しらすの離乳食はいつからOK?栄養満点のレシピや最適な量なども調査

赤ちゃんに食べさせる離乳食ですが、レシピのレパートリーがあまり多くなく、毎日頭を悩ませているという人もいるかもしれません。今回は栄養豊富で赤ちゃんの成長の手助けにもなる、しらすを活用した様々な離乳食レシピをご紹介していきます。しらすには一体どの様な栄養素が含まれているのか、離乳食に使用する際に気を付けておきたいポイントなどの他、離乳食の時期別のレシピも必見です。

しらすの離乳食はいつからOK?栄養満点のレシピや最適な量なども調査のイメージ

目次

  1. 1しらすは手軽に使える離乳食にもおすすめの食材
  2. 2しらすを食べられる時期と最適な量について
  3. 3しらすの栄養について
  4. 4しらすを使った離乳食初期のおすすめレシピ
  5. 5しらすを使った離乳食中期のおすすめレシピ
  6. 6しらすを使った離乳食後期のおすすめレシピ
  7. 7しらすを使った離乳食完了期のおすすめレシピ
  8. 8しらすを使って美味しい離乳食を作ってみよう

しらすは手軽に使える離乳食にもおすすめの食材

赤ちゃんの離乳食を始める時期になると、レシピに頭を悩ませる人も増えてくるのではないでしょうか?離乳食を食べ始めても良い年齢になったとはいえ、大人とは違って赤ちゃんにはまだまだ食べさせない方が良い食材なども多く、安全面を考慮しつつ栄養も摂れる離乳食の内容を考えなくてはなりません。しかしいざ離乳食を作ろうと思うと、良いレシピが思い浮かばず市販の離乳食を購入してしまう事もあるものです。

けれどできれば大切な赤ちゃんには手作りで美味しい離乳食を食べさせてあげたい、と感じる人も多い筈です。そこで今回は数ある食材の中からしらすを使った様々な離乳食のレシピをたっぷりとご紹介していきます。大人でもしらすが好きだという人は多いですが、離乳食としても大活躍間違いなしのしらすは栄養も満点な食材でもある為、きっと赤ちゃんも大満足のレシピになる筈です。

しらすは内蔵や骨の処理が不要で離乳食にもおすすめ

日頃健康を意識して魚料理を食卓に取り入れているというご家庭も多いのではないでしょうか?しかし内臓の処理や骨を取り除いて身をほぐしたりと、調理の手間や食べにくさが理由で魚を積極的には食べていないという人もいるものです。そんな中、しらすは内臓処理や骨を取るといった面倒な手間が不要な食材でもある為、大人だけではなく離乳食を開始した赤ちゃんに食べさせるのにもぴったりの食材と言えるのです。

栄養価の高いしらす

更に食べやすさだけではなく、しらすは栄養価も高く豊富なカルシウムを含んでいる食材でもあるのです。まだ魚を口にした事がない赤ちゃんであっても、骨が刺さる心配などもなく安心して食べさせる事ができる為離乳食にも最適です。しかしもちろん、赤ちゃんの成長度合いによってしらすを食べさせて良い時期か、判断する事のできる大人がしっかりと見極めてあげる必要があるというのも事実です。

大人と同様に食材を何でもかんでも与えてはいけない時期である離乳食期に、赤ちゃんに安心して美味しい離乳食を食べさせてあげる為に、しらすについてしっかりと詳細を把握し、段階に応じた離乳食のレシピを覚えていきましょう。まずはしらすを離乳食として使用する際の、基本的な知識についてをご紹介していきます。

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しらすを食べられる時期と最適な量について

しらすは確かに骨も無く栄養のある食材ではあります。しかしだからといっていつでも食べさせて良いというわけではなく、離乳食を開始したからといってすぐに与えても良い食材であるとは言えません。特に離乳食を開始したばかりの時期はアレルギーなどにも十分注意をしておかなければならず、食べやすいから大丈夫だろうと適当な離乳食の作り方をしてしまっていては思わぬトラブルを招いてしまわないとも言い切れないものです。

初めての離乳食、タンパク質は豆腐から

離乳食の初期に食べられる食材は限られていますが、離乳食から初めてタンパク質を摂取するという場合、まずは豆腐から始めてみるのが良いとされているのだそうです。豆腐にも種類がありますが、離乳食として選ぶのであれば特に柔らかな絹豆腐が最適とされています。ただし豆腐はそのままでも食べられる食材ですが、赤ちゃんに与える際には必ず火を通して殺菌をしてから使用する事が大切です。

しらすはいつから食べられる?

しらすを離乳食として与えても良いとされている時期は、離乳食を開始してから1か月以上が経過してからが推奨されているそうです。特に離乳食を開始したばかりの時期にはまだ食べられる食材も少ない為に、しらすはタンパク質やカルシウムといった栄養素を補給する事のできる貴重な食材でもあるのです。できるだけ手軽に作れて栄養もある離乳食を作る為にも、しらすの扱い方はしっかりと覚えておきたいところです。

離乳食には4段階の時期がある

そもそも離乳食というものは、食べさせ始めてから離乳食を終える時期までに3つの段階があるものです。まずは生後5か月頃からの離乳食初期、生後7か月頃からの離乳食中期、9か月頃からの離乳食後期、そして離乳食完了期となっています。しらすはこの離乳食初期から使用する事のできる食材となっている為、離乳食を与える時期には始めから終わりまで大いに活用する事ができる食材とも言えるのです。

しらすはどれくらいが最適な量?

大人の場合にはご飯に乗せて食べるしらすが美味しくて、ついついたくさん食べ過ぎてしまうといった経験のある人もいる筈です。しかし離乳食として使用する場合、しらすを大量に与えてしまうというのは好ましくない様です。大人と違い離乳食を開始したばかりの時期の赤ちゃんはまだ胃腸がきちんと発達していない段階でもある為、食べ過ぎてしまうと消化不良を起こしてしまう恐れもあるものです。

しらすでもアレルギーの注意が

更に離乳食を開始した段階ではどの様な食物アレルギーを持っているかもわからず、しらすでもアレルギーを起こしてしまう可能性があるのです。その為、まずはアレルギー反応を見る為にも、初めてしらすを与えるという場合には少量から始めるのが無難と言えそうです。これはしらすに限った事ではありませんが、どの様な食材でも少しずつ使用していき、離乳食の段階に応じて少しずつ量を増やしていくのが良さそうです。

しらすを離乳食に使う時は塩抜きをする

離乳食にしらすを使用する場合には、そのまま与えてしまうのはしらすに含まれる塩分量が多いので良い方法とは言えません。手間に感じられる事もあるかもしれませんが、しらすを使う前には必ず塩抜きを行うという事を忘れない様にしておきましょう。塩抜きの方法はいくつかあるそうですが、きちんと塩抜きをするのであれば熱湯に入れて茹でてしまう方法が一番良いと考えられています。

まずは沸騰させたお湯に使用する分のしらすを入れて1分ほど茹で上げた後に、ザルに移したものをしっかりと湯切りしてあげます。その後離乳食の段階に応じた方法で調理をすれば良いだけです。お湯を沸かすほどの量は使わないという場合には、深い容器にしらすと熱湯を入れて同様の処理を行ってあげるという方法でも良いそうです。もちろん茹でた後のしらすはきちんと冷ましてから食べさせる様にしておきましょう。

しらすを冷凍保存する

塩抜きをしたしらすをすぐに全て使わないという場合は、冷凍保存をしておくのが良いそうです。しっかりと水気を切って下拵えをしたしらすは、製氷皿などに小分けにして保存をする事をおすすめします。ただし冷凍しているからいつまでも持つものでもありませんし、味や栄養も落ちてしまう為、冷凍したしらすは1~2週間を目安に使い切ってしまう様にしておくのが良さそうです。

鮮度の高いしらすを選ぶ

塩抜きをきちんとして正しい方法で離乳食を作っても、鮮度の落ちたしらすは赤ちゃんに与えるには不向きと言えそうです。特にしらすは傷みやすい食材でもあるので、賞味期限内だから大丈夫だと判断する事はせず、鮮度の落ちていないものを使用する事を心掛けておきましょう。色が変色していたり形が崩れている様なしらすは鮮度が落ちている為、購入する際にはしっかりと確認をしておく事が大切です。

しらす以外の異物は取り除く

しらすの中には時々小さなエビやカニが混ざっている事がありますが、甲殻類はアレルギーを起こしやすい食材でもあるものです。万が一にも大事になってしまわない為にも、しらすの中にエビなどが入っていた場合にはきちんと取り除いてから離乳食に使用する様にしておくのが良さそうです。赤ちゃんは自分で判断する事はできませんし、大人がしっかりと食材を選び与えてあげなければなりません。

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しらすの栄養について

栄養価も豊富で離乳食にも便利なしらすですが、実際には赤ちゃんに必要な栄養素はどんなものが含まれているのか、詳しくは知らないという人も多いかもしれません。続いてはそんなしらすの持つ栄養素について、赤ちゃんの成長をどの様に手助けしてくれる栄養なのかを順番にご紹介していきます。一つ一つは小さく頼りなさげに見えるしらすですが、しらすの持つ想像以上の栄養素の数々に驚いてしまうかもしれません。

しらすの豊富なカルシウムは骨や歯を丈夫に

丈夫な骨や歯を作る為には欠かす事のできないカルシウムですが、しらすには牛乳と比較しても実に2倍のカルシウムが含まれているという事がわかっています。健康な体作りをしている真っ最中の時期の赤ちゃんにとって必要な栄養素の一つですが、しらす干しの場合には5倍のカルシウムが含まれているのだそうです。小さなしらすの中に驚きの栄養素が凝縮されているので、離乳食には積極的に活用していきたい食材と言えそうです。

ストレス緩和作用もあるしらす

更にしらすの中には骨を作る為に必要とされるマグネシウムも豊富な上に、マグネシウムにはストレスを緩和してくれる作用もあるのだそうです。その為夜泣きが酷い赤ちゃんの場合にも、必要な量のマグネシウムを摂取する事でストレスによる夜泣きを落ち着かせる事ができる場合もあったりするのだそうです。夜泣きに困っている親御さんにとってはとても嬉しい栄養素なのではないでしょうか?

しらすには学習能力を向上させるDHAも

しらすというのはイワシの稚魚であり、DHAという栄養素も豊富に含んだ魚でもあります。DHAは脳神経細胞を活性化させてくれる栄養素なので、学習能力を向上させてくれる効果が期待できるのだそうです。将来頭の良い子に育てたいと考えている親御さんは、是非しらすを離乳食に取り入れたくなるかもしれません。更に大豆製品と一緒に食べればより良い効果を期待する事もできるのだそうです。

アレルギーの抑制効果もあるしらす

しらすにはEPAと呼ばれる栄養も含まれています。このEPAというのは体内であまり作り出す事ができない成分である為、必然的に食事から取り入れる必要のある必須脂肪酸の一つです。EPAにはアレルギーの抑制効果を期待する事ができるので、こちらも積極的にしらすを取り入れていきたい理由の一つになってくれそうです。ちなみにこのEPAはオメガ3系脂肪酸の一種であり、肉類から摂取する事はできない成分なのだそうです。

成長に必須のタンパク質も含むしらす

しらすにはタンパク質も含まれており、内臓や皮膚といった部分だけではなく、髪の毛や筋肉などを作る為に必要な成分でもあるのです。普通の魚は丸ごと食べる事ができない場合もありますが、しらすの場合には1匹丸々口にする事ができてしまう食材でもあるので、栄養価が高い状態のまま体内に取り入れる事のできる便利な魚と言えるのです。魚嫌いの人でも食べやすい食材かもしれません。

しらすの食べ過ぎは逆効果

ただし栄養価の高い食材であるからといって、あまりたくさん食べ過ぎてしまうのはかえって逆効果となってしまう様です。というのもしらすにはリンという栄養素も含まれており、摂取しているカルシウムが少ない状態の場合にリンを過剰摂取すると、骨密度などを下げてしまう恐れがあるのだそうです。その為健康に良いからと与えすぎてしまうのではなく、全体的なバランスを考えながら離乳食作りをする必要がありそうです。

赤ちゃんに食べさせてはいけない食材

与えれれば何でも口にしてしまう赤ちゃんですが、食べさせてはいけない食材というものもあります。意外と知らないのがはちみつで、1歳未満の赤ちゃんには中毒症状を起こす恐れもあるので与えてはいけません。貝類や生魚などもウイルスの不安があったり、消化に悪いので与えない方が無難とされています。赤ちゃんのうちから食べさせなければならないわけではない物は、与えない方が安心と言えるのではないでしょうか?

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しらすを使った離乳食初期のおすすめレシピ

それではいよいよ、離乳食に活用できるしらすを使ったレシピの数々をご紹介していきます。まずは離乳食を開始したばかりとなる、離乳食初期に使えるレシピです。初期の段階では離乳食に使用する食材は全て食べやすいペースト状に下拵えをする為、ペースト状にしたしらすを他の食材と混ぜてあげると食べやすく、美味しいレシピになりそうです。どれも簡単なレシピばかりなので是非チャレンジしてみてください。

離乳食初期レシピ①しらすペースト

50gほどのしらすを塩抜きしてから、固い部分が残らないよう丁寧にすり潰していきます。ここに適量のお湯を加えていきながら柔らかく伸ばしてあげれば、しらすペーストの完成となります。こちらのペーストは様々な離乳食に活用する事ができる為、多めに作り置きをしておくと重宝するのではないでしょうか?お湯の代わりに昆布だしなどを使用して作ったペーストも味のバリエーションが広がりそうです。

離乳食初期レシピ②しらす粥

離乳食を開始したばかりの時期にはお粥が食べやすいものですが、ここにしらすを加えてあげると栄養満点のお粥が完成します。まずはお米に対して10倍の割合の水を使用し、10倍粥を作っておきます。この10倍粥を50gに対し、①で作ったしらすペーストを乗せてあげればあっという間にしらす粥の完成となります。しらすのみの味に飽きてきた場合には、すり潰した小松菜などを加えてあげるのもおすすめです。

離乳食初期レシピ③しらすのクリーム煮

こちらは余った粉ミルクを活用する事のできるレシピになっています。まずは粉ミルク10gに少量の水を加え、スープ状になるよう混ぜ合わせておきます。そこに①のしらすペーストを加え、少量の水溶き片栗粉を加えて更に混ぜ合わせます。全体が混ざったら電子レンジで30秒ほど加熱してあげれば、クリーム煮の完成となります。加熱し終えたクリーム煮は必ずきちんと冷ましてから食べさせるようにしてください。

離乳食初期レシピ④しらすと人参のトロトロ煮

①のしらすペーストと、同じく丁寧にすり潰した状態の人参をそれぞれ同量準備し、和風だしを入れた鍋で煮込んであげれば完成となります。こちらも火傷を防ぐ為に、必ずしっかりと冷ました状態で赤ちゃんに食べさせる様にしてください。多めの量を作り置きして冷凍保存しておくというのも良いのではないでしょうか?離乳食のストックを作っておけば、毎回調理をするという手間も省けて時間の節約にも繋がります。

離乳食初期レシピ⑤しらすの豆腐和え

しらすは大豆製品と摂るとより良い効果を得られるとご紹介しましたが、こちらのレシピはまさにぴったりの一品です。3cm角ほどの大きさに切った絹豆腐と、①のしらすペーストを小さじ1準備します。ラップをした豆腐を電子レンジで30秒ほど加熱してから、しっかりと水気を絞り取った後にペーストと混ぜ合わせれば完成です。手軽なのに栄養価が高くおすすめの離乳食レシピです。

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しらすを使った離乳食中期のおすすめレシピ

続いては離乳食中期にぴったりのしらすレシピをご紹介していきます。離乳食中期といえば、ペースト状の食材ばかりだった初期に比べても、みじん切りの食材を食べる事もできる様になってくる時期で、食べる事も楽しくなってきている筈です。ただし成長の度合いには個人差もあるものなので、まだ上手に咀嚼をする事ができない赤ちゃんの場合には、引き続きペースト状の離乳食で様子を見る事も必要です。

離乳食中期レシピ①しらすとほうれん草の白和え

まずは茹でて水気をしっかりと切ったほうれん草20gを、細かく刻んでおきます。次に電子レンジで1分ほど加熱をした絹ごしの豆腐20gを、こちらもしっかり水切りをしてからスプーンなどを使い潰していきます。この2つに離乳食初期レシピ①のしらすペースト5gと、同じく5gのだし汁を加えて混ぜ合わせれば白和えの完成となります。タンパク質も豊富で野菜の栄養も摂る事ができるおすすめのレシピとなっています。

離乳食中期レシピ②しらすとブロッコリーのあんかけ

準備をするのは塩抜きをしたしらす、絹豆腐、茹でたブロッコリー、和風だし、水溶き片栗粉です。ブロッコリーは房の部分のみを使用し、しらすと共にみじん切りにしておきます。豆腐は茹でるかレンジで加熱をし、食べやすい大きさにカットしておきます。和風だしを入れた鍋を加熱し、しらすとブロッコリーを煮込み、水溶き片栗粉で軽くとろみをつけたら豆腐を乗せた器にあんかけを乗せて完成となります。

離乳食中期レシピ③しらすの野菜煮込み

準備をするのはしらす、ピーマン、キャベツ、人参、しめじ、もやしをそれぞれ少量ずつで、全てみじん切りの状態にしておきます。食材と水を300ml入れた鍋で、中火でじっくりと煮込んでいきます。鍋の中から水分が無くなれば野菜煮込みの完成となります。味付けは和風だしなどお好みで良いですが、たくさん野菜の栄養を摂取できるレシピなので塩分過多になってしまわないよう注意が必要です。

離乳食中期レシピ④しらすのおやき

中くらいのじゃがいも2個とブロッコリーの房の部分を30gを茹でてから、じゃがいもはマッシュにしブロッコリーはみじん切りにしておきます。食材をボウルに入れたらそこに1/3の人参をすりおろし、塩抜きしたしらす30gと片栗粉小さじ2を加えてしっかりとこねていきます。適当な大きさに形を作ったら、薄くサラダ油をひいたフライパンで焼き色をつけていき、両面を弱火で2分ずつ蒸し焼きにしてから火が通れば完成です。

離乳食中期レシピ⑤しらすそうめん

そうめん8gを大きめの深い器に入れて、細かく砕いていきます。ここに100ccの水を入れて、500wで5分ほど加熱したものをザルに移して冷水でしっかりとぬめりを取っておきます。次に茹でた人参5gをみじん切りにしていき、50ccのかつおだしに全ての材料と塩抜きしたしらす小さじ1を加えて混ぜ合わせれば完成となります。使用するそうめんは大人と同じ物よりも、ベビーそうめんなどが良いかもしれません。

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しらすを使った離乳食後期のおすすめレシピ

続いてご紹介していくのは、離乳食後期に覚えておきたいしらすのレシピです。離乳食も後期の段階になると食べ方も格段に上手くなっている赤ちゃんも多く、荒めに刻んだ食材であっても歯や歯茎を使い咀嚼しながら食べられる様になっていたりします。更にこの時期になると親が食べさせてあげるだけではなく、赤ちゃん自身が食材を手づかみで食べ始めるので、そういった食べ方の練習もさせてあげられるレシピがおすすめです。

離乳食行後期レシピ①しらすとほうれん草の卵とじ

塩抜きをしたしらす15gと、下茹でをして細かく刻んだほうれん草20gを準備しておきます。茹で上がったほうれん草は予めしっかりと水気を切っておいた方が、仕上がりがべちゃっとした状態にならないのでひと手間を惜しまない様にしておきましょう。次に卵1/2個とだし汁15mlをしっかりと混ぜ合わせた状態でそこに材料を投入し、混ぜたものを薄く油をひいたフライパンで炒めていけば完成となります。

離乳食行後期レシピ②しらすのサンドイッチ

まずは茹でてすり潰しておいたかぼちゃを、昆布だしなどを使用してペースト状に伸ばしたものを15gほど準備しておきます。次に8枚切りの食パンにこのペーストを塗り、そこに塩抜きをしたしらすを乗せていきます。更にとろけるチーズを乗せたらトースターで2分ほど焼き、食べやすい大きさに切り分けてあげれば完成となります。熱されたチーズで火傷しないよう注意をしながら食べさせる様にしてください。

離乳食行後期レシピ③しらすと卵のおやき

塩抜きしたしらすを適量と、茶碗1杯分のご飯、卵を1個、少量の醤油、かつおぶしと青のりを適量準備します。全ての材料をボウルに入れて混ぜ合わせてから、薄く油をひいたフライパンで弱火でじっくりと焼いていきます。混ぜて焼くだけの簡単レシピですが、お好みでみじん切りにした野菜などを混ぜても美味しく栄養も得られる食べ方になるので、離乳食後期になったら是非おすすめしたいレシピとなっています。

離乳食行後期レシピ④しらすパンケーキ

茹でたほうれん草25gを細かく刻んでおきます。すりおろした人参50gとみじん切りの玉ねぎ50gを耐熱容器に入れ、レンジで2分ほど加熱したら材料をそれぞれ冷ましておきます。200gのホットケーキミックスに卵1個と牛乳150mlを加えて混ぜ合わせ、冷ました野菜と塩抜きしたしらす75gも投入して更に混ぜ合わせます。フライパンに流し入れた生地に焼き色がつき、中までしっかりと火が通ったらパンケーキの完成となります。

こちらは5食分のレシピとなっているので、残ったパンケーキは1枚ずつラップに包み、フリーザーバッグなどに入れた状態で冷凍庫で保存をしておく事も可能となっています。食べる時にはレンジで1~2分加熱をすれば良い状態なので、忙しい時の赤ちゃんのおやつにもぴったりのレシピと言えるのではないでしょうか?手づかみ時期の練習にもなるので、加える野菜を変えたりして工夫するのも良いかもしれません。

離乳食行後期レシピ⑤しらすハンバーグ

みじん切りにした50gの玉ねぎと、すりおろした40gの人参を薄く油をひいたフライパンで炒めておきます。大さじ1のパン粉に同量程度の水をかけてふやかしておき、しらす大さじ1は塩抜きをしておきます。全ての材料と50gの合いびき肉を混ぜ合わせたら、1cm程度の薄さに成形したタネをフライパンに並べ、両面に焼き色をつけていきます。中までしっかり火が通ったらハンバーグの完成となります。

離乳食行後期レシピ⑥しらすと小松菜おにぎり

みじん切りにした小松菜1束をフライパンでしっかりと炒めていきます。そこに醤油大さじ1弱、砂糖小さじ1、みりん大さじ1/2を加えて更に炒めたら、小松菜のふりかけが完成します。次にご飯に塩抜きしたしらすを適量と、先ほど作ったふりかけを適量混ぜ合わせておにぎりを作っていきます。このままでも美味しいですが、更にチーズを乗せたおにぎりにトースターで焦げ目をつけるのも違った味わいが楽しめておすすめのレシピです。

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しらすを使った離乳食完了期のおすすめレシピ

最後にご紹介するのは、離乳食完了期に作りたいレシピです。完了期といえばその名前の通り、離乳食から大人の食事へとステップアップしていく為の時期となっています。主に12か月~18か月頃がこの離乳食の完了期にあたり、離乳食だけではなく日に2回ほどのおやつも欲しくなってくる時期であるそうです。この頃には授乳の回数も減るので、お母さんにとって授乳の負担が減ってくる時期になっています。

離乳食完了期レシピ①しらす入り焼きうどん

まずはお好みの野菜を25gほど準備し、レンジなどで加熱をしておきます。次に油をひいたフライパンで、少量のネギと5gほどのしらすを軽く炒めます。ここに加熱しておいた野菜を投入し、全体を馴染ませておきます。ここに茹でたうどんを90gほど加え、更に大さじ1の水と一緒に中火で全体を混ぜ合わせていきます。仕上げに少量の鰹節と、小さじ1/3の醤油を加えて水分が無くなるまで炒めれば完成となります。

離乳食完了期レシピ②しらすと里芋煮

下茹でをしたほうれん草5枚ほどを細かく刻み、同じく下茹でをした中くらいの里芋1個を食べやすい大きさに切り分けておきます。これらの具材と塩抜きをしたしらす大さじ3を鍋に入れ、50ccほどの水と共に沸騰させていきます。ここに砂糖、醤油、粉末だしをそれぞれ小さじ1/2程度ずつ加えていき、味が調ったら完成となります。水や調味料の量は味を見ながら調節する様にしていってください。

離乳食完了期レシピ③しらすと野菜の玉子焼き

1/3ほどの人参をすりおろし、卵1個としらす大さじ1~2、砂糖と塩を少々、牛乳を大さじ1加えて混ぜ合わせていきます。この際お好みで下茹でをし細かく刻んだ葉物野菜などを10g程度、ひき肉を15g程度加えても良い様です。混ぜ終えたものをフライパンでしっかりと焼いていけば完成となりますが、完全に火が通らなかったという場合には電子レンジで軽く加熱して様子を見てみると良さそうです。

離乳食完了期レシピ④梅しらすチャーハン

種を取り細かく刻んだ梅干しを2個、下茹でをしたほうれん草などのお好みの葉物野菜は適量を細かく刻んでおきます。油をひいたフライパンで卵1個を炒めていき、野菜を投入して更に炒めます。300gほどのご飯を入れて全体をほぐしたら塩抜きをしたしらす30gと、梅干しを投入し全体を馴染ませる様に炒めればチャーハンの完成です。梅干しやしらすで塩気が変化するので、量を調節しながら炒めていくのが良さそうです。

離乳食完了期レシピ⑤しらすのピザトースト

塩抜きをしたしらすと、下茹でをして刻んだ小松菜を適量準備しておきます。次に食パンに薄くケチャップを塗っていき、具材を乗せたらその上からチーズを乗せて、トースターでチーズが解けるまで焼き上げていけば完成となります。お好みで小松菜ではなくほうれん草などの葉物野菜でも美味しいレシピになるので、手軽な朝食やおやつとしてチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか?

離乳食完了期レシピ⑥しらすとチーズのチヂミ

まずはじゃがいも1個と2cmほどの人参をそれぞれすりおろしておきます。ボウルにすりおろした野菜と、塩抜きをしたしらす、チーズ、青のりを少量ずつ加え、小さじ1の片栗粉を加えたらしっかりと混ぜ合わせていきます。薄く油をひいたフライパンで焼き色をつけていき、全体に火が通ったらチヂミの完成となります。お好みで他の野菜を加えたりしても美味しく食べる事ができるレシピとなっています。

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しらすを使って美味しい離乳食を作ってみよう

しらすを使用した離乳食についての様々な情報をお届けしてきましたが、これまではあまりしらすを離乳食に使おうとは思っていなかった人も、今後は積極的にしらすを取り入れていきたくなったのではないでしょうか?食事は毎日の事ではありますが、時には調理に手を抜いてしまいたくなる事もある筈です。そんな時に便利で簡単なレシピを覚えておけると、赤ちゃんにも手軽に栄養を摂らせてあげる事ができるものです。

どの様な食材であっても、離乳食を与える期間というものは特に食べさせてはいけない時期や、食べ方に注意をしなければならない場合があるものです。健康にすくすくと育てていく為にも、食材の事は大丈夫だろうといい加減にしてしまうのではなく、しっかりと知識を身に着けた上で上手な離乳食作りをしていけると良いのではないでしょうか?

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