使用しないからともう一度冷凍するぐらいなら、きちんと小分けにしましょう。ベーコンの損傷が激しくなってしまい、解凍の時にドリップが出やすくなってしまいます。そのため、スライスでも数枚ずつ保存する方が後々便利になってきます。一度冷凍したものは再冷凍しないようにしましょう。

量の多さが魅力的なブロックベーコンは面倒でも切り分ける事

スライスベーコンで述べたように、再冷凍は旨味を逃がしてしまう原因になります。そのため、ポトフを作るなど、一度にベーコンを使いきるわけではない場合は、なるべく小分けに切る事が大事です。切り方は自由ですが、切ったものはそれぞれ個別に袋に分けると、再冷凍を防ぐ事がで出来ます。細かく切る時にはラップより、ジッパーなどの袋に入れる事をおすすめします。

ベーコンを冷凍したものを解凍する時はじっくりとゆっくりと

解凍方法には2つの方法があります。1つは冷蔵解凍。もう一つは氷水解凍です。どちらにしても、ベーコンはじっくり解凍するのがおすすめです。急激に解凍すると、普通の肉類や魚介類と同じで、ドリップが出てしまい、折角の旨味が逃げてしまい、ぱさぱさとしたベーコンになってしまいます。

ベーコンを冷凍したものを冷蔵解凍する場合

冷蔵解凍は、冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍する方法です。こちらはドリップが流れにくく、美味しい状態を保ちながら解凍する事が出来ます。ただしブロックベーコンや塊など、大きい場合だと時間が掛かるので、予めそこは理解した上でじっくり行ってください。

その代わりデメリットもあります。それは時間が掛かり過ぎる事。急いでいる時には予め冷蔵解凍しておいていないと、中々解凍できずに慌ててしまうケースがあります。そのため、使用すると分かっている前日から冷蔵庫に移す必要があるため、ちょっと面倒なのが難点です。それでも自然に近い形で解凍していくので旨味があまり逃げません。おすすめはタッパーなどに入れて解凍する事です。

ベーコンを冷凍したものを氷水解凍する場合

氷水解凍は氷水の中に、袋で包んだベーコンを浸けて解凍する方法です。食品に氷水が入らないようにしないといけないので、ラップだとあんまり向かない方法なので、密封された袋に入れておくか、新たに入れる必要があります。水は空気より熱伝導率が良いので、時間を短縮できる上に、冷蔵解凍と同じくドリップが出づらい上に、それほど時間が掛からないのが便利です。

ただ、こちらもデメリットはあり、予め氷をきちんと用意しておかないといけないのと、ラップなどでベーコンを包んで冷凍していた時に不便な事です。水分が入ってしまうと、折角氷水で解凍している意味がなくなってしまうので、注意が必要になります。なるべくこの方法を利用する際は、氷水の入らない袋などを用意しましょう。

時間がない時はレンジを上手く使いこなすのも大丈夫!

電子レンジで解凍するのも勿論悪いとは一概に言えません。スープを作る余裕がなかったり、お弁当の場合はそんな事を言っている暇はありません。ですから、以下の4つの点を押さえて冷凍したベーコンを解凍すると、美味しく解凍する事が出来ます。この方法は他の肉類や魚介類でも応用出来るので、是非試してみてはいかがでしょうか?

1.レンジで解凍するならまずはカチカチの状態でやるのが基本

1つ目は冷凍庫から出してすぐ、カチカチの状態でレンジに掛ける事です。ベーコンが少しでも解凍されてしまうとその水に反応してしまい、結果的にドリップが出てしまうのです。それを防ぐためには、出してからすぐに解凍する事が、レンジで解凍する時のまず基本的な第一ステップです。

2.解凍ボタンと手動のボタン(加熱)を使い分けると少ない量も安心

ベーコンを解凍する時には通常、全解凍のボタンを押すと思います。しかし調理済みのベーコンや、分量の少ないもの、溶けかけているものなどは半解凍̟+100w・200wのレンジで解凍するのをおすすめします。短めに解凍すれば、ドリップが流出するのを防止できます。レンジの弱さは家庭によって様々ですので、その時の事情に合わせて秒数を変えると良いでしょう。

3.ベーコンは包装を剥がしクッキングペーパーを敷くのがおすすめ

ベーコンなどの肉類は基本的に包装を剥がすのが良いです。出来れば耐熱皿の上にクッキングペーパーを敷いて、そこに冷凍したベーコンを置くと良いです。解凍時に余分に出たドリップを吸い取ってくれるので、溶けだしたドリップによる加熱がなくなり、美味しくなります。

冷凍を利用して献立の一品に!冷凍を使いこなせば家事も楽に

冷凍できるベーコンは予め調理して冷凍する、という手段もあります。これを利用する事によって、加熱するだけで簡単に献立に足りない一品や、朝食に足りないおかずを用意できます。意外にもそういうレシピを提供している人は多く、冷凍ベーコンを使用するレシピは下ごしらえさえすれば、いざという時に頼りになる常備おかずになります。

1.アスパラガスのベーコン巻き・冷凍で長期間美味しく

ベーコンの定番料理、アスパラガスのベーコン巻き。これも実は冷凍して保存する事が出来ます。予めアスパラガスにベーコンを巻いて、それを味付けして冷凍するだけです。そしてその後、それを解凍した後はただ焼くだけで大丈夫、という簡単レシピです。野菜はアスパラガス意外にも好きな野菜を巻いたりも出来ます。そんなこの料理はお弁当で大活躍出来ます。

2.冷凍野菜と冷凍ベーコンでポタージュ?ミキサーがあれば便利

こちらは冷凍した野菜と冷凍したベーコンを鍋で炒めて、水とコンソメで煮込んでミキサーやブレンダーに入れてスイッチを入れるだけです。こちらはミキサーで混ぜなければ、普通のコンソメスープとしても頂けるのがとても嬉しいところです。ベーコンの旨味がよく滲み出て、身体も温まる一品です。または普通に調理して、スープをビューレ状にして冷凍するのもまた時短になっておすすめです。

3.冷凍パスタと冷凍ベーコンでカルボナーラを豪華に

こちらは冷凍食品のパスタに、冷凍ベーコンと野菜を追加して作るズボラ料理です。これならパスタを茹でる時間を短縮でき、野菜と冷凍ベーコンを炒めて絡めるだけなので、とても手間の掛からない時短レシピです。但し、冷凍パスタの場合は量が少ないので、どちらかというとこのレシピは一人暮らし向けと言えるでしょう。

家庭で自家製ベーコンを作るならコストコがおすすめ

ベーコンを自宅で作りたいなら、コストコで塊肉を購入するのがおすすめです。コストコの塊肉は1kg以上あるのに、約100円前後であり、ベーコンを作るのは勿論その切れ端や余った肉を、別の事に利用する事が出来ます。特におすすめなのが三元豚のスペアリブで、肉も柔らかく骨を削ぎやすいため、おすすめです。

コストコでベーコンを購入したかったらコレがおすすめ!

おすすめのベーコンはアップルスモークベーコン、価格は100gあたり172円です。コストコの加工肉売り場で、入れ替わりの激しいコストコの商品の中では珍しくロングセラーな商品です(2017年現在)。しっかり燻製された香り高いベーコンで、林檎果汁が含まれているため、一度ハマるとやみつきになる商品です。

最後にー冷凍ベーコンは正しく美味しく付き合おうー

ベーコンの冷凍について少しは理解できたでしょうか?冷凍ベーコンは上手く付き合えば、美味しく長期間ベーコンを味わう事が出来るので、これを知っておけば今日から貴方も、ベーコンと上手く長期利用する事が出来る事でしょう。少しでもベーコンを美味しく頂くためにも、冷凍保存と解凍方法を上手く利用しながら、美味しいベーコンを味わってください。

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