パンを冷蔵庫に入れるのはNG?上手な保存方法や便利アイテムも!

パンを冷蔵庫で保存しても良いのかを解説します。また冷蔵庫保存だけでなく、常温保存や冷凍庫保存でパンを上手に保存する方法や日持ちについてもまとめました。さらにパンの保存におすすめのアイテムも紹介しますので、参考にしてください。

パンを冷蔵庫に入れるのはNG?上手な保存方法や便利アイテムも!のイメージ

目次

  1. 1パンを冷蔵庫で保存しても良いのか知りたい!
  2. 2パンは冷蔵庫で保存しても良い?
  3. 3パンの上手な保存方法
  4. 4パンの保存に便利な人気アイテム
  5. 5パンを冷蔵庫で保存するのはやめよう!

パンを冷蔵庫で保存しても良いのか知りたい!

パンは消費期限や賞味期限が短い商品もあるため、常温で保存しておくのが心配になることもあります。特に食べ切れない量を購入したり、大量に貰った時には冷蔵庫に入れておけば良いのかと迷うこともあるでしょう。そこで本記事では、冷蔵庫で保存しても良いのかを解説します。

また、常温保存や冷凍庫保存についてもまとめました。それぞれの保存方法での日持ちについても説明します。さらに、保存におすすめのアイテムも紹介しますので、パンを長期間美味しく食べるために役立ててください。

パンは冷蔵庫で保存しても良い?

パンの冷蔵保存はNG

冷蔵庫の温度(0℃~4℃)が、パンを劣化させてしまう原因になります。この温度帯では、小麦粉のデンプンが水分を奪われて固くなり、パサパサになってしまうのです。デンプンが水分を取り込むことで、ふわふわの食感になります。美味しい状態で食べられなくなってしまいますので、冷蔵庫での保存はやめましょう。

水分が奪われないように密閉して冷蔵庫に入れたとしても、冷蔵庫の温度帯では劣化が進んでしまいます。そのため、基本的に冷蔵庫保存はNGです。

しかし、生野菜の入ったサンドイッチやフルーツサンドなどは、すぐに食べられない場合、一時的に冷蔵庫へ入れた方が衛生面では良いでしょう。長時間の保存は適さないので、早めに食べるようにしてください。

次の日までに食べきる場合は常温保存で

冷蔵庫での保存は基本的にNGですので、次の日までに食べられる場合には、常温で保存しておいてください。消費期限や賞味期限が記載されている時には、期限内であれば常温保存で良いでしょう。直射日光に当たらない場所がおすすめです。

乾燥させないようにジップロックに入れたり、専用のブレッドケースで保存すると、日持ちしやすくなります。ちなみに市販の食パンに付いているクリップは、長期保存には向いていません。付属のクリップでとめただけの状態で常温保存していると、風味が損なわれやすいので、注意してください。

パンの上手な保存方法

パンの冷凍保存方法

冷凍保存のポイントは、乾燥を防ぎ、すばやく凍結させることです。1斤で購入した場合は、カットしてから1枚ずつラップで包み、ジップロックなどの密閉できる容器に入れて冷凍庫へ保存します。カット済みの食パンなども、市販の袋のまま冷凍庫へ入れるのではなく、1枚ずつラップで包んだ方が美味しい期間が持続します。

ラップではなく、アルミホイルで包むのもおすすめです。すばやく凍結できるので、劣化を最小限にすることができます。ラップよりは水分の蒸発が進んでしまいますので、アルミホイルで包んだ後にも密閉容器に入れてください。

消費期限や賞味期限内に食べ切れない場合、日持ちさせるためには冷凍庫保存がおすすめです。冷凍庫保存の場合の日持ちは1ヶ月程度です。風味が損なわれないうちに食べたい人は、2週間以内に食べ切るようにしましょう。

冷凍したパンを解凍する方法

冷凍庫保存した食パンは、そのままトースターで焼けば美味しく食べられます。トースターは、予熱しておいた方がおすすめです。高温でカリッと焼き上げた方が美味しく仕上がりますので、温度調整のできるトースターの場合には、200℃程度で焼いてください。

ただし解凍せずに焼くと、加熱のムラが出てしまうことがありますので、注意が必要です。加熱のムラが心配な場合には、自然解凍してからトースターで焼いた方が良いでしょう。自然解凍する際は、布巾で包んで置いておくと、霜がパンに染み込んでベチャっとするのを防げます。

バケットやベーグルは焼く前に霧吹きで水をかけて、アルミホイルに包んで焼く方法がおすすめです。クロワッサンや菓子パンは焦げないように、アルミホイルで包んで焼いた方が良いでしょう。パンの特徴に合った解凍方法で、より美味しく食べてください。

冷凍保存に不向きなパンは?

冷凍庫保存に向かないパンは、生の野菜やフルーツ、マヨネーズ、じゃがいもの入ったものです。水分や油分が多いと冷凍してから解凍した際に、べチャっとして美味しくなくなってしまいます。また、じゃがいもはスカスカの食感になってしまいます。

惣菜パンでも、あんこのみのアンパンやじゃがいもの入っていないカレーパンなどは冷凍庫保存できるので、日持ちさせるために活用しましょう。

パンの保存におすすめの容器

冷凍庫保存には、ラップまたはアルミホイル、そしてジップロックのような密閉できる容器があれば大丈夫です。もっとこだわりたい人は、パン専用の冷凍保存袋も発売されていますので、利用してみてください。常温で保存する際には、ブレッドケースがおすすめです。

真空にできるプラスチック製や乾燥とカビから守ってくれる桐製など、さまざまなブレッドケースがあります。スタイリッシュなデザインのものも多くありますので、自分に合ったブレッドケースで、より美味しく日持ちさせてください。

パンの保存に便利な人気アイテム

スケーター 真空パンケース

付属のポンプで容器内の空気を抜くことで、真空状態にして鮮度を保つ商品です。食パン1斤が入るサイズですので、スーパーで購入することの多い6枚切りの1袋は余裕で入るでしょう。袋のまま常温で保存しておくと、すぐに乾燥したり、時期によってはカビが生えてしまいます。

こちらの商品で保存すると、柔らかさが持続して鮮度も保たれるためおすすめです。シリアルやせんべいなどを入れておいても良いでしょう。アマゾンや楽天などで1,900円程度で購入できます。

ニトリ 木製ブレッドケース

木製のブレッドケースは、見た目が可愛いと女性に人気の商品です。食パンが2斤入るサイズで、上部に物を置くこともできるため、キッチンがすっきりとまとまります。コーヒーや紅茶などとセットで収納すると、食事の時に楽になるでしょう。値段は2,000円程度です。

木製ブレッドケース通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販

山崎実業 ブレッドケースタワー

スタイリッシュな見た目で、キッチンの生活感を感じさせないブレッドケースです。容量は27Lもあるため、パンだけでなく、お菓子なども入れることができます。キッチンで見せたくないものを入れるのにも、重宝するでしょう。色はブラックとホワイトがありますので、キッチンに合わせて色を選んでください。

本体はスチール製で丈夫なため、上にトースターを置くこともできます。キッチンをスッキリとさせたい人におすすめの商品です。アマゾンや楽天で8,000円程度で購入できます。

ブレッドケース タワー | 山崎実業コラム Simple Life Lab.生活雑貨・インテリア・キッチン収納情報

山崎実業 ブレッドケースタワー ブレッドナイフホルダー付き

蓋がまな板として使えて、ブレッドナイフのホルダーも付いている便利なブレッドケースです。ポリプロピレンで出来ており、運びやすい形になっています。容量は10Lですので、食パン2斤が入るサイズです。ナイフホルダーも取り外して水洗いできますので、衛生的です。

パンをカットして食べることの多い人に、おすすめの商品で値段は5,000円程度になります。東急ハンズや楽天などで購入できます。

ブレッドケース タワー ブレッドナイフホルダー付 | 山崎実業コラム Simple Life Lab.生活雑貨・インテリア・キッチン収納情報

ステルトン リグティグ ブレッドボックス

デンマークのステルトン社のブレッドボックスを紹介します。リグティグとは、デンマーク語で「正しい」という意味になるそうです。環境にも正しく、機能的にも正しく、価格も正しく、無駄のない美しいデザインにも妥協しないという理念を持ったブレッドボックスになります。

値段は9,600円程度と高価ですが、長く愛用できる商品です。食パン2斤が入るサイズで、蓋を裏返すとまな板としても使えます。デコボコがあるので、カット時のくずをキャッチしてくれる機能もあります。色はブラックとホワイト、グレーがあり、パン以外の収納にも重宝するでしょう。

キッチンやリビングの収納に、サイズの違うリグティグシリーズのボックスと合わせてディスプレイしてもオシャレになるため、おすすめです。

YOSHIDA 吉田パン蔵

保湿性と抗菌作用、クッション性を兼ね備えた、桐製のブレッドケースです。乾燥やカビからパンをやさしく守ることで、日持ちさせることができます。そのため、食品ロス問題の一助になると考えられているのです。日本の古くからある桐製品の良さを再認識できる商品でしょう。

公式サイトのオンラインショップでは、2斤用で5,500円です。オーダーメイドも受けつけているそうですので、パン好きの人はぜひ使ってみてください。

山形市の伝統的工芸品、山形桐箱のよしだ【KIRIBAKO YOSHIDA

パンを冷蔵庫で保存するのはやめよう!

パンの保存方法について解説しました。劣化させる温度帯である、冷蔵庫保存は基本的にNGです。次の日までに食べ切れる分は常温保存にし、食べ切れない分は冷凍庫保存がベストです。しかし、冷凍庫保存に向かないものもありますので、注意しましょう。

解凍方法や常温保存におすすめのブレッドケースも紹介しましたので、上手に日持ちさせて、より美味しくパンを味わってください。

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