セロリのレシピで人気は？炒め物やマリネ・きんぴらなど簡単で美味しい作り方

セロリは中々料理の主役になる事がない野菜ですが、そのレシピの数は実は非常に多いです。他の野菜では味わう事が出来ない風味と香りからセロリを使ってでしか作れない料理のレシピも多数あります。

今回はセロリを使用した人気の簡単レシピの数々を紹介していきます。簡単なマリネやきんぴら以外のレシピも紹介していきます。サラダ等のレシピの印象の強いセロリですが、中には炒めるといった調理方法もあります。セロリ好きの方は是非参考にしてみて下さい！

セロリは独特の清涼感を味わえる野菜です。苦手な子供も多いですが、大人の方にはセロリの独特の味わいが好きで、よく食べているという方もいると思います。セロリの清涼感のある味わいには豊富な栄養が隠されています。

セロリはとても栄養価の高い野菜で、古くから万能薬としても用いられてきました。健康な体を維持する為には必要不可欠なビタミン群をセロリは豊富に含んでいます。特にビタミンAやビタミンCが多く、肉体の高い抗酸化作用が期待出来るので、若々しい体作りに役に立ってくれます。

ビタミンAは目の栄養となりますし、ビタミンCは健康的な肌を保つ役割もあります。日常生活を快適に過ごす上ではセロリの含んでいる豊富なビタミン群はとても便利と言えるでしょう！

セロリにはビタミンだけでなく、ミネラルも豊富です。ミネラルの中でも特に多くセロリに含まれているのがカリウムです。カリウムは体内の塩分を尿と一緒に体外に排出してくれる成分です。体内の水分を適正な量に調節してくれるので、慢性的な体のむくみの改善も期待出来ます！

そんな栄養満点のセロリはメインの食材としてあらゆるレシピに使用する事が出来ます。シャキシャキとしたセロリの食感は様々な料理に大活躍します。ここからはセロリを使った人気のレシピを紹介していきます！

セロリを使用したレシピで人気が高いのがきんぴらです。きんぴらというとごぼうを使用したものがポピュラーですが、最近ではセロリを使用したきんぴらも人気があります。

セロリを使用したきんぴらはごぼうとはまた違ったシャキシャキとした食感と、鼻に抜けるような清涼感を味わえるので前菜や口直しに最適です。ここからは、セロリを使った美味しいきんぴらの作り方を紹介していきます。きんぴら好きの方は参考にしてみて下さい！

まずはセロリを包丁で切っていきます。セロリの切り方は好みで大丈夫です。続けてにんにくもみじん切りにし、赤唐辛子を輪切りにしていきます。具材のカットが終わったら、フライパンを熱しサラダ油を入れて、にんにくを入れて炒めます。にんにくを炒める火の強さは中火にしましょう。

にんにくの香りがしてきたら、セロリを加えて炒めていきます。セロリを加えたら炒める火の強さを強火にしましょう。

セロリが透き通ってきたら、赤唐辛子と、調味料の醤油と砂糖を入れて全体に味を馴染ませながら炒めましょう。香ばしさをプラスしたい方はごま油を加えてみるのもおすすめです。調味料が全体に混ざったらセロリのきんぴらの完成です！

シャキシャキとしたセロリの食感ににんにくの風味と醤油の味わいがベストマッチです！出来立ては勿論、時間が経った後も美味しいので弁当のおかずにも大活躍します。セロリのきんぴらは必要な調味料や食材も少ないので、普段料理をしない方にもおすすめです！

調理工程が炒めるだけというのも簡単で良いです。他の野菜とも相性が良いので、好きな方はにんじんや、ごぼう等を追加して作ってみてもOKです。セロリがたくさん手に入った時には是非セロリのきんぴらを作ってみて下さい！

セロリを使ったレシピで人気なのがマリネです。マリネとは油や酢を使った和え物のような料理で、セロリとも非常に相性が良く、簡単に作れる事からセロリ好きの方からも人気が高いです。ここからはセロリのマリネのレシピについて紹介していきます。

まずはセロリの茎の部分を食べやすい大きさにカットしていきます。斜めに細長く包丁で切ると良いでしょう。外側の部分は食感を小気味良くする為に、千切りにしておきましょう。次いで他の具材も切っていきます。人参を細めの千切りにしましょう。

カットし終えたセロリと人参をボールの中に入れ、たっぷりのレモン果汁と酢、適量の食塩と粒マスタードを加えしっかりと混ぜ合わせれば美味しいセロリのマリネの完成です。それぞれの野菜の食感を楽しみたい場合はすぐに食べ、少ししんなりさせて味を染み込ませたいという場合はドレッシングに漬け込む時間を長くしましょう。

セロリを使用したマリネのレシピは豊富にあります。セロリの食感を残したい場合には、分厚くスティック状にセロリを切り、きゅうりと形を揃えてドレッシングと合わせましょう。こちらは上で紹介したマリネよりも食べ応えのある仕上がりとなっています。

セロリを使用したマリネは、トマトや海老との相性も抜群です。海老好きやトマト好きの方は是非試してみて下さい！セロリを使用したマリネは、鍋で茹でたり、フライパンで炒めるといった工程がなく、ドレッシングで混ぜ合わせるだけなので手間いらずです！前菜としてだけでなく、お酒のおつまみとしても大活躍の一品です。

セロリを使ったレシピではきんぴらやマリネが簡単で人気がありますが、フライパンを使った炒め物も人気があります。セロリには豊富なビタミンが含まれており、それらの栄養は炒める事で逃げないので栄養面で損をする事もありません。ここからは様々なセロリの炒め物のレシピを紹介します！

セロリは様々な野菜と相性が良いです。セロリのシャキシャキとした食感を活かした炒め物にしたい場合はもやしと一緒に炒めるのがおすすめです。まずはセロリを切っていきます。セロリを茎と葉の部分に分けて切ります。

セロリの茎の部分は5センチ程の大きさに合わせて切ります。続けて幅と厚みが丁度半分になるように切りましょう。そこから皿に細切りにします。こうやって切ることでもやしと大きさが合って食べやすくなります。もやしはそのままの大きさで大丈夫なので、袋から出して置くだけで大丈夫です。

セロリが切り終わったら、早速具材をフライパンで炒めていきます。まずはフライパンにサラダ油をしいて熱し、刻みにんにく、刻み生姜、豚肉を炒めます。炒める時の火の強さは強火にしましょう。ヘラや、おたま等で豚ひき肉をほぐしながら炒めましょう。

豚ひき肉がパラッとして色が変わってきたら、酒、塩、醤油、豆板醤、鶏ガラスープの素、こしょうをフライパンに加えて肉に味をつけていきます。ここで、しっかりとひき肉に調味料の味をなじませながら炒めるのがポイントです。適度にフライパンを降り、全体に味をなじませるように炒めると良いでしょう！

ひき肉に味が調味料の馴染んだらもやし、セロリを加えて炒めましょう。もやしとセロリにも調味料の味が馴染んで火が通って軽くしんなりとしたら完成です。もやしとセロリのシャキシャキ感に豚肉のジューシーさが相まったご飯にもお酒のおつまみにも最適の一品です。

調理全体を通して、強火で一気に炒めるのが美味しく作るポイントです。手際とスピードを活かして炒める事が出来るよう、しっかりと下ごしらえと具材の準備をして作りましょう。

豚ひき肉ではなく、ベーコンと合わせたシンプルな炒め物も人気のレシピです。ベーコンと合わせる場合は上で紹介した中華風の味付けではなく、オリーブオイルと塩こしょう等でシンプルに味付けして炒めると良いでしょう。

いずれのレシピも炒める時のポイントは手際とスピードです。セロリは火の通りのいい野菜なので、もたもたしていると、せっかくのシャキシャキとした食感が失われてしまいます。セロリは炒める事で風味が増してより美味しくなります。セロリの使い道に迷った際には是非炒め物のレシピに挑戦してみて下さい！

セロリを使用したレシピはとても豊富です。あまり知られてはいませんが、セロリを使ったグラタンも美味しくて密かに人気があります。セロリのグラタンは蟹との相性が良く、セロリ好きの方からも好評です。こちらのレシピは簡単でとても人気があるので紹介していきます。

まずはずわい蟹の身と味噌を分けます。殻に包丁を入れ、胴体と足を切り離しましょう。切り離した足は鍋で茹でてから身をとります。ここの工程が中々手間ですが、グラタンを作る上ではとても大事なので丁寧に行いましょう。

続けてセロリと玉ねぎをみじん切りにしていきます。それぞれ具材を切り終わったら、フライパンを熱し、オリーブオイルをひいてずわい蟹、セロリ、玉ねぎを炒めていきます。火の強さは中火です。オリーブオイルが食材に馴染んだら、白ワインを大さじ3杯加えます。

続けて、ホワイトソース1缶と、牛乳1カップを加え、塩こしょうで味を整えたらフライパンに蓋をして煮詰めていきます。全体的にとろりと煮詰まってきたら蓋を取り火を止めましょう。これでグラタンソースは完成です。

次にグラタン皿を用意し、バターを中に塗っていきます。中にお好みで茹でておいたマカロニやペンネを入れ、溶けるタイプのチーズをたっぷりと乗せ、先ほど作っておいたグラタンソースをかけます。具材を入れたグラタン皿を200℃のオーブンで10分温めれば、蟹とセロリのグラタンの完成です！

贅沢なずわい蟹の身がぎっしりと入っていて、セロリの風味も楽しめる絶品グラタンレシピです！上で紹介したレシピに比べて手間が掛かりますが、その手間をかけるだけの美味しさがあります。グラタン好きの方は是非試してみて下さい！

セロリのレシピで一般的なのはサラダや炒め物ですが、実は天ぷらも人気があります。セロリの清涼感をサクサクの香ばしい食感と楽しめる一品です。ここからは簡単に作れる美味しいセロリの天ぷらのレシピを紹介します。

まずはセロリを揚げる為の衣を作ります。小麦粉25グラム、片栗粉小さじ1杯、ペッパーソルト1/4小さじ1杯、溶き卵1/2個分、水40ccをボールに合わせます。これで2人前の天ぷらが作れます。セロリは衣に漬けるのではなく、包丁でカットして使いましょう。

茎の部分は火が入りにくく、天ぷらにすると揚げすぎてしまうので葉の部分をメインし使用すると良いでしょう。余った茎の部分は、マリネやきんぴら、漬物等と分けて使うと無駄なく美味しく食べる事が出来るのでおすすめです。

葉の部分を衣につけたら油で揚げていきます。じっくり揚げるのではなく、中温の油でさっと揚げるイメージで作ると美味しく仕上がります。セロリは熱が通り安いので、じっくりと揚げる必要はありません。揚げている途中でひっくり返して両面共にしっかりと揚げる事だけ忘れずに行いましょう。

1分程揚げたら完成です。おかずにも良いですし、お酒のおつまみにも良く合う一品です。意外と使いにくいセロリの葉の部分をたくさん使えるというのもポイントが高いです。セロリ本来の美味しさを味わいたい時には是非天ぷらに挑戦してみて下さい！

セロリの爽やかな香りを活かしたおすすめの料理と言えばパスタです。中でも人気のセロリとじゃこのパスタのレシピを紹介します。パスタとソースによく馴染むようにセロリとブロッコリーをみじん切りにしておきます。続けてフライパンにたっぷりのオリーブオイルを引いて、刻みにんにくと鷹の爪を弱火で炒めていきます。

パスタを茹でる用のお湯を沸かし、パスタを茹でていきます。パスタを茹でる用に沸かしたお湯約300ccをフライパンに入れ、みじん切りにしたたっぷりのセロリとブロッコリーを加えソースを作っていきます。ブロッコリーに火が通ったら、しらすと塩こしょうを加えさらに熱していきます。

しらすに軽く火が入ったら茹で上がったパスタを入れ、パスタにソースをしっかりと馴染ませたら皿に盛り付けましょう。仕上げにちぎったセロリの葉を上に乗せれば完成です。

爽やかなセロリの香りと、しらすの味わい深い風味が堪らないおしゃれなペペロンチーノです。パセリはパスタソースにとても便利ですし、他にも色々なレシピがあるのでパスタ好きの方は色々試してみてはいかがでしょうか？

セロリの爽やかな風味と、シャキシャキの食感を楽しむレシピでおすすめなのが漬け物です。セロリの漬け物は簡単に作れる上に色々な料理にも合うので、とても人気があります。ここからは美味しいセロリの漬け物のレシピの紹介をしていきます。

まずはセロリを切っていきます。漬け物に使用するのは茎の部分だけなので、葉っぱを切り離します。葉っぱは捨てずに天ぷらやパスタ等他の料理に使用しましょう。セロリの茎は食べやすい大きさに切り、食感が良くなるように筋も取り除きます。

カットしたセロリの茎は、ジップロック等のビニールの袋に入れ、塩、ごま油、醤油を加えて味付けします。軽く袋を揉み込んだらセロリはすぐに取り出さずに1時間くらい冷蔵庫で冷やしながら味を浸透させましょう。1時間たったらセロリの漬け物の完成です。味付け次第で色んな味が楽しめるので、是非試してみて下さい！

セロリはスープに入れても美味しく食べれます。セロリの人気おすすめレシピを紹介します。まず、セロリを切りますが、使用するのは葉の部分だけなので、茎はきんぴらや漬け物に使用してしまいましょう。鍋に水を入れ、鶏ガラスープの素を適量入れて煮立たせます。

お湯が沸騰したらセロリの葉加え、葉が軽くしんなりとしたら溶き卵を回し入れて完成です。時間が無い時にもさっと作る事の出来るおすすめお手軽セロリスープです。

新鮮なセロリの味わいと食感を楽しむレシピならサンドイッチがおすすめです。美味しいセロリのサンドイッチのレシピを紹介します。セロリを切っていきます。使用するのは主に葉っぱの部分です。セロリの葉っぱをみじん切りにしたら、続けて玉ねぎとピクルスをみじん切りにします。

みじん切りにしたピクルスをマヨネーズに加えて混ぜ合わせたものを、カットした食パンに塗りましょう。次いで、みじん切りにした玉ねぎとセロリをお好みの量挟んだらセロリのサンドイッチの完成です！手軽に作れる上に栄養バランスも良いので、行楽シーズンにも大活躍する事間違いなしです！

セロリの豊富な栄養を効率的かつしっかりと摂りたい方には、ジュースにして飲むのがおすすめです。セロリのジュースの作り方は非常に簡単です。カットしたセロリをはちみつやりんごと一緒に合わせてフードプロッセッサーで混ぜるだけです。美味しくて飲みやすい栄養満点のジュースなので、忙しい朝等にもおすすめです。

セロリを使用したレシピで人気なのが餃子です。日本の餃子と言えば、白菜やキャベツ等の野菜を使用したものがメジャーですが、餃子の本場の中国ではセロリを使用したものも定番の一つです。作り方はとても簡単なので紹介します。

ボールに餃子の餡の為の具材を入れていきます。豚ひき肉、セロリ、醤油、刻み生姜、刻みニンニク、酒、ごま油、ウスターソースをボールに入れましょう。ひき肉はセロリと合うように合い挽きではなく、あっさりとした味の豚ひき肉を使用します。セロリは噛んだ時に食感が楽しめるように、少し粗めにみじん切りにしましょう。

しっかり具材を混ぜ合わせたら、皮に包んで焼いていきます。焼き終わったら皿に盛り、スライスレモンを乗せて完成です。セロリのシャキシャキとした食感と清涼感ががつんとしたニンニクと生姜の味わいの餃子に良いアクセントを与えてくれています。レモンを絞りながら食べましょう。

今回はセロリを使用した人気のレシピについて紹介させて頂きました。食材の中では話題になりにくいセロリですが、美味しいレシピは豊富で、色んな食べ方が楽しめる優れた食材です。栄養も豊富で毎日食べる事も出来るので、セロリに興味のある方は今回の記事を参考に、色々な人気レシピに挑戦してみて下さい！