いちごは冷凍保存できる?解凍の仕方と美味しく長持ちさせる方法紹介!

鮮やかな赤色が可愛らしく、甘くて皆が大好きな果物といえば、いちごです。しかし、どんなに美味しくて大好きないちごでも、もしたくさん買ってきてしまったり、いただいたりしたときはなかなか食べきれません。ジャムにするのも良いけれど、そのままの形でなるべく長く保存できたら、アレンジも広がって更に美味しく楽しく食べられます。実はいちごは、冷凍保存ができるのです!新鮮で美味しいいちごを少しでも日持ちできるように、冷凍保存の方法やポイントなどを詳しく紹介していきます。

いちごは冷凍保存できる?解凍の仕方と美味しく長持ちさせる方法紹介!のイメージ

目次

  1. 1みんな大好き!甘くて美味しいいちご
  2. 2美味しいいちごの見分け方
  3. 3美味しいいちごを日持ちさせたい!
  4. 4いちごは冷凍保存がおすすめ!
  5. 5いちごの冷蔵保存方法
  6. 6いちごの加工保存方法
  7. 7冷凍いちごの美味しい解凍方法
  8. 8いちごの栄養について
  9. 9冷凍いちごで簡単スイーツ
  10. 10まとめ・いちごを長く楽しむなら冷凍すべし

みんな大好き!甘くて美味しいいちご

クリスマスや春先になると見かける、甘くて美味しいいちご。手でつまんでそのまま手軽に食べられて、お子様に人気の果物です。練乳やヨーグルトなどとあわせて食べたり、ケーキにトッピングしたりと、幅広く食せる万能フルーツです。しかしいちごは、安いものではありません。そのため、価格が下がったり特売をしていると、ついついたくさん買っておきたくなってしまいます。

せっかく美味しいいちご買っても、すぐに食べ切れなくて無駄にしては勿体ないです。時間がたって鮮度も美味しさも落ちてしまったいちごを食べるのも悲しいです。今回は、そんな皆大好きないちごを、少しでも長く、美味しい状態で保存する方法を紹介していきます。ひと手間かけて丁寧に保存すれば、通常よりも日持ちさせられるので、早速試してみましょう!

美味しいいちごの見分け方

せっかく食べるなら、より美味しいいちごを食べたいものです。スーパーなどでいちごを買う際、甘くて美味しいいちごを見分けるポイントがあります。まず見るのは、色です。全体的に赤い色で、ツヤがいいものを選びましょう。ツヤツヤしたいちごは甘い証拠です。次は、ハリです。いちごには種のようなつぶつぶがありますが、このつぶつぶを覆うように実が盛り上り、ハリがあるものを選ぶと良いでしょう。

美味しいいちご見分ける最後のポイントは、ヘタです。緑色が濃く、元気良く沿っているものは新鮮ないちごの証です。この3つのポイントを知っていれば、たくさん並ぶいちごの中から、より甘くて美味しいいちごを選べますので、ぜひ参考にしてみてください。

美味しいいちごを日持ちさせたい!

せっかく買ってきた美味しいいちご。少しでも日持ちさせて楽しみたい!いちごは旬の時期があるので、いちごが八百屋やスーパーに並ぶとついついたくさん買いたくなってしまいます。しかし、いちごは果肉が柔らかく、少しの衝撃でも傷みやすい繊細な果物です。買ったらなるべく早く食べた方が良いですが、すぐに消費できない場合、良い保存方法はあるのでしょうか?続いては、いちごの日持ちする保存方法について紹介していきます。

いちごは冷凍保存がおすすめ!

いちごを冷凍保存するイメージは、あまりないかもしれません。しかし、冷凍すると、なんと約1~2ヶ月も保存が可能なのです。たくさんいただいたり買ってしまってすぐには食べられない!というときは、より日持ちさせられる冷凍保存がオススメです。ではその方法を見てみましょう。

Thumbいちごの保存の仕方と日持ち期間は?常温や冷蔵庫で長持ちさせる方法! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

いちご冷凍保存の手順とポイント・洗う

冷凍する前に、いちごを洗います。ヘタがついた状態で洗い、そのあとでヘタと傷んだ部分があれば取り除きます。洗ったあとはキッチンペーパーで、しっかり水気を拭き取ります。水気が残ったまま冷凍すると、いちごに霜がつく原因となったり、解凍したときにべちゃっとしてしまうので、必ず丁寧に水気を取り除きましょう。

いちご冷凍保存の手順とポイント・砂糖を入れる

そして冷凍保存の1番のポイントは、砂糖をかけて甘みを加えることです。冷凍すると、いちごの甘みは落ちてしまいます。そのため、保存袋や密閉容器にいちごを入れたら、砂糖をかけます。1パックのいちごに対して、大さじ1~2杯程度が目安です。また、砂糖を入れておくと、いちご1粒1粒がくっつきにくく、冷凍のまま、もしくは半解凍したときに、1個ずつ取れる、というメリットもあります。

いちご冷凍保存の手順とポイント・密閉する

より鮮度を保って保存する場合は、できるだけ真空状態にすることです。そのため、タッパーなどよりも密閉できる袋タイプのものを使うのをオススメします。いちごは綺麗に並べて袋に入れ、空気をしっかり抜きましょう。あとは冷凍庫に入れるだけです。ひと手間かけることで、いちごを長期保存させることができるので、試してみてください。

いちごの冷蔵保存方法

あまり日持ちがしないいちご。賞味期限は、冷蔵庫で保存した場合だと4~5日が目安です。もちろん、どんどん鮮度は落ちていきますので、みずみずしく美味しいうちに食べたほうが良いです。冷蔵庫で保存する場合、買ってきたままの状態で保存するよりも、日持ちさせられるポイントがありますので、見てみましょう。

いちご冷蔵保存の手順とポイント

買ってきてすぐに食べない場合、いちごは洗わずに、ヘタを残したままで保存しましょう。水分を残して保存すると、カビの原因となってしまうからです。また、パックからは取り出し、いちご同士が重ならないように保存容器に移し変えましょう。いちごは実が柔らかくて衝撃に弱いため、パックに入れたままだと、いちご同士がぶつかった状態になり、傷みが早くなってしまいます。

さらに、いちごはヘタの部分のほうが硬いので、ヘタを下にして保存するのも大事です。また、水気を拭き取っても、いちご自体から蒸発した水分がでてきます。1粒1粒キッチンペーパーに包んで保存容器に入れておくと、水分を吸収してくれて長持ちします。冷蔵庫で保存する場合は、この方法で日持ちさせましょう。ぜひいちごに手間をかけてあげて、美味しく食べましょう。

いちごの加工保存方法

冷蔵や冷凍以外にも、加工して保存する方法もあります。いちごが大量にある場合は、1番身近なジャムとして保存するのが良いでしょう。カビさえはえなければ1年は保存でき、1番日持ちする方法です。では、簡単なジャムの作り方を紹介します。パンにつけたりヨーグルトに入れたり、甘酸っぱいソースにして料理に使ったりと、美味しい食べ方がたくさんあるのでオススメです。

簡単ないちごジャムの作り方

材料は、いちご300グラム、グラニュー糖120グラム、レモン汁大さじ1です。いちごは洗ったあとにヘタをとり、水気をしっかり取って荒みじん切りにします。いちごを鍋に入れてグラニュー糖をまぶし、3時間程寝かせます。十分に水分がでてきたら、鍋を中火にかけ、灰汁を取りながら焦げないように混ぜます。10分~13分程煮てレモン汁を加え、1分加熱したら完成です。

容器はしっかり消毒を!

ジャムを入れる容器は、しっかり煮沸消毒しておきましょう。そして必ず密閉できるものを選びましょう。煮沸消毒の方法は、まず瓶をしっかりと洗います。大き目の鍋に瓶をいれ、瓶が完全に浸かるまで水を入れます。強火にかけ、沸騰したらさらに5分以上加熱します。火傷に注意しながらトングなどで瓶を取り出し、乾いた布巾の上に置いて自然乾燥させます。このとき使用する布巾も、清潔なものを使いましょう。

完成したジャムを瓶に入れる際は、瓶の温度が50度以下にならないうちに入れましょう。そのため、瓶の煮沸消毒は、ジャムが完成する少し前に行うようにしましょう。また、密閉容器のフタも、容器とは別で煮沸消毒しておきます。鍋に90度前後のお湯を沸かし、さっと5秒ほどくぐらせるだけで大丈夫です。瓶と同様、自然乾燥させます。

完成したジャムを煮沸消毒した瓶に詰めます。詰めたらすぐにフタを閉めて1分待ちます。ほんの少しだけフタを緩めて空気を入れます。しゅっと音がしたらすぐにフタを閉め直しましょう。あとは冷めるのを待ちます。これでしっかりと密閉保存できます。美味しくできたジャムも、できるだけ日持ちするように、この工程を忘れず行いましょう。

冷凍いちごの美味しい解凍方法

いちごはもともと水分が多いので、上手に解凍できないと、水気が出てべちゃっとした食感になってしまいます。凍ったまま冷凍いちごとして食べるのなら良いですが、せっかくですから、冷凍いちご以外にもアレンジして食べたりもしたいです。次は、冷凍したいちごを解凍する方法を紹介します。

冷凍いちごを解凍するときのポイント

通常、どんな冷凍物も、冷蔵庫や室温で自然解凍しますが、いちごの場合はそれだけだとダメなのです。もともと水分の多いいちごは、冷凍することで細胞内の水分が膨張し、細胞が壊れてしまいます。解凍したときに、壊れた細胞から水分が出てくるので、べちゃっとしてしまうのです。

冷凍いちごの解凍方法は、バットなどにキッチンペーパーを敷いて、その上に冷凍庫から出したいちごを1粒ずつ並べます。あとは冷蔵庫でゆっくり解凍しましょう。とはいえ、1度冷凍すると、どうしても買ってきたときの状態までは戻らず、水分は多少なり出てしまうので、半解凍状態でシャーベット感覚で食べたり、お菓子や料理に加えると良いでしょう。水っぽさが気にならない方は、もちろんそのままで食べても大丈夫です。

いちごの栄養について

いちごは美味しいだけではなく、たくさんのビタミンCが含まれています。ビタミンCはシミやそばかすの原因であるメラニンを抑えてくれるだけでなく、コラーゲンの生成を促してくれるため、美容、美肌に嬉しい効果を発揮してくれます。また、ビタミンCは風邪予防に最適です。

他にも、コレステロールの吸収を抑えてくれるペクチンや、体内の余分な塩分を排出する働きをもつカリウム、脂肪燃焼をしてくれるカルニチンなども含まれています。健康な体をつくるために大切なたくさんの栄養素が、あの小さないちごにはたくさん含まれているのです。いちごをたくさん食べて健康な体を作りましょう。

いちごの栄養をしっかり摂るための注意点

いちごの栄養をしっかり摂るには、2つの注意点があります。1つ目は、いちごの洗い方です。いちごを洗うときは、ヘタを取る前に洗いましょう。ヘタを取ってから洗うと、水に弱いビタミンCが流れ出てしまうためです。2つ目はそのまま食べること。ビタミンCは熱にも弱いので、加熱調理すると、生で食べるよりもビタミンCの吸収率がさがってしまいます。

冷凍いちごで簡単スイーツ

冷凍いちごを使った、美味しい簡単スイーツのレシピを紹介します。冷凍ならではの食感と冷たさを生かした、夏にぴったりのスイーツレシピも!子供から大人まで美味しく楽しめるので、自宅でいちごパーティーをしてみましょう!

冷凍いちごで簡単ソース

材料は、冷凍いちご 1個、砂糖 小さじ1、レモン汁 数滴 です。耐熱容器に冷凍いちごを入れて砕きます。レモン汁、砂糖を加えてよく混ぜます。レンジで30秒程温めて、完成です。ジャムほど時間がかからず、使いたい量だけを手軽に作れるいちごソースです。ヨーグルトやバニラアイスにかけて食べると、ぐんとお洒落に美味しくなります。

冷凍いちごで濃厚パンナコッタ

材料は、冷凍いちご 150グラム、生クリーム 100cc、牛乳 100cc、砂糖 大さじ2、粉ゼラチン 3~5グラム、バニラエッセンス お好み です。冷凍いちごはフォークで潰し、ゼラチンは水にといてふやかしておきます。生クリーム、牛乳、砂糖、ゼラチンを小鍋にいれ、沸騰しないように火にかけます。鍋を火からおろしたら、いちご、バニラエッセンスを入れ、泡立てないように混ぜ、器に移し、冷やして完成です。

冷凍いちごでふわふわシフォンケーキ

材料は、12センチのシフォンケーキ型の分量です。冷凍いちご 5~6粒、卵白 卵2個分、砂糖 25グラム、薄力粉 35グラム、サラダ油 大さじ2 です。卵白と砂糖をボウルに入れ、しっかり泡立ててメレンゲを作ります。別のボウルに解凍した冷凍いちごを入れて細かく潰し、サラダ油、薄力粉を振い入れて混ぜます。メレンゲの1/3を加えて泡だて器で混ぜ、ゴムベラに持ち替えて残りのメレンゲを加え、さっくりと混ぜます。

170度のオーブンで30分程焼きます。粗熱がとれたら型からはずし、皿に乗せて完成です。そのまま食べても、冷凍いちごで作ったソースかけてお洒落に食べても、美味しそうです。お菓子や料理を作っていて、卵白だけが余ってしまうことがありますが、そんなときにぜひ作ってみてください。

子どもが大好き!冷凍いちごのみるくサイダー

材料は、冷凍いちご 3個、砂糖 小さじ1/2、牛乳 大さじ1、サイダー 100cc、氷 適量 です。冷凍いちごは自然解凍させます。いちご、砂糖、牛乳を合わせて、レンジで20秒加熱します。レンジから出したら、フォークでかるく潰して混ぜます。グラスに入れて、サイダー、氷を加えて完成です。牛乳を入れずにサイダーだけにしても美味しそうです。

優しい甘みの手作り冷凍いちごアイス

材料は、冷凍いちご 250グラム、牛乳 100cc、生クリーム 200cc、砂糖 大さじ8 です。全ての材料をミキサーに入れて、長めにかき混ぜます。密閉できる容器に入れて冷凍し、完成です。いちごが冷たいので3時間ほどで食べられる、超簡単手間なしのアイスクリームレシピです。夏にぴったり、冬でも食べたい、優しい甘みのいちごアイス。お子様のおやつに、夕食後のデザートに、お風呂上りに、1日中楽しめます!

まとめ・いちごを長く楽しむなら冷凍すべし

たくさんいちごが手に入ったら、まずは新鮮で美味しいうちにいくつか食べて、3日程度のうちに食べられる分だけ冷蔵保存し、残りは新鮮なうちに冷凍しておくと良いでしょう。すぐに食べる、冷蔵する、冷凍する、この3つに分けて上手に保存することで、いちごを長く楽しむことができます。冷蔵する際も冷凍する際も、それぞれのポイントを抑えて丁寧に作業して、1日でも長く日持ちさせましょう。

Thumbいちごの賞味期限と消費期限は?長持ちする方法や見分け方も! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbいちごの品種・種類人気ランキング!特徴や糖度の見分け方も紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbいちごアイスのおすすめは?コンビニで買える人気の商品などを紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

関連するキーワード

新着一覧

最近公開されたまとめ