川越はうなぎが名物！おすすめの美味しい名店を小江戸で徹底調査

都心から1時間ほどで簡単に行くことができる小江戸、川越は、色々な建造物が立ち並び風情ある街並みが魅力となっています。江戸と明治と大正の3つの時代に分かれて、その時代の建物が混ざって立ち並んでいるのも、見どころとなっています。城下町や蔵造りという町並みや、古く昔懐かしいお菓子屋が並ぶ菓子屋横丁、川越まつりが文化遺産として登録されているのも、魅力の一つです。

魅力ばかりの小江戸、川越には観光をしに来る人が年間600万人もいるそうです。都内から簡単に行けるため、日本人だけでなく、海外から旅行で日本に来ている人も、訪れているとのことです。浅草とはまた異なる、上品さをも感じられます。今回紹介していくのは、小江戸川越のうなぎ料理店です。

川越グルメというと、さつまいものイメージが強いかましれませんが、さつまいも以外にも川越には鰻があります。江戸時代に肉を食べることが禁止されていて、近くの入間川や荒川などで取れる鰻が、タンパク質の食材として重要な食材になっていたそうです。川越の特産品として、鰻の蒲焼がとても美味しいです。川越に来たときには、ぜひうなぎを食べて欲しいです。

本川越駅より歩いて15分のところにあります。1832年に創業された老舗のうなぎ店です。小江戸の風情が漂っています。掘りごたつと座敷とテーブルの席があります。高級なうなぎを白焼きしないで、生をそのまま蒸したあとに秘伝のたれを上に塗って焼いています。これが、いちのやこだわりの製法です。うなぎのふんわりとした食感がたまりません。食べ応えがある肉厚の蒲焼を堪能できます。

ひつまぶしを食べて、その最後はお茶漬けとしてサラリといただくことができます。うなぎの他にも、日本料理やコースメニューもこの店には用意されています。大宴会場があるので、大人数で集まる特別な会合や宴会にはもってこいのお店です。場所が限られてしまうような集まりでうなぎを食べたいときは、ぜひこちらの店を利用してください。

小川菊は、本川越駅より歩いて11分のところ、川越水上公園の近くにある名店です。1807年に創業されました。200年ほどもの歴史があり、今はその長い伝統を受け継いで7代目が店を継いでいます。歴史あるうなぎ店となっています。長く営業してきているのも、ファンがついているからこそでしょう。歴史が、うなぎの美味しい味を保証してくれています。店内は座敷とテーブル席があり、ゆったりと過ごすことができます。

メニューでおすすめなのは、特鰻重です。こちらは、口の中に入れた瞬間、口の中に広がっていく上品な風味が特徴です。セットとして、肝吸いとお新香が付いてきてお得です。非常に美味しいセットです。

本川越駅より歩いて15分のところにあります。東屋は、喜多院の近くにあります。小江戸の川越地元の人に、長く愛されている人気の名店です。

脂がたっぷりのったうなぎに、辛口の味のタレをつけて、じっくり焼き上げるこだわりをもった一品です。この辛口の味のタレが秘伝で、最後まで美味しく頂けるうなぎです。うなぎ本来にある旨みが大切に保存されていて、存分に味わうことができる白焼きです。わさびをちょっと添えて一緒に頂くと、良い風味とわさびのおかげで甘味が増されて、とても美味しいです。

うな吉は、川越の街中から少し外れたところにあるうなぎ屋です。本川越駅より車で12分のところ、歩いていくと30分ほどかかる場所にあります。歩いて行くには、覚悟と気合が必要なので、車で行くのをおすすめします。店前に駐車場がちゃんとあるので、車で向かうのが一番良いと思います。地元の方々から長く愛されている名店です。

うなぎにかけている甘ダレの旨みがとても美味しいので、そのタレが染みたご飯を堪能したいものです。それが全て堪能できるのが、うな吉のうな重です。ご飯と蒲焼を自分なりに楽しみたいのであれば、うなぎの蒲焼定食をおすすめします。満腹感のあるボリュームで、小江戸の川越に車で来た人におすすめしたいお店です。

本川越駅より歩いて15分のところにあります。小川藤は、大正12年に創業された、長い歴史をもつお店です。1階はテーブル席で、2階には座敷席があります。長い歴史がありますが、堅苦しいような雰囲気はなく、古く懐かしい暖かい雰囲気の店内です。あまり構えずに、美味しいうなぎを食べに行ってください。

小川藤のうなぎは、紀州の備長炭によって焼き上げていて、そのおかげで外の皮がカリッとして、うなぎの身はふんわりとしたふわふわ食感です。うなぎにつけている秘伝のタレは、夏は辛めにしていて秋冬は甘辛くするなど、その季節季節によって味を調整する、というこだわりがあります。一度来店しても季節が変わってからまた行くと、少し味が変わっていてその変わり方を楽しむこともできます。

うな重ももちろん良いのですが、お手頃価格で美味しいうなぎを食べたいという方は、気軽に食べることができる、うな丼をおすすめします。セットとして、肝吸いとお新香がついています。初めてうなぎを食べるといった方や、サッと食べてランチを済ませたいといった方におすすめです。お手頃価格で気軽といっても、味にこだわりを持った絶品のうなぎです。

本川越駅から歩いて6分のところにあります。この店の目印は、うなぎののぼりです。川魚料理の店です。なので、うなぎ以外にも、なまずとかわかさぎの天ぷらなどの川魚料理も人気です。うなぎの人気メニューは、非常に丁寧に作られていて、骨や臭みを感じさせないように仕上げられたうな重です。

うなぎの香ばしさがほんのりあり、ふわふわとした柔らかさです。肝吸いには、まるごと肝が入っていて、臭みが取られた美味しい仕上がりです。老舗の名店が多くある中で、隠れ家的な密かに人気な名店です。

深井屋は、本川越駅より歩いて10分のところにあります。店内は、テーブル席と座敷席、カウンター席があり、一人で行っても家族や友達と行っても、その時々の用途に合うように利用することができます。気軽に立ちよれる雰囲気のある店です。

この店の店主は、18歳から料理の世界に入って、まず埼玉県狭山市にてうなぎ店を開業しました。その後、小江戸の川越に移転してきて、今の川越店の営業に至ります。非常に丁寧にうなぎを調理していて、温かみがある接客によって、常連のファンが大勢います。朝5時からうなぎを調理し始め、全て手作業でその日分の量を仕込みます。使用している米は、美味しいと人気の埼玉県産のコシヒカリです。

うなぎのタレに使用しているのは、埼玉県の鶴瀬にあるうなぎの老舗であります「山喜」から受け継いでもらったタレを深井屋は使用をしています。一枚ずつ丁寧に白焼きにされたうなぎを、醤油とわさびでさっぱりと頂く「白焼き定食」がとても人気です。

また、うなぎだけでなく、デザートメニューもあります。このデザートは、アイス大福です。このアイス大福は、チーズクリームとこし餡が合わさっています。小江戸川越に訪れた時に、最後の締めくくりにおすすめのデザートはこちらです。

新河岸駅から歩いて10分のところにあります。川越街道沿いにあります。ぽんぽこ亭という名前から想像できる、たぬきが目印です。手焼きで炭火焼のうなぎは、香りが香ばしくて、非常に美味しいです。カウンター席から見ると、お店の方が焼いてくれるのが見えて、その職人技に圧倒されます。大きい蒲焼にうっとりする「特上うな重」は本当に川越に訪れたら一度は食べて欲しい一品です。

さらに、この特上うな重よりも希少なメニューがあります。それは、1日に限定10食しか提供されない「極上うな重」です。ちょうど10食を食べることができたら幸運です。小江戸川越の観光スポットから離れているので、なかなかアクセスが良くないのですが、車で行動する人にとっては、ぜひ行ってみて欲しいです。逆に、観光スポットから離れた場所で、ゆったりした雰囲気の中うなぎを食べたいという方におすすめです。

本川越駅から徒歩15分のところ、川越駅から歩いて25分のところにあります。川越名物と言われているうなぎとさつまいもを一つの料理で一度に楽しむことができるメニューが、うなっ子にあります。小江戸川越に来たからには、うなぎとさつまいもを食べたいものです。その名物メニューというのが「いも重」です。この「いも重」は、うなぎの蒲焼が、さつまいもご飯の上に乗っています。

うなぎはあっつあつでホロホロしていて、サイコロ状に切られたさつまいもはホクホクしていて、本当に美味しいです。重に入ったご飯に甘辛いタレがしみ込んでいて、さつまいもの甘みが非常にマッチしています。

うなぎは客から注文を受けてから、その場で焼くので出てくるまで少し時間がかかります。その分美味しい手間の込んだうなぎを食べることができるでしょう。この名店を取り囲んでいる堀になんと鯉が泳いでいて、風情がある風景が広がります。

本川越駅から歩いて15分のところ、川越駅から歩いて25分のところにある名店です。小江戸川越に数多くあるうなぎ屋の中でも、雰囲気が抜群でデートに最も最適な名店が、林家です。林家に入ってすぐ目を惹くのが、店の入口から奥までずっと敷かれた真っ直ぐしたレールです。うなぎ屋の中にレールがあるのです。

林家の建物は、もともと米問屋として使用されていた建物で、このレールというのは米問屋として米を奥の蔵へ運ぶためのトロッコ用だそうです。歴史が深く刻まれていて、外観も店内も、江戸の風情が残っています。しかし、風情がありながらも、店内にはジャズ音楽が流れていて、モダンなレトロな印象もあります。

林屋というお店はもともと、栃木県にあった川魚屋さんなので、川魚の調理が上手いです。また、林家は養鰻場を那珂川沿いにもっていて、そこで作られたうなぎを中心に使用してます。自社で作るうなぎによって、料理のクオリティが高くて、口コミが広がり、評判を呼んでいます。お洒落な雰囲気と本格派の美味しいうなぎを食べたい人はぜひこの名店に訪れてみてください。

非常に人気店なので、休日のお昼は行列になり待つことがあります。11時から18時まで長く営業しているので、ランチ時間と少し時間をずらすなどして、来店することをおすすめします。

小江戸川越でおすすめの人気うなぎ店を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？小江戸とも呼ばれるほどの、古き良き昔懐かしい町並みが魅力である川越で、ぜひおすすめしたいうなぎの名店を10店舗紹介しました。

この10店舗以外にも美味しいうなぎ屋はたくさんあるので、他にも気になった方は調べて、ぜひ川越に訪れてみてください。うなぎは高級なイメージがあり、しょっちゅう食べられないような印象がありますが、そんなことはありません。是非とも川越で、小江戸の雰囲気を存分に味わいながら、絶品のうなぎを頂いて下さい。