お酒を楽しむ為に知っておこう!エールとラガーの違い・人気のエールビールも

お酒のエールについて紹介します。エールビールの特徴と魅力についてまとめました。また、ラガーとエールの違いや発酵の方法についても掲載しています。さらに、常温で楽しむ飲み方やおすすめの商品も載せているので、お酒を購入する際の参考にしてください。

お酒を楽しむ為に知っておこう!エールとラガーの違い・人気のエールビールものイメージ

目次

  1. 1エールビールとはどんな特徴のあるお酒か解説!
  2. 2エールビールとはどんなお酒?
  3. 3エールビールの美味しい飲み方
  4. 4おすすめの人気エールビール
  5. 5エールの特徴を知って自分好みのお酒を探してみよう!

エールビールとはどんな特徴のあるお酒か解説!

仕事帰りや友人と集まる際に飲むことが多いお酒ですが、さまざまな種類が存在します。本記事では、いろいろな種類のお酒の中でも定番のエールビールについて紹介します。特徴や魅力、スタイルをまとめました。また、ラガービールとの違いや発酵の方法も掲載しています。

さらに、常温でエールを楽しむ方法や美味しい飲み方、おすすめの商品なども載せているので、楽しくお酒を飲む際の参考にしてください。

エールビールとはどんなお酒?

まずは、エールビールについて紹介します。原材料や発酵方法、飲む際のスタイルを掲載しているので覚えておきましょう。また、ラガービールとの違いも載せているので、両方の特徴を覚えて楽しみましょう。

エールビールの特徴と魅力

エールビールは、フルーティーで豊かな香りと深い味わいが特徴的なお酒です。普通のビールと違い、ワインのように香りと味わいを楽しみながら飲むビールです。また、種類によって味わいに個性がでるため、料理に合わせて美味しいエールビールを選ぶ楽しみもあります。

エールビールの発酵方法は麦汁に酵母を投入し発酵が進むと、酵母が表面に浮き上がってくることから上面発酵とも呼ばれている製法です。常温からやや高温の環境で発酵が進められ、3~4日程度で完了し、その後2週間ほどで熟成されます。

エールとラガーの違い

日本の居酒屋などで一般的に飲まれている、お酒のビールはラガーと呼ばれています。ラガービールとエールビールの違いの1つはビール酵母です。どちらも原材料は麦芽・ホップ・水で製造工程も基本的に同じです。しかし、エールビールは上面発酵酵母に対し、ラガーは下面発酵酵母がそれぞれを作っています。

ラガー酵母はスッキリした飲みやすいビールを造るのが得意なため、ゴクゴク飲めて、喉越しを楽しめるビールです。さらに、下面発酵で作られるラガービールは、温度を5度くらいに保ち、1週間ほどかけて発酵を進めて1ヶ月ほど熟成させます。

エールビールのスタイル

ビール造りでは、原料や醸造方法を組み合わせて、さまざまな味わいのビールを造ります。それらの種類はビアスタイルと呼ばれ、100種類以上に分類されています。

どんな銘柄でもこれらのビアスタイルに分類されるため、好きなビアスタイルを覚えておくとお酒を楽しむ幅を広げることが可能です。エールはイギリスを代表するお酒で、ポーターやバーレイワイン、スコッチエールなどのスタイルが存在します。

エールビールの美味しい飲み方

次は、エールビールの美味しい飲み方を紹介します。スタイルに合わせて常温で楽しむ飲み方やおすすめのグラスの形などを掲載しているので、ビールを楽しむ際の参考にしてください。

飲み方①常温で楽しむ

ラガーが主流の日本では、ビールをキンキンに冷やして飲むことが多いです。しかし、エールが主流のイギリスなどヨーロッパの国では、常温でも楽しまれています。また、エールは常温以上の温かい環境で発酵されることからも、常温が飲み頃だとわかります。

常温で飲むと、エールビールの持つ芳醇な香りが一層際立ち、それぞれのスタイルの特徴をハッキリと感じることが可能です。なお、イギリスやベルギーでは、常温でビールを提供しているお店も多いです。

飲み方②グラスにこだわる

ビールを美味しく飲みたい場合は、ビアスタイルに合わせてグラスを選びましょう。ストレートタイプのグラスは、ビールを喉に直接注ぎ込むので、ラガーなどの喉越しを味わうためのビールに向いています。そして、芳醇な香りを味わう際には、口の開いたグラスがおすすめです。

ビールとグラスの組み合わせによって、うまみや香りの変化を感じることができるので、ぜひ色んな組み合わせを試して飲み比べてみてください。

おすすめの人気エールビール

次は、おすすめの美味しい市販ビールを紹介します。スーパーなどでも手軽に購入できる、おすすめの商品も掲載しているので、家でお酒を楽しむ際の参考にしてください。

ヤッホーブルーイング「よなよなエール」

ヤッホーブルーイングから販売されている、よなよなエールはスーパーなどでも手軽に購入できるクラフトビールです。クラフトビールの王道の味わいを追及したアメリカンペールエールとなっています。アロマホップのカスケードの柑橘類を彷彿とさせるフレッシュな香りと、優しいモルトの甘みが特徴的です。

また、鼻に抜ける香りもよく、とどまり続けるように醸造されています。ぜひ、週末のちょっとした贅沢に購入してみてください。

ヤッホーブルーイング コーポレートサイト

キャプテンクロウ「エクストラペールエール」

鮮やかな青のパッケージが目を引くクラフトビールです。太陽の使いといわれるカラスをモチーフにしたラベルデザインのビールは、日本ではもちろん、世界でも多くのユーザーに愛されています。通常よりもホップの量が2倍入っているので、ビターな味わいが特徴的な商品となっています。

また、アロマのフルーティーさもあるので、ホップの量が多いが、非常に飲みやすいビールです。なお、ホップの魅力がダイレクトに感じられるビールですので、肉料理との相性が抜群です。

サンクトガーレン「麦のワイン エル・ディアブロ」

さまざまなクラフトビールを販売している、サンクトガアーレンが販売している商品です。サンクトガアーレンの商品の中でも苦味がが強く、コクや香りも強い一品です。麦のワインと呼ばれているように、ワインに対抗して造られています。

そのため、ビールでありながらワイン並みにアルコールが高く、ワインと同じように月日を経て熟成していきます。通常のビールと同じ原料を使っていますが、通常よりも使用量が多く、熟成にかけている時間も長いです。濃密でとろりとした舌触りで、一度飲んだら虜になるビールです。

元祖地ビール「サンクトガーレン」公式ホームページ

ザ・プレミアム・モルツ「香るエール」

ビールをあまり飲まない人でも、挑戦しやすいビールです。フルーティーな香りで豊かな味わいの商品となっています。また、後味も爽やかでスッキリとしています。そのため、魚やお肉との相性もよく、どんな料理にも合うお酒です。さらに、希少品種のカリスタホップを一部使用しているので、かろやかな余韻にも磨きがかかっています。

ザ・プレミアム・モルツ | サントリー

ヤッホーブルーイング「水曜日のネコ」

ヤッホーブルーイングから販売されている、水曜日のネコ可愛らしいパッケージの商品で、女性人気も高いビールです。水曜日のネコは、ベルギー生まれのベルジャン・ホワイトエールというスタイルのビールで、風味づけにはオレンジピールとコリアンダーシードを使用しています。

グラスに注げば、青りんごを思わせる香りとオレンジピールの爽やかな香りを感じられる一品です。喉越しが美味しいラガービールと違い、水曜日のネコは香りとコクを楽しむビールです。そして、水曜日のネコの香りが引き立つ温度は、少しぬるめの10℃です。

キンキンに冷えたビールは5℃くらいですので、少し冷たいと感じるくらいが美味しい温度となっています。また、ほのかなハーブがフルーティーさを引き立て、スッキリとした飲み口が喉を優しく潤してくれます。さらに、他のビールと比べると苦味が少ないので、普段はビールを飲まない人にもおすすめです。

なお、水曜日のネコはまろやかな味わいを持つため、サッパリとした味付けのシーフード料理や酸味のあるデザートにピッタリです。

ヤッホーブルーイング コーポレートサイト

ヤッホーブルーイング「インドの青鬼」

水曜日のネコや、よなよなエールを販売しているヤッホーブルーイングから出ているインドの青鬼は、驚愕な苦味と鮮烈な香りを持つビールです。グレープフルーツのような華やかなホップの香りの陰に、思わずニガっと叫んでしまうほどの強烈な苦味が隠れています。

その強烈な苦さと、深いコクに虜になる人も多いです。そのため、お酒をあまり飲まない人よりも、熱狂的なビールファンにこそおすすめの一杯となっています。なお、アルコール度数も高く、苦味と濃厚なコクが特徴ですので、それらに負けないくらいパンチの強い料理と合います。

特に、アメリカンで豪快な濃いめの味付けの料理や、脂っこい肉料理、スパイスをふんだんに使った料理との相性がいいです。

ヤッホーブルーイング コーポレートサイト

ヤッホーブルーイング「サンサンオーガニックビール」

有機栽培されたモルトとホップのみを使用し、有機認証を得た醸造所で醸造されたお酒です。商品の安全性はもちろん、本格的なビールの味わいも兼ね備えた一杯となっています。優しい麦わら色と穏やかなホップの香り、モルトのコクを楽しむことが可能です。

なお、濃い目の味付けの料理も爽やかにしてくれるような、軽快な味わいも魅力の1つで、バーベキューなどのアウトドアシーンにもおすすめです。

ヤッホーブルーイング コーポレートサイト

エールの特徴を知って自分好みのお酒を探してみよう!

ビールには、さまざまなスタイルが存在し、種類も豊富です。日本ではラガービールが主流ですが、エールの魅力を知れば、また違った味わいのビールを楽しめます。また、スーパーなどでも手軽にビールを購入することができるので、いろいろなスタイルの商品を試して、自分好みのお酒を探すのもいいでしょう。

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