しめじのカロリーと糖質は一袋でどれくらい?カロリー計算の仕方は?

今回は家庭の食卓でも重宝されるしめじについてまとめました。キノコ類の中でもスーパーなどで一袋が比較的安い値段で購入することができるしめじですが、カロリーが非常に低くダイエットに向いている食材だということを知っていますか?この記事では、しめじのカロリーの計算の仕方やしめじの糖質、しめじを使ったレシピを紹介しています。ヘルシーなおかずなどを作る際に参考にしてください。

しめじのカロリーと糖質は一袋でどれくらい?カロリー計算の仕方は?のイメージ

目次

  1. 1しめじのカロリーや栄養は?
  2. 2しめじの糖質の計算方法は?
  3. 3しめじの保存方法
  4. 4低カロリーのしめじを使ったおすすめ調理法
  5. 5低カロリーのしめじを使った調理法:ホイル焼き
  6. 6低カロリーのしめじを使った調理法:和風スパゲティ
  7. 7低カロリーのしめじを使った調理法:しめじの炊き込みご飯
  8. 8低カロリーのしめじを使った調理法:しめじと小松菜のナムル
  9. 9低カロリーのしめじを使った調理法:しめじとトマトの鶏肉煮
  10. 10低カロリーのしめじのまとめ

しめじのカロリーや栄養は?

キノコ類の食品は全般的にカロリーが低い食材が多いです。その中でもしめじは一袋100gに対して約15kcal以下のカロリーしかありません。キノコ類の中でもカロリーが低いので、ダイエット食材に非常に向いています。

しめじはカロリーが低いだけではなく、栄養価も非常に高いです。しめじにはβグルカンという成分が含まれています。βグルカンは酵母に多く含まれる多糖類の一種で食物繊維の仲間です。βグルカンには免疫力を高める効果があり、風邪の予防やガンを抑制する効果が期待できます。

Thumbしめじの栄養と効能は?成分と栄養効果を上げる食べ方も紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

しめじの糖質の計算方法は?

上記で述べたようにしめじのカロリーが非常に低いことがわかりました。ではしめじの糖質はどのように計算するのでしょうか?基本的に糖質の計算方法は糖質=炭水化物量ー食物繊維量で出すことができます。しめじの種類によって計算した糖質には差異がでるものの、しめじの糖質は一袋100gに対して多いものでも3g以下と非常に糖質が少ないです。

しめじの保存方法

栄養満点で糖質が少ないしめじを好きなときに調理できる保存方法を紹介します。しめじを冷蔵庫で保存する場合は、根元を切り取らず石づきのまま新聞紙かビニール袋に入れて保存しましょう。根元を切らずに保存すると5日から7日程度もちます。

しめじは水分に弱いので、保存する際は水で洗わずそのまま冷蔵庫で保存してください。冷蔵庫に入れず、常温で保存すると菌が発生するほか、湿度変化にも弱く保存期間が短くなってしまうので、基本的には冷蔵庫の野菜室での保存をおすすめします。

しめじは冷蔵庫で保存できるほかに冷凍庫でも保存ができるのを知っていますか?スーパーなどで一袋だけではなく、大量に購入したときや一週間で使いきれないときなどは冷凍庫での保存をおすすめします。冷凍庫での保存なら長期保存ができるのでスーパーなどでお買い物する際に計算して購入することができ、一袋全部食べても低カロリーなので、手軽に料理につかうことができます。

冷凍庫で保存する際の注意点としては、冷蔵庫での保存と同様に水で洗って保存すると風味やうまみが落ちてしまうので洗わずにそのまま冷凍庫で保存しましょう。しめじを冷凍庫で保存すると長期保存ができるほか、うまみが凝縮されるので一石二鳥です。しめじの冷凍庫への保存のやり方は、しめじ一袋全部の石づきを切り落として小分けにし、小分けにしたしめじをフリーザーバッグに入れ、そのまま冷凍庫へ保存したら終わりです。

冷凍庫への保存した際の保存期間は2週間から1か月、と冷蔵庫での保存に比べるとかなり長く保存できます。冷凍庫へ保存するときに気になるしめじの汚れなどは、キッチンペーパーでふいてから保存してください。冷凍されたしめじは解凍されると、しめじの凝縮されたうまみが出てくるので、使用する際は冷凍のまま調理しましょう。

Thumbしめじの冷凍保存と解凍方法を解説!臭いを防ぐ方法とおすすめレシピ10選! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

低カロリーのしめじを使ったおすすめ調理法

しめじは低カロリーで有名な食材ですが、実はビタミンB群、ビタミンD、食物繊維など多くの栄養素が含まれており、さらに糖質も低いのでとても優秀な食材です。しかし、しめじだけでは足りない栄養素もあり、ビタミンAやビタミンCなどを他の食材と一緒に計算して調理することによって、栄養バランスの良い食事ができるので、血糖値が高めの方やダイエットをしている方にもおすすめの食材です。

低カロリーのしめじ:ビタミンB群

しめじにはカロリーが低いほかにもビタミンB群が豊富に含まれており、ビタミンBは人が生きるために必要なエネルギーを作るのに欠かせない栄養素になります。しめじはビタミンB群が含まれているほか、低カロリーな食材で有名です。しめじに含まれているビタミンB群は水溶性のため、水に溶けてしまう性質を持っています。

しめじのビタミンB群を摂取する調理法としては、焼く、蒸す、茹でるなど油を使わない調理が良いでしょう。しかし、焼いたときや蒸したとき、茹でたときなどの水分を捨ててしまうとビタミンB群が溶けてなくなってしまうので、そのまま使ってください。

ビタミンBを活かす調理法としては、お味噌汁やスープ、ホイル焼きなどしめじの茹で汁やエキスをそのままとれる調理がおすすめです。しめじをサラダやナムルなどにする調理法の場合は、しめじをお鍋で茹でるのではなく、耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジで加熱し、火を通すとしめじのエキスをそのまま使えるので、やってみてはどうでしょうか?

低カロリーのしめじ:ビタミンD

低カロリーのしめじに豊富に含まれているビタミンDは脂溶性になります。脂溶性のビタミンDは水洗いや加熱調理で失われないビタミンです。油と一緒に調理することでビタミンDの吸収率が高まり、カルシウムと一緒に調理するとさらに吸収率がアップします。

カルシウムがある野菜の代表的な食材としては、小松菜などが代表的な食材です。しめじと小松菜を一緒に炒めたり、乳製品のバターやチーズ、牛乳などと一緒に調理するとビタミンDの吸収率が上がります。

低カロリーのしめじ:食物繊維

低カロリーのしめじは食物繊維がとても豊富な食材としても有名です。うどんや炊き込みご飯やスパゲティなど糖質量が高くなりがちな調理にしめじを加えて調理すると食物繊維がさらにアップします。

しめじは食後の血糖値を抑えたり、便通の改善をうながす働きもあるため、糖質を制限している方や栄養の計算をしながら食べている方にもおすすめです。しめじはカロリーが低いので一袋たっぷり使った調理法でボリュームをだし、炭水化物を減らせるメリットもあります。

低カロリーのしめじ:その他のビタミン

しめじはビタミンB群、ビタミンD、食物繊維が含まれていますが、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンK等は含まれていません。なので、しめじだけを調理していても栄養が偏ってしまうためビタミンA、ビタミンC、ビタミンKも一緒にとってあげると栄養のバランスも補えるので計算して調理すると良いでしょう。

ビタミンAが豊富な食材は豚肉や海苔、にんじんなどを一緒に調理すると良いでしょう。ビタミンCが豊富な食材はゆずやピーマン、ブロッコリーなどを一緒に調理すると補うことができ、さらにビタミンKは、ほうれん草、わかめ、大豆、シソなどと一緒に調理すると補うことができます。摂取したいビタミン等を計算して楽しい食卓にしましょう。

低カロリーのしめじを使った調理法:ホイル焼き

きのこのホイル焼きはきのこや野菜のうまみや素材の風味が凝縮されていて味わい深い調理法です。きのこのうまみ汁もそのまま味わえますので、茹でると失われる栄養もそのまま摂取することができます。余計な味付けをほどんどしないので、糖質を制限している人や、ダイエットにもおすすめの調理法になります。

ホイル焼きの調理法は、まずしめじ、えのきは小房に分けて、しいたけは半分に切ります。アルミホイルにしめじ等のきのこを入れて塩コショウ、白ワインを加え、バターをのせて包みます。アルミホイルを包むときは破けないように丁寧に包みましょう。

破けてしまうと、うまみ成分がでてしまいます。アルミホイルに包んだきのこ類をオーブントースターで約5分間焼きます。焼き終わったら器にのせて中をあけ、しょうゆ、みじん切りにしたパセリ等をちらしたら完成です。中を開ける際はやけどに十分気を付けて下さい。

こちらはしめじなどのきのこ類の他にベーコンを使っています。ベーコンは燻製されているので、一緒に調理すると凝縮されたベーコンのうまみが、しめじなどの野菜に染みこみ、さらにおいしくなります。燻製されたベーコンは塩気が強いので、味付けの際は塩を少し減らすなどして調理すると良いでしょう。また、しめじはいろんな素材とも相性抜群なので、生鮭などのお魚を包んでお魚のホイル焼きにしてもおいしく食べられます。

低カロリーのしめじを使った調理法:和風スパゲティ

しめじをふんだんに使った和風スパゲティの調理法です。しめじは糖質も低くカロリーも低いので、スパゲティを作るときは、しめじを一袋入れて具だくさんな和風スパゲティを紹介します。パスタソースは糖質が高いと敬遠されがちですが、糖質が低い和風のソースにすることで低糖質で低カロリーで食物繊維が豊富なパスタが食べられます。ぜひ、試してみてはどうでしょうか?

和風スパゲティの調理法は、ブロッコリーを茹でて、粗く切っておきます。にんにくはみじん切りにし、ベーコンは食べやすい大きさに切り、しめじは一袋全て小房に分けます。フライパンに水を入れお湯を沸かし、そこに塩を入れ、スパゲティ加えて茹でます。スパゲティのゆで汁を1カップ程度とっておきます。スパゲティが茹で上がったらザルにあげておきます。

スパゲティに使ったフライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくを加えて香りを出します。にんにくとオリーブオイルの香りが出てきたら、しめじ、ベーコン、ブロッコリーを加え炒めます。少ししんなりしてきたら塩コショウをし、先ほどとっておいたスパゲティのゆで汁をおたま一杯分程度加えます。ゆで汁を加えたら茹でたスパゲティを加え、しょうゆとバターを入れて少し炒め、塩コショウで味を調えたら完成です。

こちらはブロッコリーの代わりにほうれん草を使用しています。ほうれん草を使うといろどりが良くなる他、ほうれん草はしめじにはないビタミンが入っているので、足りないビタミンが補える調理法になります。栄養も満点の和風スパゲティ、ぜひ試してみてはどうでしょうか?

低カロリーのしめじを使った調理法:しめじの炊き込みご飯

シンプルでしめじのうまみが染み込んだ、しめじの炊き込みご飯の調理法を紹介します。シンプルで、それでいて美味しい炊き込みご飯は小さいお子様からお年寄りまで老若男女に愛される調理法です。

炊き込みご飯の調理法は、まずお米を研いで、研いだお米を炊飯器に入れます。水はまだ入れないでください。しめじは小房に分けて油あげは包丁で縦半分に細切りにし、にんじんは千切りにします。フライパンに水、しょうゆ、みりんを入れ、にんじんを加えて煮ます。そのあと、しめじと油あげを加えてさらに煮ます。煮た際にでた汁だけをお米が入った炊飯器の中に加えます。

塩を加えて少しかき混ぜ、お米の分量のメモリまで水を入れて炊きます。フライパンの中に残っているしめじ、にんじん、油揚げはお皿に移しておきます。炊き上がったら炊飯器の中にしめじ、にんじん、油揚げを加え、炊飯器の蓋を閉めて少し蒸らしたら完成です。

低カロリーのしめじを使った調理法:しめじと小松菜のナムル

短時間で簡単に作れるしめじのナムルの調理法を紹介します。しめじを一袋使ったさっぱり料理です。食欲がない時などに作ってみてはどうでしょうか?しめじと小松菜のナムルの調理法は、しめじは小房に分け、小松菜は食べやすい大きさに切ります。

水を入れて沸騰した鍋にしめじと小松菜を加えて茹でます。茹で上がった小松菜としめじをザルにあげ水分をきり、キッチンペーパーでさらに水分をきります。しめじと小松菜をボウルに移し、ごま油と鶏ガラスープのもとを加えて味を調整したら完成です。

こちらは小松菜の代わりにほうれん草を使っています。仕上げにごまを加えるとごまの風味もプラスされ、さらに見た目も良くなりますので、試してみたい一品です。

低カロリーのしめじを使った調理法:しめじとトマトの鶏肉煮

しめじをトマト煮にすることで、栄養も満点でこってりおいしくなる調理法を紹介します。ごはんと食べても、パンにつけて食べてもおいしく食べられます。にんにくを薄切りにし、トマトは角切りにします。フライパンにオリーブオイルと薄切りにしたにんにくを入れ、火をつけ、弱火で温めてにんにくの香りをだし、手羽元を入れて皮がパリッとするまで焼きます。

手羽元の皮がパリっと焼けたら裏返し、しめじを一袋加えます。手羽元としめじに焼き目がついたら、フライパンに入っている油ごと手羽元としめじを圧力鍋の中に入れます。圧力鍋の中にトマト、コンソメ、砂糖、ウスターソースを加えたら軽くかき混ぜて蓋を閉め圧力を加え、15分から20分くらい煮てください。

圧力が抜けたら手羽元だけ取り出し、骨をとります。骨をとった手羽元を鍋に戻しさらに10分煮込んだら完成です。手羽元の代わりに鶏もも肉や鶏むね肉でもおいしく食べられますので、ぜひ試してみたい一品です。

低カロリーのしめじのまとめ

低カロリーのしめじについてまとめましたが、どうだったでしょうか?値段が安く、家計の強い味方でもあるしめじ。ダイエットなどで毎回食材に悩んでしまってもしめじなら、毎日でも食べたくなるほどいろいろな料理に使用することができます。

しめじはカロリーが低いだけではなく、糖質も非常に低いので、糖質を制限している方でも美味しく食べることができます。使う分のしめじの糖質は簡単に計算することもできるので、ぜひ糖質制限している方はしめじをメインの食材にしてみてはどうでしょうか?

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ