ほうれん草の常備菜・作り置きレシピ集!冷凍保存方法や日持ち期間は?

毎日の献立作りの中で、一度にたくさんのおかずを作るのは大変です。そんな時、常備菜や作り置きをいくつか作っておけば、調理時間が短縮され、彩りや足りない栄養を補うことができるので、心にゆとりが生まれます。中でも、彩りや栄養面で使い勝手の良いほうれん草は大活躍の野菜です。そんなほうれん草を使った常備菜・作り置きレシピ集から、気になる保存方法、日持ち期間まで一気にお届けします!

ほうれん草の常備菜・作り置きレシピ集!冷凍保存方法や日持ち期間は?のイメージ

目次

  1. 1ほうれん草を使った常備菜で毎日の献立をラクに!
  2. 2常備菜で使うほうれん草の栄養が気になる!
  3. 3常備菜に使いたいほうれん草のあく抜き方法は?
  4. 4ほうれん草の常備菜・作り置きレシピが知りたい!
  5. 5おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草のごま合え
  6. 6おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草とささみサラダ
  7. 7おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草のナムル
  8. 8おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草のめんつゆ和え
  9. 9おすすめ常備菜・作り置きレシピ:切干大根とほうれん草のごま和え
  10. 10おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草ときのこの煮びたし
  11. 11おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草のスパニッシュオムレツ
  12. 12おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草の柚子胡椒香る甘辛そぼろ
  13. 13おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草の中華風サラダ
  14. 14おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ガーリックオイルあさりアヒージョ
  15. 15おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草とベーコンのバター炒め
  16. 16おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草とツナのオイスター炒め
  17. 17おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草のナッツ和え
  18. 18おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草とちくわのマヨ和え
  19. 19常備菜で使うほうれん草の日持ちはどのくらい?
  20. 20ほうれん草を使った常備菜の気になる衛生面は?
  21. 21ほうれん草の作り置きにおすすめの保存容器の選び方
  22. 22【まとめ】常備菜に最適なほうれん草を活用しよう!

ほうれん草を使った常備菜で毎日の献立をラクに!

今、常備菜や作り置きがブームです。「忙しい共働きだから、毎日の夕食作りに手間をかけていられない」「子供が小さいから、ぱっと出せる作り置きがあったら便利」「晩ごはん作りが面倒な時、常備菜が冷蔵庫にあったから助けられた」など常備菜や作り置きがあるだけで、毎日の献立作りがぐんとラクになります。あると便利な常備菜ですが、せっかくなら栄養価が高いものならより安心です。そんな時お役立ちの食材がほうれん草です。

鉄分、βカロテン、ビタミンCが多く含まれ栄養たっぷりのほうれん草は、常備菜や作り置き向きの食材です。ゆでてもよし、煮てもよし、おまけに冷凍しても味が落ちにくいので、ほうれん草を使った常備菜や作り置きの活用法は多岐にわたります。栄養の面で一品あるだけで、バランスの取れた献立作りに貢献できるほうれん草を使った常備菜や作り置きのレシピから、気になる下茹での方法、長持ちする保存方法などをみていきましょう。

常備菜で使うほうれん草の栄養が気になる!

ほうれん草は栄養がたくさんあることは何となく知っている、という方も多いと思いますが、実際にはどのくらいの栄養があるのでしょうか?ほうれん草には、鉄分、ビタミンC、ビタミンE、βカロテン、葉酸、食物繊維などが豊富に含まれていて、緑黄色野菜の中でも栄養価の高い野菜の王様と言って過言ではありません。常備菜でほうれん草を使う前に知っておくと役立つほうれん草に含まれる代表的な栄養の効果をおさらいします。

作り置きに便利なほうれん草の栄養:鉄分の効果

ほうれん草に含まれる栄養素、といえばまず思い浮かぶのが鉄分です。ほうれん草の鉄分は100gあたり、2.7mgです。これはほかの野菜と比べると多い値で、ほうれん草に含まれる鉄分は牛レバーと同じくらい含まれていると言われています。ほうれん草の鉄分は健康な血液をつくる赤血球をつくる材料になり、貧血予防に役立つほか、疲れにくい体をつくる、体内に酸素を運搬させ頭を活性化するなどのうれしい効果が満載です。

ほうれん草を常備菜で使う際は、効率よく鉄分をとりたいものです。食品に含まれる鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があり、ヘム鉄は肉や魚介などに、非ヘム鉄は野菜や卵、乳製品に含まれています。ほうれん草に含まれる鉄は非ヘム鉄なので、ビタミンCが豊富な食品のじゃがいもや大根と合わせるとさらに吸収率がアップするので、ほうれん草の常備菜を作る際は覚えておきましょう。

作り置きに便利なほうれん草の栄養:βカロテンの効果

ほうれん草に含まれるβカロテン含有量は100gあたり5400mgとなっていて、これはβカロテンを含む食品の中でもにんじんに次いで2位の値となっています。βカロテンは動脈硬化予防や、コレステロール値を下げたり、免疫力をUP、美肌などの効果があるので積極的に取りたい栄養素です。βカロテンは油と相性がよいので、炒めものやソテーにするとより効果が高まります。ほうれん草の常備菜作りにも取り入れてください。

作り置きに便利なほうれん草の栄養:ビタミンCの効果

一日に取りたいビタミンCの量は100mgといわれていますが、ほうれん草には1株当たり60mgのビタミンCが含まれています。ほうれん草に含まれるビタミンCは免疫力を高めてくれ、風邪の予防に効果があります。忙しい毎日の中で体調を崩すと大変なので、常備菜や作り置きで冷蔵庫にストックしておくのが有効です。また、コラーゲンの生成を促進させて、しみを防いだり、美肌効果もあるのがうれしいところです。

ほうれん草に含まれるビタミンCはビタミンEと同時に食べることでより効果が高まります。ビタミンEが多く含まれるごまを使った常備菜の定番ともいえるほうれん草のごま合えは、栄養的にも理にかなった料理になります。レシピは後ほど紹介しますが、作り置きにぜひ常備しておきたい料理のひとつです。

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常備菜に使いたいほうれん草のあく抜き方法は?

ほうれん草にはシュウ酸という成分が含まれていて、体内に入ると厄介な結石を作る原因になったり、骨粗しょう症を引き起こす場合があります。そのため、常備菜や作り置きでほうれん草を使う場合はあく抜きをして使うことが大切です。えぐみをとってよりおいしくいただくことができるので、ひと手間かかりますがぜひ下ごしらえしてから使うとよいでしょう。

ほうれん草のあく抜き方法:ゆでる場合

ほうれん草のあく抜きとして一般的なのが、お湯でゆでる方法です。まず、長い根元はざっくりと切り落としてから、根元の部分に十字に切り込みを入れます。ほうれん草の根元には土がたまっていることがあるので、よく水洗いするようにしてください。お湯を沸かし、沸騰したらほうれん草の根元のみをお湯に30秒ほどつけ、その後葉の部分まで10~20秒茹でます。ゆですぎると食感が悪くなるので、早めに切り上げるのが大切です。

茹であたったほうれん草はすぐに冷水につけ粗熱を取って下さい。こうすることで、ほうれん草の緑がより鮮やかになり、彩りが美しくなります。ほうれん草を茹でた状態で作り置きする際には、これをして冷蔵庫に保存しておくだけで、ほうれん草のおひたしがすぐに完成します。アレンジもしやすいので、常備菜を作ることすら面倒くさい、という場合はここまで下ごしらえしておくことをおすすめします。

ほうれん草のあく抜き方法:水につける場合

ほうれん草のあく抜きは、お湯でゆでる方法が一番効果的ではありますが、ほうれん草のアクの元であるシュウ酸は水溶性なので、水に浸しておくことでアク取りの効果が見込めます。水につけてアクを取る場合は、ほうれん草をよく洗ってから、5cm程度の食べやすい大きさに切った後、大きめのボウルに水を張って浸します。2回ほど水を変えて、合計で15分~20分程度水につけておくとよいでしょう。

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ほうれん草の常備菜・作り置きレシピが知りたい!

ほうれん草を使った常備菜・作り置きの日持ちするおすすめレシピを紹介していきます。日持ちするためには、しっかり火を通し、濃い目の味を心掛けるようにするとよいです。すぐに食べきれない場合は、どのおかずも冷凍することも可能なので、冷凍庫で適切に保存しておきましょう!冷凍保存する場合の注意点も後ほど紹介するので、チェックしておいてください。

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草のごま合え

ほうれん草を使った常備菜レシピのひとつめは、基本のほうれん草のごま合えです。簡単な手順ですぐできるのに、栄養たっぷりなのがうれしいです。ほうれん草のビタミンCとごまのビタミンEは一緒に取ることで、栄養素がより体内に吸収されるという理想的な食べ合わせなので、食事のバランスが気になるときにも常備しておきたい一品です。材料はほうれん草4束、調味料はすりごま大2、砂糖小1/2、しょうゆ小2、みりん小2です。

レシピは①たっぷりのお湯に塩少々(分量外)を加え、ほうれん草の根元をゆっくり10秒つけ、ゆでます。②次に、ほうれん草全てをゆっくり10秒ゆでます。③②を冷水でサッと冷やし、ザルにあげます。④水気を絞って3cm間隔に切ります。⑤調味料を容器に入れて混ぜ合わせます。⑥④と⑤をボウルに入れて、和えたら出来上がりです。ここにしらすや油揚げなどのたんぱく質を加えるとさらに栄養がUPするので、お試しください。

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草とささみサラダ

栄養たっぷりのほうれん草と、良質のたんぱく質であるささみを組み合わせたバランスのよい常備菜レシピです。材料は、ほうれん草300g、ささみ3本、玉ねぎ1/4個です。調味料はバルサミコ酢 大さじ2、しょうゆ大さじ1、オイスターソース 小さじ1、砂糖小さじ1、オリーブオイル 大さじ1/2、にんにく(すりおろし) 小さじ1/4、塩小さじ1/4を用意してください。

レシピはレシピは①ささみは耐熱皿に並べ、竹串で表面に穴を開けます。酒と塩を振りラップして電子レンジ600wに3分かけて冷まします。②ほうれん草は塩少々を加えた熱湯でさっと茹で、水分を絞って2~3センチの長さに切ります。③玉ねぎは薄くスライスして水にさらし、絞ります。④①のささみが冷めたら粗くほぐします。⑤調味料を合わせてよく混ぜておきます。⑥ボウルにすべての材料をを入れて、混ぜ合わせれば完成です。

 

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草のナムル

韓国でも大人気のナムルは、ほうれん草で作ると味がなじんでとてもおいしいです。揃える野菜はほうれん草だけでシンプルにできるので、思い立った時に作れる簡単レシピなので、レパートリーに加えておきましょう。材料はほうれん草1袋(200g)で、調味料はにんにく(すりおろし) 小さめ1片分、しょうゆ大さじ1と1/2、白すりごま大さじ1、白いりごま大さじ1、ごま油(仕上げ用) 大さじ2になります。

レシピは①ほうれん草は根元をよく洗って十字に切り込みを入れます。②たっぷりのお湯に塩を入れ、根元から入れ、続いて葉の方も入れ、30秒〜1分茹でます。③氷水に入れて一気に冷まし、しっかり水切りをして4㎝幅にカットしておきます。④ボウルに調味料をすべて入れて混ぜ合わせ、②を加えて更に和え、仕上げにごま油を回し入れたら、出来上がりです。にんじんを加えるとさらに彩りがよくなります。

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草のめんつゆ和え

ほうれん草の緑色と、さくらえびの赤色のコントラストがきれいな作り置きです。一品出すだけで食卓がぱっと華やぐので、献立の色味が少ないときに重宝しそうです。お弁当のおかずにも、お酒のおつまみにもぴったりのレシピなので、冷蔵庫に常備しておくことをおすすめします!材料はほうれん草1束、長ねぎ1/4本、桜えび5g、めんつゆ小さじ4を用意してください。

レシピは①ほうれん草は、薄い塩水を沸騰させて軽く湯がき、すぐに冷水につけて色止めし、7㎝幅にカットしながらし水気を絞っていきます。②①をボウルに入れて、桜えびと長ねぎを縦4等分に切ってからみじん切りにしたものを投入します。③②にめんつゆを回しかけて全体を和えたら出来上がりです。

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:切干大根とほうれん草のごま和え

切り干し大根とほうれん草を合わせることで、食物繊維が豊富に摂取できる栄養満点の作り置きレシピです。材料はほうれん草1束2把、切干大根20g、にんじん1/2本、油揚げ1枚、いりごま大さじ1です。合わせ調味料はだし汁100cc、しょうゆ    大さじ1、みりん小さじ2、砂糖小さじ1を用意します。

レシピは①切干大根は水に10分ほど浸けて戻し、ぎゅっと絞って水気を切っておきます。長さが長い場合は、3~4cm長さに切っておきます。②油揚げは熱湯に30秒ほど浸けて油抜きをしてから、水気を絞り、半分に切ってから1cm幅に切りそろえます。③にんじんは千切りにします。

④鍋に、合わせ調味料の材料を入れて中火にかけ、砂糖が溶けたら、切干大根、油揚げ、にんじんを加えます。沸騰したら弱火にし、全体がしんなりとなるまで、3~4分ほど煮ます。その後、ごまを加えます。⑤ほうれん草は、ゆでて水気をしっかり絞り、3~4cm幅に切りそろえてから、さらに水気をしっかり絞ります。⑥④にほうれん草、いりごまを加えて、よく和えたら出来上がりです。

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草ときのこの煮びたし

あっさり食べられる作り置きとして紹介するのが、ほうれん草ときのこを使った煮びたしです。だしがきいて、ほんのり甘く子どももだいすきな味付けになっているので、食べ始めると箸がとまりません。子供がいる家庭では鷹の爪を抜いてもOKです。材料はほうれん草1束、しめじ1/2パック、にんじん1/3本、油揚げ1枚です。調味料は水400ml、白だし 大さじ2、しょうゆ大さじ1、酒 大さじ1、塩小さじ1/3、鷹の爪適量です。

レシピは①ほうれん草は4~5cmのざく切りに、にんじん、油揚げは表紙切りに、しめじはほぐしておきます。②鍋にだし汁の材料を入れ火にかけます。③沸騰したら、にんじん、しめじ、油揚げ、ほうれん草の茎、ほうれん草の葉の順に入れます。④材料が全部入ったら中火で1分ほど加熱して火を止めます。⑤全体を混ぜ鍋の中で冷まして完成です。

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草のスパニッシュオムレツ

作り置きは何も和風のメニューだけではありません。スペイン料理で人気のスパニッシュオムレツも、常備菜として日持ちがきくおかずになります。卵は傷みやすいので、中までしっかり火を通すようにしてください。このまま冷凍も可能です。材料は卵5個、ほうれん草200g、しめじ1/2株、パプリカ(赤)1/2個、塩小さじ1/3、オリーブオイル大さじ1です。

レシピは①ほうれん草を茹で、1cm幅で刻み水分を絞ります。しめじは石づきを取り、パプリカはみじん切りにしておきます。②ボウルに卵を割りほぐし、塩と①の野菜を加えて混ぜます。③フライパンにオリーブオイルをあたため、しっかり熱くなったら卵液を加えます。鍋肌から固まっていくのを中に入れるように菜箸で混ぜ、少し全体が固まってきたら、中火にして底に焼き色がつくのを待って返し、反対側もしっかり焼いてください。

④フライパンから取り出し、冷めたら切り分けて完成です。こちらのレシピでは赤パプリカを使いましたが、アスパラガスやプチトマト、ベーコン、玉ねぎなどお好みの材料でアレンジOKです!茹でたジャガイモを使うとビタミンCの相乗効果でほうれん草に含まれる鉄分の吸収率がUPするうえ、ボリュームが出るので腹持ちが良くなります。お弁当のおかずなどにもぴったりなので、覚えておくとなにかと使える作り置きになります!

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草の柚子胡椒香る甘辛そぼろ

ほうれん草を豚ひき肉と合わせたごはんがすすむ作り置きレシピです。柚子胡椒がぴりりと味のアクセントになって、ごはんが止まらないおいしさです。たくさん作って冷凍しておくのもおすすめです!材料は豚ひき肉100g、ほうれん草1/2束、調味料は三温糖15g、しょうゆ35g、酒10g、柚子胡椒小さじ1/2、白ごま適量、水溶き片栗粉適量を用意してください。

レシピは①ほうれん草は軽く茹で水気を取り1cm幅に切ります。②鍋に豚ひき肉、三温糖、しょうゆ、酒を入れよく混ぜ合わせ火にかけます。色が変わってきたら①と柚子胡椒を入れ炒り煮します。③煮汁が減ってきたら水溶き片栗粉を入れ混ぜ合わせます。最後に白胡麻を振ったらできあがりです。

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草の中華風サラダ

ほうれん草は合わせる味を選ばない万能野菜なので、中華風の味付けもぴったりです。ごま油がほんのり香り、食欲をそそる一品になっています。酢を使うので、日持ちも十分のおすすめレシピです。材料は、ほうれん草400g、にんじん(千切り)50gを用意しましょう。調味料は酢20cc、ごま油 5cc、砂糖10g、醤油30cc、すりごま(白) お好みの量になります。

レシピは①材料はそれぞれ食べやすい大きさにカットし、ゆがいてしっかり水気を絞っておきます。②ボウルに合わせ調味料を作って①を混ぜ合わせたら完成です。たった2ステップでできてしまうお手軽レシピなので、時間がないときの常備菜づくりにぜひお役立てください!

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ガーリックオイルあさりアヒージョ

あさりのうまみをたっぷり吸ったほうれん草がおいしすぎる作り置きです。お酒のおつまみにも常備しておきたいです。材料はあさり350g、ほうれん草一束、ガーリックオイル大さじ3、塩胡椒適量です。レシピは①あさりに白ワイン50cc入れて蓋をし火を付けます。②殻が開いたらガーリックオイルを大さじ3~4杯入れて塩胡椒で味を整えます。③ほうれん草入れて一煮立ちしたら出来上がりです。

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草とベーコンのバター炒め

ほうれん草は油で炒めることでβカロテンの吸収率が上がります。美肌効果抜群なので、ママもうれしいレシピです。材料はほうれん草2袋、ハーフベーコン4枚、バター20g、しょうゆ小さじ1、ブラックペッパー適量です。レシピは①ほうれん草は固めに茹で、食べやすい大きさに切ります。ベーコンは1cm幅に切ります。②フライパンにバターを熱しベーコンを炒めたら、ほうれん草を投入し、ブラックペッパーを振ったら完成です。

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草とツナのオイスター炒め

オイスターソースを使った作り置きで、コクのある味わいがごはんのおかずにぴったりです。材料はほうれん草1袋、塩ひとつまみ、ツナ缶1缶、みりん大さじ1、オイスターソースさじ2です。レシピは①ほうれん草をたっぷりのお湯でさっと湯がいたら水に取り、食べやすい大きさにカットしておきます。②フライパンにツナ缶をまるごと投入し軽く炒めたら、ほうれん草を加えて炒めます。③オイスターソースとみりんで味を整え完成です。

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草のナッツ和え

ナッツのカリっとした食感がたのしい作り置きレシピになります。材料はほうれん草1袋、ナッツ適量、オイスターソース小さじ1/2、砂糖大さじ1/2、しょうゆ小さじ1/2です。レシピは①ほうれん草は茹でてザルに上げ、冷ましておきます。ナッツは小さく砕いておきます。②①の根を切り落とし、残りを4等分に切り、しっかりと水気を切ります。③ボウルにナッツ、調味料を混ぜ合わせ、②と和えたら完成です。

おすすめ常備菜・作り置きレシピ:ほうれん草とちくわのマヨ和え

ちくわの歯ごたえがたのしいほうれん草の作り置きです。子供も大好きなマヨネーズ味で仕上げました。材料はほううれん草20g、ちくわ1/2本、マヨネーズ小さじ1です。レシピは①ほうれん草は食べやすい大きさに切り、ちくわは輪切りにします。②耐熱ボウルに①を入れ、ラップをして電子レンジで40秒加熱する。③ラップを外して熱をとり、マヨネーズであえたら完成です!

常備菜で使うほうれん草の日持ちはどのくらい?

栄養価が高いほうれん草は、常備菜や作り置きのためにストックしておきたい野菜であることはお伝えしましたが、忙しい毎日の中で買い物に頻繁に行くのは難しいため少しでも日持ちさせたいものです。常備菜に使いたいほうれん草の日持ちはどのくらいになるのか、また、日持ちさせる保存方法やストックに便利な冷凍の方法をご紹介します。

作り置きで使うほうれん草の保存方法:生の場合

買ってきたほうれん草をそのまま冷蔵庫で保存する場合の日持ちは約4〜5日程度です。少しでも長持ちするためには、生育時と同じ状態に持って行ってあげるとストレスがなくなり状態が良いまま保てます。また、乾燥するとすぐに葉がしなびてきてしまうので、気を付けてください。保存するときはまず、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙でほうれん草を包んだ後、ジッパータイプのフリーザーバッグやビニール袋に入れましょう。

そのあと、ほうれん草の葉を上にして冷蔵庫で保存するようにしてください。ほうれん草を立てて保存するのは難しい場合、横半分に切ったペットボトルなどを活用するのがおすすめです。日持ちは4~5日になりますが、常備菜や作り置きにほうれん草を使う場合は、できれば新鮮なものを使うとよりおいしくいただけるので、買ってきたらすぐに調理するほうがベターです。

作り置きで使うほうれん草の保存方法:冷凍の場合

ほうれん草が特価などで大量に手に入った場合や、食べきれない場合は冷凍保存することができます。冷凍保存するときは、一度茹でてから保存しておくと、下ごしらえの手間が省け、時短にもなるのでおすすめです。おひたしなどで使うほうれん草を冷凍保存するときは、すぐ使う時よりも若干硬めに茹でておきます。沸騰した鍋に根っこの部分を30秒浸し、その後葉の部分まで全部お湯に入れて20秒程度茹でて冷水にとります。

解凍するタイミングでどうしても水分が出てべちゃっとしてしまうので、あらかじめ硬めに茹でておくと後で使う時にちょうどよい具合になります。硬めにさっと茹でたほうれん草は適当な大きさにカットし、ラップに小分けに包んだら、冷凍可能なフリーザーバッグなどに入れて空気をしっかり抜いてから保存してください。この状態での日持ちは約1か月になります。

また、調味した常備菜の状態で冷凍保存することも可能です。取り出してすぐにお弁当のおかずなどに使えるので、常備菜をたくさん作ったときは冷凍保存しておくのがおすすめです。その際は、ほうれん草の常備菜を使い捨てのお弁当カップやシリコンカップに小分けにした状態で冷凍しておくとすぐに使えます。日持ちは調味すると霜がつきやすくなるので、おいしく食べる目安として2週間程度で食べきるようにしましょう。

ほうれん草を使った常備菜の気になる衛生面は?

便利なほうれん草の常備菜ですが、気になるのが食中毒や痛みです。その原因になる細菌やカビは、肉や魚だけではなく、野菜や空気、人の手の中にも存在します。ほうれん草の作り置きをする際には、衛生状態に気を付け、安心して食べるようにしましょう。ほうれん草の作り置きを安心して食べるために気を付けたいポイントをご紹介しておきます。

ほうれん草の作り置き:野菜をよく洗う

ほうれん草を使った作り置きを作る際は、よく洗うことが大切になります。ほうれん草をはじめとした根菜類の根元には、土がついていることが多いですが、この土こそ食中毒の原因になる細菌が多く潜んでいるのです。特にたい肥を使って作る有機栽培のほうれん草の土には怖い大腸菌群が付着していることがあるので、使用する際は流水を使ってよく洗うようにしてください。

 

ほうれん草の作り置き:冷蔵庫の中も要注意!

頑張って仕込んだほうれん草の作り置きは、冷蔵庫や冷凍庫で保存することになりますが、冷蔵庫や冷凍庫の中にもカビが発生するので油断は禁物です。冷蔵庫は温度が低いので、カビや細菌がいないと思われがちですが、繁殖するスピードが遅いだけで残念ながら死滅しません。不潔な冷蔵庫や冷凍庫の中で常備菜を保存すると、食中毒の原因にもなってしまいます。

冷蔵庫や冷凍庫は常に清潔を心掛け、食べ物のくずや野菜の切れ端などがないようによく掃除しておくことをおすすめします。週に1度くらいは中身をすべて取り出し、アルコールスプレーなどで拭いておくとより安心です。せっかく作った常備菜や作り置きを気持ちよくいただくために、ぜひ清潔をキープするようにしてください。

ほうれん草の作り置き:濃い目の味付けで細菌を繁殖させない

カビや細菌を抑え、日持ちをさせる方法として、濃い目の味付けにしておくことが有効です。しょうゆや塩、砂糖、みりんなどの調味料にはカビや細菌の発生を抑えたり、増殖をゆるやかにする効果があります。ほうれん草を使って常備菜を作るときは、普段のおかずよりもしっかりと調味料をつかって、少し濃い目の味付けを心掛けてください。料理の味は冷めると薄く感じることがあるので、少し濃い目でも問題ありません。
 

ほうれん草の作り置き:食べるときはしっかり加熱!

ほうれん草を使った常備菜や作り置きは3~5日程度日持ちしますが、作って2日目以降に食べるときは必ず加熱してから食べるようにしてください。加熱することで、雑菌が死滅します。目安としては600Wの電子レンジで最低でも1分以上は温めてください。レンジで3分以上加熱することで、なおさら安心ですが、温めすぎると味が落ちる場合もあるので、状況に応じて調整してください。

また、ほうれん草の作り置きや常備菜を容器に入れたまま食卓に出すのは避けましょう。日持ちするからと言って、じか箸で取り分けると、作り置きのおかずに雑菌が移ります。容器のまま食卓に出したい時は、取り分け用の箸を別に用意するようにしてください。

ほうれん草の作り置きにおすすめの保存容器の選び方

ほうれん草の常備菜や作り置きを保存する時は安心していただけるよう、容器にも気を配りましょう。保存容器を選ぶ時はまず、雑菌が入りにくいように、密閉できる蓋がついているものを選んでください。ほうれん草の常備菜や作り置きを保存容器に入れる前は熱湯消毒するかアルコールスプレーで拭いて殺菌するのがおすすめです。また作りたてを入れると細菌が繁殖しやすいので、しっかり冷ましてから保存容器に入れてください。

ほうれん草の作り置きに使いたい保存容器:耐熱ガラス

耐熱ガラス容器は汚れが落ちやすく、においがつきにくいので、日持ちする常備菜や作り置きを入れておくのにぴったりです。電子レンジやオーブンにそのまま入れられるので加熱しなおす際も、容器に移し替える必要がないので楽ちんです。おしゃれな耐熱ガラス容器も出回っているので、食卓にそのまま出しても見劣りしません。熱湯消毒しやすいのもうれしいポイントです。

ほうれん草の作り置きに使いたい保存容器:ホーロー容器

ホーロー容器も汚れが落ちやすく、清潔を保ちやすいおすすめの容器です。清潔感のある白いホーロー容器は、常備菜のおいしさを引き立てくれます。コンロの直火にかけられるので、一気に温めなおしたい場合も便利です。オーブンでも使うことができるので、パーティやおもてなしの場で事前に日持ちする作り置きを作っておくと当日バタバタしません。ちなみに電子レンジは使用不可のため、食器などに移してから温め直しましょう。

ほうれん草の作り置きに使いたい保存容器:プラスチック容器

ジップロックを代表とするプラスチック容器は、手に入りやすく、コンパクトに収納できることから、常備菜や作り置きを小分けに保存したいときに便利な容器です。密閉度も高いので、汁気のある常備菜を保存してお弁当などで持ち運ぶのにも適しています。プラスチック容器は電子レンジ可能なので、温めなおしもそのままチンできます。注意点としては汚れが堆積しやすいのである程度の期間使ったら買い換えて清潔をキープしましょう。

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【まとめ】常備菜に最適なほうれん草を活用しよう!

ほうれん草はどんな野菜や味付けとも相性抜群な上、栄養価も非常に高くほうれん草を使った常備菜を食べるだけで、足りない栄養面もしっかり補うことができるので常備菜や作り置きに最適な食材といえます。今回はほうれん草を使って作る定番のごま和えや煮びたし、洋風、韓国風、中華風、スペイン風までさまざまなバリエーションを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

どのレシピも日持ちがするので冷蔵庫に常備しておくと、毎日の献立の中でごはんを作る気力がないときや、彩りが足りないとき、栄養面が気になるときなどに大活躍してくれるに違いありません。大量に作った時は冷凍しておくと、さらに日持ちするのでいざという時の保険代わりにもなってくれます。お気に入りのレシピを見つけてほうれん草の常備菜、作り置きを冷蔵庫にストックしておきましょう!

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